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「それな」とよく言う人はうざい?それなの使い方や返し

「それな」とは?

最近、高校生や大学生などの若者の間で「それな!」という言葉が使われているのを耳にしたことはありませんか?電車で話している高校生やカフェで盛り上がっている大学生の会話が耳に入って来て、「それな!」と言い合って笑っていたり楽しそうに話している光景をよく見かけることでしょう。最近の若い人の会話の中に「それな!」という言葉が頻繁に使われています。

日常会話ではもちろんのこと、TwitterやLINEなどのSNSでも「それな!」は多く使われています。「それな!」というスタンプも作られていることから、「それな!」という言葉が広く世の中に広まってきているということが分かります。

しかし、「それな!」という言葉は知っていても、意味が分からなかったり、使い方がいまいち分からないと思っている方は多いのではないでしょうか?そこで、「それな!」という言葉の意味や使われ方をここではご紹介します。

「それな」の語原はなに?

言葉の流行はとても早く、気づいたら多くの人が使っています。いつ頃から使われている言葉なのか、どのように流行言葉が出来るのはは曖昧で不思議です。「それな」という言葉は、最近多くの人に使われてきていて、今の流行語といえるかもしれません。そして、「それな」という言葉の語源は様々な説があります。そこで、いくつかの「それな」という言葉の発祥についてご紹介します。

2ちゃんねるが始まり?

「それな」の語源の有力説のひとつとして、2ちゃんねるから始まったと言われています。ネットの中で使われていた言葉が広まり日常会話の中でも多く使われるようになったとも言えます。以前、テレビでも「それな」という言葉が2ちゃんねるから使われ始めたと紹介されていることもありました。

しかし、2ちゃんねるでは「それな」という言葉は使われていないという意見もあると言われています。ですから、有力な説ではありますが、100%確実に2ちゃんねるから「それな」という言葉が使われ始めたとは言い難いです。

関西弁が語原?

「それな」の語源の有力説のひとつとして次に挙げられるのが、もともとは関西弁だったという説です。関西弁の「ほんまそれな~」や「せやな」「そやな」という言葉が元になっていて、それが若い人の間で省略されたり言い変えられたりして「それな」になったと言われています。

関西で使われている「ほんまそれな~」や「せやな」「そやな」の意味と、今若い人の間で使われている「それな」という言葉の意味がほとんど同じであるということからも、関西弁が発祥だという説が有力であると言われています。また、言葉の響きも関西弁の言葉と「それな」がとてもよく似ているとも言えます。しかし、関西では「それな」という言葉はほとんど使われていないので、確実に関西弁が語原だということはまだ難しいでしょう。

「それな」はどうやって広まったの?

あっという間に広まっていく若者言葉。最近では若い人の間で流行している言葉がテレビで取り上げられたりと年代に問わず耳にする機会が増えています。また、若者の間で使われている言葉といっても、その言葉を使う年齢層も幅広くなってきています。そこで、どのようにして若い人の間で使われている「それな」という言葉がこれだけ社会に広く知られるようになったのか気になりませんか?それを、これからご紹介します。

テレビで広まった?

「それな」という言葉が広まった要因のひとつとして挙げられるものが、テレビです。先ほども少し話に出てきましたが、テレビのニュースなどで若者の間で流行している言葉として「それな」が取り上げられると、ニュースは年齢の低い若い人から年齢の高いおじさんやおばさんなど幅広く見ているので一気にその言葉を沢山の人が知るきっかけになります。

また少しでもその言葉を知っていると、町中で高校生の会話をたまたま耳にした人がより「それな」という言葉に注目します。また、多くの人が知るきっかけとしてはニュースなどに「それな」が取り上げられるということだけではなく、バラエティ番組などに出ている若い芸能人が「それな」という言葉を使っているということです。

仲の良い友達の口癖が移ってしまうような感覚と同じで、テレビを見ているうちに若い芸能人が使う「それな」という言葉を真似したりする人が増えるのではないかと言われています。

SNSで広まる?

