楽しいことがない人の対処法とは?
皆さんは暇な時、どんなことをして過ごしているでしょうか。色々な趣味に没頭したり、映画を見たり、友達と会ったり、一人の時間を楽しんだり、時間の過ごし方は色々ありますよね。でも、楽しいことがない人、なんとなく楽しいことが見つからない性格の人や、興味が持てるものが少ない人、もっと楽しいことがないか探している人も少なくありません。また、時間を持て余してしまっている人もいるでしょう。
今回は、楽しいことがない人、楽しいことがみつかりにくい人のために、年代別の改善策や対処方法を紹介していきます。
楽しいことがない人の対処法:主婦の場合
主婦は時間が十分にあると思われがちですが、意外に毎日の家事に時間を費やし、楽しいことがない人も多いでしょう。楽しいことがない主婦はどうしたらいいか、対処法をご紹介します。
家事に没頭する
特に趣味のためにカルチャーセンターに通ったり、料理教室に通ったりするのも、お金がかかるので、一番身近な掃除や整理整頓を極めてみることもできるでしょう。最近は、100円ショップで、驚きの便利グッズや、整理整頓用品なども充実して販売されているので、それらを活用して、楽しいことがない人も、家の中からまず満足度を高めてみるのも良いですね。
料理の工夫をしてみる
毎日料理を作って、さらにお弁当も毎日だと、最初は工夫をしていても、だんだんとマンネリ化して疲れてくることもあるでしょう。いつもとは違う節約レシピや、海外の食材を使ったサラダ、彩りを工夫した料理など、少し料理を楽しんでみることで、お金をかけずに楽しいことが見つかりますよね。
また、楽しいことがない人で、自分の時間をもっと確保したい場合は、作り置きを活用して、大量においしい料理をつくり、他の趣味の時間に充てることもできるでしょう。
インターネットを活用する
「なにか楽しいことがないかな」と探したいときに、一番役に立つのは、やはりインターネットですよね。インターネットやソーシャルコミュニティーを活用して、楽しくて興味のあることを探しましょう。
例えば、無料で参加できるセミナーや、講演に参加して、視野を広げたり、知らなかった新しい趣味を見つけることもできます。楽しいことがない人は、インターネットを活用して、面白くて楽しい情報を沢山見つけることができますよ!
自分が楽しいと思うことを見つける
周りの友達や、主婦の人たちに勧めてもらって、やってはみたものの、楽しいかどうかわからない。でも流行だから、多分そのうち楽しいを思えるようになるだろう、という経験はないでしょうか。実は、本当に自分が楽しいと思えるものを、自分で探すこと自体も楽しいことなのです。
例えば、一人で美術館に行ったり、好きなものを集めたり、料理を追求したり、楽しいことは人それぞれです。周りの人にとって楽しいからといって、自分にとって楽しいという訳ではありません。自分の気持ちに正直になって、楽しいと思うことを見つけたいですよね。
旦那と一緒にデートに出かける
結婚生活が長くなってきたり、仕事や子育てで忙しくなると、旦那との時間がほぼなくなったり、少なくなったりします。しかし、昔は一番時間を過ごしていた身近な人です。久しぶりに二人の時間を持ってみることもです。
ゆっくり話すことで、楽しい時間を過ごすことができて、相手の最近の気持ちについても話せる、とてもよい時間の過ごし方です。自分は、楽しいことがない人に当てはまるという人は、久しぶりにデートに出かけてみるのはいかがでしょうか。
楽しいことがない人の対処法:社会人の場合
少しの自分の時間を作る
楽しいことがない人は、仕事に没頭し、そこにやりがいを見いだしているので、仕事が生活の中で一番楽しく、やりがいのあるものになっているでしょう。暇な時でも、仕事のことを考えてしまいがちです。
また、一日10分でも自分の趣味の時間にあてるといっても、そんな時間があれば、頭や目を休めたい、という人も多いでしょう。しかし、いつもスマートフォンをなんとなく見ている時間や、ゲームに使っている時間を、新しい趣味の時間に使ってみるのもよいでしょう。
休日の過ごし方を見直す
忙しい社会人の休日は、疲れて睡眠をとるので精一杯という人も多いでしょう。楽しいことがない人は、休日の時間をどう過ごすかを見直すこともできます。仕事に充てている時間が長いとしても、少し本屋に立ち寄って、新しいアイディアの本を読んだり、新しい友達に会って、会話を楽しむだけでも、違ってくるでしょう。
