あなたの趣味は時間の無駄使い?仕事もそう?
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますが、ふと思い返すと「あの時していたことは時間の無駄使いだったような…」と感じることはないでしょうか?楽しいことは没頭しやすいので、ついつい時間を費やしてしまいがちです。趣味だけでなく仕事に関しても、状況によっては時間の無駄遣いと感じることがあります。その時間は自分にとって有意義であったのか無駄使いであったのかどうか、まず時間の無駄使いと感じやすい例を見ていきましょう。
時間の無駄使いと感じることは?
後から振り返って時間の無駄使いだったと感じやすいのは、時間を使った結果がはっきりとした形で残りづらいものが多いです。「何故あの時、あれに時間を無駄に使ってしまったのだろう…」と思いやすい代表格はゲームです。ゲームといっても形態によって時間の使い方が分かれます。その他パチスロなども例にとってご紹介します。
スマホゲーム
スマホゲームはアプリとして簡単に取り入れやすい分、一つのゲームに没頭するというよりも、ゲームのはしごで時間を取られているケースが多いでしょう。勿論一つのゲームに対して使う時間が多ければ多いほど、後から時間の無駄と思う度合も強くなっていきます。気軽に遊べる分たくさんのゲームで遊んでしまうため、全体として時間の経過が増えてしまいがちです。
そしてスマホゲームにありがちなのが、熱中していたゲームがサービス終了になった時の虚しさです。それまでの満足度にもよりますが、「今まで遊んでいた時間はなんだったんだろう」と時間の無駄使いを感じてしまいます。
ソーシャルゲーム
ソーシャルゲームはSNSやコミュニケーションサイトと関連が強いため、一度ハマると抜け出しにくいゲームの一つです。誰かと同じゲームを遊んだり、誰かと協力してゲームを遊んだりという共有感が楽しいもので、ゲーム以外でのメッセージのやり取りといったコミュニケーション部分にも時間を費やしてしまいがちです。
こちらが時間の無駄だと感じてしまう瞬間は、ゲーム自体が面白くなくなったのは勿論、コミュニケーションをする相手が減ったり、いなくなってしまった時です。こちらもそこまで培ってきた人間関係などが別の場所に続いていくのなら無駄とは言えませんが、ゲームを止める=交流が途絶えるという構図になってしまうと、それまでの時間は無駄だったのではないかと感じてしまいます。
テレビゲーム・携帯ゲーム機
こちらはテレビで遊ぶゲーム機や、携帯ゲーム機といった、いわゆる昔ながらの形のゲームです。ゲーム機で遊べるものはしっかりとした作りのものが多く、一回のプレイ時間が長くなりがちです。ゲームに熱中していたら徹夜してしまったという方も少なくないでしょう。
このタイプのゲームが好きな方は、一つのゲームが終わる、もしくは飽きた場合は次から次へ遊ぶゲームを移す場合が多いので、時間の無駄を感じない方も多くいます。ですが、仕事や学業が忙しくなってゲームが遊べなくなった時はどうでしょうか。今までゲームに費やしていた時間で仕事や勉強が出来ていればと後悔することがあるのです。
パチスロ
パチンコやスロットも遊んでいる最中は非常に楽しいものです。上手く遊ぶことが出来れば見返りもあるので、そうなると更に楽しさは増すでしょう。
ですが負けてしまった時が問題です。時間の無駄も勿論ですが、お金に関しても無駄と感じてしまうことはないでしょうか?どちらの面でも後悔を感じる度合が強ければ強いほど、パチスロは時間の無駄・お金の無駄だと感じやすいです。
人付き合い
これは人によって大きく分かれますが、人付き合いが余り得意でない、または好きではない方にとって、人と会っている時間は苦痛に感じてしまうものです。「どうして好きでもない人とわざわざ会わなければならないのか」と感じ、結果その時間が無駄であると思ってしまうのです。
はじめから会わなくて済むのならよいのですが、社会の中で生きている上で、会社での付き合いや、友人との付き合いはどうしても外せないものです。その時間を楽しく感じている人もいますが、中には時間の無駄使いだと思っている人もいるのです。
バイトや仕事が時間の無駄使いと感じる理由とは?
