何をやってもうまくいかない時期
そういった『何をやってもうまくいかない時期』は何か原因があってのことなのでしょうか。原因や対処法など知っておくことでいざという時、自分が追い詰められる前に対処することができるでしょう。
まずは、何をやってもうまくいかない時はいつか考えてみます。
とにかく運が悪い時
何をやってもうまくいかないと、新しいことへ挑戦する意欲をなくすだけでなく、殻に閉じこもってしまうことも考えられます。しかし、すべてがうまくいく人というのは世の中に存在しません。
人は誰しも大なり小なり『何をやってもうまくいかない時期』というのを経験しているはずですが、その渦中にいる時はなかなか客観的に考えられません。
悪いことが畳み掛けて来た時
そんな時『私だけ何をやってもうまくいかない』と余計に落ち込んでしまうこともあるでしょう。何をやってもうまくいかない時期というのは、特に負のスパイラルへ陥りやすい時期ともいえます。
何をやってもうまくいかない原因4つ
何をやってもうまくいかない人は、とてもネガティブな状態に陥りやすくなっているため、思い込みから失敗していると言っても過言ではありません。
何かに挑んでは失敗、これを繰り返すことで、もっと落ち込んでいってしまいます。
「何をやってもうまくいかない」原因は大きく分けて4つあります。
原因1:自己肯定感が低いから
自己肯定感が低い人は、何らかのトラウマを抱えている場合が多く、できることも『自分にはできない』と信じている可能性があります。
人はネガティブに考えればネガティブになれ、逆にポジティブでいれば前向きになれます。『やればできる』というような強い気持ちを持ちましょう。
原因2:根気がない
根気がないのは性格や今までの積み重ねでそうなっている可能性が高いので、なかなか直すのは難しい人もいるでしょう。
しかし、根気がないのを直せるのはまさに今だと腹をくくって、ピンチをチャンスに変えていきましょう。
原因3:やりたいことや目標が特にない
今まで自分がやってきたことと違うことや、新しいことに挑戦すること、誰しも不安を覚えがちです。
特にやりたいことがなければ、現状維持が楽だし安心です。自分の身を守るがあまり失敗を招いているともいえるでしょう。
原因4:問題が整理できていない
人は失敗すれば『次は失敗しない』と努力します。しかし、問題を整理できていない人は、失敗点をきちんと理解できていないため、問題を解決できません。
『何がいけなかったのか』『失敗した原因は何なのか』など、自分の中で今回の失敗について振り返ってみましょう。具体的にはその時の行動と思考方法を振り返ってみることです。
何をやってもうまくいかない時の対処法6つ
指摘されたミスを挽回しようと頑張れば頑張るほど別なミスが生じてみたり、「自分の頑張りが空回りした」という経験もあるのではないでしょうか。
「何をやってもうまくいかないから」という理由で仕事を辞めるわけにもいかないでしょう。
では、うまくいかない時どのように対処していけばいいのでしょうか。
対処法1:視点を変える
視点を変えるとは、「今まで何をやってもうまくいかない」と感じているものを、「全部じゃない、うまくいっているものもある」「思い込みでこうなっている可能性もある」と考えてみるということです。
気持ちの悪循環によって、今の状況になっているだけの場合もあります。一度視点を変えて見てはいかがでしょうか。
対処法2:悩み事を紙に書き出してみる
紙に書いて悩み事を文字にしてみると、意外と悩んでたことが少なかったり、そんなに重大ではないことに気づくこともあります。
何をやってもダメと感じている方におすすめの対処法です。
対処法3:十分な睡眠をとる
マイナス思考の時は、いつもなら前向きに考えることもマイナスに考えがちになります。そして実行することも億劫になっていきます。
そんな時は、気持ちを割り切って十分な睡眠をとるようにしましょう。やり残したことも『今日は終了、明日にする』と割り切って眠りましょう。
対処法4:たくさん美味しいものを食べる
好きなもの、美味しいものを食べている時は幸せな気持ちいっぱいで、つい嫌なことも忘れてしまうのが人間です。
気分転換をすることで、気持ちの悪循環を絶ちましょう。
対処法5:人と自分を比べない
自分と他人を比べても、「隣の芝は青い」効果で羨ましく見えてしまうだけです。自分の幸せと他人の幸せは違います。
自分の人生を見つめ直すと、普段は周りの方が断然良く優れているように見えていたことも変わって見えてきます。見つめ直しで、自分が幸せで優れていることに気づくのではないでしょうか。その少しの気づきがとても大切です。
対処法6:漠然とした不安は持たないようにする
そんな時は、そのまま気持ちを落ち込ませてはいけません。不安な気持ちを言葉にして考えて見ましょう。前にご紹介したように、紙に書き出すのもいいでしょう。
漠然と不安を持っていても解決には至りません。
運を引き寄せたい人におすすめのアイテム
著者の実体験を基にして書かれているため読みやすく、ネガティブな気持ちとどう向き合っていくかということに視点をおいているのでどんな人でも手に取りやすい一冊です。
落ち込んだ時、深みにはまってしまう前に読んでみましょう。
何をやってもうまくいかない辛さを払拭するには
ここからは、その辛さの払拭法についてご紹介していきます。どれも比較的簡単に実践できるものばかりです。
今何をやってもうまくいかないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分のことを認める
一度原点に戻り、自分を見つめ直してください、そうすれば、自分の小さなことでも、自分を認めてあげることができるでしょう。
自己肯定感をあげることは、現状を打破することにも、未来の自分のことにとっても、とても効果的です。
人に言われたことは気にしない
今が辛い原因として、他人から言われたことを何でもかんでも受け止め過ぎている節はないでしょうか。
何でもかんでも悪く言ってくる人はいますから、その全てを受け止める必要はありません。きっぱりと割り切ることも大切です。
人は人、自分は自分と割り切って、自分の信頼できる人の意見を重く受け止め、落ち込み過ぎないようにしましょう。
ネガティブを意識的にポジティブに変える
物事の受け止め方は人それぞれ、その人の捉え方次第で物事はポジティブにもネガティブにもなります。ネガティブ思考をすぐにポジティブ思考に変えるのは簡単にできるものではありません。
しかし、周りのポジティブな人と話してみるなどして、少しずつ変えていく努力をしてみましょう。問題解決には効果的でしょう。
何をやってもうまくいかない時も諦めない
『開けない夜はない』という言葉がまさにふさわしい言葉です。この言葉が指すように、どんなに苦しい状況もいつかは明ける時が来ます。
そして『何をやってもうまくいかない』時期を『うまくいかないからこそ成長する』時期に変えましょう。耐える時期が過ぎれば、きっと新しい光があなたを照らしているはずです。
状況別にうまくいかない時の対処法
上記でご紹介した「何をやってもうまくいかない原因」を参考に原因を探ると、自然と解決策が見えてくるはずです。
また、周囲の人々に頼ることも大切です。疲れたら一休みしてまた頑張ればいいです。余計なことを深く考えすぎるのは悪循環の第一歩です。
それを肝に銘じて、気楽に考えることを身につけてみてはいかがでしょうか。