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勉強のやる気が出ないときの対処法とは|名言/音楽/歌/本

勉強のやる気が出ないときの対処法とは?小中学生編

小学生編 ~とりあえず興味のあることから手をつける~

学校が終わって帰ってきた後、遊びに行きたいしゲームだってしたい。しかし、学校からは宿題が出されています。やる気が出ないのは特別なことではありません。でも、やらないと先生にも怒られるしお母さんにだって怒られるでしょう。「勉強なんかやったって役に立たないじゃないか」と思っているでしょう。

大人の言うことなので信じれないでしょうが、実は役に立つ瞬間はやってくるんです。どちらにしても、勉強が嫌いになるにはまだ早いです。学校の宿題をやるのは絶対ですが、世の中勉強できることは「学校の勉強」だけではないのです。

図書館で気になる図鑑を広げてみてください。ちょっと難しい小説を読んでみて下さい。わからないことにもやもやしたら自分の力で調べましょう。勉強したくなくても、これなら楽しいのではないでしょうか?

中学生:日常編 ~簡単にでも予習復習はしておこう~

中学生に上がると、授業の進むペースがぐっと早くなり、勉強しなければならない量もぐっと増えたでしょう。たくさんの教科書にたくさんの宿題、あなたのやる気は酷く削がれてしまいませんでしたか?

「予習」「復習」「小テスト」と勉強を強いられる機会が倍増し、まだ先に思えても着実に高校受験が近づいてくるのですから、やる気を出せず苦痛に感じてしまってもしかたがないです。

さて、やる気を削ってくる「予習」と「復習」はあなたにとって敵でしょうか?そんなことはありません。当たり前の事ですが、予習をしておくことで授業を聞くのがすごく楽になりますし、復習をすることで勉強した事柄が頭の中にしっかり残るようになります。

といっても、いざ予習復習をしようと思ってもやる気はでません。とりあえず簡単なことをはじめましょう。明日の範囲の教科書を軽く音読するだけでいいです。それだけでもあなたは充分勉強に立ち向かっています。

「小さなことからコツコツ」とは、本当に小さなことから始められるのです。

中学生:テスト勉強編 ~テスト攻略の鍵はノートの中に~

小学生にはなかった定期テストに中学生は立ち向かわなければなりません。難関に燃えるタイプの人はやる気バッチリでテスト勉強に望むことができるでしょう。

しかし、中にはテスト前に部活も休みなのに勉強に対するやる気が一切わかず、ついつい漫画を読んでしまうような人もいるかと思います。こういう時に普段から復習しておけば焦らないのに、という正論は耳からタコができるほど聞いているでしょうし、逆にやる気がなくなってしまいます。

ではもうお手上げじゃないかと思うと、できることはまだ残っています。ゲームでボスを倒す時はその攻略方法を考えると思いますが、テストにおけるボスは先生です。先生がテストを作るということは、テストに出るところは全部「授業で言っている」のです。

どうしてもやる気がでなくても、今まで解いた宿題の解放や授業のノートを最低限パラパラと確認しましょう。それよりもう少しやる気があるなら、解き方に自身のない問題を実際に解いてみましょう。実は闇雲に市販のドリルを解くよりそのほうがお得に点が取れるのです。

中学生:高校受験編 ~息抜きに志望校を覗きに行こう~

中学三年生になると、部活も引退し、一気にまわりが受験勉強ムードに染まります。部活をやりきった充実感・達成感で燃え尽き症候群になっていませんか? 今こそ部活で培った体力や集中力を勉強にぶつける時です。

といっても、勉強に対するやる気が出ない、初めて体験する受験戦争がピンとこないということはどうしても起こってしまうことです。一つの対処法として、積極的にオープンスクールに行くことをします。オープンスクールでなくても、少し高校を外から覗きに行くだけでもいいです。

そんなことは時間のムダだと思ったとしても、イメージトレーニングは大切です。あなたが今頑張って勉強することで、憧れの高校に通う事ができるかもしれないのです。模試の判定で落ち込んだ時、もう勉強がしたくなくなって仕方がなくなったとき、志望校の目の前に行って未来の自分を想像することで、きっとやる気は蘇ってきます。

勉強のやる気が出ないときにやる気を出す方法は?高校生編

高校生:日常編 ~スタートダッシュで高校生活を快適にしよう!~

受験戦争から解放されて無事高校生になれたものの、燃え尽きてやる気がなくなってしまうというのはよくある話です。しかし、高校では勉強する内容も範囲もぐっと広がり、中学のままの勉強のスタイルが通用しないということが残念ながら頻繁に起こります。また、中学と違い、自分と似た成績の人が集まっているので、前より極端に順位が落ちてしまうということもありえます。

しかし、逆に言えば、あなたが入学することになった学校は、「あなたの勉強レベルに合った授業を行ってくれる」学校です。入った段階では誰も落ちこぼれていないし、充分授業内容が理解できるはずなのです。スタートダッシュが大切です。

例えやる気が出ない、休みたいと思っても、最初の方の授業は特に真面目に受けましょう。そして、中学同様、教科担当の授業の癖、テストの傾向を解析するのです。上手くスタートダッシュができれば学年の有数層に入るのも夢ではありません。

高校生:定期テスト編① ~入試に使わない科目を捨てるべからず~

高校の定期テストは中学以上に範囲が広く、全科目に勉強の手がまわらないということが起こりがちです。そんなときついうっかり、「この科目は入試に使わないから勉強しなくていいや」と思って勉強をやめてしまおうとしていませんか? 