ここまでは主に趣味の範疇で時間の無駄使いと思える例を見てきました。ですが、仕事やバイトをしている中で「今自分のしていることは時間の無駄使いではないのか?」と感じることがあるのです。その原因を考えてみましょう。
仕事にやりがいを感じていない
まずバイトや仕事が時間の無駄使いだと思ってしまう理由として、仕事のやりがいが挙げられます。特に単調な作業が続くと仕事のやり応えがなかったり、飽きてしまったりしてしまいます。また自分の能力に見合っていないことばかりさせられていても、仕事に対する熱意が失われてしまうのです。その結果、仕事やバイトをすることが時間の無駄だと感じてしまいます。
仕事を認めてもらえない・褒められない
時間の無駄使いだと思ってしまう理由は他にもあります。自分の仕事を認めてもらえなかったり、褒めてもらえなかったりした時にその気持ちが生まれてきます。これは上のやりがいにも通じるところがありますが、自分の仕事を正当に評価してもらえなかったり、よく出来たものに対して何の反応もないと、人はやる気を失ってしまうのです。仕事を認めてもらなかった結果やる気を失ってしまうと、それまで積み上げてきた仕事の実績すらも時間の無駄だと思ってしまいます。
仕事に報酬が見合っていない
バイトや仕事が時間の無駄使いだと感じる一番大きな理由に、自分のしてきた仕事に対しての報酬が見合っていないことが挙げられます。バイトであれば仕事に対しての時給が低かったり、正社員であれば仕事や残業に対して給料が見合っていない場合、仕事に対するモチベーションは下がります。
仕事に対する見返りはお金だけではないとはいえ、やはり収入は仕事をするにあたり一番大切な点です。自分の頑張りに合わない報酬しか貰えないと、仕事やバイトが時間の無駄使いであったと思ってしまっても仕方のないことでしょう。
生活習慣や生活リズムで時間の無駄使いをなくす方法
ここまで時間の無駄使いの例について見てきましたが、当てはまった方もいらっしゃることでしょう。ですが生活習慣や生活リズムを見直すことによって、時間の無駄使いを少しずつ減らすことが出来ます。一度身に着いてしまった習慣や生活リズムを変えていくのは難しいですが、出来ることから取り組んでいきましょう。
起きる時間・寝る時間をなるべく一定にする
はじめは生活リズムの点から時間の無駄使いを見直してみましょう。ゲームといった趣味が時間の無駄だと思っている方は、起きる時間や寝る時間が不規則になっていませんか?仕事や学業の上でどうしてもそうなっている場合は仕方ない面もありますが、ゲームに熱中している余り夜更かしをしているケースは非常に多いでしょう。
ですので、まずは寝る時間の方を○○時にすると決めてみましょう。遅めに寝ている方はまずは30分早くするだけでもOKです。そこから徐々に減らしていき、次の日の起きる時間にもよりますが、なるべく午前0~1時前後には睡眠に入りたいところです。
寝る時間が決まってきたら、今度は起きる時間を一定にします。こちらは出勤や通学の都合で大体同じ時間という方もいらっしゃると思うので、それをずらしてまで行う必要はありません。ですが朝も夜も不規則な生活をしている方については、朝もなるべく6時~遅くても8時くらいに起きて、出来れば朝ご飯も食べられると健康的で良いでしょう。朝起きる時間が一定になると、夜も自然と同じような時間に眠れるようになります。
ゲームの個数や遊ぶ時間を決める
次にゲームが時間の無駄と感じてしまった人の対策法です。まずスマホゲームで遊んでいる方は、毎日いくつのゲームに触れていますか?その中でどうしても遊びたいゲームと、止めてしまっても構わないゲームはありませんか?遊ぶ数自体を減らすと、自然と使う時間も減ってきます。はじめから一気に止めてしまうのが難しい場合は、止めて構わないゲームに触れる頻度を少しずつ減らしてみましょう。そのゲームが止められると思ったら、アプリそのものを消去してしまうと未練が残らずです。
そしてスマホゲームに限らず、どうしても遊びたいゲームがあって止め時が分からないタイプの方は、一日にどれだけ遊ぶか時間を設定してみましょう。一日ゲームをしているのが4時間ぐらいの人は30分減らしてみたり、夜遅くまでゲームを遊びがちな人はゲームは○○時までという約束事を決めます。昔はゲームは一日1時間という言葉もありましたが、ゲームの演出なども相まって1時間で終わらせるのは難しい時代になっています。ですが少しずつ減らしてみることは難しいことではありません。意思が弱めの方はアラーム機能を使って、時間の限度を決めるのがです。
月や週で使えるお金の上限を決める
こちらはゲーム・パチスロ等、趣味に時間と一緒にお金をかけがちの方向けの方法です。月や週によって、趣味に使えるお金の上限を決めてみましょう。それ以上の金額を使わないことにしておくと、ゲームが進みづらくなったり、パチスロに至っては行くことすら出来なくなります。時間とお金の節約が同時に出来て、お得な方法と言えるでしょう。設定金額は人にもよりますが、月ごとの設定だと金銭感覚が大ざっぱになる場合もありますので、出来るのであれば週ごとに上限を設けることをします。
時間の無駄をなくしたらどうなる?
上にご紹介した方法などで、時間の無駄をなくすことが出来たらどうなるでしょうか?その例も見ていきましょう。
健康的な生活が送れる
まず、生活リズムを見直すことで、健康的な生活が遅れるようになります。夜更かしは健康の大敵ですので、早寝の習慣が付けば朝もスッキリ起きられて仕事や学業もはかどりやすくなります。
余計な出費を抑えられる
趣味に使うお金を見直すことで、無駄な時間が減るのと比例して余計な出費も抑えることが出来るようになります。抑えた分の出費は貯蓄に回してもよいですし、時間の無駄だと思わないことに対してに使ってもよいでしょう。
新しく出来ることが見つけられる
無駄だと思っていた時間を違う事に使えるようになります。例えば新しい趣味であったり、仕事のために資格を取得してみたり、食事を凝って作ってみたり、出来ることは人によって様々です。
ですが、新しくチャレンジしたことが、また時間の無駄になってしまうこともあります。その時はまた時間の使い方を見直してみます。チャレンジしてみたこと自体は無駄な時間とは言えませんので、どんどん新しいことに目を向けてみましょう。
無駄な時間を充実した時間へ
時間の無駄と感じることの例や、時間の無駄使いをなくす方法などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?無駄だと思っていた時間も、やり方次第では充実した時間に変えていくことが出来るのです。より良い生活のために、今一度自分の時間の使い方を見直してみましょう。