現在、高校生や大学生など若い人の中でSNSがとても使われています。総務省は発表しているものでは下記のように発表されています。

平成27年度の調査研究で、20代以下のSNSの利用率が、facebookが49.3%、Twitterが52.8%、instagramが16.0%、mixiが27.5%、LINEが62.8%となっています。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html

この総務省の調査研究結果からも分かるように、若い人の間では人とコミュニケーションを取る手段の中で、SNSが多く使われているということだと言えます。どうしてSNSで広まったのかというと、まず打ちやすいということが挙げられます。SNSは画面上で文字で人とやり取りをするものです。会話の中で返事をする時にただ相槌を打つだけでも「そうだよね」だと5文字になります。

しかし、「それな」だとたったの3文字で相手に伝わります。短く相手に伝えられるということで、より会話がスムーズになるから広まったとも言えるでしょう。次に挙げられる要因は、SNSの拡散という特徴です。日常会話で「それな」を使ったとすると、「それな」という言葉を耳にして知る人はその場にいる人だけになります。

しかし、SNSは会話に参加していない人も含めて多くの人が「それな」という言葉を目にすることができます。そして、一度発信した言葉は削除しない限りいつまでも残ります。ですから、どんどんと「それな」という言葉を知る人が増えていきます。

「それな」の意味とは?

「それな」という言葉はよく聞くから分かるけど、意味はいまいち分かっていないという方が多いのではないでしょうか。また、会話の中で「それな」と使ってはいるけれどきちんと意味を理解している方は少ないのではないでしょうか。そこで、「それな」という言葉の意味を詳しくご紹介します。

「それな」は相槌の代わり?

「それな」という言葉は、主に「たしかに」や「そうだね」という意味を持っています。会話の中で使う「うんうん」という相槌のような役割をしていると言えます。また、会話の中で相手の言ったことに対して、同意したり賛成したり共感したりなど、相手の意見や話を肯定する時に「それな」という言葉は使われます。会話の中で、相手が何か言った時に「それな」と答えると、「私も同じように思うよ!」という意味合いになります。

「それな」の使い方紹介!

「それな」という言葉の意味は分かったけれど、使い方がまだ分からないという方もいるのではないでしょうか。会話の中で相手の意見に同調する時に使うということが分かっても、会話の中で「それな」という言葉をどのタイミングで使うことが良いのかということは分かりにくいです。

「それな」という言葉自体に特別な意味があるわけではなく、様々な場面で使うことが出来るからこそ、きちんと「それな」という言葉の使うタイミングを知っていないと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。そこで、「それな」という言葉が実際にどのような会話のタイミングで使われているのか、具体的に会話の一部をご紹介します。「それな」という言葉を使うタイミングの参考にしてください。

会話の中での「それな」の使い方

先ほどもご紹介しましたが、会話の中で「それな」という言葉は相槌の役割で使われます。ですから、会話の中で「私もそう思うよ!」というタイミングで「それな」を使えば良いということになります。それでは、具体的な「それな」という言葉を使う会話を見てみましょう。

Aさん「この教科の宿題多くない?」
Bさん「それな」
Aさん「嫌だよね。後でノート見せて」
Bさん「いいよー」

この会話のように、相手が言ったことに対して、自分も同じように思う、または同じように感じているということを伝える時に「それな」を使います。「それな」という言葉だけで会話を進めることが出来ます。

「それな」を「それな」で返す!?

次に紹介する「それな」という言葉の使い方の例は、先ほど紹介した例と似てはいますが『それな」と言われたことを「それな」で返すというものです。この説明ですと、一体どういうことなのか、意味が分からないと感じる方は多くいらっしゃるでしょう。そこで、分かりやすく会話形式で具体的な例をご紹介します。

Aさん「あぁ、痩せたい!」
Bさん「それな。でも食べちゃう」
Aさん「それな~」

この会話のように、「それな」が使われた返答にさらに「それな」で答えるという会話もよく若い人の間で見られます。これで、「それな」という言葉の使い方がお分かりいただけたのではないでしょうか。ぜひ、会話の中で使ってみて下さい。

SNSでの「それな」の使い方は?

若い人の間でとてもよく利用されているSNS。このSNSの中でも「それな」という言葉は頻繁に使われています。そこで、SNSではいったいどのように「それな」という言葉は使われているのでしょうか。具体的な例でみてみましょう。

Aさん「月曜日のドラマ面白くない?キュンキュンする~」
Bさん「それな!早く来週の回見たいー」
Cさん「それな~面白いよね」
Dさん「それな」

SNSでは主に複数人で会話が進んで行くことが多いですが、この会話の例のように、1人が「それな」と言っても後から会話に参加する人も続いて「それな」を使います。また、SNSの場合では、会話に参加している他の人に続いて「それな」と言うことで、何か自分から言葉を発信しなくても「それな」ということばだけで会話に参加することができます。短くてとても便利な言葉です。

「それな」の間違った使い方とは?

