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奢ってくれる心理と理由・上手な断り方・上手に奢ってもらう方法

奢ってくれる男性の心理

あなたに異性としての感情を抱いている

奢ってくれる男性は、あなたにほんのりと異性としての恋心を抱いています。もしかしたら、それは下心かもしれません。一緒に食事をして楽しめた、この人と男女関係になってもいいと覚悟がある時は奢ってもらいましょう。そう思えない相手なら「私も払います」と割り勘を申しでるのが良いでしょう。ただし、無理強いは禁物です。

自慢話を聞いてもらいたい

部長職などの管理職についている男性は、新人を誘いたがります。それは、自慢話を聞いてもらいたいのです。中堅クラスの仕事をわきまえた先輩たちは、その話は聞き飽きているので誘っても付き合いません。彼は、それを知っているから新人を誘うのです。新しい社員がどんな人かという興味もそこにはあります。

今までバリバリ働いてきた中高年男性にとっては、自慢話を聞いてもらうことは「癒しの時間」なのです。新しい職場で役職の人に誘われて食事に行き、自慢話を聞かされたら「すごいですね」と聞き惚れて、お店を出る時に「ごちそうさまでした」と奢ってもらったお礼を言いましょう。

ケチな人と思われたくない

男性は見栄っ張りです。全く知らない他人が周りにいると、張らなくてもいい男の見栄をついつい張ってしまう人もいます。隣のテーブルのカップルに「割り勘なんてかっこ悪い」と思われたくない。お会計のレジの人に「女に出させるなんてかっこ悪い」と思われたくない。割り勘にして後で「奢ってもらえなかった、ケチな人」と言われたくない。

そのような光景が頭によぎって、自分で支払ってしまいます。このタイプの男性には、割り勘を申し込んでも断られます。次回はあなたが払う。それが最善の割り勘方法です。

嫌いな女性には奢らない

いずれの場合にせよ、男性が奢ってくれる心理はその女性への好感です。男性は、嫌いな女性には奢りません。奢ってくれる男性は、あなたに好感を抱いています。下心がある男性は、食事のあとにもう一軒とバーに誘います。食事のあとでどうするか?それであなたの意思表示ができます。一線を超えたくない相手と二人きりでバーにいくのは危険です。「ではまた月曜日に会社でね」と帰路につきましょう。

友達が奢ってくれる理由

よい事があった

昇給、昇進や資格試験合格または応援しているサッカーや野球チームが優勝した、など何か良いことがあって誰かと喜びを分かち合いたい。そのような時、男性は日頃から好感を持っている女性を食事に誘います。この場合、彼は誘った段階で自分が払うつもりでいます。このような時は、食事中に彼はその話をします。「やったね!すごいね!」と彼の話に合わせましょう。そして「ごちそうさま」とお礼を忘れずに言いましょう。

今日は一人でいたくない

自分の誕生日やクリスマス、父親の命日など人は様々な理由で、「今日は一人でいたくない」と思うことがあります。そのような時は、職場で好感が持てる女性を夕食に誘ったりします。これは下心とは少し違います。その一歩手前の段階です。「誰かと楽しい時を過ごしたい」そのような日なのです。

この場合は、あなたはいつものあなたでいいのです。いつものように会話していつものように割り勘にしてください。ただし、彼が「今日は俺が」と奢ってくれたら、「ありがとう」と素直にお礼を言いましょう。

あなたに借りがある

仕事中のミスを彼女にカバーしてもらった、この間オフィスで突然腹痛を起こした時に病院へついて行ってもらった、などの「借り」がある男性は、あなたを食事に誘い、その借りを返そうとします。この「貸し借り」の感覚は、実は女性は男性よりも鈍感です。同僚の男性から食事に誘われたら、まずは数週間内に起こった出来事を思い出してみてください。

思い当たる出来事があるのであれば、奢ってもらっても心配ありません。彼は「借り」を返しただけなのです。

奢ってもらう時の上手な断り方

あの人はいつも奢ってくれる。これ以上、この関係が続くのは私としては不本意、そんな風に感じたことはありませんか?では、どのように断れば相手の機嫌を損ねずによい友達関係を保てるのでしょうか?