副教科や大学受験の科目の勉強を止めてしまいたい気持ちはわかりますが、その決断をしてしまうのは早計です。高校でも中学の時と同様に「内申点」があるからです。内申点をきちんと稼ぐ為には、時間が足りなかったとしても、やる気が出なかったとしても、捨て教科を作るべきではないのです。

高校生:定期テスト編② ~内申点を稼ぐメリットは?~

しかし、高校の内申点は中学より取りやすい傾向にあります。なぜなら大学受験における一般入試で内申点か加味されることはそれほど多くないからです。それでは内申点を稼ぐ必要はないと思ってしまうでしょうが、「推薦入試」や「AO入試」では内申点が大きく関わってきます。

推薦入試を使うつもりがない人も、自分の志望する学部や志望大学の推薦入試の有無やその仕組みはチェックしておきましょう。国公立大学に行きたいから推薦入試のために内申を稼ぐよりセンター試験の勉強をしたいと思ってしまったとしても、多くの国公立大学も行っている「一般推薦入試」のチャンスを捨ててしまうのはよくありあせん。「一般推薦入試」の足切りに使われるものがそのものズバリ内申点なのです。

内申点をキープしておくことで、国公立私立学部問わず、受験機会を増やすことができる可能性が多いにあります。調べもせずに内申を放り捨ててしまうのは勿体無いです。やる気が出ないということが理由だとしたらなおさらです。

高校生:定期テスト編③ ~内申点はおトクなシステムである~

中学と違い、自分と似たレベルの人が集まっている高校で内申点を稼ごうとすることは、一見甚だしく難しいことに感じられるでしょう。ですが、「受験に使わない科目は勉強する必要がない」と思ってしまう高校生の人口は思いの外多いのが実情です。

受験に使われない科目というのは、多くの人がやる気を出すことができず、軒並み勉強を放棄されてしまいがちなのです。つまり、自分が受験に使わない科目を勉強するということは、科目別にしても総合点にしても、高い順位を取ることができる可能性が高くなるということです。

総合順位が高くなることはそれだけで自信につながりますし、推薦入試を使うことができる可能性も増えます。こんなお得な内申制度をやる気がないという理由だけで放棄するのはやめたほうがいいでしょう。

高校生:定期テスト編 ~やる気が出ない時は科目を変えよう~

大学受験で使わない科目を捨てるべからずとは言うものの、勉強しなければいけない科目は多く、この量を勉強し続けるなんて無理だと思ってしまうこともあるでしょう。ここでポイントなのは、「すべて同じ科目ではない」ということです。

当たり前ですが、英語と数学では頭の使い方が全然違います。英語が飽きたら数学をする、それもあきたら今度は古典、というように、気晴らしに科目を変えるのは有効です。やる気の持続にも繋がります。

ただし、この方法を用いると嫌いな科目から逃げて、好きな科目ばっかり勉強するという状況に陥りがちです。やる気があるのは素晴らしいことですが、好きな科目でリフレッシュしたら是非苦手科目に立ち向かうようにしてください。

高校生:長期休暇編 ~やる気がなくともボーナスタイム~

高校生ともなると、長期休暇とはいえども、学校の補修があったり塾の特別講座があったりと、かなり多忙な毎日を送る事になるでしょう。人によっては部活であったりバイトであったり時間がどれだけあっても足りない程です。こんな時間に個人学習なんてやってられないというのが本音でしょう。

ですが、長期休暇は学校の授業は進みません。学習においては高校生みんなに平等に訪れたボーナスタイムなのです。

高校生:長期休暇編 ~基礎固めにも応用問題にも取り組める!~

もし今までの授業でわからなかった所があったなら、今は確認をする絶好の機会です。場合によっては中学生の範囲の再確認をして、問題を解く正確性やスピードを上げてもいいでしょう。逆に休暇明けの予習をしたり、入試問題のような難問に挑戦するのもいいでしょう。

量を取るのも質をとるのもあなた次第。長期休暇後に積み上がった学習ノートを見て、自分の成し遂げた事の大きさを噛み締めて下さい。その達成感を手にするためにも、やる気がなかったとしても、例え簡単なことであったとしても、何かに手をつけることが怠けない長期休暇の第一歩です。

高校生:大学受験編① ~オープンキャンパスは積極的に~

兎にも角にも時間が惜しくなりがちな受験期ですが、たとえ遠くても、時間が惜しかったとしても、オープンキャンパスには行きましょう。パンフレットを眺めるのもやる気を高めるのに有効ですし、ひたすらに偏差値を眺めて高みを目指すのもやる気を掻き立てるいい手ではありますが、どうせなら自分の気に入った大学で自分の好きな学問をしたくはありませんか? 

もしかしたらオープンキャンパスに行って、思い描いていたイメージと食い違っていたかもしれません。それならば素直に他の大学を見に行けばいいのです。オープンキャンパスで具体的に自分がなりたい大学生の姿を固めましょう。また、学生相談会に参加して、大学への準備のこと大学のこと、知りたいこと全部尋ねましょう。

「絶対この大学に行くんだ!」という気持ちが、あなたのやる気をより一層盛り上げるスパイスとなります。

高校生:大学受験編② ~センター試験を軽視しないで!~

高校3年生ともなると、授業内容もほぼ終わり、各々が自分の本命に向かって一心不乱に勉強するようになります。その中に、「二次試験よりセンター試験の方が簡単だから、二次試験の勉強をする」と主張している人はいませんか?
 
実はこれ、大きな落とし穴なんです。確かにセンター試験はその仕組みから、二次試験より簡単に解ける問題が多いです。逆に言えば「ちょっとのミスが多きな差に繋がってしまう」システムになっているのです。

勉強する意味を見いだせないと、勉強自体に立ち向かうやる気は起きないでしょう。ですが、センター試験の勉強は無駄ではなく、十二分に意義があるのです。騙されたと思ってセンター対策も怠らないようにしましょう。

高校生:大学受験編③ ~センター試験の勉強で受験のテクニックを磨け!~

センター試験の為の勉強をすることは、実は結果的に二次試験の勉強にも活きるということはご存知でしたか? まず、センター試験は教科書の中からしか出題されません。逆に言えば、教科書の細かい所まで出題範囲だということです。センター試験を完璧に解く為には教科書の内容を100%理解する必要があります。

また、センター試験はテクニックを知っているか否かによってスピードと正確性が段違いに変わる試験でもあります。例えば、数学Ⅰの図形の範囲が、数学Ⅲで習う計算方法で一瞬で解けてしまうということがあるのです。

センター試験を多数の解放で解けるようにすることは、高校の履修範囲の定着に持って来いですし、解放のパターンも増やすことができるます。もし、それでももの足りないと思うのでしたら、センター試験の誘導文を全く見ずに問題を解いてみてください。強力な力試しになります。

高校生:大学受験編④ ~息抜きに打ってつけな赤本旅行とは?~

センター試験の問題も解き、問題集や志望校の赤本を解き続ける毎日。それは受験勉強の基本ですが、どうしても飽きてしまいます。やる気も落ちてしまうでしょう。そういう時は思い切って、自分の志望校ではない大学の赤本に載っている、自分の使う科目の問題を解いてみましょう。

