大阪人の性格と特徴
そして、そんな大阪の人に対して、他の地域に住む人たちからはあまり良いイメージを持たれていなかったりします。しかし先入観で物事を判断してはいけませんので、大阪人の特徴や性格を紹介します。
「面白い」が褒め言葉
大阪人にとってのお笑いもそうです。テレビで観るお笑いと、現地の大阪人と触れ合って感じるお笑いは似ているようで違うのです。その笑いに対して大阪人は過剰なまでの自信を持っています。
自分の自信のある部分を他人に褒められると嬉しい気持ちになります。なので、大阪人にとっては自分たちが誇りに思うお笑いの部分を褒めてもらえる「面白い」という言葉が褒め言葉になります。
大阪人が嫌われる理由
地域が違えば習慣なども違うので、言葉が大丈夫でも大阪人の性格が合わないという人もいます。大阪人が言葉遣い以外で嫌われてしまう理由には、どのようなものがあるのでしょうか?
せっかち
過去のそのような生活習慣が今でも体の中に残っているのかもしれません。しかし、他の地域の人からすると、「なぜ、そんなに急ぐ必要があるの?」と思われてしまうこともあります。この時間の感覚が苦手を生んでいるのです。
笑いの強要
このときに、大阪人でない人がツッコミをしなければならない場面もあります。しかし、その人は自分がツッコミを入れる役が回ってきていることにすら気が付きません。オチが付いて、ツッコミができなかったときは周囲から「ツッコまんかい!」とツッコミを入れられてしまいます。
この強制的にお笑いの空気に巻き込まれることを嫌がる人は多いです。
ハッキリ物を言う
この物が言える性格を羨ましく思う人がいる反面、何か言われると面倒と思って嫌に思う人もいます。
大阪人と東京人の違い
よく比較された結果として、東京は建前を大事にして、大阪では本音が大事にする傾向があるようです。あとは東京の人は冷たいと言われることもあります。これは、大阪がもともと商人の町なのでサービス精神が旺盛すぎるので、そのように感じてしまうのかもしれません。
大阪人と京都人の違い
京都と大阪、東京もそうですが、今までの成り立ちが違うので習慣も違います。習慣が違えば、考え方や行動も違って当然です。これは大阪、京都、東京に関わらず、47都道府県で違うはずです。
テレビなどで、この地域にはこのような変わった習慣があると放送したりしますが、地元の人たちからすると何も変わった習慣ではなく、元からある大事な習慣です。そもそも、変わった習慣とは、どこの地域と比較して変わった習慣なのでしょうか?
東京の人たちから見れば変わった習慣かもしれませんが、違う地域から見れば東京が変わっていることも多くあります。習慣はその地域に根付いているものなので、違いを探したり、比較したりすることはその地域の人たちに失礼なことなので止めましょう。
大阪人が東京に来て衝撃を受けること
【漫才番組が少ない】
地域が変わればテレビの放送内容も変わります。関西であれば、週末のお昼は漫才番組をみて過ごす、という人も多かったはずです。しかし、東京に行くと漫才だけの番組が関西よりもやはり少なくなってしまいます。
【冗談が通じない】
関西弁の細かいニュアンスまでは東京では通じません。関西であれば軽いツッコミのつもりで「シバくぞ」と言うこともあります。相手が関西人であればツッコミなので、何とも思いませんが、東京で、そのままの意味で捉えられてしまうと単なる脅しになってしまいます。
【粉ものが高い】
関西ではたこ焼きやお好み焼きは子供がおやつとして買えるような値段で売っています。東京では粉ものが関西の感覚でいると少し高く感じてしまいます。
他にもたくさんあるので、いろいろと調べて行くと良いでしょう。
大阪人は日本の中国人?
中国の方が大阪の観光に来て、親近感を持つ人もいます。中国の方も大阪人から同じ空気感を感じているのかもしれません。
大阪人の気質
商売人気質なので、せっかちでハッキリした物の言い方になることは仕方ないことなのかもしれませんボヤボヤしてると仕事も終わらず、別の商人に仕事を取られてしまいます。そのような性格が今でも大阪人には表れているのでしょう。
大阪人は東京嫌い?
よく比較対象にされてしまった結果、生まれてきた先入観です。大阪人でも東京が好きな人はたくさんいます。大阪人と一括りにして、そのような考えを持つことは止めましょう。
大阪人に持たれた偏見
実際に大阪に訪れて、多くの大阪人に触れてみて、それで肌に合わないという人もいます。しかし、よく知らない、大阪人と数人しか話したことがないにも関わらず、先入観を持つことは止めましょう。先入観は人の視野を狭めてしまうので損になってしまいます。