相手が知らないうちに自分で支払いをすませる

見栄っ張りな男性は、いつも奢ってくれます。彼は、割り勘を申し出てもいつも断り「俺が」と自分で払います。その状態から抜け出したい、対等な関係を築きたい、と思う時の対処法です。俺が払うと言う男性の前で「私が払う」と我を張るのは見苦しく、それこそ彼の「男のメンツ」を台無しにしてしまいます。

食事もそろそろ終わり、という時に彼がトイレ、と席を外した時に支払いを済ませましょう。戻ってきて彼はまたお酒を注文するかもしれませんが、それが最後に彼が払う伝票です。

私はこれだけ出すよ

居酒屋などでの食事の場合、みんなでつまみをつついて食べるので誰がいくらという計算がしづらいものです。しかし、大酒飲みはお酒をどんどん注文し、お酒をあまり飲まないあなたは、割り勘ではわりに合わないと思ってしまいます。このような時は「私は3000円出すね」とあらかじめ、自分の飲んだものと注文した料理から大雑把に計算して自分の財布から出せる額を出しましょう。

断るのではなく、自分が出せる額を出すのです。ここで受け取る人と受け取らない人がいます。中高年の大酒飲みは、付き合ってもらっただけで満足と受け取らない場合が多いでしょう。若いあなたは「ごちそうさま」と爽やかに奢ってもらいましょう。

上手な断り方はない

誰かとレストランで食事という行為の背景には、誘ったその男性は奢るか割り勘か、をすでに決めている場合が多いのです。割り勘を考えている男性は「だいたい、いくらくらい」と事前にあなたに情報を与えてくれます。その情報がなく、奢ってくれた場合にはその男性は自分が出すとすでに決めていたのです。

ですから、上手な断り方というものはありません。無理にあなたが自分の分を出すよりも次回はあなたが払うと「借り」にしておきましょう。

奢ってもらう時にうざいと思われる行動

なんで奢ってくれたの?

彼が奢ってくれた気持ちがイマイチわからないので店を出たところで「なんで奢ってくれたの?」と聞いてみたけど返事がない。この男性は心の中で「うるさい」と思っているのです。自分が出すと決めていた男性は自分で払います。理由は聞かずにお礼を言いましょう。

なんか他に考えている?

奢ってもらって、この人は私に下心かあるのかしら?と「なんか他に考えていない?」と遠回しに彼の下心を探ってはいけません。このような言動は「しつこい」と思われます。下心のある人は二軒目に誘います。あなたがその男性と親密な関係になりたい場合は「もう少し飲みたいよね」と二軒目に行きたいことを伝えましょう。

奢ってもらった時のお礼メールの書き方

奢ってもらった時にきちんとお礼を述べていれば、お礼のメールは特に必要ありません。しかし、あえてお礼のメールを書くならばあなたの気持ちが誤解されないように次の二点に気をつけましょう。

その男性と交際していきたい場合

この場合のお礼のメールは「楽しい時」を強調し、その共有した時間に対するお礼の文章が相手の印象をよくします。長すぎてはいけません。締めは「またどこかに一緒にいきましょうね」と今後も交際したい気持ちを伝えます。

よい友達・同僚でいたい場合

この場合はそのレストランの食事が美味しかった、と料理や飲み物に焦点を当てましょう。「借り」を返したい場合は「次回は私が奢ります」と締めるのがよいでしょう。

メッシー君を見きわめよう

80年代後半から90年代前半のバブルと呼ばれる時期は、若い女性たちはボディコンのドレスでブランド物のアクセサリーを身につけて、ディスコやクラブに繰り出して活動的で華やかでした。当時流行った言葉が「アッシー、メッシー、貢ぐ君」です。アッシー:車で送り迎えをしてくれる男性、メッシー:食事(飯)を奢ってくれる男性、貢ぐ君:ブランド品をプレセントしてくれる男性

当時の女性たちは軽やかに男性を見分け、目的に合わせておつきあいをしていたのです。今世紀に入り、なぜか若い女性は内向的におとなしくなりました。バブル時代の先輩を見習って、あなたもメッシー君を上手に見きわめ、奢ってもらい上手になりましょう。

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