もちろん自分の大学とは傾向が違います。思ったより苦戦することもあれば、あっさり解けることもあるでしょう。そうやって自分の弱点を補いつつ、自分の得意分野を自覚しながら日本各地の赤本の問題を旅行のように解き漁りましょう。

 友達と制覇した大学をスタンプラリーのように競うのも、偏差値とはまた違ったバトルとなり、やる気を呼び起こすきっかけになります。

勉強のやる気が出ないときにやる気を出す方法は?浪人生編

浪人編 ~春の偏差値に慢心するべからず~

残念ながら大学入学を遅らせ、浪人することになってしまいましたあなたでしたが、春の模試ではおそらくかなりいい成績が取れるかと思います。これに慢心して勉強の手を緩めるなんてことは決してないようにしてください。

あなたが模試で相手にしてるのは、あなたのように高校を卒業している人だけではなく、これから受験勉強に本腰を入れるやる気に満ち溢れた新高校3年生です。彼らが部活を引退しスパートをかけてくるのです。あなたは追いかけられながら高みを目指さなければいけません。

生半可なやる気じゃ不十分な程、追い詰められている立場だということを自覚しましょう。

予備校浪人編 ~予備校に入れば安心という訳ではない~

有名予備校に通っているから大丈夫なんてことはありません。いくら勉強の環境が整っていても、やるかやらないか、成績が上がるか上がらないかはあなたのやる気次第です。

少なくともあなたの目の前には最高の勉強の道具が揃っており、あなたの勉強の時間や環境は徹底的に管理されているでしょう。あなたの得意不得意もデータ化されて、予備校が有効な勉強プランを示してくれるでしょう。ある意味恵まれた状況を利用しない手はありません。

他の予備校生と競いながら自分のやる気を高めるのも手です。貪欲に予備校のシステムや予備校にいる人物を利用しましょう。残念ながら浪人生活で気を緩めてしまう人もいますので、そういう人につられてだらけてしまわないように自分を律することも大切です。

自宅浪人編① ~規則正しい生活でやる気も持続させるべし~

自宅浪人を選んだあなたは、学校や予備校のバックアップを受けることが難しくなる代わりに、自分で自在に勉強の計画を立てる事ができる状況です。誰もあなたを管理していません。

これは、一歩間違えば堕落しきってしまう危険性を秘めているということです。気がついたら昼夜逆転してしまっていたり、予定通りに学習計画が進まないということが起こってしまうのです。やる気のキープは予備校生よりも困難です。兎にも角にも生活リズムを崩さないようにしましょう。

朝はちゃんと起きてください。三食きちんと栄養のあるものを食べてください。糖質は頭を働かせる為に必須です。日の光も浴びましょう。整った生活リズムがあなたの心を安定させ、結果としてやる気に繋がります。図書館のような公共機関を利用して勉強の時間を固定するのも手です。

自宅浪人編② ~苦手な情報戦を制してやる気を上げよう!~

自宅浪人は自分のペースで勉強の計画を組み立てられる反面、受験に関する情報はどうしても手に入りづらくなります。予備校各社の模試は積極的に受け、その年が出る学部・学校の傾向や時事問題等の傾向を掴みましょう。

偏差値も立派な指標です。自分の今のレベルを見失わないように、模試の結果はきちんと分析しましょう。

勿論、志望校のオープンキャンパス等も参加できるなら参加できたほうがいいです。手に入る情報が少ない分、その情報を冷静に分析し、自分のやる気に繋げましょう。

勉強のやる気が出ないときにやる気を出す方法は?大学生編

大学生:日常編① ~講義で貪欲に知識を掴み取るべし~

念願の大学生になった後も、当然ですが講義はありますし、勉強から完全に解放されるわけではありません。しかし、内容は自分の選んだ専門についてになるので、基本的には好きな科目をとことん突き詰めて勉強していくことになります。

大学生が勉強するにあたって落とし穴になるポイントは、大学の講義は「勉強を教えてもらう」ものではなく、「自ら学んでいく、講義の内容を盗んでいく」ものだということです。教授がその専門について語るのを聞きながら、自分に必要な情報を自分で手にしなければいけません。熱心に講義に耳を傾けてください。

本当にその事柄の事が好きで、その道を極めきった人の話が面白くないわけがありません。あなたは学問の深淵を覗く権利を得たのです。それは今までやる気を出して勉強してきた賜物であり、あなたはその深淵を進み勉強していく力が身についています。

堂々と講義を受講してください。そして、自ら知識を掴み取るのです。

大学生:定期テスト編 ~先人の知恵は積極的に活用すべし~

大学の定期テストは高校とは比べ物にならない程範囲が広いです。勉強する内容が専門的な分、必要な知識も多いのです。その量を目の当たりにするとやる気はすっかり失せてしまいがちです。

ですが、大学の定期テストはその膨大な学習量をすべて理解していないと突破できないものではありません。教授陣も「重箱の隅をつつく」ような勉強法を推奨しています。

「重箱の隅をつつく」ためにどうしたらいいかというと、講師であったり先輩であったりが勉強法を確立している事が多いので、それに肖りましょう。いわゆる「ヤマ」を集めて傾向と対策を練るのです。

ここで注意しなければいけないのは、先輩から集めた由緒あるヤマは必ずしも正しい事が書いてあるとは限りません。ヤマの不備を探し、正していく事が大学の定期テストの絶好の攻略法となります。

大学生:卒業論文編 ~周りの力も頼りつつ集大成すべし~

学生生活の集大成です。今まで学習してきた知識に実験や統計データを組み合わせて、自分の卒論を書き上げます。書き上げる為に膨大な量の論文を読まなければいけませんが、やっていることは今まで勉強してきたことの応用です。

とはいっても、これはテストと違い、自分の力だけで完遂するものではありません。ゼミの仲間であったり指導教官でったり、自分の勉強した分野で研鑽してきた仲間がいます。挫けてしまった時は彼らからやる気を分けてもらいましょう。

こう言葉にすると抽象的ですが、自分の盲点となっていた所に気づくことができるのは同窓の仲間です。やる気を振り絞り、完成させる事は、長年勉強を続けてきたあなたにできないことではありません。自信を持って書き進めましょう。

