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考えすぎる人はストレスがたまる?考えすぎる性格を直したい人がすべきこと

考えすぎる性格を直したい人がすべきこと

まず、考えすぎる人というのは多くの方に共通点があります。それは考える時間を決めておらず延々と考えてしまうことであったり、「人に迷惑を掛けたくないから自分で何とかしよう」と考えていたりすることです。その点を踏まえ、考えすぎる性格を直したい人がすべきことを大きく3つまとめてみました。

考えすぎるのは禁物!「時間が解決してくれることもある」と割り切る

考えすぎる方のほとんどは、どうしても気になったことがあるとそのことについて延々と考え続けてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、その考えていることに関しては、考えることをしなくとも時間が解決してくれるものも多く存在します。

時間が解決してくれるものもあると考えると、考えている時間がもったいないと思えてきませんか。考えすぎるとどんどん深みにはまっていくことも多いため、時間が解決してくれることもあると割り切ることも大切です。

考えすぎる人はまず人に「相談」することも一つの手段

考えすぎる方の中には「できるだけ自分で解決したい」と考えていたり、「自分の問題で人に迷惑を掛けたくない」と考えていたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。それこそが余計に考えすぎる原因となることと言えますので、もし何か気にかかったことがあれば人に相談してみることも一つの方法と言えるでしょう。

どんなに小さな問題でも、解決できなければスッキリしないという時には、周囲の方を頼ってみてください。きっと自分以外の人に話すだけでも「何でこんなことを考えていたんだろう?」と心が晴れることもあるはずです。

しかし考えすぎることと優柔不断、どちらも持った方においてはこの方法はあまりできません。人に相談することによってさらに人の意見で自分の考えが揺らぐというような方は他の方法を試すことが良いでしょう。

考える時間を決める、または趣味などに没頭して考える時間をなくしてみる

考えすぎる方は一つの問題に向き合ってしまうと、とても長い時間考えすぎることもあります。そのような時には趣味やスポーツなど自分の好きなことに没頭して考える時間をなくしてみたり、「考える時間は10分だけ」と決めてみたりすることも試してみましょう。

趣味に没頭するというのは、たとえば映画や楽器、ゲームなど自分が他のことを考えられなくなるくらい熱中できるものなら何でもいいのです。

考えすぎる方のほとんどは気にかかることがあるとそのことについて何度も何度も考えてしまうことが多いので、考えすぎる癖を直したいという場合には時間を決めてスパッと考えることをやめたり、そもそも考える時間を与えないことで考えすぎるのをやめたりすることが必要になってきます。

考えすぎる人はストレスがたまる?

考えすぎる人は基本的に相手のことを気遣いながら生活をしていることが多いので、そのストレスは他の考えない人よりも多くストレスを感じてしまいます。たとえば日常の何気ない会話だけでも「この人に対する答え方はこれでよかったかな?相手が不快に感じてしまわないかな?」と考えることもあるため、酷い時にはそのストレスから胃が痛くなったり頭が痛くなったりと自分の身体に支障をきたしかねません。

決して考えすぎることは悪いことではありませんが、体調を崩すことが多い方や人に対して気遣うことが多いという方においては、時には何も考えない時間をつくることも必要と言えるでしょう。自分のストレスは自分が一番理解していなければ原因を掴むことができません。趣味やスポーツなどに打ち込んでリフレッシュしてみませんか。

考えすぎる癖の原因

考えすぎる癖を持つ方においては、何が考えすぎることの原因となってしまっているのでしょうか。習慣を変えれば考えすぎてしまうこともなくなる可能性もありますので、自分が考えすぎる原因を調べてみましょう。

基本的にネガティブ!「もしかしたら~かもしれない」と思ってしまうことが多い

考えすぎることのまず一つの原因は、これまでの自分の経験で学んできたことから何に対してもネガティブに考えることが多く「もしかしたら~かもしれない」悪いことへ考えてしまう思考が原因と言えるでしょう。車の運転の際などにはそのくらいの注意力は必要ですが、実生活においてそのような気の張り方では心身ともに疲れてしまいます。

ネガティブ思考はとても大切で自分自身に対して冷静な考え方ができるため必要なものでもありますが、日常生活においてはあまり考えすぎないことが世渡り上手になるための方法とも言えます。考え方を直すことは難しいかもしれませんが、まずは何事も前向きに考えられるように心がけてみましょう。

自分の考え方・発言・行動などに自信をもてない

これまでの生活において特に自分から行動することが少なく、人に誘われて行動することが多かったという方や人に指示をされてから動くことが多かったという比較的消極的な行動をしてきた方にとっては自分の考え方・発言・行動などすべての物事において自分に自信を持てないことが考えすぎてしまうことの原因となっています。

今までに自分から行動することが少なかった分「これってこうでいいんだっけ……」と考えすぎることも増えてしまいます。自分に自信をつけることができれば、考えすぎることも緩和されるはずです。しっかり自分の意見・行動に自信をつけていきましょう。

恋愛で考えすぎるときの対処法

日常生活では特に考えすぎることはないけど、恋愛において考えすぎることが多いという方はいらっしゃいませんか。そのような場合には、付き合っている相手がいる場合はあまりあれこれ悩むのではなく実際にパートナーとの意思疎通を図ることが一番です。片想いの場合において考えすぎる時には、悩む前に行動してしまったほうがいいでしょう。