「それな」という言葉の使い方を知っても、まだ実際に使うのは難しいという方はいるのではないでしょうか。そこで、「それな」という言葉の正しくない使い方を具体的な例でご紹介します。間違っている使い方も知ることで、より「それな」という言葉を知ることができるでしょう。

「それな」という言葉はこれまでに何度もお話ししましたが、会話の中の相槌のような役割で、相手の話しや意見に共感や賛成する時に使うことが出来ます。ですから、いつ、どんな時でも「それな」という言葉を使うことが出来るように思われますが、いつでも使うことが出来るというわけではないのです。知らずに恥ずかしい思いをしない為に、こえから間違った使い方をみてみましょう。

気を付けて!間違った使い方とは?

「それな」の正しい使い方と間違った使い方の両方を知っていれば怖いものなしです。それでは、ご紹介します。

Aさん「このお店ってどこにあるんだっけ?」
Bさん「ああ、それは駅前すぐだよ」
Aさん「それな!分かった。ありがとう」
Bさん「そこは、あーねじゃない…?」
Aさん「・・・・」

ここまでお読みいただければ、どうしてこの会話が間違った使い方なのかお分かりいただけるでしょう。ここで使っている「それな」は言い変えれば、「なるほど」や「分かった」などの言葉になります。ここで使っている「それな」の意味も、共感や賛成などの相手の意見に「私もそう思う」というニュアンスは含まれていません。

ですから、この会話の流れの中で「それな」を使うことは出来ないと言えます。また、ここで登場した新しい言葉、「あーね」については「それな」と似ている言葉として後程ご紹介します。

簡単に使える「それな」とは?

ここまでで「それな」の使い方をご紹介しましたが、まだ実際の会話で使うことは気が重いという方もいらっしゃるでしょう。そこで、もっと気軽に使える「それな」という言葉をご紹介します。

友人などの会話の中で「それな」という言葉を使おうとすると、言葉にして声に出さなくてはならないので、勇気も必要になりますし会話のリズムに乗るというスピード感も必要になるでしょう。しかし、SNSの中の会話で「それな」という言葉を使えば文字となって目に見えるので言いやすくなります。これから、SNSで簡単に使える「それな」をみてみましょう。

顔文字を使ってみよう

「それな」という言葉を表す顔文字があります。顔文字を使うことで、文字よりも少し砕けた感じになるので、気軽に使えるのではないでしょうか。

・(´ー`)σ
・ (╭☞•́⍛•̀)╭☞
・(σ・ω・)σ
・_(┐「ε:)_

このような顔文字があります。全体的な特徴としては、どれも指を指すような形になっていて「それな」と言っている様子が伝わります。自分でオリジナルの顔文字を作って、「それな」という言葉を使ってみても可愛いです。

それな顔文字 | 顔文字ズ (´・ω・`)

スタンプを使ってみよう

顔文字は打つことが大変という方は、スタンプを使うというさらに「それな」という言葉を簡単に使うことが出来る方法があります。「それな」という言葉が若い人の間で多く使われているため、LINEのスタンプも沢山「それな」という言葉が使われています。

スタンプでしたら、ポンッと押すだけなので気軽に「それな」という言葉を使うことが出来るでしょう。「それな」だけが様々な種類で書かれているスタンプもあったりと種類が豊富です。あなたのお気に入りのスタンプを探してみてはいかがですか?

それな. – LINE スタンプ | LINE STORE
語彙力ない?それな~! – LINE スタンプ | LINE STORE

隠れたもうひとつの「それな」の使い方とは?

ここまで「それな」という言葉は、相手の考えに賛同する時や肯定する時に使われるとご紹介してきました。しかし、「それな」という言葉はもうひとつの隠れた使い方があると言われています。ちょっと怖い使い方ですが、知ってしまったらきっとあなたも使ってしまうでしょう。

「それな」は会話を終わらせる時に使う!?

「それな」という言葉は、友人などとの会話を終わらせたい時に使うという方法もあります。会話を終わらせるために使うと聞くと、なんとなく少し怖く感じますが、話が長い人や自分の話しを聞いてもらいたいような時には「それな」という言葉はとても効果的なものだと言えます。

なぜなら、会話を終わらせたいと思った時にあからさまにつまらなそうな態度をしたり、「はいはい」や「あーそうなんだ」と適当な心のこもっていない返答をされたら誰だって悲しい気持ちになります。しかし、「それな」という言葉は、相手に賛同したり共感する言葉です。

ですから、話している相手を悲しい気持ちにさせることなく、短い返事をして早くその会話を終わらせることが出来ます。話しが長くてこの会話を終わらせたいと困った時には「それな」を使ってみましょう。

「それな」の特徴とは?

