男性・女性別の人のせいにする人の特徴や性格
しかし、本人には自覚症状がないことも多いので、もしかすると自分が知らないうちに何でも人のせいにする人になっている可能性があります。今回を機会に人のせいにする人の特徴や性格を確認して、自分がそうならないように注意しましょう。
八つ当たりする彼氏
しかし、彼氏の残念な気持ちが怒りに変わるときがあります。変更したお店で苛立ちが増した彼氏はそのお店の店員さんに横柄な態度を取ったりします。たしかに、行きたかったお店に行けなかった残念な気持ちもわかりますが、彼女を連れて行くにも関わらず、事前に定休日を調べたり、予約をしなかったりと、彼氏にも落ち度はあります。つまり、彼氏の不備でもあります。
その感情を全く無関係のお店の人に八つ当たりすることは、明らかに間違っています。さらには「以前、店に行ったときは定休日があるなんて教えてくれなかった。」、とお気に入りのお店に文句まで付け始めます。ここまでくるとみっともない彼氏です。きっと彼氏は定休日について、自分から聞いたりもしていないことでしょう。完全な責任転嫁です。
彼氏を動かす彼女
彼女が彼氏にお菓子を買って来て欲しいと頼むこともあるでしょう。そのときに欲しい物を良い間違えることもあるでしょう。もちろん、彼氏は彼女に頼まれた物を買って来ます。言い間違えた彼女は「これじゃない」と言います。普通ならばここで言い間違えたことを謝りますが、何でも人のせいにする人は謝りません。
「私の好みくらいわかるでしょ?」とばかりに言い間違いにも対応しなさいと、彼氏に無理な要求をします。ここまで横暴なことが言える彼女は普段からも無茶な要求を度々してきます。これは彼女が彼氏という立場に甘えていることなので、他の人にはこのような態度を取らない人もいます。しかし、彼氏に普段からしている態度なので、ふとしたときに人のせいにする癖が出てしまうときがあります。
言い訳の多い夫
しかし、やっと動いてくれたということは嫌々で行動するということです。そのため、夫にお風呂掃除や買い物を頼むと、雑にされてしまいます。もちろん奥さんは雑な夫の作業を注意します。注意された夫は反論します。
「だって、〜〜だったから。」、「でも、〜〜の方が良いと思う。」と夫は自分の雑な作業を肯定化します。その肯定化の理由に人が登場することもあります。子供や奥さんだけでなく、「買い物に言ったら知り合いに声をかけられて遅くなった。」、「作業中に同僚から電話がかかってきて時間を取られてしまった。」など、人のせいにすることがあります。奥さんからすると、単なるひねくれ夫にしか見えません。
責任逃れしたい子供
子供は心が未熟なので、欲求に負けて悪いことをしてしまうこともあるでしょう。問題は子供が悪いことをしたことではなく、親がそのことをきっかけにどのような教育をするかが重要です。
被害者ぶる妻
しかし、その愚痴は本当に100%夫が悪いということもありません。奥さんにも多少なりとも原因があることもあります。ですが、同じ妻という立場の人が集まると、夫が完全に悪者にしてしまいます。
ですが、これは奥さんたちも自分に非があることも理解しているので、あくまでも愚痴として言っているだけです。愚痴を言えば気持ちがスッキリすることもあります。夫という身近な存在を使って人のせいにすることで、息抜きをしているだけで本気で夫を攻めているわけではありません。
人のせいにするの心理
人のせいにする人には基本的に自分の非を認めたくないという心理が働いています。自分が何かミスをして、相手に謝ることがあればその人に対して優位な立場でいられなくなります。彼女や妻が、普段は彼氏や夫に強く物を言うにも関わらず、彼女や妻がミスをして彼氏や夫に謝ることをすれば、次から強く物が言えなくなってしまいます。
また、完璧主義で自信過剰な人も人のせいにする傾向があります。自信過剰で完璧主義の人は自分の作業が完璧と思い込んでいます。そのため、作業にミスがあっても、自分のミスではなく、他に原因があると考えます。その他の原因の中に人が出て来ると、人のせいにすることになります。
人のせいにする人との付き合い方
人のせいにする人が職場にいる場合はどのように付き合っていけば良いのでしょうか?
上司との付き合い方
上司である以上、接触を避けることはできません。ですが、接触の回数を減らすことはできます。なるべく、そのような上司には近づかないようにしましょう。
また、自分が上司に対してそのような感情を持っていることを知られてはいけません。反発の感情には反発の感情で返ってくるので、上司と接触するときはなるべく好印象を与えるように心がけましょう。上司から好かれていれば、上司が人のせいにするときに自分が選択肢から外れる可能性があります。
後輩との付き合い方
しかし、言い訳している本人もこれではいけないということは理解しています。そんなときは先輩としては、その考えを正してあげないといけません。自分のミスを真摯に受け止めて、次に活かすための心理状態に持っていけるようアドバイスしましょう。ときには説教になり、後輩から嫌われることもあるかもしれませんが、先輩は役割としては嫌われる立場でもあります。後輩の成長の為の発言を心がけましょう。
同期との付き合い方
これからも同じ職場で働いていく仲間として、悪い部分は注意し合っていける関係は職場の人間関係として理想的な環境です。その分、自分の悪い部分も遠慮なく指摘されるようになるので覚悟しておきましょう。
人のせいにする人の対処方法
友人の輪の中での対処法
職場での対処法
適した付き合い方が見つかるまでは、友人の場合と同じく、なるべく距離を取って接触回数を減らすようにしましょう。
完璧な人なんていない
自分にもきっと何かしらの欠点があって、周囲の人たちはその欠点に対して配慮しながら接してくれているはずです。もしも、近くに人のせいにするような性格の人がいれば、その性格に配慮した付き合い方をすれば良いだけの話しなのです。