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人間の行動やしぐさと心理の関係性|同じ行動/真似/好意

Author nopic iconナツミ
人の心理 / 2018年01月19日
人間の行動やしぐさと心理の関係性|同じ行動/真似/好意

人間の行動やしぐさと心理の関係性

考え事をするとき、ついつい頬杖をついてしまう。イライラすると、腕を組む。ついつい爪を噛むことがある。椅子に座ったら無意識に足を組んでしまう。人と対面すると、どうしても目を見ることが出来ずに俯いてしまう。

このような、意識して行うものではない、無意識の行動やしぐさに覚えはありませんか?

そうするのクセたよね?と友達に指摘されたことがある人もいるでしょう。そのように、人の無意識の行動やしぐさには、あなた自身の隠れた心理が影響しています。こちらでは、そのような行動やしぐさをしてしまうあなたの心理について、どのような意味があるのかご紹介します。

同じ行動をするときの心理

日本人はよく、周りの人と同じ行動をとろうとします。ほとんど無意識に、他の人と同じ行動をとろうとすることを同調行動といいます。なぜ、そんな行動をとるのでしょうか?

暗黙のルール

日本の社会には、法律によるルールとは別に、暗黙の了解と呼ばれるルールがたくさん存在しています。
それはエレベーターでは片方に並んで乗るとか、電車では降りる人を優先してから乗るとか、行列に割り込みをしない、など多岐にわたります。

これらのルールから外れる人がいたら、周りはどう反応するでしょうか。冷たい目で見る人もいれば、小声で文句を言う人もいるかもしれません。いずれにしても、ルールから外れた人に対して批判的な視線や態度が向けられることは間違いないでしょう。

だからこそ、そのような批判に晒されないために、人は周囲の人と同じ行動をしようとするのです。他の人から嫌われたくない、批判されたくないという心理がそのような行動をとらせています。

男性の職場での行動心理

職場での男性の行動には、どのような心理が影響しているのでしょうか。いくつか紹介していきます。

しょっちゅうからかわれたり話をする

これは、男性の心理としては好意を抱いている相手に対して見られる行動です。ただ好意といっても、恋愛に限った話ではないことに注意が必要です。よくからかってきたりちょっかいをかけてくる男性は、普段から色んな人によく声をかけている人ではありませんか?その人は社交性のある人で、軽く声をかけることが彼にとってのコミュニケーションになっているのでしょう。

そのような相手からあなたもしょっちゅうからかわれたり話しかけられているなら、あなたに対して好意を持っているからこその行動だということになります。恋愛的な意味でなくても、好ましいと思う相手に対してそのような行動をとるようです。

よく話をする

毎日の挨拶を全員にしている人もいますが、とくにあなたに対しても挨拶を欠かさなかったり、差し入れをよくしてくれる、なんてことはありませんか?

男性は好意を持っている相手に近づこうとする心理があるため、ちょくちょく顔を合わせて話す機会があったり、仕事などもよくお願いされたりするときはあなたに好意を持っているのかもしれません。

仕事を頼みやすいのがあなただった、ということもあるのでそれだけでは判断せず、声をかられたときの相手の表情や声の高さにも注意してみるとよいでしょう。

なんだか態度が違う

自分にだけ、素っ気無い行動をとられてるいような気がする。そんな態度をとっている男性がいたら、あなたへの好意から意図せずそのような行動をとっている可能性があります。

好意を持つ相手に積極的に話しかけられる男性ばかりではなく、逆にまったく話せなくなる人もいるからです。またあまり恋愛経験が多くなかった男性の場合には、あなたの気を惹きたい、という心理でそんな行動をとってしまう人もいるようです。

とくに苦手にされる理由も思いつかず、嫌われているような素振りもないときには、このように男性の意外な心理が理由だったりします。

話をしているときによく相槌をうっている

あなたが話をしているときに相手がよく相槌をうっていたときは、相手の心理としてはあなたに対して特別な好意などはなさそうです。とくに男性の場合、相槌をうつことであなたの話を聞いているよ、というアピールをしているだけで、好意があるからしている行動ではないのです。むしろ、相手は退屈しているかもしれません。