「それな」という言葉が様々な場面で使うことが出来、色んな会話の中で使うことが出来るということがここまででお分かりいただけたでしょうか。そこで、「それな」という言葉が持つ特徴についてご紹介します。「それな」という言葉の特徴を知ることで、どうしてここまで多くの人に使われる言葉になったのかが見えてくるでしょう。

「それな」はまるで魔法の言葉?

「それな」という言葉は、とても便利な言葉です。どんな会話でも「それな」という言葉を使うことで会話が成立します。「それな」という言葉を使うだけで会話が成立するなんて、すごい言葉です。「それな」という3文字の言葉の中に、「そうだね」や「たしかに」など様々な種類の意味合いが含まれているからこそ、どんな会話の時にも使うことが出来ます。

「そうだね」や「たしかに」などその他の、相手に賛同するような言葉はそれぞれにきちんと意味があるので、使い分けなくてはなりません。しかし、「それな」という言葉は、ひとつの言葉に意味が凝縮されているため、今の若い人の間でも使い易く、ここまで広まっているのではないでしょうか。

さらに、「それな」という言葉は、会話を早く終わらせたい時や、話を聞いていない時、すごく共感した時など様々なシチュエーションで使うことができます。このように、多くの場面で使うことの出来る言葉はあまりないのではないでしょうか。

「それな」は新しい相槌⁈

「それな」という言葉は新しい相槌であるとも言われています。それはなぜかというと、相槌というものは2つ意味があります。それは、相手に話しを聞いているよと伝えることと、話しを膨らませる役割があることです。「そうだね」「うんうん」というような一般的に使われる相槌には、話のその先を促すような役割があります。そして、相槌を打った後に「それでどうしたの?」というニュアンスが含まれています。

しかし、現在若い人の間で使われている「それな」という言葉には同じ相槌という意味があるものの、その会話の話しを促すような役割は薄く、会話を終わらせるような働きが強いと言われています。同じ相槌でも正反対の言葉の役割があるため、新しい相槌とも言われています。

「それな」は誰が使っているの?

「それな」という言葉は若者言葉として多くの人に知られています。そのイメージからか、高校生や大学生の間でよく使われていると思っている方が多いのではないでしょうか。たしかに、電車の中や町中でふと「それな」という言葉を耳にする時には、高校生など若い人が使っている姿を見かけることでしょう。高校生や大学生などの若い人たちの間で多く使われていることはもちろん、そうでない世代の人にも「それな」という言葉は使われています。

実は幅広い世代の人が使っている?

「それな」という言葉は、若い人の間だけではなく幅広い年代の人に使われている言葉です。どこで、若い世代ではない人たちが「それな」を使っているのかというと、それはSNSです。

SNSは若い人から年齢の高い人まで幅広い年齢層で利用されています。そして、SNSで言葉を発信する時には、文字を打つ必要がある為、短く分かりやすい言葉である「それな」という言葉がとても多く使われていると言えるでしょう。SNSで「それな」を使うと、若く見られるかもしれません。

若者言葉にチャレンジしてみよう!

若者の言葉なんて使わない!と頑なな方はいらっしゃるでしょう。たしかに、若い人の間で生まれた言葉は、雑だったり意味が曖昧だったり、言葉の響きが綺麗ではなかったりと、年齢の高い年代の方は使いずらいことでしょう。

しかし、だからといって頑なに若い人の言葉を使わなければ、どんどんと若い人との差が開いてしまいます。コミュニケーションを取ることがもっと難しくなり溝が深くなってしまうでしょう。ですから、たまには若い人の言葉を使うことでその開いてしまった距離を縮めることができます。

「それな」は短い単語であり、相手に同調する言葉ですから、気軽に使うことができます。若い人からみたら、きっと若者言葉を使うことで柔軟性のある頼れる人と見られることでしょう。この機会に、ぜひ「それな」を使って周りの人を驚かせてみましょう。

「それな」を使い過ぎたら嫌われる?

「それな」はとても便利な言葉ですが、乱用は禁物です。相槌のように使える言葉だからこそ、きちんと話しを聞いていなくても、「それな」と言えば会話が進んでいきます。会話の進行には問題無くても、親身になって話しを聞いてくれているかというものは相手に伝わるものです。

ですから、会話の中で「それな」という言葉ばかりで返事をする人は、相手に不信感を抱かせてしまっているのかもしれません。そこで、相手に嫌な気持ちをさせないような「それな」の使い方をご紹介します。

異性にモテる?!「それな」の活用法とは?