勉強のやる気が出ないときにやる気を出す方法は?社会人編

「生涯学習」という言葉があるように、社会人になってもなお勉強をしなければいけない機会は存在します。例えば会社に資格を取るように命じられることもあるでしょうし、自分のスキルアップのために勉強をすることもあるでしょう。

学生の頃と違い、やる気がないとはいえ手をつけなければ、勉強を全くしないまま時間を湯水のように溶かすだけになってしまいます。仕事の時は仕事、勉強の時は勉強、趣味の時は趣味とメリハリをつけることが、安定して勉強に対するやる気をキープする一番の方法です。

もう自分の調子にまかせて無計画に勉強してみたり放置するのが無謀だということは経験的に知っています。無理は禁物なので、今までに培った自分のペースで継続的にやる気をキープしましょう。

勉強を始める前に読みたい名言集

なせば成る、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさけなりけり。

江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に教訓として詠み与えた歌です。「できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということ。」逆に言えば、やる気がないからといって何もしなければ自分の力になりませんね。何か一つ、何かをなすことが大成への近道です。

英語のことわざの、Where there is a will, there is a way.(意志ある所に道は開ける)もセットで覚えましょう。リンカーン大統領もこの言葉を演説に使ったそうですよ。

やる気をすっかりなくさない限り、失敗はありえない。 自分の内部から生まれる敗北以外に敗北はない。 心の弱さ以外に越えられない障害などない。

米国の作家のエルバート・ハバートの言葉です。負けたと思わない限りあなたは負けていません。やる気があれば、いつだって努力ができる。「自分は勉強なんかできないんだ」と決めつけない事が大切です。それこそ上の見出しように「なせば成る」のですから。

失敗しないための最も確かな方法は、成功しようと決心することである。

アイルランド出身の劇作家であるリチャード・ブリンズリー・シェリダンの言葉です。言霊の力は大きく、「失敗するのではないか」と思っていると本当に失敗してしまいます。

「自分は絶対に成功するんだ」と誓うことが、やる気アップに繋がり、勉強をより一層捗らせるでしょう。逆にテスト前に「全然勉強してないからテストやばい。」なんて言葉にしていると、本当にテストが無残な結果に終わってしまいますのでやめましょう。

英文だと、The surest way not to fail is to determine to succeed.となります。不定詞の使い方はマスターできていますか?

楽に勉強したい時に読みたい名言集

学問に王道なし

言葉だけみるとやる気を失ってしまいそうな言葉ですね。これはギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に基づくそうです。

ですが、王道はないといいつつ、先人たちはいろんな勉強方法を編み出していますね。その中にやる気を出しやすいように工夫されているものもあれば、みんなが使う「お決まりの方法」もある。

ユークリッドが言うように、「簡単に幾何学を学ぶ方法」はありません。ですが、「一番効率的に勉強をする方法」は人から人へと伝わって行き、それが学習法として体系化されています。そういった効率化された勉強法こそ「王道」ではないのでしょうか?

自分で考えた奇抜な勉強法を試してみるのもいいですが、皆が使う勉強法には、皆が使っている良さや理由がちゃんとありますよ。

英語では、 There is no royal road to learning.といいます。【There is no~.】の構文は受験でも頻出なのでうまく訳せるようにしましょう。

学問をするのに,簡単な道など無い。だから、ただ学問の険しい山を登る苦労をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を極める希望をもつのだ。

『資本論』を唱えたカール・マルクスの言葉です。やはり、勉強をする上で「楽さ」をもとめるのは得策ではなさそうです。ですが、明けない夜がないように、どんなに難しい単元も諦めずに勉強し続ければスッキリ理解することができます。努力し理解した後に、輝かしい絶頂を拝む事ができるのです。

学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる。

相対性理論で有名なアインシュタイン博士の言葉です。だらだら勉強を続ける事は苦痛な程につまらないですが、何か難しい問題を自分の手で解けた時、もっと難しい問題を解けるようになりたいと思う事はありませんか? 

また、ある単元を理解したと思ったら、もっとわからないようなことが見えてきます。例えば、割り切れる割り算を覚えた後、割り切れない割り算をどうやって計算するかは気になりませんでしたか? 

勉強は終わりのない冒険です。学べば学ぶ程新しい事を知る事ができます。その快楽を一度覚えると、勉強へのやる気が段違いに大きくなるに違いありません。

英語では、The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don’t know, the more I want to learn.といいます。比較級を使った構文としてチェックしましょう。

勉強のやる気が出ない時に読みたい名言

やる気があるときなら、誰でもできる。本当の成功者は、やる気がないときでもやる。

やる気を持続させる為に勉強の間に気晴らしをするのは決して悪いことではありませんが、気晴らしの合間に勉強をする程他のことに熱中してしまっては意味はありません。

残念ながら、誰にでもやる気が出ない瞬間は数え切れない程訪れます。そういう時は、いつも程捗らなくていいので、何かを勉強しましょう。

単元を変えてみたり、勉強法を変えてみたり、音読してみる等して、少しリフレッシュした勉強法を試してみましょう。

英文だと、Anyone can do something when they WANT to do it. Really successful people do things when they don t want to do it. 「Anyone」の意味が誰でもになる使い方も、押さえておきましょう。

より良い方法は、常に存在している。

発明王エジソンの言葉です。もしかしたら、塾や学校で勧められる方法が自分には合っていなかったということがありえます。塾や学校が教えてくれる方法は皆が使ったいわゆる「王道」ですが、あなたにはきっと、自分にピッタリ合った勉強の裏道を見つける力があります。自分の勉強の方法をもう一度見返してみましょう。

英文だと、There is always a better way. となります。There is~の文章を自分で作文することはできますか?

