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気が利かない人の特徴6つ|気が利かない性格の治し方5つ

気が利かないと言われて悩んでいるあなたへ

親や友達から「気が利かないねえ」などと言われ、悩んでいる人はいませんか。自分がそういわれてしまう心当たりがあるでしょうか。

気が利かない人の中には、気が利かないという自覚がない人も多く、自覚がないからこそ、改善もできないというジレンマに陥っています。

「気が利かない」と言われたら、一旦自覚を持ち、自分の行動を振り返ってみましょう。ここでご紹介するような場面も、身に覚えがあるのではないでしょうか。

気が利かないと言われる場面

「気が利く人」というのも、いつでもどこでも気が利くわけではありません。例えば、家庭では気が利くけれど、仕事ではまったく気が利かない人も存在します。

同じ性格の人間なのに、いる場面によって「気が利く人」になったり、「気が利かない人」になるのはなぜでしょう。

これは、環境によって、気を遣う相手や気を配る対象が異なるためです。すべての環境を熟知してあらゆる気配りのできる人というのは、多くはありません。

友達といるとき

友達といるときに「気が利かないよね」と言われてしまうのは、以下のような場面が考えられます。

・友人宅に訪問したときに、全く動かない
お客様然として、「手伝おうか」のひとこともなく、お茶が運ばれるのを待ち、片付けも手伝わないような人。

・ランチなどで手を動かさない
大皿を取り分ける、鍋の具を取り分ける、食事が運ばれてきたらお箸やスプーンなどを取り分けるなど、全くしない人。

家族と一緒にいるとき

家族間で、気が利かないことが問題になるのは、家事と住環境に係る問題がほとんどです。

・配膳の手伝いをしない
食事の準備をして、食卓に配膳しようとしているのに、食卓の上を片付けなかったり、テレビを視続けたりすると、主婦(主夫)に「気が利かない」と怒られます。

・ほかの家族への気遣いが足りない
受験生がいるのに、大音量でテレビをみている。持ち帰り仕事をしている人の横で、高いびきで寝ている。

職場

職場では、仕事の段取りを把握し、多少の早回りをして準備などをこなせないと、「気が利かない人」という扱いになります。

・指示待ち
すべての仕事で、指示を受けないと動けない。来客時にお茶を入れることすら、思いつかないと、「気が利かない人間」のレッテルが張られます。

・人の補助ができない
緊急で、雑用を含む作業に追われ、手が回っていない人が近くにいても、「手伝いましょうか」のひとことが出ない人。

気が利かない人の特徴6つ

気が利かない人というのは、どこででも気が利かないわけではなく、ジャンルを変えると、妙に気が利く場合もあります。しかしながら、気が利かない人の共通した特徴というのも、確かにあります。

これらの特徴を理解し、自分に当てはまらないか考えてみるだけでも、一歩「気が利かない人」から遠ざかることができます。

特徴1:言葉の真意をくみ取ることが苦手

他人の言葉を言葉通りに受け取ってしまうと、「気が利かない人」という烙印を押されてしまうことがあります。

知人の家を訪問したときに、「お客様なんだから、座っていて」という言葉を真に受けて、通された部屋でじっとしていると、気が利かないと言われてしまいます。

本当に相手が「手伝って欲しくない」「手出し無用」という意味で言っているのか、単に遠慮や社交辞令で断っているだけなのか、真意を汲み取ることが大切です。

特徴2:つい人任せにしてしまう

食事の取り分けなどで、「取り分けが下手だから」という理由で、ただ黙って手出しをせずにいると、気の利かない人だと思われてしまいます。

一応、取り分けが必要であることには気づいている、ということだけでも伝えれば、「気が利かない人」と思われることだけは回避できます。

ただ人任せにするのではなく、「下手だからお願い」の一言があるだけで、だいぶ周囲の受け取り方も変わってきます。

特徴3:単独行動が多い

単独行動の多い人は、あまり周囲に気遣うこともないため、集団に入ったときには「気が利かない」と受け止められる行動をしがちです。

周囲の者にとっても、必要な時に「あれ、いない」ということになるため、空気を読めない気の利かない人と思われがちです。

特徴4:天然と言われることが多い

気の利かない人というのは、概ね「気遣いが足りない」「空気が読めない」といった特徴を持っており、これらの特徴を同じく持っている「天然な人」と表現することもできます。