会話の中で相手が何か言うたびに、「それな」という言葉を使ってしまうと、先ほどもお話しに出てきましたが、きちんと話しを聞いていないのではないかと相手に感じさせてしまいます。会話の中で「それな」だけで返事をしているということは、相手が何か言うたびに「そうなんだー」や「へぇー」と返答されているのと変わりありません。

「そうなんだ」や「へぇー」と言われ続けると、本当に私の話しを聞いてくれてのかな、と相手に不安感を抱かせてしまいます。しかし、「それな」という言葉に少しの単語を付け加えるだけで、相手に好意を持ってもらえるような会話になります。

「それな」にちょい足し言葉がポイント

「それな」という言葉を会話の中で沢山使っても、相手に不安感を感じさせないようにするには、「それな」という言葉に少し言葉を足すことがポイントになります。「それな」だけではどこか素っ気ない感じがしますが、「それな。わかるわー。」や「それな。ほんとに。」など、「それな」という言葉の後に少し自分なりの言葉を付け足します。

そうすることで、素っ気ない感じが柔らかい印象になり、さらに相手にもきたんと話しを聞いてくれてるんだな、と思ってもらえるような会話の返答になると言えます。特に、女性は人に話しを聞いてもらえるということに嬉しさを感じるので、この方法が良い効果をもたらすでしょう。好意を寄せている、女性にぜひ試してみてください。

「それな」と言われた時の返し方とは?

「それな」という言葉は会話を終わらせたい時にもよく使われます。会話を終わらせるという要素を持っている「それな」という言葉は、その分使われると返答に困ってしまうと言われています。たしかに、「それな」と言われてしまうと、そこからどのように話を広げていけばよいのか考えることが難しいでしょう。

短い言葉でとても万能な言葉ですが、言われた方はその返しに戸惑ってしまうかもしれません。そこで、会話の中で「それな」と返答された時にどのように言葉を返したら良いのかについてご紹介します。

思い切って話題を変えてみよう

「それな」と一言で返されると、なんとなく会話を続けることが難しく感じる人もいるでしょう。特に、LINEなどのSNSでのやり取りで、「それな」の一言だけ返信が来たり、「それな」というスタンプ1個で返信が来たりすると、もう会話を終わらせたいのかなと考えてしまったり、話を続けにくくなってしまうということがあるでしょう。

そんな時は、思い切って話題を変えてみることでその人と話を膨らませることが出来るかもしれません。相手が「それな」だけで返信をするということは、その話題に飽きてしまったのか、または会話がマンネリ化していて楽しみが薄れてしまっているのかもしれません。

ですから、思い切って新しい話題に変えることで、会話にも新鮮さが加わり話が弾みます。「それな」と言われて返答に困った時には、あなたが心機一転新しい話題を切り出してみてはいかがでしょうか。

さらに同調してみよう

「それな」と返事が来ると、それに対して返事を返しににくいですが、そのような場合にはあなた自身も「それな」や「だよな」などさらに同調するような返信を返してみましょう。「それな」に「それな」で返すような上手の返信方法です。これは、SNSなどの文字でのやり取りだけではなく、日常会話でも活用することが出来ます。

相手が返した返答と同じ種類の返答を返すことで、相手が話題を考えるきっかけになります。さらに、会話に対しての相手のモチベーションも知るきっかけになるでしょう。あなたが「それな」で返した時に、そこから会話が続くように相手が返して来たら、あなたとの会話が楽しいものであるという表れにもなります。相手からの「それな」という返答に困った時には、あなた自身も同じように「それな」で返してみましょう。

質問で切り替えしてみよう

「それな」という言葉だけを返答する時には、相手の話をきちんと聞いていない場合が多いと言われています。話し相手を試すわけではありませんが、「どう思う?」などと相手に質問してみましょう。そこから会話が弾むはずです。そして、相手も話を聞くことに疲れてしまっている場合が多いので、質問をすることで会話にメリハリが付きさらに会話が膨らむことでしょう。

そこでもし、相手から「なんの話しだっけ?聞いてなかった。」と言われても、笑いながら「酷いな~」などと冗談で返しましょう。冗談を言い合える仲は素敵です。さらに距離が縮まることでしょう。

「それな」を使う時の注意点とは?