楽しみながら学ぶのがベストだ。

これもエジソンの言葉です。どうしても勉強へのやる気が出ない時は、効率よりも楽しさを重視してみるのもありです。絵を描くことが好きであれば、ノートにちょっとした挿絵を加えながらノートまとめをしてみたり、三国志が好きであれば、ちょっと三国志について扱った小説を読んでみたり、漫画が好きなら漫画版の源氏物語に挑戦してみるのもいいです。

「息抜きに使える教科」を是非探してみてください。

勉強で結果が出なかった時に読みたい名言

神の前において我々は平等に賢く、平等に愚かである。

アインシュタイン博士の言葉からです。テストの結果を見て、「○○は天才だからかないっこない!」「俺はどうせ良い点なんか取れない。」と思ってしまいがちだと思います。そういう劣等感は、やる気の芽を摘んでしまう深刻な原因です。

でも、あなたにも誰にも負けないぐらい詳しい事はありませんか。例えば虫に関する知識だけは人一倍あって、理科の第二分野が余裕であったとか。

誰しも向き不向きがある。能力はでこぼこしている。そういう意味で皆平等に賢く、平等に愚かです。劣等感を感じてやる気を失ってしまうのは勿体ないです。あなただって平等に「賢い」のです。

英文は、Before God we are all equally wise – and equally foolish.です。

挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。

これもアインシュタイン博士の言葉です。テストで悪い点を取ってしまった時、人は酷く落ち込みます。場合によっては自暴自棄になってしまいます。決して勉強していなかったわけではない、努力した後に結果が出ないと、酷く悲しくなるものです。

ですが、あなたは「失敗」したことで、一つ自分に向いていない方法があることを学びました。今できなくても、次に活かせばいいのです。今まで失敗しないで他の人の言葉を鵜呑みにしてその通り成功してきた人は、案外自分一人で考えなければいけなくなった時、何もできなかったりするのです。

もしあなたが受験に失敗した学生であった場合は思い描いていたものとは学生生活が変わってしまいました。ですがその失敗はバネにすることができます。今失敗しても、自分のやる気次第でどんどん上を目指す事ができます。

もしあなたが研究やレポートに行き詰まっている学生だった場合、そのうまくいかない経験こそが試行錯誤の訓練になります。うまくいかないからといって腐るより何が何でも完遂するために闘志を燃やしましょう。今まで味わった挫折すべてが、あなたの糧となっています。

英文だと、Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.となります。

私たちの最大の弱点は諦めることにある。 成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

発明王エジソンの言葉です。結果が悪かったとはいえ、それで人生すべてが終わったわけではないのです。間違えた所をしっかりと見直し、次に備える事があなたの次の戦いへの武器となります。同じ間違いを繰り返さない事、それが勉強における成功の確実な歩みです。

英文では、Our greatest weakness lies in giving up.The most certain way to succeed is always to try just one more time.となります。少し複雑な構文ですが、文節ごとに分けるのが訳すコツです。

勉強のやる気が出る音楽・曲・歌の紹介

勉強中に流す曲ってどんな曲を選べばいいの?

勉強中に流す曲にはクラッシックがいい、もとい「モーツァルト」がいいとよく言われがちですが、勉強中に流す曲にこれといった決まりはありません。ですが、比較的、「歌詞がない曲」「落ち着いた曲」が勉強に集中するのに向いているようです。

「歌詞がない曲がいい」理由は、歌詞がある曲の場合歌詞に気がとられてしまうからだそうです。「落ち着いた曲がいい」というのは、集中力を高める働きがあるからだそうですが、一歩間違えると睡魔へと繋がってしまいます。

どんな曲を流すにしても、曲に没頭することがなければ大丈夫でしょう。好きな曲を流して下さい。

日本語歌詞がない曲を選ぶ

日本語歌詞の曲だとついつい歌詞が耳について曲に集中してしまいます。一方、洋楽のように歌詞が外国語になっていると、日本語の曲程はやる気を削ぐことはないでしょう。また、英語で歌われる曲の場合、耳が自然とヒアリングの状態になり、いわゆる英語耳に近づく良い方法です。

日本語の曲の中には、英語でカバーされている曲もあります。好きな曲の英語カバー版を聞くと、英語耳になりつつやる気も上げることになり、一石二鳥です。CDも扱う雑貨屋さんでそういった英語カバーのCDを扱っていることが多いです。

無音が苦手なら環境音を流すのも手

音楽だと集中力が途切れやる気がなくなってしまう、かといって無音だと集中できなくてこれまたやる気がなくなってしまう、そういうあなたには環境音の収録されている音源を流すことをします。

川のせせらぎであったり、小鳥のさえずりなど、数多くのリラクゼーション効果や集中力アップの効果がある音源が公開されています。喫茶店などではうるさすぎて気が散ってしまうという方でも適度に音があり、作業を邪魔しません。

うっかり聞き入ってしまう、曲に集中してしまうという事は、他の音楽を流すより少ないでしょう。

勉強時に流す曲「王道クラッシック」

さて、クラッシックと言っても曲は無数にあり、またそれぞれの曲調によって人の受ける感じ方も異なります。つまり、クラッシックの曲すべてが勉強に向いているというわけでもなく、それぞれの曲をTPOに合わせて使うということが大切になります。

暗記に向いているクラッシク曲

暗記に必要なのはなにより「印象」です。暗記している時に曲の旋律とセットで思い出せるのが理想です。それなら、暗記科目に挑むときは、旋律が印象的なクラッシック曲を選ぶことをします。

ふと、その曲を耳にしたときに、「あの時覚えた内容だ!」と思い出すことで、あなたの記憶に着実に紐付けられていきます。

例)
①ドヴォルザーク:ユーモレスク7番
②パッヘルベル:カノン
③ヘンデル:中止のいい鍛冶屋

やる気をたぎらせて勉強したい時に聞きたいクラッシック曲

計算問題のタイムアタックをしている時はアップテンポで力強い音楽を聞くとやる気アップに繋がります。例えば、学校の運動会で流れているような曲を聞いて、自身のやる気を持ち上げたように、音楽にも気分を盛り上げてやる気を出し、勉強にエネルギーを注ぐお手伝いをしてくれる力があるのです。

タイムアタックはある種の競争です。競争にピッタリなクラッシック曲を紹介します。

例)
①ジャック・オッフェンバック:天国と地獄(序曲)
②ヘルマン・ネッケ:クシコス・ポスト
③ジョアキーノ・ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲

ゆったりリラックスして勉強したい時に聞きたいクラッシック曲

やる気を昂ぶらせる強い曲ばかりでは疲れてしまうこともあります。そういう時はクールダウンも兼ねて少しゆったりしたクラッシック曲を聞きましょう。ノートをまとめる時や参考書を読んで確認する時、自分の答案を確認して採点する時は少しゆっくりとしたテンポで気持ちを落ち着かせてくれる曲を聞くことがです。

例)
①ブラームス:間奏曲Op.118-2
②ショパン:別れの歌
③ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

