Search

検索したいワードを入力してください

アネモネの花言葉|はかない恋を表す色別・種類別のアネモネ花言葉

Author nopic iconaugust.24
花言葉 / 2017年09月04日
アネモネの花言葉|はかない恋を表す色別・種類別のアネモネ花言葉

まずはアネモネについて知ろう

アネモネの花言葉の前に、アネモネについて紹介します。アネモネは結婚式で使われることが多く、見たことがある人は多いでしょう。

アネモネの基本情報

アネモネは、春の風が吹き始める2~5月ごろに開花します。地中海が原産で、アルメニアの国花です。キンポウゲ科イチリンソウ属の球根植物で、自生種と園芸種を合わせると120種類以上も品種があります。

10cm~50cmほどの草丈ですが、中には1mを超えるアネモネもあるようです。アネモネは、4cm~10cmほどの大きさの花を咲かせます。しかし花弁に見えるのは萼片で、アネモネには花弁がありません。

世界中に存在するアネモネ

地中海が原産のアネモネですが、現在は世界各地に自生しています。十字軍によって、アネモネは世界中に広がりました。中世ヨーロッパの時代、十字軍の人たちは家族へのお土産としてパレスチナに自生していたアネモネをヨーロッパへ持ち帰ったのです。

ヨーロッパに持ち込まれたアネモネは、15世紀~18世紀にかけイギリスやオランダで品種改良が行われました。それをもとに、品種改良は繰り返されて今のように120種類以上もの品種が出来たのです。

私たちがアネモネと聞いて真っ先に思いつく赤いアネモネは、「花冠」と言う意味を持つ「アネモネコロナリア」と言う品種です。「アネモネフルゲンス」もアネモネの品種の一つで、この2種類をもとにアネモネの園芸種は作られています。

アネモネの別名は?

アネモネが咲く時期が、風が強く吹く時期であることやアネモネの種は風が運ぶことから、アネモネは風の花と言われます。アネモネの語源となった言葉も、ギリシア語の「アネモス(風)」です。アネモスが生まれた背景に、西の風の神が関わっていることも由来の一つとなっています。英語でも、「風の花」を意味する「ウインドフラワー」と名付けられているようです。風に揺れるアネモネの姿から名付けられたとも言われています。

和名は、風とは関係ない名前です。アネモネが、牡丹の花のように見えることから「牡丹一華(ボタンイチゲ)」の和名が付けられました。他にも、「花一華(ハナイチゲ)」「紅花翁草(ベニバナオキナグサ)」などの和名があります。一つの茎に一つの花を咲かせる物を、「一華」と呼ぶそうです。ですから、一つの茎に一つの花を咲かせるアネモネの和名には「一華」が用いられています。

アネモネコロナリアの種類は?

アネモネコロナリアをもとに作られた品種は、数多くあります。一重咲きの大輪の花を咲かせる「デカン」、19世紀にアイルランドで作られた八重咲の大輪品種「セントブリッジ」などがあります。他にも、「モナーク」「モナリザ」などもあるようです。

セントブリッジは、アイルランドの守護聖人の一人「聖ブリジット」の名前から来ています。

小柄なアネモネブランダ

「アネモネコロナリア」と「アネモネフルゲンス」以外にも、「アネモネブランダ」と呼ばれるアネモネの品種もあります。アネモネブランダは、バルカン半島からトルコにかけ分布するイチゲの仲間と言われています。ぱっと見は山野草に近く、アネモネの仲間とは思わないでしょう。8cm~15㎝ぐらいの草丈しかなく、とても小柄なお花です。鉢植えやロックガーデンに向いた品種です。

アネモネの花言葉にはどんなのがある?

アネモネがどんな花なのか分かったところで、次はアネモネの花言葉を紹介します。春先になると、色とりどりの可愛らしいお花を咲かせるアネモネには、どんな花言葉があるのでしょうか?

アネモネの花言葉は暗いものばかり

暗くなるとすぐに花を閉じ、摘み取ってしまうと萎れてしまうアネモネは古代ギリシアでは死の象徴とされていました。さらに、ヨーロッパではアネモネにまつわる神話から美しさとはかなさの象徴と言われています。そのためか、アネモネの花言葉は見た目に似つかわしくない暗いものばかりです。

・はかない恋
・恋の苦しみ
・見捨てられる
・見放された
・期待
・辛抱
・無邪気
・可能性
・清純無垢

以上のように、アネモネの花言葉はたくさんあります。しかし、明るい意味の花言葉は一つもありません。

アネモネにまつわる悲しい恋の物語

アネモネにまつわる神話はとても切ないものばかりです。二つの物語があるのですが、どちらも三角関係による悲しい結末が待ち受けています。

西風の神ゼピュロスとアネモネ

花の女神フローラと西風の神ゼピュロスは、いつも仲良しな恋人同士でした。しかし、ゼピュロスはフローラの侍女アネモネと恋に落ちてしまったのです。2人の関係に気付いたフローラは、ゼピュロスの心を取り戻したいと考えます。そして、アネモネを花に変えてしまいました。

これが、「はかない恋」と言う花言葉の由来となった物語です。ゼピュロスは、フローラに恋をしてさらったというお話もあります。さらうほど大好きだったフローラを裏切り、アネモネと恋に落ちたゼピュロスは女性の敵でしょう。「はかない恋」という花言葉にも、納得がいくのではないでしょうか。

