自己管理能力の高い人低い人って何が違うの?
そもそも自己管理能力って?
また自己管理能力は短期的な事に限らず、例えば「あと10年後にお店を持つために、ひと月3万円の貯金をしよう。」など長期的なものにも含まれます。しかし、目標の達成には挫折がつきものです。「夏までに痩せたいから、夕ご飯は食べないようにしよう。」と考えていても、つい食べてしまうという事はよくあります。
自己管理には目標に対する適切な課題の設定、モチベーションの維持、行動の為の強い意志が不可欠です。
自己管理能力が高い人の特徴
・給料日前に金欠にならない
・飲み会の誘いを取捨選択できる
・期限を守る
・前向きである
まだこの他にも特徴はたくさんありますが、いずれにせよこの人なら信頼できるという特徴ばかりです。自己管理能力が高い人は公私ともに充実しています。周りの尊敬も集めて人生で成功する方が多いでしょう。
自己管理能力が低い人の特徴
・ダイエットが続けられない
・浪費癖がある
・遅刻をする
・提出期限に遅れる
・向上心がない
・情報に疑問を持たない
こんな方が友達だったら、たくさんネタを持っていて面白いかもしれませんが、家庭または職場では関わりたくないものです。周囲の人の信頼も損ないますし、挫折も多いので人生の満足度が低いです。自己管理能力の高い方とは根本的に合わない部分が多いでしょう。
自己管理能力を高めるメリットって?
自己管理能力が低いことによるデメリットとは?
また、挫折した際に、ああすれば良かったこうすれば良かったとひたすらくよくよ悩み後悔します。何が悪かったのか、次はどう改善すれば良いのか、という建設的な考えに結びつかないのです。
こうしたことを何度も繰り返した結果、自己管理能力の低い人は自己肯定感が低くなり、充実した毎日を送ることが困難になります。
自己管理能力を高めるとどうなる?
自己管理能力を高めることで、人生は実り多いものになるでしょう。
自己管理能力を高めるコツとは?
目標設定で注意したいこと
目標を達成するには、楽しい事を我慢したり苦痛を強いたりする事が必要な場合が多いです。そこから逃げたいと思うのは人として当たり前の事です。だからこそモチベーションの維持が欠かせません。自己管理能力の高い人は少し無理をすれば届きそうぐらいに目標を設定し、モチベーションを維持しています。
課題の設定と管理
例えば、3か月で6キロ痩せるという目標を掲げていたとします。何となくご飯を減らしてみたり、何となく運動してみたりしただけでは目標は達成できません。自己管理能力の高い人は「夜は白米は食べない。」「1日おきに10分走る。」など、課題を明確にし、いつどのくらい行うのかを設定しています。
課題を明確にすることで、目標に対しての進捗状況がはっきりと分かり、課題の調整を行うことができる様になります。先の例で、1カ月後に2キロ減っていなければ、3か月後に6キロの減量は難しいと分かります。そこで、「毎日走る様にしよう」とか「晩御飯は食べないようにしよう」とか新たな課題を追加し調整していく事が可能になります。
時間について意識する
しかし自己管理における時間の使い方としては、間違っていると言わざるを得ません。もちろん全く悩まず進むという事は無理ですが、一日の中で悩む事に多く時間を奪われてしまっては本来の目標に向かって進む時間が少なくなってしまいます。
また、テレビを見るとか、ゲームをする、友達と話し込むといった事も、自己管理という面においてはあまり良い時間の使い方ではないです。だらだらとした時間も同様に、本来目標に向かって費やせた時間であることを意識しましょう。
時間の使い方を考える
夜型の人が朝早く起きて仕事のメールチェックをするとか、子育て中の主婦が集中して作業を行うのに、子どもたちの起きている騒々しい時間を選ぶなどの事態は避けなければいけません。どんな課題をいつやるのがベストなのかを常に考えながら行動しましょう。
時間に追われてやるべき事ができない場合は全体のボリュームを見直し、課題の中で不必要なものはないか、時間を節約できる方法はないかを考えます。場合によっては外注することも考えます。
また急な仕事の依頼など、突発的に時間を割かなければいけない事態が生じる場合があります。一日の中で何割かは優先順位の低い課題を設定し、いざとなったらその時間を割り当てる事ができる様にしておく事も大切です。
誘惑を断ち切る
目標も設定した、課題もピックアップして、いつ何をやるのか時間を決めスケジュールに落とし込んだ、後はやるだけ。でも、できない、という事はよくある事です。自己管理能力の高い人がそれ以外の人と違うのは、自分が挫折する状況を作らないようにするという事に長けている点です。
課題の中には肉体的精神的に辛くてやりたくないものがあります。それを避けようとするのは人として当たり前の事でもあります。ダイエットすると決めても、おいしいものは食べたいし、夜に時間を作って課題に取り組もうとしても眠くなります。
それならば、家にはお菓子を置かないようにする、買い物にでるとつい買ってしまうので通販で買い物する、夜眠くなるので立って課題をするなど、自分の挫折の癖と対処方法を考えて遂行する事が重要です。
自己管理能力を高めて希望どうりの人生を!
世の中には結果がすべてという考え方もあります。しかし他者の評価や結果が悪くても、頑張れたやってこれたという気持ちが強い自己肯定感に繋がります。そしてそれは次の目標への推進力になります。
目標はいつも達成できるわけではないですが、自己管理能力を高めていけば、必ず夢や希望に近づけます。最終的に目標が変わってしまったとしても、そんな自分を認めてあげられるようになります。より良い未来を手に入れるために、自己管理能力をぜひ磨いていきましょう。