怒れない性格だと損をすることが多い
怒れないでいると自分自身のストレスもたまってしまいますし、そのストレスで体調を崩したり、精神が不安定になってしまうとそれも損をしていることになってしまいます。
怒れない原因10個
原因1「感情表現が乏しい」
その理由は人それぞれで、感情を他人の前でひけらかすのが恥ずかしい人や、もともと感情の浮き沈みが少ない性格の人、他人に興味のない人などさまざまです。実は心の中ではとても怒っていても、それをうまく表現することができない人もいます。
原因2「気が弱い」
さらには、自分より立場が弱い人が相手でも、言い返してくるような気の強い人だったら何も言えなくなってしまいます。
原因3「我慢ばかりして育った」
怒ることができなかったので、怒り方がわからないと言うこともあります。親に反抗することが許されなかった、いい子でいないといけなかった、中には虐待ではという経験をしてきた人もいるでしょう。
原因4「自分に自信がない」
怒りの原動力は相手への反逆心、対抗心です。自分に自信がないと、何かを言われても「自分のほうが間違っているかも」と思ってしまい、反逆心や対抗心は生まれてきません。
もし腹が立つことがあっても、言い返されたり否定されたら勝てる自信がないので、それなら勝てない勝負はやめておこうと最初から怒るのをやめて我慢してしまいます。
原因5「自己主張ができない」
ディベートなど発言に瞬発力が必要な場面でも、自分の中でよく考えて意見をまとめてからでないと自信を持った発言をすることができません。怒ってもそれを率直に表現することができないので、結果的に怒れない人になってしまいます。
原因6「諦めるクセがついている」
しかし、自分が怒ったことで親友と大ゲンカになってしまった、裏切られたことがあるなど、なんらかの理由で「諦めるほうが楽だ」という気持ちができてしまい、それを続けるうちにクセになってしまったと言えます。
原因7「争いごとが苦手」
時には争わなければいけない場面もありますが、怒ることができないとのちのち自分に返ってきて痛い目に合うだけでなく、周りに迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
原因8「嫌われるのが怖い」
色々な人に好かれたいと言うよりは、誰からも嫌われたくないという気持ちが働いてしまいます。自分の立場を優先させるので、社会人であれば上司の機嫌を伺い、学生であれば自分がいじめのターゲットにならないように加担する側になってしまいます。
原因9「自己犠牲的である」
第三者から見ると「ちょっとめんどくさそうな人」と思われてしまうこともあるので注意が必要です。
原因10「落ち込みやすい」
怒ることはそれなりに体力や気力を使います。例えば仕事で後輩の伝達ミスで遅刻をして上司に怒られたとしても、まず怒られたことに落ち込んでしまい、後輩に対して怒るまでのテンションにならないということです。
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怒れない性格の改善方法4つ
怒れない人に共通しているのは、引っ込み思案で控え目な保守的な性格の人です。特にこのような性格の人は考え方を変えるのは難しいですが、次の改善方法をできるところからやってみましょう。
方法1「自分に自信を持つ」
それが怒りの感情であっても同じです。例え間違っていても、根拠がなくても構わないので、自分の意見や感情を相手に伝えることで、自分に自信を持つことができて怒れるようになってきます。
方法2「嫌われてもいいと開き直る」
怒ってケンカになっても、仲直りしてより親密な関係になることのほうが多いです。怒った後でフォローできる方法はいくらでもあります。
怒るのはエネルギーが必要なので、ムカッときた瞬間に「嫌われてもいい」と開き直って言ってみましょう。
方法3「怒ることも必要であると考える」
本当に興味がない相手には、怒るようなことがあっても何も言わないで放っておくもので、相手のことを気に掛けているからこそ「怒り」の感情が湧いてくると言えます。
方法4「本音を語れる相手を探す」
信頼関係を築くには、本音で語り合うことが必要になってきます。自分の本音を語れる相手が、信頼関係を築ける人であり、その人ならたとえ怒っても決して嫌われたりすることはありません。
考え方が合う、境遇が似ている、話しやすいなど、本音を話すことができる人を見つけましょう。
怒れない性格を改善しましょう
でも、あまりに怒らないでいるとその先の関係や立場にも響いてきてしまうので、怒れない性格は改善していきましょう。
その他の性格に関する内容も見てみよう
他の性格についても、まずはその性格になってしまった原因を探り、どのようにしたら改善することができるのか調べてみましょう。