やる気を持続させたい時に聞きたいクラッシック音楽

テンポが早めの曲で気持ちを高めのままキープしておける曲の中でも、抑揚が少ない曲は自分のやる気をキープし続けるのにうってつけです。激しすぎない、でもゆったりしているわけでもないクラッシック音楽で、心は適度にリラックスし、それでもなお気持ちは昂ぶらせてい状態が、長時間やる気をキープさせておく場合ちょうどいいのです。

例)
①ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
②ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
③バッハ:ゴールドベルグ変奏曲 グレン・グールド

勉強のやる気に関する本の紹介

和田式勉強のやる気を作る本

受験勉強業界では有名な和田秀樹氏による勉強法の本です。今時の学生に通ずる話も取り上げられており、共感しやすい内容となっています。やる気を出すためのノウハウを75種取り上げており、実践しやすい内容となっています。

科目科目の具体的な勉強法ではなく、あくまで「やる気をつくる」、すなわち勉強に臨む心得をまとめている本なので、受験直前に読むのではなく、未来に受験を控えている中1、中2、あるいは高1、高2の皆さんにします。

同じ和田秀樹氏の本に、受験直前向けの本もあるので、受験直前だけど勉強が捗らない、やる気が出ないという方は、同氏著の他のノウハウ本と並行して参考にするのをします。

和田式勉強のやる気をつくる本―やれない自分を変えるちょっとしたアイデア75(Amazon.jp)

(内容紹介)
「参考書を机に開いて家を出る」、「携帯の電源オフを合図に勉強をスタート」、「目標を小分けにして“やれそう感”を高める」など、やる気をつくる75のアイデアを、大きく習慣術・自己管理術・心理術・人間関係術・発想術に分類して紹介。

http://amzn.to/2fqAi9p

和田式逆転の受験勉強法

「勉強法は知りたいけど本は読んでられない」という方、「もっと気楽に読みたい」という方にはこちらの本をします。漫画形式なので気軽かつ短期間で読破することができます。

漫画とはいえやる気を持続させるノウハウや勉強法はこの本でも網羅されています。また数年前に内容がリニューアルされているので、最近の受験の傾向も掴んでいます。

和田氏の受験ノウハウ本のお試しに何か軽く手を出してみたい人にも手を出したい内容になっています。気軽に読めるので、何かに手をだしてみたい人にです。

(内容紹介)
受験勉強法の極意を知りつくした和田秀樹先生の「要領のよい受験術」がマンガで登場。劣等性だった経験を基にして、いちばん効率のよい合格方法を編み出した和田式の基本が、このマンガですべてわかる。多忙な高校生のための点の伸びやすい受験技術ガイド。

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学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

映画化された話題作です。

学校では成績が最下位で、大学受験することすら馬鹿にされた女子高生が塾で一念発起して早稲田大学を目指して勉強していくストーリーが塾講師目線で語られています。短期間で早稲田を目指すために使われた受験テクニックは自身の勉強にも応用できる内容でありますし、目に見えて結果を出していく女子高生の様子は痛快で、やる気を誘発してくれます。

文章は軽快で読みやすく、さくっと読んでしまえる一冊。

(あらすじ)
「死ぬ気で頑張るって、意外といいもんでした」一人の塾講師との出会いが、偏差値30の金髪ギャルとその家族の運命を変えた―坪田先生とさやかちゃんの1年半にわたる苦闘と慶應義塾大学現役合格までの奇跡をつづった、笑いと涙の実話が待望の文庫化。単行本版からストーリー部分だけを抜き出した、物語を楽しみたいあなたへ贈る特別版。読んだらきっと「ゼッタイ無理」に挑んでみたくなる、勇気をもらえる青春ストーリー!

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下克上受験

ドラマ化された中学受験ドラマです。難関中学を中卒の両親が支える内容で、勉強が苦手な親子が難しい中学に果敢に挑んでいく困難や苦悩、そして希望を描いています。中学受験を控えている受験生と、その両親に読んでもらいたい一冊です。

(あらすじ)
中卒の父と、その娘が進学塾にも行かず2人で桜蔭学園を目指す―。話が無茶苦茶すぎて信じてもらえないかもしれません。でもこの物語はすべて真実なのです。そして今、私たち父娘は思うのです。この挑戦が決して無謀ではなかったことに。そして、届かない夢ではなかったことに…。

塾なしで偏差値41から70へ
全受験生の親必読の感動ノンフィクション!

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受験のシンデレラ

やる気を出す為のノウハウ本を書いた和田秀樹氏による受験をモチーフにした小説です。2016にドラマ化もされています。受験に対するノウハウも詰まっている小説である上に、深いメッセージ性もあり読ませる内容ですので、読書好きの人は是非手に取ってみて下さい。

(あらすじ)
毎年、東京大学に何人もの合格者を送り込み、「受験界のカリスマ」と呼ばれるようになった五十嵐透。富も名声もすべて手に入れ順風満帆の人生だったが、ある日突然がんで余命1年半と宣告される。五十嵐はコンビニで偶然出会った高校中退の貧しい少女・真紀の存在にひかれ、自分の持つすべての受験テクニックを注入して彼女を東京大学に合格させようとする。

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ドラゴン桜

目からウロコでしかも実践しやすい受験勉強テクニックが詰まった漫画です。ストーリーのドラマ性も高く、紆余曲折ありながら学力を上げていく様子は、いい刺激とあなりやる気アップに繋がるでしょう。巻数がかなり多いので、その分受験への心得載っている量も多く、高1・高2生に特にします。

(あらすじ)
おバカが集まる龍山高校が、倒産の危機。債権整理するためにやってきた弁護士・桜木は、急に気を変えて、一年以内に東大合格者を出して、学校を超進学校化して有名にし、再建することにした。桜木自らが、特別進学クラスの担任となり、集まった水野と矢島の二人を教える。伝説の数学教師・柳、英語の川口、国語の芥山、理科の阿院と個性的で強力な教師陣集まった。それぞれの教師が教える勉強法は、ユニークで効果的なものばかり。受験生必読の東大合格請負漫画!!

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勉強のやる気がなくなった瞬間と対処法:予防編

部屋の気温は低めに、自分の足元は暖かめに!こまめな換気も重要!

