自己主張ができない人の特徴や性格
しかし日本人であってももちろん自己主張の強い人はいます。では自己主張の強い人と弱い人の違いはどこにあるのか。まずは自己主張の弱い人の特徴や性格から見ていきましょう。
恥ずかしがり屋
恥ずかしがり屋だと単純に人前に出て話をしたり、自分の思いを伝える場にいることが恥ずかしいので、自己主張ができません。また自分の本音を知られるのが恥ずかしいと思っている人もいます。
恥ずかしがり屋は無個性なわけでは決してなく、内にはしっかりと自分の意見を秘めています。しかし恥ずかしさによって自己主張ができず、それが周囲に伝わらないので、あまり欲のない人だと思われることも多いです。
内向的
また内向的な人は自己完結能力も高く、自分の意見や表現を自分の内部で完結させてしまうこともあります。自分の中で全て完結し、解決してしまうので自己主張をする必要すらないと考えている人も多いです。
内向的な人は自己主張が自己完結されているため、それについて悩むことはありません。
自分の中でしっかりと消化が出来ているのでストレスを抱えることはなく、ある意味省エネな人とも考えられます。
協調性が高い
協調性の高い人は優しい人も多く、自分の意見を主張せず我慢してしまうことも多いです。自分の発言がチームの輪を乱すのではないかと深刻に考えてしまう臆病な一面もあります。
また受動的な性格も多く、周囲に流されるままということもしばしばあります。自己主張をせずに他人の意見に従っていることも多いです。
自己主張が強い人の特徴や性格
必ずしも自己主張が強ければいいというわけではありませんので、特徴や性格を知り、適度に取り入れていくことが大切です。
気が強い
気が強く、好戦的なため感情的にもなりやすいです。自分の主張も倫理や論理に基づいたものではなく、ただの主観的な意見ということも多いです。
感情的に意思決定をすることが多いため、主張が必ずしもあっているとは限りません。深く考えることなく自己主張をしていることも多く、日によって意見がコロコロ変わるということもあります。
自信家
主張の全てに自信があり、一点の疑いもなく主張を続けるので他人の心を動かしやすくもあります。これだけ自信満々なのだから何か考えがあるのではないかと他人に思わせることも多く、主張を実現しやすいタイプでもあります。
自己中心的
自分の主張が通らなければ機嫌が悪くなるなどわがままな一面も持ち合わせています。意見のぶつけ合いが加熱すると周りが見えなくなってしまい、何が何でも自分の主張を押し通すことに執着してしまいます。
自己中心的なため自分の主張が出来ればそれでよく、結果などには責任を持たないことも多いです。他人が傷ついてもお構いなしで、傍若無人な振る舞いをする人とも言えます。
自己主張が苦手な人の克服方法
会話を増やす
自分の思ったこと、感じたことを口に出すという習慣が身に付けば自己主張をするのは難しいことではありません。後は普段と同じ会話をするように自分の考えを口に出していけばいいだけです。
会議やプレゼンなどその場の雰囲気にのまれ、自己主張が出来な人もいます。全ては会話の延長なので、人と話すという点に意識を置き、自己主張をしていきます。ただの会話だと思えば気負うことなく自己主張をしていくことが出来ます。
自己主張が弱いことでのメリット・デメリット
メリット
また自分ではなく他人やグループを優先するため優しい性格だと思われやすくもあります。自己主張の激しすぎる人は好き嫌いが大きく分かれますが、自己主張の弱い人は意見は大きく分かれることなく、嫌われることはほとんどありません。
デメリット
自分の望みを叶えることが出来ないためストレスが溜まりやすくもあります。また肝心なところで他人に流されてしまうので、そのことによって損をすることも多いです。
自己主張に関するトレーニングや訓練
感情のコントロール
感情をコントロールするためには精神が安定していることが大切です。安定した精神はストレスフリーな状態によって生まれます。上手なストレス解消法を見つけることが自己主張をコントロールする第一歩です。
また自分の自己主張がどのようなタイプなのかを知ることも大切です。自己主張の強いタイプであれば意識的に抑え込み、弱いタイプなら自分を奮い立たせます。自分を客観視することでこれは実現できますので、普段から客観視する癖をつけておきましょう。
適度な自己主張が人間関係の鍵
適度な自己主張をすることで周囲に合わせながらも自分の望みを叶えていくことができます。良好な人間関係を築きながら自分の望みを叶えていくためには自己主張のコントロールを欠かすことはできません。上手にコントロールして豊かな人生を手に入れましょう。