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怖い花言葉を持つ花の紹介|桜/椿/ユリ/すずらん/スノードロップ

Author nopic iconuruka
花言葉 / 2017年09月29日
怖い花言葉を持つ花の紹介|桜/椿/ユリ/すずらん/スノードロップ

怖い花言葉を持つ花の紹介

美しい花の中には、怖い花言葉を持つ花がたくさんあります。怖い花言葉は、特別珍しい花だけが持っているというわけではありません。日頃からよく目にし、町の花屋で気軽に購入するような花にも、思いがけず怖い花言葉があったりします。

「美しい花だから親しい人に贈ったのに、とんでもなく怖い花言葉を持つ花で、相手の気分を害してしまった」ということにならないよう、本記事では怖い花言葉を持つ花をご紹介します。記事の中では、怖い花言葉を持つ花を、あいうえお順にご紹介します。

少し怖さを感じる”アイビー”

花というより、葉が有名なアイビー(つた)は、「死んでも離れない」という少し怖い花言葉を持っています。アイビーの植物としての特性が、そのまま花言葉になっています。

「死んでも離れない」は、状況によっては怖い言葉ですが、裏を返すと、強い愛情を示す花言葉にもなります。アイビーには、「永遠の愛」「友情」「不滅」「結婚」「誠実」という花言葉もあります。実際に、結婚式の花飾りとしても使われるので、ポジティブなイメージの方が強いです。

しかし、別れ話を進めているときに、相手からこの植物を贈られたら、「死んでも離れない」意思表示として、真剣に受け止めた方がよいでしょう。

贈られたくない”アメリカイヌホオズキ”の怖い花言葉

イヌホオズキは、野花の一種で、日本中に咲いている花です。花屋で売られていたり、花束にするような花ではありませんが、野花を一輪挿しに使うときに、知らずに使ってしまう可能性があります。ですが、誰かをもてなすためには、ふさわしくない花言葉を持っています。

「嘘」「嘘つき」。この花言葉は、花の名にある「ホウズキ」の実と異なり、イヌホオズキの実には毒があることに由来します。

そして、もっと怖い花言葉を持つのが、アメリカイヌホウズキです。アメリカイヌホウズキは外来種ですが、イヌホウズキと見た目も区別がつきにくい花です。花言葉は、「汝を呪う」。訪問先で、この花が飾られていたら、怖いです。相手の真意を確かめたくなるでしょう。

いずれの花言葉も、実に毒を持っていることに由来していますが、この実は、加工することで薬にもなります。

クワ(マルベリー)

クワ(マルベリー)の花言葉は、実の色によって異なります。

・白い実:「知恵」

・黒い実:「私はあなたを助けません」「あなたより生き延びる」

「私はあなたを助けません」という花言葉を知っていたら、うかつに黒い実を誰かにあげるわけにはいかなくなります。この花言葉は、両親に結婚を反対されて駆け落ちをした若者が、お互いの勘違いから二人とも死んでしまうというギリシャ神話に由来しています。

クワの実が熟す過程で、白から黒に変わっていく様が、若者の血で実が染まっていくように見えるためです。確かにクワの実の果汁は血の色に似ています。この花言葉を知ったうえで、黒いクワの実を贈られるようなことがあれば、メッセージ性が強くて、怖いです。

シロツメクサ

野原で探す「四つ葉のクローバー」の花であるシロツメクサには、「復讐」という怖い花言葉があります。花束で贈ることはない花ですが、子供たちが花冠を作って遊ぶ花です。その花冠を誰かに贈るようなことがあるのなら、この花言葉も心に留めておいてください。

シロツメクサは、その見た目通り、ほとんどが可憐な花言葉です。「幸福」「約束」「私を思って」「私のものになって」という花言葉を持っています。これらの幸せを象徴する言葉の対極として「復讐」という怖い花言葉があるという説があります。

「私を思って、私のものになってという約束のもと、幸福をつかんだが、約束が破られた結果、復讐心が沸き起こる」という物語があります。そのほか、シロツメクサにまつわるアイヌ伝説が由来であるという説もあります。

とても怖いスノードロップの花言葉

すずらんに似たこの花が持つ、隠された怖い花言葉は、「あなたの死を望みます」です。他の花の怖い花言葉より、ストレートな内容で、もっとも怖さを感じます。

この花言葉の由来は、イギリスの悲しい物語です。恋人が亡くなったとき、悲しんだ女性が、恋人の傷口にスノードロップを置きました。その瞬間、恋人の身体は雪のかけらとなって消え去ったそうです。

この物語から、イギリスの人は、スノードロップをみると、死を連想してしまいます。スノードロップを贈ると、傷口にこの花を置かれた恋人が連想され、この恋人と同じ運命をたどること、つまり、死が望まれているという意味になってしまうのです。

ゼラニウム

ゼラニウムは、色によっては怖い花言葉を持っています。白のゼラニウムは、「私はあなたの愛を信じない」という花言葉があります。清楚な花にも関わらず、絶望的な花言葉です。深紅のゼラニウムには「憂鬱」という花言葉があります。