「気が利かない」と思うと、気持ちがモヤモヤしたり、腹が立ったりしますが、「天然な人」なら、仕方ないかと思うこともできるので、柔らかい表現として「天然だ」と言われることもあります。

特徴5:自分の言動に自信が持てない

気が利かない人の中には、本当に気づきがなく、気が利かないという人もいますが、気付いているが、それに対して自分が行動するための確信が持てないという人もいます。

自分の言動に自信が持てないために、出遅れてしまい「気が利かない」という烙印を押されてしまうのは残念なことです。

特徴6:状況の把握が苦手

自分が今何をすべきか、周囲からどのような言動を求められているかを、的確に感じ取ることができない人は、気が利かない人と周囲から思われてしまいます。

日ごろから、あまり他人とコミュニケーションを取っていない人は、いざというときに状況把握を的確にできなくなってしまいます。

気が利かないと言われ自信を失っている人におすすめ

自覚がないにも関わらず、「お前は気が利かない」と言われて落ち込んでいる人には、グッドポイント診断をおすすめします。

この診断は、自分が知らなかった自分の強みを新たに発見できる診断です。「気が利かない」ということは、ひとつのマイナスポイントですが、それを超える強みを隠し持っている可能性もあります。

グッドポイント診断で、自分も知らなかった自分の強みを発見してみましょう。

グッドポイント診断

気が利かない性格の治し方5つ

気が利かないと言われてしまったら、次の5つのポイントを見直し、できる限りの改善を図ってみましょう。即効性はなくても、徐々に気が利かない性格も改善していくはずです。

治し方1:積極的に動いてみる

考えすぎて、行動に起こさないよりも、何か気づきがあったときには、行動に移してみましょう。

たとえその行動が失敗に終わっても、この失敗経験により、次回の成功につなげることができます。行動せずにただ「気が利かない」といわれるよりも、前進できる可能性があります。

治し方2:交友関係を広げる

日ごろのコミュニケーションが足りていないと、場の雰囲気を読む力や、相手の気持ちを推し量る力が養われず、気が利かない原因となってしまいます。

多少面倒臭くても、現在よりも交友関係を広げ、より多くの人に係ってみましょう。

治し方3:気が利く人の行動を真似してみる

幼児は周囲の人の行動を真似することで成長していきます。大人になっても、自分ができていないことは、できている人の真似をしてみることで、コツなどがわかり、上達できます。

周りにいる気が利く人を観察し、行動を真似してみましょう。

治し方4:自分の性格を受け入れる

いろいろな性格の治し方がありますが、自分に合っていなければ続けることができません。まずは、「気が利かない」ことの根本原因となっている、自分の性格を受け入れてみましょう。

受け入れたうえで、できないことは、「気が利かない」と言われる前に、「できないからやらない」宣言をしてしまうのも、一つの対応策となります。

治し方5:人の立場になって考えてみる

気が利かない人の中には、「行動するけど、的外れ」な人もいます。こうした人は、自分の感覚だけで行動しており、相手がどのように感じるかなどまで、考えが及んでいません。

行動しているのに「気が利かない」と言われている人は、一度相手の立場になって、自分の行動を見直してみることも必要です。

気が利かない自分を認めてあげよう

「気が利かない」と言われたときに、「こんなに気遣いをしているのに」とただ落ち込むのではなく、そんな自分を受け入れてみましょう。

受け入れたうえで、改善すべき点は改善し、改善できないところは、他の何かで補うよう考えましょう。気が利かないからといって、人間的に劣っているわけではありません。

ただ落ち込むのではなく、気が利かなくても、役に立てる自分を見出すのも大切なことです。

気が利かない人の心理や原因もおさえておこう

気が利かない人が近くにいると、イライラしがちですが、気が利かないひとにも事情があるはずです。以下の関連記事も参考に、気が利かない人の心理を考え、理解してあげましょう。
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