「それな」という言葉は、どんな場面でも使える万能な言葉ですが、使い過ぎは禁物です。相手に不安感を抱かせてしまったり、うざいなと思われてしまったりとマイナスなこともあります。ですから、「それな」という言葉を正しく便利に使うために、「それな」という言葉を利用する時の注意点をいくつかご紹介します。「それな」という言葉を使う時の、参考にしてみて下さい。

会話が浅くなってしまう

「それな」という言葉は、相手に共感や同調、賛同する意味の言葉である為、はっきりとした意味を持たない言葉ということだと言えます。その良いところとしては、様々な場面で使用できることやどのような会話の流れでも使える言葉であるということです。しかし、はっきりとした意味を持たないということは、会話の中で「それな」という言葉で返答してしまうと、それだけ会話の内容が浅いものになってしまうとも言えます。

返答に困った時などに、「それな」という言葉を使えば、相手にも嫌な印象を与えずに会話を進めることができますが、そこから話が深まることはありません。そこで、もし「それな」という言葉を使わずに「それってどういうこと?」と返答したら、そこから話は広がり深い会話をすることが出来ます。ですから、「それな」ばかりを使うことはあまりよくないかもしれません。

目上の人には使ってはだめ

会社の上司や先生など目上の人に「それな」という言葉を使うことは失礼だと言われています。「うざい」や「きもい」など同じ若者言葉でも「それな」という言葉はマイナスな言葉ではなく、相手に賛同する言葉ですから、つい使っても大丈夫なのではないかと思う方がいるのではないでしょうか。

たしかに、相手に賛同する言葉ではありますが、「それな」という言葉は印象がとても軽く、相手は見下せれているように受け取られてしまう場合もあります。ですから、目上の人との会話では「それな」と省略した言葉ではなく、「私もそう思います」や「そうですね」などよりはっきりとした意味の言葉を使いましょう。

また、普段「それな」という言葉を頻繁に使う人は、口癖になっており無意識のうちに「それな」という言葉を使ってしまうことがあるので気を付けましょう。

品が無いと思われてしまう

ひとつ前の項目でもお話ししましたが、「それな」という言葉は軽い印象があります。ですから、相手の話をきちんと聞いていたとしても、相手には適当だなと思われてしまうことがあります。そして、「それな」と返事をしていると、適当に相槌を打って返事しているという印象も多く持つとも言われています。

ですから、相手の話を聞いても何も感じない人、つまり自分の考えが無い人であるとか、適当で軽いチャラチャラした人だと思われてしまいます。このように思われないように、「それな」という言葉を使った時もその言葉だけではなく、自分なりの意見や思ったことなどの言葉も一緒に伝えるようにしましょう。

見下しているように捉えられてしまう

「それな!」と言われると、親しい感じを覚えますが、それと同時に見下されているような、下に見られているように感じることはありませんか?実際に、会話の中で「それな!」と言われてイラッとしたことが一度は経験があるのではないでしょうか。「それな」という言葉は、軽く使うことが出来て、会話の相手と親しい関係であるということが伝わるという良いところもあります。

しかし、この良いところが反対に相手に見下せれているような不快感を与えてしまうことにもなります。「それな」という言葉と同じ意味を持つ、「そう思う」や「たしかに」という言葉を使われると、きちんと言葉の意味が伝わることで相手は同じ目線で話してくれているんだと感じると言われています。ですから、「それな」という言葉を使う時には、相手に不快感を与えてしまうことがあるかもしれない、ということを心に留めておきましょう。

返事を返しにくい

先ほどの「それな」と言われた時の返し方とは?という項目でも出てきましたが、会話の中で「それな」と言われるとその返事が返しにくいと多く言われています。会話の中で「それな」と返されると、話がそこで終わってしまいます。会話というものは、言葉のキャッチボールがとても大切です。会話をしていても、「そうなんだ」「うん」など相槌ばかりしていたら、相手が一方的に話しているだけになってしまい、それは会話とは言えません。

ですから、相手の話しに対して、「それな」と同調したり賛同したり聞いてるよというサインを伝えた後には、自分の思いや考え、エピソードなど言葉や話で返しましょう。そうすることで、会話がより膨らみ楽しくなることでしょう。

「それな」と似ている言葉「あーね」とは?