自分の興味のあるものを探す
仕事のつながりでも、少し興味のある新しい場所に行ったり、レストランなどを開拓してみるのも楽しいでしょう。例えば、グルメに興味があれば、自分の家で料理するための、新しいキッチン用品を見に行くこともできます。楽しいことがない人は、少しの興味から視野を広げていくこともできます。
楽しいことがない人の対処法:妊婦中の場合
妊娠すると、これから出産に向けて、これまでの生活から大きく変化していきます。お腹も徐々に大きくなってくるので、これまでできていた趣味ができずらくなる事もあります。そんな生活の中で楽しいことがない人の楽しみの見つけ方をご紹介します。
リラックスに使う
産後は赤ちゃんの世話で忙しく、自分の時間が少なくなるため、今のうちにとことんリラックスするのもいいでしょう。散歩や、ゆっくりお風呂に入ったり、リラックスのためのグッズを試したりすることもできます。自分のために、とことん時間を費やして、ゆっくり読書や映画鑑賞をするのもいいでしょう。
インターネットを利用する
主婦の人への対策と同じように、インターネットを利用して、色々な情報を集めることもできますよね。時間がある今だからこそ、インターネットで、新しいカフェやレストラン、おもしろくて役に立つ育児グッズなどを探すこともできます。
楽しいことがない人の年代別の理由って?
年代によって、興味があるものや、趣味に対する考えも変わります。また、それぞれのライフスタイルに合わせて、楽しいと思うことも変わってくるでしょう。ここからは、楽しいことがない人の理由を年代別に考えていきます。
20代:楽しいことがない人の理由
20代では、学生や、就職活動をして、初めての仕事につく人も多く、生活の変化も楽しいことに充てる時間やお金に影響してくる年代と言えるでしょう。
学生は、金銭的・時間的な制限がある
楽しいことがない人の理由として考えられるのは、学生では、アルバイトで一生懸命稼いだお金で、使うことができるお金が限られている事が考えられます。そのため趣味の範囲や時間も限られてきてしまい、結局本当に自分が好きで楽しいと思えることができないのです。
社会人になると余裕がなくなる
社会人になると、初めての仕事でストレスが溜まって、ストレス管理やリラックスすることを優先するために、楽しいことや趣味にまで向ける心の余裕がなくなってしまいます。本当は楽しいことが周りにあるにも関わらず、ストレスのために、楽しいことに気がつかなくなってしまうなどの理由が考えられます。
楽しいこと以外の要因が、楽しいことに使う時間やお金を制限してしまっていることもあるのではないでしょうか。
30代:楽しいことがない人の理由
20代と比べて、自分の働き方やライフスタイルのリズムも掴めてくる年代にも関わらず、楽しいことがみつかりにくい場合もありますよね。30代の楽しいことがない人の理由を見ていきましょう。
趣味もマンネリ化してしまう
30代は、例えば、いつも同じ趣味に没頭しているあまり、マンネリ化してつまらなくなるケースが考えられます。好きな映画のジャンルを見ても、いつも同じことを繰り返しているので、つまらなくなります。
または、何かいつもと違うことにチャレンジしたいけれど、何に興味があるのかわからない、本当に好きなものが見つからない、などの理由が挙げられます。
仕事に追われてしまう
仕事を優先してきたあまり、仕事が一番楽しいという人もいるでしょう。仕事自体が楽しくて、自由な時間も仕事のことに費やしていたり、休日も仕事の時間に充てているために、他に楽しいと思えることがなくなってしまいがちです。
また、ストレスや疲れで、楽しいことがないという理由も考えられます。ストレスや疲れは、長きに渡って少しずつ溜まってきたこともあるでしょう。そのため、すぐに今週末に全部のストレスを発散させることは難しいかもしれません。
20代の理由と同じように、ストレスや疲れが溜まってきて、そのストレスを和らげることに追われているため、楽しいことに充てる時間がなくなり、その結果、楽しいことがないという状況になります。
40代:楽しいことがない人の理由
比較的生活のスタイルにも余裕がでてくる40代ですが、楽しいことがない理由はなんでしょうか。40代では次のような理由が考えられます。
