【男女別】友達いらない系の大人・社会人の理由や心理

友達は一生の財産など友情に関する言葉はありますし、友達が出来る、いるというのは素晴らしいことだとされています。しかし世には俗に友達いらない系と呼ばれる大人や社会人がいることはご存知でしょうか。

友達いらない系とはその名前の通り、友達いらないと考えている人たちのことを指します。小さい頃はとにかく友達を作りなさいと言われることも多く、友達がいることは素晴らしいことであるはずなのに、なぜ友達いらない系の大人が誕生したのでしょうか。

友達いない系の大人に共通する点は仕事やプライベートが忙しく遊ぶ時間がない、あるいは日頃の疲れで遊びに行く気力が湧かないということが挙げられます。若い頃であれば仕事の責任も少なく、休日は仕事のストレスを発散するために友達と遊ぶという人も多いですが、年を重ねて仕事も忙しくなり、家庭を持つ人なども現れ、お互いにスケジュールが合わず、友達と距離が遠くなるということもあります。

また若い頃であれば多少の無茶が出来たものの年を重ねれば遊ぶということ自体に疲れ、結果一人で過ごしたいと考え友達いらないとなります。友達いらない系の人たちは初めから友達いらないと考えていたのではなく、年齢を重ねてそう思うようになったという人も多いです。

友達いらないと考えるのは男女ともにあることですが、その心理が男女の間では違っていることも多いです。同じ友達いらないであってもそう思う心理が違っているので男女で分かり合えるということは少なく、むしろ意見も合わず、お互いに友達いらないと考えているのだからと全く相容れないということもあります。

男性の場合は仕事や趣味など自分のプライベートが友達なしに充実している場合は世界が自分ひとりで完結し、友達いらないという心理に至ることが多いです。男性の場合は仕事で役職に就くことも多く、年を重ねるごとに仕事は忙しくなりますし、そもそも男性脳は一つのことにのめり込みやすいオタク気質なところもあります。

加えて論理的、合理的に考えるのが男性に多い思考のパターンで、合理的に考えて友達付き合いが無駄だと考えれば自分から率先して友達との関係を切っていくということも少なくありません。意識が友達に向く人は年齢を重ねても変わらず仲良しであることが多いですが、そうでない場合は友達いらないと考え、一切の友達付き合いをしないことも少なくありません。

女性の場合は恋愛によって友達いらないと考えることが多いです。彼氏が出来れば休日の時間は彼氏と過ごすことだけを考え、友達付き合いをやめてしまうという人も少なくありません。もちろん彼氏がいなければ休日は友達を過ごすこともありますが、また恋愛をすればすぐに友達いらないと考え、恋人だけに時間を費やすことになります。

恋愛中は友達いらないとなりやすい女性は何度もそのサイクルを繰り返すうちに友達の方から愛想を尽かされてしまい、結果的に恋愛のあるなしに関わらず友達がいない状態になってしまうことも多いです。都合のいいときだけ友達を求める傾向にある人は友達を失いやすく、友達がいなくなったことを後悔する人も多いです。

友達いらないという人がいる一方で、それでも一般的には友達はいた方がいい、多い方がいいとされていて、友達いらない派は少数派の変わり者であるとされることも多いです。そもそも友達いらないというのは人付き合いに無理をする必要はないという意味でもあり、世間からどう言われようが関係ないと思う人は多いです。

しかし友達いらないと考えていても、世間からの評価や視線が気になってしまうという人もいます。友達いらないという自分の気持ちに正直になり切れていない人は意外に多いです。友達がいることの名言は多くありますが、実は友達いらないに関する名言も存在しています。名言によって気持ちの後押しを受け、自分の気持ちに正直になることが大切です。

タレントのタモリは友達が少ないことでも有名ですが、友達いらないということに関して、友達付き合いに関して様々な名言を残しています。「友達なんていらないよ」であったり、「友達で人生は決まらない」など友達がいないことは悪いことではないという持論をテレビでも展開しています。

また友達100人できるかなという歌にも苦言を呈しており、友達が出来たから良い人生になるとは限らないし、友達がいなくてもいい人生になることはあると語っています。また年々友達との関係を切っていき、人付き合いを厳選しているとも語っています。

友達付き合いで大事なのは量ではなく、質であるということが友達いらないの名言の核となる部分だと言えます。

主婦同士の友達であったり、幼稚園や保育園などのママさん同士の友達、ママ友と呼ばれることもありますが、それらに関しても友達いらないと考える人はいます。主婦同士であったり、子育てに関することであれば、友達がいれば多少のお願いごとは聞いてもらえますし、悩みを相談することも出来ます。

特に子育ては大変なもので、悩みも尽きません。そんなときに気軽に相談できる友達がいれば良いようにも思えますが、それでも友達いらないと考える人は少なくありません。主婦や子育てで友達がいらない理由とは一体どんなものでしょうか。

主婦や子育てで友達いらないと考える人の多くは生活に関与・干渉されたくないために友達いらないと考えています。主婦同士や子育てで友達と喧嘩にでもなればそれが生活に直接影響するということも少なくありません。

大人の喧嘩は非常にややこしいものですし、子育ての場合は大人の喧嘩が子供同士の関係にまで影響してしまうということもあります。またお節介な人であれば、子育てなどでもアドバイスをしてきたり、自分なりの生活スタイルや子育ての方針を批判されることもあります。

他人と関係するということは何かしらのトラブルの可能性を抱えるということであり、それらの危険性を限りなく排除するために友達付き合いをしないという人も多いです。

現在では友達がいるというのが多数派ではありますが、少なからず友達の少ない人、友達いらないと考える人はいます。友達がいる人、多い人の特徴であれば友好的、積極的、明るいなどのイメージがありますが、友達いらないと考える人の特徴はどのようなものでしょうか。友達がいる人と同様に、友達いらない人にも特徴があります。

友達いらないと考える人は一人が苦にならないという人が多いです。一人でいることが苦ではなく、どちらかと言えば一人で静かに過ごす方が好きだと友達いらないと考えやすくなります。

もちろん積極的に一人でいたいという人ばかりではなく、他人といることも出来るという人は多いです。しかし他人といると色々と気疲れしてしまいますし、様々なコストを考えればやはり一人の方がいいと考え、友達を減らしていったり、友達いらないとなります。

友達いらないと考える人は根本的に人が嫌いというわけではなく、友達に必要性を感じていない、一人でも生きていけるという一匹狼タイプであることも多いです。

友達いらないと考える人の心理や特徴などを紹介してきましたが、友達いらないと考えること、友達が少ないことは悪いことではありません。一般的な風潮としては友達はたくさんいた方がいいという考えの方が浸透していますが、それは全ての人に必ずしも当てはまることではありません。

人付き合いが苦手な人、友達付き合いに疲れを感じるという人は無理して友達を作ったり、付き合いを続ける必要はありません。自分に負担がかからない程度に関係を調整していくことが大切です。

関係を厳選することで、一人の時間や残った友達と深く付き合うことが出来ます。友達が少ないことはダメなことではありませんので、この機会に一度友達付き合いを見直してみてはいかがでしょうか。