「それな」という言葉の使い方のところでも登場しましたが、若い人の間では「それな」という言葉ととてもよく似た意味で「あーね」という言葉が使われています。この「あーね」という言葉も「それなという言葉と同様に相槌としての役割で使われています。

それでは、「それな」という言葉と「あーね」という言葉では違いがないじゃないかと思う方がいるでしょう。しかし、若い人の間ではこの似た意味の言葉「それな」と「あーね」を場面や会話によって使い分けています。そこで、「あーね」という言葉について詳しくご紹介します。

「あーね」の意味とは?

「あーね」という言葉の意味は先ほども少しお話ししましたが、主に若い人の間では相槌として使われています。「あぁなるほどね」という言葉の略として「あーね」という言葉が使われていると言われています。「なるほどね」という言葉よりも「あぁなるほどね」という言葉の方が相手に賛同する意味も込められており、より軽い相槌のようなニュアンスになると言われています。

そして、ただ単に相槌を打つよりも、相手への賛同の意味が込められている「あーね」という言葉を使うことで、相手へ柔らかい印象を与えられます。「それな」という言葉に比べると「あーね」という言葉の方が、より相槌の要素が多く相手に話を聞いてるよと伝える返答の言葉だと言えます。

「あーね」は九州の方言?

「あーね」という言葉は、若い人の間で生まれた言葉であるように思いがちですが、九州地方の方言に同じ「あーね」という言葉があります。ですから、SNSなどを通じて九州地方の「あーね」という方言が全国に広まり、若い人の間でも使われれるようになったとも考えられます。

九州地方の「あーね」という言葉の意味は、「あぁなるほどね」という意味を持っており今現在、若い人の間で使われている「あーね」という言葉の意味と同じものになります。しかし、現在若い人の間で使われている「あーね」という言葉の意味と異なる意味合いがあります。

それは、九州地方の方言の「あーね」という言葉には「あーはいはい」のような会話を早く終わらせるための意味も含まれていることです。そこが、現在の若い人の間で使われている言葉との大きな違いとなると言われています。

「あーね」と「それな」の使い分けとは?

ここまでお読み頂いて、「あーね」と「それな」の意味がとてもよく似ていることがお分りいただけましたでしょうか。「あーね」と「それな」は意味や使い方がとても良く似ていて、若い人の間ではいったいどのように「あーね」と「それな」という言葉を使い分けているのか疑問に思っていることでしょう。そこで、「あーね」と「それな」という言葉の使い分けについてご紹介します。

若い人の間では、「あーね」という言葉を「それな」という言葉よりもより軽い相槌として使っていて、「うん」と同じような意味のある言葉として使っています。それとは反対に「それな」という言葉は、より強く賛同や共感を伝えたい時に使っていると言われています。ですから、「そうなんだ」「そうだね」などの返答をする時に使われる言葉だと言えます。

「それな」と似ている言葉を紹介!

「それな」という言葉の他にも、最近の若い人の間で使われている言葉はまだまだ沢山あります。「とりま」や「ワンチャン」などの言葉が流行っていると言われています。町中やカフェなど高校生や大学生が使っている言葉を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

そこで、「それな」ということばのように最近、若い人の間で頻繁に使われている若者言葉をいくつかご紹介します。一見どんな意味があるのか分かりづらいものや面白い言葉もありますので、どんな意味なのか予想しながら読んでみて下さい。

「とりま」とは?

「とりまご飯食べてくるね~」「とりま美味しいものでも食べに行く?」などこのように使われる「とりま」という言葉が若い人の間でよく使われています。「とりま」という言葉の意味をご存じでしょうか。

「とりま」という言葉は、「とりあえずまぁ」の略であると言われています。友人などの会話の中で、嫌なことがあって相談している時にとりあえずどっか行こうか!と提案する時や、何かをしていてそれを中断する時などに「とりま」という言葉を使うとされています。

「ワンチャン」とは?

Aさん「あの子可愛くない?」
Bさん「本当だ。付き合いたいなぁ」
Cさん「ワンチャンいけるかもよ」

このような会話で使われます。「ワンチャン」という言葉のニュアンスを掴むためにもうひとつ例文をご紹介します。

Aさん「今日この後どっか行かない?」
Bさん「ワンチャン行けるかも」
Aさん「じゃぁ後で連絡して」
Bさん「わかったー」

このような会話の場面でも「ワンチャン」という言葉が使われます。「ワンチャン」という言葉の意味をなんとなくお分かりいただけたでしょうか?「ワンチャン」という言葉は、ワンチャンスという言葉の略だと言われていて、可能性は低いけれども出来る、あるという意味だと言われています。

ですから、例えば遊びの予定に誘われた時などに、今すぐこの場で返事は出来なくて、行けるかどうか分からない曖昧な時に使う言葉になります。言葉の響きが軽い為、「分からない」とはっきり答えるよりも使い易い言葉だと言われています。

「KS」とは?