相手の気持ちがわからないときには、直接聞いてしまう

自分のことで悩んでいるなら問題ありませんが「付き合っている相手の気持ちがわからなくて小さなことでも悩んでしまう」という場合においては、直接相手に気持ちを聞いてしまったほうが早い場合もあります。しかし、あまりに聞く頻度が多く理解が及ばないと相手を不快な気持ちにさせてしまう可能性もありますのでご注意を。

どんなに小さなことでも、気にかかることがあれば相手に直接聞いてしまいましょう。また、自分の行動で相手に不快な気持ちにさせてないか……ということも自分で考えすぎるよりは相手に聞くことがいいでしょう。人間は一人では生きていけませんし、基本的に心の声が聞けるわけではありませんのできちんと言葉で伝えなければわかりません。せっかく言葉という便利なものがあるのですから、有効活用していきましょう。

片想いの相手のことを好きすぎて考えすぎる場合

片想いの相手が今何してるか、自分のことを好きなのか、誰が好きなのか……と考えたら止まらない!という方においては、その人との関係に進展がない限り考えすぎることを止めるのは難しいと言えるでしょう。ただただ相手を見つめているだけでは、さらに考え過ぎる思考のループ・考えループが捗ってしまいます。

このような時に必要なことは、勇気を出して片想い相手に思いを伝えてしまうこと。考えている間に他の人と好きな人が付き合ってしまった……となるよりはきっと告白しておいた方がまだダメージが少なく済むはずです。言わないで後悔するよりも、言って後悔する方が自分の人生にも大きなステータスとなることでしょう。

考えすぎることに関する本の紹介

「どんなことを試したって、考えすぎるのは仕方がない……でももっと柔軟に考えることができるようになりたい」と考えている方に本をいくつかご紹介いたします。自分だけではどうしようもないことは、本の知識で身につけて少しずつ自分の考え方を変えていきましょう。

「考えすぎない」本多 時生

考えすぎる癖を改善したいと考えている方において役立つ「考えすぎない」という本多時生さんの本。自身の考えを主張するような書き方ではなく、読者を諭すような書き方のため読んでいる方も「なるほど~」と思わず納得してしまうような本です。文庫サイズなので鞄に入れて持ち運びやすいのもポイント。

「鈍感になるほど人生がうまくいく 心のモヤモヤがスッキリする9つの方法」植西 聰

考えすぎる方にしたいのは、どんなに悩むこと・失敗して怒られたことなどに関してくよくよしないといった「鈍感力」を身につけるための植西聰さんの本「鈍感になるほど人生がうまくいく 心のモヤモヤがスッキリする9つの方法」。普段より頭を柔らかくし、鈍感になることによってこれからの人生がより生きやすくするための本です。ストレス社会の現代においてはとても有意義な本と言えるのではないでしょうか。

考えすぎる性格の特徴

考えすぎる性格の方は、真面目・繊細で「人に頼らず自分で何とかしなければいけない」という完璧主義の方であったり、元々がネガティブ思考が多い方であったり、自信がない・消極的だったりするということが挙げられます。それぞれ考えすぎてしまう特徴についてご紹介いたしますので、思い当たる節がある方はこれを機に少しずつ変えていきませんか。

真面目・繊細・完璧主義・優しい

考えすぎる方の多くは真面目でしっかりしており、繊細、さらに周囲に優しく面倒見がいい方にも多いです。自分のことを考える時間より、人のことや周りのことを考える時間の方が多いのではないでしょうか。また「自分が関わることには常に自分の最善を尽くしていきたい」という完璧主義の方も考えすぎる傾向にあります。

どうしても人のことを気遣ってしまう性格、それは思いやりがあるとも言えます。しかし、考えなくてもいいことまで考えすぎるのは自分の身が持たなくなってしまうこともあるのです。全てを変えるのではなく、たまには肩の力を抜いて取り組むことも必要と言えるでしょう。

ネガティブ・自信がない・消極的

ネガティブ思考が多く、自分の発言・行動に自信が持てないから自分から滅多に行動することはないという消極的な方も考えすぎる傾向にあると言えるでしょう。自分の行動によって「自分のせいで周りの人に迷惑をかけてしまう……」という思いからどんどん悪い方向へと考えすぎることも多々あります。

そのような場合においては、失敗を恐れず挑戦していく勇気というものが必要になってきます。いつも人の顔色を窺い、自分のやりたいことをできないまま過ごしていくよりは自分の考えていること・やりたいことをスパッとやってしまったほうが後々考えすぎることがなくなります。案ずるより産むが易しとも言いますし、考えるのではなく行動に移してみることも大切なことです。

用心深い

用心深い性格の方でも、常に自分の最悪の事態を想定して回避しようと考えるため考えすぎることが多いのではないでしょうか。これも、ひとまとめにするとネガティブ思考と言えるのかもしれません。用心深いことはいいことですが、考えすぎることにより新たな危険性を招いてしまう恐れもありますため、程よい緊張感というのも必要になってきます。

考えすぎる自分を受け入れて、これから楽に生活できるようになろう

考えすぎる性格を直すといっても、これまで生きてきた自分の性質を否定するのも何だか切なく感じるのではないでしょうか。そこで、自分がこれから程よく考えてのびのびと生活するためにも大切なことが「考えすぎる自分」をきちんと受け入れてあげることです。今までの自分を受け入れながら新しい自分の一部を取り入れていき、楽に生きていきましょう!
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