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親が嫌いな人の心理|親の再婚相手や夫・妻の親が嫌いな場合の対処法

Author nopic icon姫秀麗
人の心理 / 2018年01月19日
親が嫌いな人の心理|親の再婚相手や夫・妻の親が嫌いな場合の対処法

親が嫌いだと思うことは異常ですか?

温かいホームドラマのように理想的な家庭で安心して育ってきた人は、この世の中に何人いるのでしょうか。現実の世の中には、子供が守られるべき家庭の中で、辛い経験をし「親が嫌い」「親が憎い」「親と少しでも離れていたい」心からそう感じている方が少なくありません。

仲の良い親子を見たときに、自分の家とはずいぶん違うと悲しくなることもあるでしょう。恥ずかしくて人には話せない状況に一人苦しんで、泣いたことも一度ではないかもしれません。

こんな風に親が嫌いなのは、人として悪いことですか。こんな感情を持ってしまうのは異常なことですか。もし、あなたがそう思われているのなら、これから考えてみましょう。

子供が親を嫌いになるとき

「毒親」という言葉もあることから、家族関係が崩壊してしまっている家庭は少なからず存在します。子供のことを信用できないために、成人した子供にまで過干渉な態度でコントロールしようとする親がいたり、普段は放任しておきながら自分の機嫌次第で、実際の暴力や言葉による暴力、無視をする、憎々しげに睨みつけるといった態度による暴力を行ったりする親もいます。

そういった暴力を受けた子供は、その傷を癒す場所や術さえ分からず、ただ自分のことを嫌いかもしれない親の待つ家に帰るしかなく、まだかさぶたにもなっていない心の傷をえぐられ、塩を塗られるような辛い経験を、その場所で余儀なく受けることになります。段々とそれが日常と化していき、普通のことだと思い込み、抵抗する気力まで奪われて黙り込んでしまいます。

また「親が嫌いだ」ということがはっきり言える人も、嫌いな親に気力まで奪われてあきらめている人も、親からこれ以上辛い気持ちを背負わされないように、出来ることはあるのでしょうか。

理由もなく親を嫌いになることはない

なぜ暴力的な親がいるのでしょうか

子供に対してあらゆる暴力を振るう親は、殆どの場合それを悪いことだと認識していません。例えば、子供が心配だからそうした、躾として行った等と驚きの発言をする親もいます。

なぜ、驚きの発言なのでしょうか。なぜなら、しっかりとした子育てをしてきた自信のある親は過干渉に子供をコントロールする必要もなければ、言葉や暴力による圧力もかけることは無いからです。暴力的な行いを日常にしている親は、自分の自信の無さを子供にぶつけているということになります。

親が宗教に入ってから家族関係が変わった

親が宗教に入ってから家庭環境が変わってしまい嫌いになった、というケースもあります。
本来、家族を含め人間関係をより良いものに、少しでも生きやすいようにといったことを目指しているはずの宗教ですが、困ったことにその宗教の掲げている理想や教訓などを自分の都合に合わせて解釈し、本来の宗教の良さを発揮されていないことがあります。

布教活動に身を削り、一番身近にいる家族をないがしろにしてしまうと、とりわけ子供にそのしわ寄せがいきます。少しでも否定的な意見を言うならば、感情をあらわに怒り出す親もいます。本当は良い教えを説いているかもしれないはずの宗教が、見事に家族崩壊の原因になっている現実があります。

親が嫌いな自分に自信が持てない

実際に傷を負って成長した子供は、自分に自信が持てなかったり、人とうまくコミュニケーションが取れているか不安だったり、親から受けた暴力の数々を事あるごとに思い出し、表現しがたい親に対する嫌いな気持ちや苦しい思いを頭の中に再現させてしまうことを何度も繰り返します。

自分は幸せな家庭で育っていないことに引け目を感じて、幸せそうな人を見るとキラキラと眩しすぎるので、心の目を閉じてしまいたくもなるのです。

記憶がフラッシュバックする。どうすればいい?

親のことを嫌いになってしまってからは「どんな親でも、子供のことを一番に思っている」という言葉を何度耳にしても、絵空事に聞こえます。

「嫌いな親のことを考えるのも辛い」と感じるときは、考えるのをやめてしまいましょう。そう簡単にいきませんが、せめて嫌いな親が目の前にいない時間だけは自分の心が喜ぶことだけを考え行動すれば良いのです。こみ上げる涙はそのままに、目の前にある何かやるべきこと、例えば掃除とか読書、そういった日常に全力で取り組むようにしてなるべく嫌いな親のことを頭から取り除きます。

一度離れてみましょう

これは経済的にも自立できている条件が伴いますが、一人暮らしを計画して嫌いな親から離れてしまいましょう。生活費などそれなりのリスクがありますが、家で親と顔を突き合わせながら苦しみを受け続けるよりよほど気持ちの良い生活が手に入ります。

この場合、なるべく嫌いな親の住む場所から離れた所を選ぶのも大切です。突然の訪問を受け、あなたの心がかき乱されることを避けるためです。

正直に言って親の再婚相手が嫌いです

事情があって、親が再婚することもあります。中には再婚前から親しくしていて、その後もなんとかうまくいっている方もおられます。一方では、新しい親として現れた人物に戸惑いを覚え、「嫌いだ」と感じる方もおられます。