ゼラニウムがネガティブな花言葉を持つのは、この花の独特な香りに由来すると言われています。ゼラニウムは品種によりますが、独特の青臭い香りがあり、虫除けとして窓辺に置かれたりします。魔除けとして用いられることもあります。

このような、虫を寄せつけない香りを持つ花でもあり、香料としては、アロマテラピーにも用いられるゼラニウムの二面性を、明るいポジティブな花言葉と、ネガティブだったり、怖い花言葉で表現しているとも言えます。ネガティブな花言葉である「憂鬱」は、ゼラニウムの香り由来であるという説もあります。

椿

椿には、「罪を犯す女」という花言葉があります。この花言葉は、椿という花由来ではなく、オペラ「椿姫」に由来していると言われています。椿姫の主人公は、恋人から身を引くために、恋人を裏切ります。この物語の内容から、「罪を犯す女」という怖い花言葉がつけられました。

花言葉ではありませんが、椿という花の特徴から、見舞い用の花としては避けられています。椿は枯れていくとき、花びらが1枚1枚散るのではなく、ある日ストンと花が落ちます。この姿が死を連想するので、病人への見舞いには不向きとされています。

トリカブト

トリカブトには、「復讐」「人間嫌い」「騎士道」「栄光」「厭世家(えんせいか)」「あなたは私に死を与えた」という花言葉があります。いずれの花言葉も、ギリシャ神話に由来しています。トリカブトが毒性の強い、怖い花であることが直接の由来ではないです。

ギリシャ神話の中では、トリカブトがケルベロスのよだれから生まれたとされています。ケルベロスがよだれを垂らしたのは、英雄ヘラクレスに倒されたためで、このときヘラクレスへの復讐心が芽生え、人間嫌いになったのだそうです。

「あなたは私に死を与えた」は、トリカブトそのものに向けた言葉でもあり、その先にいる「トリカブト毒を使ったひと」に対するストレートな言葉でもあります。

バラ

バラの花言葉は、色や贈る本数によって異なります。ネガティブな意味のある色は、黄色・ピンク・黒赤・白です。

・黄:「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」

・ピンクのつるばら(アンジェラ):「一時の感銘」

・赤のまだら:「戦争」「戦い」

・黒赤:「死ぬまで憎む」「化けて出る」「憎悪」「恨み」

・白:「純潔を失い、死を望む」

バラの花言葉は、色のイメージに由来します。赤バラは、「血」を連想させることから、見舞いには向かない花とされています。

白バラは、何も考えずに花束に含めてしまいそうですが、ひとに贈るのには不向きです。「死を望む」という怖い花言葉があります。特に、身体の弱っているひとに贈るのは、やめておいた方がよいでしょう。

贈る本数も、16本と17本は避けた方が良いです。

・16:コロコロ変わる不安な愛

・17:取り戻せない絶望の愛

ひまわり

ひまわりの花言葉には、「あなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」「いつわりの富」「にせ金貨」といったものがあります。常に太陽の方向を花が向いている、という、ひまわりの特徴が花言葉に反映されているように思えますが、由来はギリシャ神話です。

太陽神アポロンと水の精クリュティエ、絶世の美女レウコトエの三角関係に由来しています。嫉妬に狂ったクリュティエは、振り向いてくれないアポロンを見つめ続けて、ひまわりになったのだそうです。

「いつわりの富」と「にせ金貨」はギリシャ神話では説明できませんが、こちらはペルーの物語が由来です。スペインの侵略によって、ひまわりを型どった王冠を略奪されたという物語が、花言葉に反映されているという説があります。

ユリ

ユリには素敵な花言葉が多いのですが、花の色によって、悪い花言葉や怖い花言葉が含まれています。

・黄:「偽り」「陽気」

・橙:「軽率」「愉快」「華麗」

・赤:「虚栄心」「優しさ・暖かさ」「願望」

・黒:「呪い」「愛」

同じ色のユリでも、ポジティブな花言葉とネガティブな花言葉が混在しているのは、ユリのイメージに由来するポジティブな花言葉と、色の持つイメージに由来するネガティブな花言葉が双方残っていると考えられます。

クロユリの場合は、強烈な花の香りが、人間には好まれず、虫(特にハエ)に好まれることから、不吉なイメージを持たれています。「呪い」という怖い花言葉は、ハエの不吉なイメージに由来しています。

白ユリも、花言葉は明るく、怖いイメージはありませんが、献花に使われるため、「死」をイメージする花とされています。

怖い花言葉をもつと勘違いされている花

安全な”かすみ草”

花束やブーケに欠かせない「かすみ草」は、素敵な花言葉を持つ花です。「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」と、幸せを象徴するような花言葉しかありません。怖い花言葉は全く含まれていないので、安心して大切なひとに贈ることができます。

ネガティブな花言葉が全くないので、贈り物の花束やブーケに入れる花として、最適な花です。

使い方を間違うと怖い?”カトレア”

カトレアの花言葉は、「優雅な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」「魅力的」です。「魔力」は、怖いイメージのある言葉とも言えますが、カトレアの花言葉はすべて魅力を表しています。カトレアにはこれ以外にも、色別の花言葉があります。