子育てが忙しくて、楽しいことがない
特に子供がいる場合は、自分の時間のほとんどを子育てに費やしているため、自分の時間なんてありません。すると楽しいことがない、と思ってしまいます。もちろん、子育て自体が楽しみになることもありますが、自分の趣味など、楽しめることを持ちたいものですよね。
楽しいことがない40代に当てはまると思った方は、改善策などを参考にして、自分の時間を持ちたいものですよね。
休日は家族の時間になる
もちろん家族との時間は大切です。休日に家族や子供と過ごす時間は貴重なので、是非、大切にしていきたいです。休日は家族の時間になるため、楽しいことがないという状況を変えるために、また別に少し自分の時間を持つ必要があるでしょう。
暇があれば休みたい
20代、30代と同様に、忙しいため、楽しいことがないことも理由になるでしょう。同様に仕事の忙しさとストレスで、自分の時間に充てる暇があったら、睡眠をとったり、友達と飲みに行ったり、ストレス解消に充てたいものです。暇があれば休みたいというのも、理由として挙げられます。
過去には楽しいことがあったが、忙しさでなくなってしまった
20代の頃には、楽しいこともあって、少しは趣味の時間に充てるように頑張ろうと思ったけれども、次第に仕事や家庭に忙しくなってきて、自分の楽しいことがない、趣味がなくなってきたという人もいるでしょう。
過去の楽しいことが今の楽しいことと同じとは限りませんが、楽しいことがない人は、また、興味のあることを見つけてみませんか?
50代:楽しいことがない人の理由
仕事も忙しく、疲れやすい
20代〜40代と同じように、50代でも仕事が理由で、または、仕事からくるストレスや忙しさで、楽しいことがない、という状況が考えられます。自分の自由な時間を仕事に費やしているため、楽しいことがない人は多いでしょう。
趣味がなくなってしまった
お金や時間に余裕が出てきたために、とりあえず興味のある趣味に費やしたため、もう趣味が楽しいと思えなくなってきたことも考えられます。趣味のための時間がある人であれば、新しいものを見たり、新しい場所に出かけたりするのもいいでしょう。
楽しいことがない毎日の脱出方法って?
自分は、楽しいことがない、と思っている人や、その理由は分かっていても、なかなか抜け出せない人も多いのではないでしょうか。ここでは、楽しいことがない毎日の身近な脱出方法をご紹介します。
日常生活に少しの変化を加える
いつもランチは外でとっているとしたら、自分でお弁当を作ったり、休日は家で過ごしているとしたら、外で過ごす時間を多くしたり、日常生活で少しの変化を加えてみるのはいかがでしょうか。
いつも行きつけのレストランやバーがあれば、今日は違うところに一人で行ってみたりするのもです。楽しいことがない日常から、新しい発見のある毎日に変わるでしょう。
ライフスタイルを見直す
楽しいことがない毎日から脱出するために、生活全体を見直してみるのもいいでしょう。休日の時間の使い方や、朝起きる時間、仕事以外の時間の使い方など、少し変化を加えることで、自分のための時間ができ、楽しいことがない毎日から脱出できるでしょう。
新しいジャンルの本を読んでみる
いつも同じジャンルの本や、ビジネス書ばかり買っていませんか?役に立つ本は大切ですが、楽しいことがない人は、新しいジャンルの本を読んでみると、興味のある内容が見つかるでしょう。
楽しいことがない毎日を脱出するために、大きいことをするのではなく、小さいことから始めてみましょう。
小旅行に出かける
遠出ではなくても、小旅行に出かけてみるのはどうでしょう。地元のカフェや、地元産の料理を食べたり、日常生活とは少し違う楽しみがありそうですね。日帰りで近場の小旅行に出かけることで、新しい世界が発見できて、楽しいことがない人も、新たな発見ができるでしょう。
今まで会ったことがない人に会う
いつも同じ職場の人、友人にばかり囲まれているのもいいですが、パーティーや、趣味の集まりに出かけて、新しい人々と出会うことも、生活のいい刺激になります。楽しいことがない毎日を脱出するためには、新しい人たちと出会って、新しい話題や、考えに触れることで、自分にとって新しい世界に触れ、楽しいことに繋がる可能性あります。
仕事で楽しいことがない人の改善策とは?