部屋の環境を整えて少しでも快適に勉強しましょう。部屋の気温は少し低めに設定します。気温が高めだと体が火照り頭も回りづらく、やる気がなくなってしまう原因となってしまうので要注意です。

いたずらに体温が低いだけだと、寒く感じ逆に集中できなくなるので、下半身は毛布などで温めるようにします。こうすることで体が冷えすぎる事も逆に火照りすぎることもありません。熱冷まし用の冷却シートを額に貼ることも有効です。

また、部屋にずっと篭りっきりだと部屋の酸素濃度も下がり、空気が悪くなってしまいます。涼しい日は窓を明けて勉強するとスッキリとした環境でやる気も持続しやすいでしょう。

勉強する時間を決めておく

勉強が捗らないまま徒にずるずると時間が経過していくという経験はありますか? 勉強時間が長いだけで、大した量もやっていないのに「勉強した気分になる」ということは避けなければなりません。

それなら、「20時から22時までは勉強する」というように時間はきっちり区切ったほうが勉強は捗ります。その中で、「このページの問題は解ききる」ような勉強量の目標も立てておきましょう。

最低目標と努力目標を決めておいて、タイムアタックをすることもやる気を出すエネルギーを効率よく働かせることができます。最低目標は「最低限自分の達成して起きたい量」を、努力目標は「時間があまったらできるかぎり取り組む量」を指定しましょう。

努力目標まで達成できたら自分を思いっきり褒めて下さい。逆に最低目標が達成できなかったら自分の時間内にできる勉強量を見直して下さい。効率よく勉強できる量を見定め、時間を支配することが勉強の鍵となります。

お気に入りの文房具を使う

文房具と一言に言っても種類が色々あります。安いものから少し高めもののまで、大きさや使い心地、値段もバラバラです。

ペン1つとっても、シャーペンと鉛筆なら鉛筆の方が疲れにくいです。少し高めのボールペンやある程度の値段がする万年筆は驚くほど書き心地がよく手が疲れません。

ノートも無地で自由に紙を使うこともできれば、方眼になっていたりドットのようなグリッドがついているものの方が書き込みやすかったり、好みが分かれます。紙の書き心地もまちまちです。

機能性だけでなく、好きなデザインの文具は自分の気持ちを持ち上げます。使っているだけで楽しいのでやる気も上がります。文房具にこだわる、新しいものを探すということは、ちょっとした息抜きにもなるのでです。

今まで勉強した量の記録をつける①

毎日規則正しく勉強する事は、口にする程簡単な事ではありません。勉強をして身についている実感も簡単には得られません。努力した成果が目に見えないと、やる気もみるみる消えてしまいます。したがって、わかりやすい形で勉強した記録をつけるようにしましょう。

勉強をする気が起きなくなった時や、自分が勉強してて力をつけている自信が持てなくなった時に心強いお守りになります。勉強のやる気がなくなってしまった時は、自分の積み重ねた努力の形を、目に見える形で確認する事が、やる気の回復に一役買うのです。

記録をする方法はいくつかあるので、次の項目で紹介します。

今まで勉強した量の記録をつける② ~ラジオ体操の要領で勉強した日と範囲を記録すべし~

勉強した範囲を確認しつつ記録をするには、ラジオ体操のスタンプシートのように勉強した日付とその内容を記録する方法をします。ある単元を勉強した際、参考書や教科書や目次に日付を書き込むという方法が簡単です。ラジオ体操で皆勤を目指すように、こつこつ日付をメモしていくのです。

参考書や教科書に書き込みたくない場合は、勉強したい単元のリストを作り、勉強した日付を勉強する度に記録していきましょう。日付を一回書いて満足するのではなく、2回3回と横に日付を増やしていくことで、自分が反復学習しているという実感が持てます。ラフに計画を立てる事ができるので、計画崩れしてしまった場合も持ち直すことができます。

今まで勉強した量の記録をつける③ ~使い終わったノートやボールペンを残しておくべし~

他にも、使い終わった文房具を残しておいて、自分の勉強量を測る方法もあります。使い終わったノートを溜めていけば、目に見えて自分が勉強した実感が持てます。

ノートだと贅沢に使ってしまって、たくさん使っていても満足できない、ズルした気分になるという場合は、ボールペンを使って勉強し、使い終わったボールペンの芯をストックしましょう。ボールペンの芯はそう簡単に使い終わらないので、使い切った時の達成感は格別です。

ボールペンの使い終わった芯は場所も取らないので、勉強机の片隅に残しておいて自分の勉強した量の指標にできます。ボールペンで勉強することでうっかりミスが減るという効果もあるので、一石二鳥です。

勉強のやる気がなくなった瞬間と対処法:気分転換編

科目を変える

単語の暗記を3時間続けるのは苦痛です。同様に、計算問題を3時間続けることも苦痛です。しかし、暗記1時間半と計算1時間半は意外と続けることができます。

勉強のやる気が低下してしまう一因として「マンネリ」があります。似たような科目をずっと続けることは苦痛に感じてしまいがちです。苦手科目ならなおさらです。

その対策として、現在行っている科目に飽きてしまったら、頭の使い方の異なる別の科目にシフトしてしまいましょう。飽きてしまった科目からかけ離れた科目の方がリフレッシュします。自分の得意科目や単純な計算、一問一答の確認等もリフレッシュに使えるので参考にして下さい。

ある科目でやる気が消えてしまっても、別の科目に切り替える事でやる気の復活ができ、科目の切り替えを繰り返すことで、やる気はキープできるのです。

聞いたことのない音楽を流してみる

聞いたことのない音楽を聞くことで、脳を刺激しドーパミンを分泌させます。ドーパミンがは人に快感を呼び起こすので、上手く気持ちを切り替えるいい方法となります。特に音階が上がっていくような曲、高音の多い曲などは効果が大きいようです。

曲選びは男女で少し異なります。こればかりは脳の仕組みが違うので仕方がありません。

男性は複数の旋律が調和された音を聞くと脳が活性化するので、交響曲のような多くの楽器が使われる曲を選ぶといいでしょう。一方女性は、シンプルに旋律を追えるタイプの曲の方が脳を活性化させることができるので、ピアノソナタ、バイオリンソナタなど、主旋律がシンプルなものを選んで聞くと、うまくやる気に繋げることができます。

場所を変えてみる

部屋に篭って黙々と勉強することは苦痛になることもあります。部屋に篭って勉強するマンネリを解消する一つの手として、勉強場所を変えるという方法があります。

学校や自治体の図書館を利用してみる、ちょっと喫茶店で勉強してみる、塾の自習室を利用してみる等、少しいつもと違う場所で勉強してみてください。環境音が心地よく感じたり、周りに目があることを意識することで捗ることもあります。