2人で話をする機会があって、相手が相槌をよくうっていたり、スマホなどを手元からはなさずしよっちゅう視線をやっているような場合、残念ながら男性の好意は期待できないようです。

集団行動の心理

こちらは男性と女性で、少しその心理に違いがあります。

男性の場合

一般的な例ですが、男性の心理として女性に比べるとあまり集団行動をとることがありません。そもそも男性の集団行動と女性の集団行動には明らかに違う部分があり、男性の集団行動というのは一糸乱れぬ統率や体育会系の集まりを思い浮かべていただければ、それに近いものがあります。みんなで同じことをして1つのことについて話し、同じ行動をとるのです。

そしてそれは時に、破壊的な行動に表れることもあります。とくに集団になると、人の倫理観は鈍る傾向にあるようです。みんながやっているから大丈夫と、そのような心理が働いてしまうようです。

女性の場合

女性は、とくに理由もなくよく集団行動をとります。これは1人よりも集団になることでより強くなったという心理が働き、みんなで同じことをすることで強い満足感や安心感を得ることが出来るためです。女性のこのような心理は、男性に比べて周囲に注意しなければならないという、女性特有の警戒心からくるもののようで、集団にいるとその警戒心は和らぐ傾向にあります。

ただ、女性は男性ほど1つの集団という意識はありません。例えば集団でいても全員で1つのことを話し合ったりするようなことはなく、それぞれ小さな集団に別れて話をしていたりします。同じ飲み物を飲んだり食べ物を食べたりすることも少なく、むしろ違うものをオーダーして分け合う、ということもあります。男性に比べると、女性は集団の中においても自分の個性を失くすことが少ないようです。

無意識の行動心理

無意識の行動は、無意識ではありますがあなたの深層心理の影響を受けています。意識していなくても、行動するからにはそこに心理に影響された理由があります。

これらは過去の経験を通して、ついつい同じ場面で同じような行動をとるようになってしまったクセのようなものであったり、不安になった時に安心したい心理からついついとってしまう行動だったりします。意識していないからこそ、正直にあなたの心理を表してしまうということもあります。こちらでは、7つの例を紹介します。

目が合う

女性が男性を見ていて目が合う場合は、観察しているといった意味のことが多く、あまり意味がありません。しかし男性が女性を見ていて目が合うときは、男性にとって女性が好みのタイプであるようです。分かりやすい行動心理で、好みの女性だから目で追ってしまうのです。

無意識に髪を触る

無意識に髪を触る行動は、甘えたい、寂しい、不安などの心理を表しています。よく髪を無意識に触ってしまう人は、少し子供っぽい部分があって甘えたがりなところがあったり、人から強く言われることが必要以上に辛く感じたりすることがあります。

ついつい髪を引っ張ったり抜いたりしてしまう人は、ストレスがたまっています。自分の髪の毛を抜くという行動は自傷行為に繋がりますし、抜毛症などの病気の場合もありますので、心当たりのある方は病院を受診する必要があります。

無意識に鼻を触る

無意識に鼻を触るのは、何か隠したいというような心理であるときが多いようです。好きな人を前にして恥ずかしいとき、人前に出て逃げたくなったりしたときなどで、隠したい心理からといってもネガティブな意味でないこともあります。しかし中には嘘をついたり、隠し事をするときについ鼻を触ってしまう人もいます。

無意識に唇を触る

無意識に指で唇を触るという行動は、何か不安があって安心したい、という心理からきています。とくに指先で唇に触れている場合は不安が強く、指全体などで唇に触れている場合はさほど深刻ではない場合にすることが多いです。この唇に触る行動をよくする人は恋多き人で、よくモテる人が多い傾向にあります。

頬杖をつく

ついつい頬杖をつく人がいます。これはストレスや不安、緊張などで心が安定していないために、手て顔を支えて安定させることで心理面でも安定したいという気持ちの現れです。頬杖をつくことがクセになっている人は、現状に不満があるのでしょう。