「KS」という言葉は主にSNS上で文字として使われている言葉です。「既読スルー」という言葉の「既読」という言葉の部分と「スルー」という言葉の部分をローマ字にした頭文字をくっつけた言葉になります。LINEなどのSNSが広く広まり、メッセージを見ているのに返信が来ないという状態を示す為に生まれた言葉とも言えます。

日常会話の中では「KS」という言葉はほとんど使われず、文字でやり取りをするSNSやネットの中で頻繁に使われていると言われています。しかし、ネット用語の中に「ks」という似た言葉があり、「ks」という言葉の意味はクソやカスという意味になってしまうこともあるので気を付けましょう。

「ありよりのあり」とは?

「ありよりのあり」という言葉が若い人の間で使われています。「ありよりのあり」という言葉を聞いてどのような意味をイメージしますか?「ありよりのあり」とは感じで表すと「有り寄りの有り」ということになります。漢字にすると意味が掴みやすくなるのではないでしょうか。

「どっちかといったらあり」「有りか無しかでいったらあり」という意味の言葉なります。若い人の間では、悩むけどいいよ!というようなニュアンスで使われていると言われています。そこで、「ありよりのあり」という言葉が使われる会話をご紹介します。

Aさん「夏休みどっか旅行行かない?」
Bさん「ありよりのあり!」

このような場面で使われます。どっちか悩むけどいいよ、というような使い方になると言えます。若い人の間でよく使われる言葉の中では、使い易い言葉ではないでしょうか。ぜひ使ってみて下さい。

「ぎゃんかわ」とは?

「ぎゃんかわ」という言葉をご存じですか?「ぎゃんかわ」と聞いてなんとなく意味はイメージしやすいのではないでしょうか。「ぎゃんかわ」とは、とても可愛いという意味のある言葉になります。

「それな」という言葉も関西の方言に似ていたり、「あーね」という言葉も九州の方言だあったりしますが、この「ぎゃんかわ」という言葉の「ぎゃん」という言葉が一部の九州地方で使われている方言だと言われています。また、熊本弁でも「ぎゃん」という表現があると言われています。「ぎゃんかわ」という言葉の「ぎゃん」という意味も、方言で使われている「ぎゃん」も同じ「とても」という意味があります。

「ボイメ」とは?

「ボイメ」という言葉もLINEなどのSNSが広まったことによって生まれた言葉です。「ボイメ」という言葉は、「ボイスメッセージ」の略になっています。文字で送るにはそっけなさすぎるけれども、動画や電話では気が引ける場面や恥ずかしい場面で使われます。例えばこのような場面で使われます。

Aさん「告白したいけどどうしよう。直接は言えないし電話も恥ずかしい」
Bさん「じゃあボイメで言ったらどう?」

このような会話で使われます。特に、中高生の間では、告白の場面で使われていると言われています。直接伝えることは恥ずかしく、かといって文字では送りたくないというような場面で「ボイメ」を使うと言われています。最初は声を送るということに抵抗があるかもしれませんが、相手から生の声が届くことはとても嬉しいことでしょう。ぜひ使ってみてください。

若者言葉を理解してコミュニケーションしよう!

「それな」という言葉を始め、様々な若い人の間で頻繁に使われている言葉をご紹介しました。「それな」という言葉は、主に会話に対して賛成や賛同、肯定するという意味がある相槌のような言葉です。どのような会話の場面でも使うことが出来るとても便利で万能な言葉ですが、その反面使い過ぎると会話の相手をいら立たせてしまったり、会話を終わらせてしまったり、嫌な気持ちにさせてしまうことがあるというマイナスなところもあります。

また、「それな」という言葉ととてもよく似た意味で使われている「あーね」という言葉もご紹介しました。「あーね」という言葉は「それな」という言葉と似た意味で使われていますが、「それな」という言葉よりもより軽い相槌のような意味で使われいています。

どれも分かりそうで分からない独特な言葉であったり、地方の方言が広まってきた言葉であったり、方言をさらに捻ったような言葉になっていたりすることがお分かりいただけたのではないでしょうか。若い人の間で流行っている言葉は知っていると面白いものや便利な言葉が沢山あります。この機会に新しい言葉を発見してみたり、使ってみてはいかがでしょうか。

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