自分の家の中でもたまには居間で勉強してみるという方法もあります。家族の目もあるので、息抜きをしすぎるということも減るでしょう。そうやって模索するうちに、やる気が出しやすい「勉強ベストスポット」が見つかるでしょう。

少し体を動かす、軽い運動をする

ずっと机に張り付いて勉強していると、体が凝り固まって頭が働かなくなってしまいます。そういう時に体を動かすことで血行もよくなり、頭がまた回転するようになります。

簡単にできることとしてはストレッチがあります。伸びをするだけでも体のコリがすっきりします。はラジオ体操です。体中をスッキリ伸ばす事ができることと、時間もあまりとらないので手短にリフレッシュができます。

また、少し散歩に行くのも手です。日光を浴びる事で体のサイクルが整い、健康面が充実します。健康面は心の状態にも密接にかかわるので、もちろんやる気も向上します。決まった時間に30分程度の散歩に出かけるのがよいでしょう。

運動するのはリフレッシュになりますが、あまり激しい運動をしてしまうとリフレッシュ以上に身体を疲労させてしまうので、あくまで「軽い」運動に留めるようにしましょう。

目をつぶって休息を取る、瞑想する

勉強に疲れてやる気が出ない時、頭も疲れているでしょうが目も同様に疲れています。そういう時は目をつぶった状態で仰向けになったり机に突っ伏したりして目や頭を休ませましょう。時間は5分から15分程度です。

何も考える必要はありません。ひたすらに脱力して、頭と目と身体を休ませます。あなたは今までずっと勉強してきたのですから、この休憩時間を気に病んではいけません。休むことでやる気も復活し、効率も向上します。

目を休めるには、温めたタオルを目の上に乗せておくのも有効です。眼精疲労は頭痛や肩こりの原因にもなり、やる気を低下させてしまうので、こまめにケアしましょう。眼精疲労向けの目薬を使うのも有効です。

この休憩時間を長くとりすぎると睡眠になってしまい、逆に疲れてしまうので、15分以内に収めることがポイントです。

勉強のやる気スイッチのオン・オフ

勉強できる環境を整えておく

時間になったらすぐに快適に勉強ができるように、勉強の環境は前もって整えて起きましょう。勉強が終わるごとにきちんと机周りを片付け、消しゴムのカス等もきちんと捨てておくようにします。

机周りを片付ける事がやる気スイッチオフの作業にもなり、机に座り勉強道具を広げることがやる気スイッチオンの状態になります。また、勉強のしやすい環境はそれだけでやる気を向上させます。

「勉強する前に片付けをする」では遅いので、疲れていても勉強終了時にきちんと片付けるようにしましょう。

勉強する時刻を決めておく、勉強する習慣をつける

1日集中して勉強時間を稼ぐことは、一見猛勉強しているように見えますが、毎日毎日長時間勉強できるやる気をキープすることは非常に困難です。しかし、「毎日コツコツと」と言われるとハードルが高く感じられ、やる気がなくなってしまいがちです。

ポイントは、勉強の開始時刻と終了時刻を前もって決めておくことです。学校の授業も塾の授業も、時間がきっちり決まっているからこそやる気がキープできるのです。

また、時間を区切っておくことで勉強のメリハリも付きます。「毎日夜8時から勉強開始する」というように、具体的な時刻を決めておきましょう。

勉強前に軽くストレッチをする

勉強を始める前にやる気スイッチを入れる儀式として、簡単なストレッチや体操をします。身体を軽く動かす事で血流が良くなり、頭の回転も良くなります。

簡単な伸びだけでもいいですが、ラジオ体操が適度に全身の筋肉を伸ばすことができるのでです。勉強前にストレッチをすることで、今までの身体の疲れが勉強に影響することも減るでしょう。

勉強を始める前に儀式があるかないかだけでも違います。ストレッチをしたらやる気スイッチが入るように脳を習慣づけましょう。

テーマソングを決めておき、勉強開始時はその曲を流すようにする

自分が勉強する時のテーマソングを決めておき、勉強開始時にはその曲を聞いてから、または聞きながらはじめるようにしましょう。長い曲である必要はありません。いわば、学校で言う所の「チャイム」です。

勉強をはじめる時にテーマソングを流すことで、脳にその曲がやる気スイッチであることが刷り込まれていき、勉強を始める際にやる気を向上させる重要なきっかけになります。好きな曲で気持ちを持ち上げるのが有効です。

同様に、勉強が捗らなくなった時やラストスパートの時もテーマソングを決めておくことでやる気を持続させることができます。脳にやる気スイッチをオンにさせる曲を刷り込ませましょう。

ガムを噛む

咀嚼は脳みその活動を活性化するのに有効です。ガムを噛んで脳みそに刺激を与えます。ミント系の味だと気持ちもスッキリします。また顎を動かし続けているので、眠気覚ましにもなります。また、ノンシュガーのものでけなければ血糖値も補充できます。

やる気が切れてきた時、頭がまわらない時、口寂しい時は是非ガムを噛んで脳みそに刺激を与えて下さい。

また、どうしても眠い時はブラックガムのようなカフェイン配合のガムを使うこともできます。多用は毒になりますが、たまに使う程度ならコーヒーや紅茶以上に眠気を覚ましてくれます。

時には休息も必要である

やる気スイッチをオンにし続け、勉強し続けることが理想かもしれませんが、やる気スイッチをオフにすることも時には必要です。具体的には、休息であったり息抜きであったり、自分の気持ちを楽にする時間です。

休息時間にしっかりリラックスできる方法を探して起きましょう。シャワーを浴びるのもいいですし、お香を炊くのもいいです。

もちろん睡眠も大切です。起きる時は起きる、寝る時は寝る。勉強する時は勉強する、休む時はやすむ。やる気スイッチにはオンの時間もオフの時間も必要なのです。

自分なりのやる気の出し方を見つけてみましょう

やる気をキープするには、なんと言ってもメリハリをつけることが大切です。やる気を持ち上げる時も同様です。やる気を持ち上げる儀式を決める、目標となる場所を見に行くというように目に見える形で自分の気持ちを持ち上げる手段を探すのがいいでしょう。また、定期的に息抜きを挟むことで、疲れてしまうラグタイムを減らすこともできるでしょう。
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