・白:魔力

・黄:魅力

・紫:優美な女性・優美な女心

・ピンク:成熟した年配の人の魅力

いずれもカトレアという花が、上品で気品のある花であることに由来している花言葉です。カトレアの花言葉は、死を感じさせるような怖い言葉はありません。ただし、贈る相手は選ぶ必要があります。白やピンクは、贈る相手によっては、褒め言葉にも嫌味にもなります。
白やピンクのカトレアは、贈るひとを間違うと、怖い目に遭うかもしれません。

怖い花言葉はないけど、悲しい”桔梗”

桔梗の花言葉、「永遠の愛」「誠実」「清楚」「従順」です。色別でも、白が「清楚・従順」、青が「気品」と、いずれも素敵な花言葉です。

しかし、桔梗には悲しいイメージがついています。特に西洋では「仏花」として使われているため、プレセントとして贈る花には使いません。西洋で桔梗を仏花として使うようになったことも、桔梗の花言葉に由来しています。

西洋では、「ある男性を一途に思い続けた女性が、その思いを抱いたまま亡くなった」というエピソードが語り継がれています。この「一途に思い続ける」が桔梗の「永遠の愛」という花言葉につながり、亡くなった方を想う仏花として桔梗を使うようになったのです。

花言葉には、怖い意味は全くありません。怖い意味をもつ花ではないですが、死者に手向ける花としてのイメージから、生者に贈る花としては避けられています。日本における、菊のイメージと一緒です。

不吉なイメージはない”桜”

「美しい桜の木の下には、死体が埋まっている」と言われますが、これは、梶井基次郎の小説の一説に由来しています。桜の花言葉には、このような不吉なことを匂わせるような怖い花言葉はありません。

しだれ桜に「ごまかし」という花言葉があり、寒桜に「気まぐれ」という花言葉があります。これらは、少しネガティブな言葉ですが、怖い意味合いは全くありません。

桜の花言葉は、有名なアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの逸話に由来しています。この由来を考えると、よい花言葉にも、「ごまかし」「気まぐれ」といったネガティブな花言葉にも、納得できるのではないでしょうか。

花には毒があるが、花言葉に毒はない”すずらん”

すずらんの花言葉は、「幸福が帰る」「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」「癒し」「平静」と、素敵なものばかりです。フランスでは、「遥か前からあなたに好意を抱いていました」「和解しましょう」など、さらに愛を高めるような言葉が連ねられています。

すずらんは、怖い花言葉を持つ「スノードロップ」と似ているので、怖い花言葉があると勘違いされることがあります。また、すずらんは毒を持つ花ですが、すずらんの花言葉に毒は全くありません。安心して、大切な人に贈ることができます。

幸福推しの”フクジュソウ”

フクジュソウは漢字で、「福寿草」と書きます。この字からは幸福なイメージしかわきません。このイメージの通り、フクジュソウには「幸せを招く」「永遠の幸福」という花言葉があります。怖いどころか、幸福な言葉です。

しかし、フクジュソウにはもうひとつ「悲しみの思い出」という花言葉があるのです。怖い言葉ではありませんが、他の花言葉と対照的な言葉です。この悲しい花言葉は、美少年アドーニスの話に由来します。

フクジュソウには、悲しい花言葉はありますが、復讐などのネガティブな感情を表す怖い花言葉はありません。韓流ドラマで、復讐劇のタイトルとなっていたことから、怖い花言葉があると勘違いされています。

寄り添う花言葉”リンドウ”

リンドウには、「悲しんでいるときのあなたが好き」という、少し怖い花言葉があります。一見、人の不幸を楽しむかのような花言葉ですが、リンドウの花言葉と由来を考えると、この怖い花言葉は、「ひとに寄り添うことの喜び」を表しています。

リンドウには、「誠実」「貞節」「貞淑」「正義」「勝利」「的確」「固有の価値」「愛らしい」という花言葉があります。

ネガティブに感じる花言葉としては、「苦悩」「淋しい愛情」「悲しみに暮れるあなた」「あなたの悲しみに寄り添う」「悲しんでいるあなたが好き」「悲しんでいるあなたを慰めたい」があります。

リンドウは生薬として使われており、その味はとても苦いそうです。ネガティブな花言葉は、この苦味に由来しています。しかし、リンドウの苦味は、「薬」として身体を改善するものなので、花言葉にも、見守り寄り添う気持ちが込められていると考えられます。

花を贈るときにひとこと添えて

花言葉には、死を願ったり、呪ったりするような怖い内容のものがあります。花の可愛らしさなどから、花言葉を知らずに贈ってしまった場合、相手が嫌な気持ちになることもあります。

花言葉に過敏になる必要はありませんが、花を贈る際には「なぜ、この花を選んだか」を一言添えるとよいでしょう。「あなたの死を望む」というスノードロップでも、「あまりにも可憐な花なのでお見せしたくて」と添えられていれば、相手も気分を害することはないでしょう。

花言葉を知って、不吉な花を贈ることを避けるのが最善ですが、贈る花から受ける自分なりのイメージを相手に伝えることも大切です。