無理に、好きになることはありません。好かれようとしなくてもいいのです。「嫌い」と口に出して言うまではしなくても、今のあなたが感じる気持ちをそのまま持っていて大丈夫です。呼び方にも抵抗があるなら、「何々さん」と下の名前で呼んで会話をしてみてください。会話することも嫌な時は、無理する必要はありませんが「おはよう」などの挨拶だけ最低限してみることで、何かが変化することも考えられます。

嫌いなので親は結婚式にも呼びたくありません

色々なことに口を出してくるタイプの親の場合、結婚式は格好の素材と言えます。結婚する二人だけで決めてもいい事にまで口を出されるとうんざりするかもしれません。過干渉なタイプでなくても、嫌いな人間は呼びたくないと思って当然です。

嫌いな親を呼ぶかどうかは、あなた一人の意見で決めることではありません。これから人生を一緒に歩いていくはずの相手の方に相談をしてみましょう。これまで傷ついてきたことも少し伝えて、式を二人だけで挙げたいと希望してはどうでしょう。

どうしても呼ばなければならない場合、嫌いと感じる親に感謝の手紙などを書くことは困難に思えるかもしれません。そういった部分を省きたい旨は相手の方に伝えましょう。自分の親に何か伝える必要が出たときには、結婚相手や他の第三者にお願いして一緒に説明してもらうなど衝突を避ける道を選びます。

配偶者や婚約者の親が苦手|どう接すればいいの?

愛する人の親に対して、苦手だとか嫌いだといった感情を持つ話は良く耳にします。自分自身の親へのその感情とはまた別の種類のもので、血が繋がっていない分少し客観的に捉えることもできます。それでも同居していたり、家の行き来が頻繁にあったりする場合は、自分の気持ちの休まる時がない、ずっと監視されているように感じる、などといったストレスを抱えてしまうこともあるので何か手を打つべきです。

愛する人に相談することを決めた場合は、親のことを悪く言われるのが嫌いな方もいらっしゃるので、言葉を慎重に選んで、順序だてて冷静に、少し苦手なところがあってとても辛い思いをしていることを伝えるようにします。

相談できない場合は、自分の中で線を引き、相手の親に好かれようとも嫌われようともせず、つき合いを強要されるような場面ではあなたのその時の気持ちを大事にして、やんわりと断ったり、時には参加をしたりなどの対応をとりましょう。

ファミリーチェーンを断ち切りましょう

暴力の連鎖

自分の子供を愛していても愛情を表現することがうまくできなかったり、その自信のなさを覆い隠すように極めて厳しい態度を取ってみたり、急に優しい態度を取ったり、子供の前でヒステリックにお前のことは大嫌いだ、出ていってくれという親もいます。

子供時分には、出ていく力も無く、親の不安定な状況をカバーすることも出来ません。逃げ場のない家庭で繰り広げられる親の行動に翻弄され続けることしかないのです。成長するに従い、やがて自分の子供を持つことになる時に、十分な愛情と安心感を得られずに育った経験を持っていると未来に大きな影を落とす結果になりかねないのです。

悲しいことに、また似た暴力を繰り返してしまうケースをファミリーチェーンと呼びます。

状況の変化とゆらぐ気持ち

自分の親や、愛している人の親のことを嫌いだと思う自分はおかしいのではないかと悩んでおられることに鑑みると、これまで読むと辛くなるような場面もあったでしょう。

人間は老いに逆らえないもので、嫌いなはずの親も、あなたの成長に反比例して弱弱しく小さく見えてくることがあるはずです。しかし傷ついている心はそのまま残っているので、こうした光景を目の当たりにするのは余計辛いものです。同情心さえ感じて、何とも言い難い気持ちを抱えてしまうようになります。

風通しを良くして幸せを手に入れる

だからと言って、全てを許すことは出来ません。傷つけるだけ傷つけて、歳を重ねていけば何もなかったかのように出来るほど、人の気持ちは単純ではないからです。

今、どうしても辛い時は、思い切って話せる人に相談しましょう。自治体でも専門の窓口を
紹介してもらえます。苦しんでいることを話して、人に助けてもらうことは決して「親のことを悪く触れ回る告げ口」なんかではありません。

嫌いな気持ちはそのままに、今の自分にとっての幸せに焦点を合わせていきます。その時その時の、あなたの気持ちを優先して行動しましょう。やがて周りは変化していき、あなたもまたゆっくりと変わっていくようになります。

新しい連鎖を創る

前に述べたファミリーチェーンについて、あなたはどう思われましたか。「親を嫌いだという気持ちがあるままだと、自分の子供にも同じような事をしてしまうかもしれない」こんな風に心配されましたか。そうであれば、あなたは大丈夫です。

今、この時点で子供を愛する人間として心配をしているからです。自分の愛している子供に同じような経験をさせたくないから不安を感じているのです。すでに連鎖は解かれています。

嫌いと感じて当然のことをされれば、だれでも嫌いという感情は生まれます。異常でも何でもない「当たり前な人の感情」と捉えて、新しく生まれる今を大切に過ごしましょう。

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