仕事を最優先にするあまり、仕事が終わっても時間があれば仕事をしている、または仕事のことをずっと考えている、という人も少なくありません。土日はもちろん仕事、土曜日または日曜日どちらかは絶対に仕事、など休日がとれない人もいるでしょう。
そして仕事ではやりがいや達成感を感じるため、他の楽しみに、貴重な時間を費やしたいと思う事が少なくなることもあるでしょう。それでもやはり、楽しいことを探したい人へのための、改善策がいくつかあります。
少しの時間を自分のために使ってみる
仕事に没頭していると、自分の時間=仕事という生活になりがちですよね。でも、例えば1週間に30分、1日10分、新しいジャンルの本を読んでみたり、新しい考えが説明されているような本を読んでみてはいかがでしょう。
1日10分なら、ソーシャルネットワークを見ている時間や、寝る前のほんの少しの時間を少し自分のために向けてみるだけで、違う生活スタイルが生まれ、興味があることがみつかるかもしれません。すきま時間を使って、楽しいこと探すのも、改善策につながると言えるでしょう。
リラックスして頭をリフレッシュする
頭が仕事でいっぱいで、ストレスがたまってくると、楽しいことも、心の余裕もなくなってきますよね。楽しいことを見つけるためには、ある程度、リラックスして、頭をすっきりさせることも必要です。毎日仕事で疲れていては、週末に寝て過ごし、体力を回復するので精一杯ということもあるでしょう。休日に睡眠時間を確保するのはとても良いことですが、暑い日中を避け、夕方にウォーキングやランニングをしてみるのもです。
頭や体をリフレッシュするためには、まずスポーツジムに登録しなければならないわけではありません。たった30分のウォーキングで、意外にも頭がすっきり、気持ちがポジティブになります。リラックスのために、ストレッチや家でゆっくりヨガをするのもいいでしょう。
楽しいことがない人も、やりたいことを紙に書いてみよう
やってみたいことや興味のあることを紙に書いてみましょう。仕事で楽しいことがない人も、仕事以外で、少しでも興味のあることを書いてみることです。全部仕事関係のことを書いてしまった人も大丈夫です。今、楽しいことがない人も少しでも楽しそうだなと思うことを書いてみましょう。
例えば、美容にもう少し時間をかける、勉強したいことを追求する、ファッションに気を使いたい、など、小さいことでも書いてみることで、「自分はこれに興味があったんだ」と考えるきっかけになるでしょう。
前から美味しい料理が食べたいと思っていたら、休日に新しいレストランにいって、楽しい時間を過ごすこともできるかもしれません。少しでも興味のあることはなんでしょうか。楽しいことがない生活の中でも、やりたいことをまず探してみるといいでしょう。
今、楽しいことがなくても大丈夫!
今、楽しいことがない人も、楽しいことが見つかりそうな人も、焦って探す必要はないのです。年代別にそれぞれの環境も考え方も変わってくるので、それぞれのライフスタイルに合わせて、自分の楽しいと思えることを探して行きましょう。そうすることで、日々のマンネリ化した生活や、仕事で抱えているストレスや疲れも軽減されていくでしょう。
楽しいことがない毎日から、楽しみがある生活に変えて、毎日が少しでも楽しくなっていくといいですよね!