一緒に話をしている人が頬杖をついたら、あなたの話に退屈しているか、落ち着かない気分でいるかなどの理由でちゃんと話が出来ていないので、大事な話なら場所を変えたり日時を改めたりした方がよいでしょう。

耳を触る

一緒に会話をしているのに相手がしょっちゅう耳を触っていたら、その心理としてはあなたの話に興味がないか、つまらないと感じているか、居心地悪く感じているのでしょう。話の内容を変えた方がよさそうです。

または、このクセを持ってる人は甘え上手な人である場合があります。家族愛が深い面もあり、両親や兄弟などの家族を大切にしています。結婚して家族になれば、あなたに対しても深い愛情を向けてくれるでしょう。

腕を組む

腕を組むという行動は、警戒心があるときにとるものです。相手を警戒していて自分を守ろうとしている心理の表れとなります。また、両方の手のひらで二の腕を触るように腕を組んでいる場合は、直接的に自分を守ろうとする本能によるものです。

1人で考え事をしているときなどにも、腕を組むことがあります。こちらの場合は何にも邪魔されることなく思考に没頭したい、という心理からきているものです。

真似する行動の心理

特に好意を持っている相手に対して、人はその人の行動やしぐさを無意識に真似してしまうことがあり、これをミラーリング効果といいます。これは、相手に好かれたいという心理からくるものです。

例えば、自分が好きな本や映画をたまたま知り合った人が同じように好きだと分かったら、自然と好意を抱いてしまうのではないでしょうか。この人は自分と同じだ、とか似ているとか好意的に見てしまうでしょう。それと同様に、好きな人に好かれたいという心理が無意識に相手のしぐさを真似する、という行動に表れてしまうのです。

またミラーリングは意識して行うことも出来、わざとそのように振る舞う人もいます。こちらはミラーリングテクニックと呼ばれ、相手と早く打ち解けるには効果的なテクニックとなります。

恋愛に関する行動の心理

好きな人に対しては、人は意識せずに意図しない行動をとっていることがよくあります。

みんなに挨拶するのにその人に対してはつい声が高くなってしまったり、たいした用もないのに話しかけてしまったり、無意識に目で行動を追ってしまって目が合ったりします。これらの行動には、あなたの相手を好きだという心理が影響しているのです。

心理を利用して行動してみる

好意を得やすくなる方法は、真似する行動の心理で紹介した、好きな人の行動やしぐさを真似をするというミラーリング効果のほかにもあります。

好きな相手をよく褒めると、人の心理として自分に好意的な人には好意を返しますので、相手の好意を得やすいでしょう。ただし、あからさまなお世辞と受け取られてしまうと逆効果になることがあります。

一緒に行動することを自然と増やすという方法もあります。何度も一緒に行動していれば、相手にとってあなたと行動することが自然なことになっていきます。

椅子に座る位置は対面ではなく、左隣になるよう心がけましょう。隣に、近くに座ることで好きな人により近づき、左から話しかけることで感情を司る右脳により語りかけやすくなります。

行動心理に関する本の紹介

心理学の本はたくさん出版されています。中でもおすすめしますのは、齊藤 勇さんの『今日から使える行動心理学 (スッキリわかるシリーズ)』(ナツメ社)です。たくさんのケースがのっており、初めて行動心理についての本を読みたい方にはおすすめです。

しぐさにつきましてはジョー ナヴァロ (著), マーヴィン カーリンズ (著), 西田 美緒子 (翻訳)の『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学 』(河出文庫) は、元FBI捜査官の長いキャリアによる経験から書かれているもので、実例も豊富で、興味がある方におすすめします。

無意識の行動には、あなたの本音が表れる

いかがでしたでしょうか?無意識に人が行っている行動やしぐさには、その人の心理が隠されています。中には意味なくそのような行動をとることがクセになっている人もいますが、心理の影響がある場合も多く、無視出来るものではありません。

あなたがクセにしている行動がありましたでしょうか?意識しない行動であなたの本音が表れてしまうので、中には気をつけた方がよい行動やしぐさもあります。

悪い面ばかりではなく、人に好かれやすくなるような行動もあります。意識してそれを行うなことで良い関係を築くことも出来るでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。