ゼピュロスとアネモネのもう一つの物語

ゼピュロスとアネモネにまつわる話は他にもいくつかあるのですが、アネモネが春に咲く理由となった物語の方を紹介します。

おおもとの話は、上記と変わりません。違う点は、フローラがアネモネを花に変えたのではなく追放した点です。追放されたアネモネは、失意のあまり命を落としてしまいます。ゼピュロスはアネモネの死を悔い、愛の女神ビーナスに頼んでアネモネを花に変えてもらいました。そうしてアネモネを手元に置いていたのですが、ゼピュロスはアネモネに飽きてしまいます。

ゼピュロスは北風の神ボレアスに、アネモネを託しました。しかし、アネモネはボレアスに興味を持ちません。ボレアスは北風で無理矢理、花を咲かせようとしました。そのことから、アネモスは北風に当たると枯れてしまうのです。捨てられても、アネモスはゼピュロスを愛していたのでしょう。だから西風が吹くときだけ、花を咲かせるのです。

美と愛の女神アフロディーテと美青年アドニス

美と愛の女神アフロディーテは、キューピットが間違って放った矢により美青年アドニスに恋をしてしまいます。しかし、アフロディーテには軍神アレスという恋人がいました。アレスはアフロディーテがアドニスに恋をしていることを知ると、嫉妬に狂います。自身の姿を猪に変え、狩りをしていたアドニスを襲いました。アドニスは命を落としてしまいますが、彼の体から流れた血はアネモスの花となりました。

ちなみに、アドニスの出生に関するお話もアネモネの花言葉の由来となっています。アドニスの母は実の父に恋をして、変装をして実の父と結婚するのです。そして生まれたのが、アドニスだと言われています。

アネモネは復活の花

アネモネには、「期待」「希望」「真心」「あなたを信じて待つ」などの前向きな花言葉もあると言われています。それは、アネモネがヨーロッパの一部の地域ではキリスト復活の花とされているからです。

古代ギリシアやローマでは、アネモネに永遠の命を願ったことに由来しています。

色によって変わるアネモネの花言葉

暗い意味の花言葉が多いアネモネですが、色別に見ると明るい意味合いの花言葉があります。アネモネの場合、色の持つ雰囲気から花言葉がつけられています。

それでは、それぞれの色と共に花言葉を紹介しましょう。

情熱の色 赤

情熱の色と言っても過言ではない燃えるような赤い色。赤い色をしたお花として、真っ先に思い浮かぶのは、バラでしょう。赤いバラの花言葉は、「愛情」です。情熱的な花言葉を持つバラは愛の告白をするのにふさわしいお花と言えます。

しかし、赤いアネモネにもバラに負けないくらい情熱的な花言葉があります。アネモネは暗い意味の花言葉が並びますが、赤は正反対の花言葉なんです。「君を愛す」の花言葉は、恋人にプロポーズする時や好きな人に告白する時に贈るのにふさわしいでしょう。

赤いアネモネは、4月4日の誕生花です。その日が誕生日の彼女には、誕生花である赤いアネモネでプロポーズしてみてはいかがでしょうか。

静寂の色 青

赤とは対照的に、落ち着きを見せる静寂の色、青。そんな青いアネモネの花言葉は、「堅い誓い」です。青は西洋で、天国や聖母マリアを象徴する色なのでそれが花言葉にも関係しているのでしょう。華やかさはありませんが、「堅い誓い」と言う花言葉も恋人へ贈る花としてふさわしいのではないでしょうか。遠距離恋愛中や単身赴任などで離れてしまったパートナーへ、変わらない想いを伝えるために贈るのもいいかも知れません。

戦時中の日本で、出征に行ってしまった夫が無事に帰って来ることを願って女性たちが青と紫のアネモネを玄関に飾っていたと言う話があります。戦時中は生きて帰ってくることを口に出して願うのは、いけない事でした。ですから、アネモネを飾ることで密かに願ったのでしょう。

青のアネモネは、2月15日と4月2日の誕生花です。

高貴な色 紫

昔から高貴な色とされる紫。そんな紫のアネモネの花言葉は、「あなたを信じて待つ」です。
これは、遠距離恋愛中の恋人同士にふさわしい花言葉ではないでしょうか。

青と紫は色合いが似ていることから、青のアネモネにも紫と同じように「あなたを信じて待つ」と言う花言葉が当てはめられることがあります。就職や進学などで遠くへ行く恋人に、紫と青のアネモネを組み合わせて贈るといいでしょう。少し寂しそうな印象を受ける紫のアネモネは、恋人と離れる寂しい気持ちを代弁してくれます。贈られた方も、紫のアネモネを見るたびに恋人のことを思うでしょう。

清純な色 白

白は、汚れのない純粋な色です。だから花言葉も、「真実」「期待」「真心」「希望」など純粋な気持ちを表す言葉ばかりが並びます。

入学式や卒業式などのお祝いとして、学生に贈るといいでしょう。「希望」と言う花言葉は、就職や転職をした友人や知人にエールとして贈るのもいいかもしれません。赤いアネモネと組み合わせて、「君を愛する気持ちは本当だよ」の想いを込めプロポーズに使うのも素敵でしょう。

こちらは、4月2日の誕生花です。

可憐な色 ピンク

女の子ならみんな大好きなピンクは、女性らしくとても可憐な色です。可愛らしいピンクのアネモネには、「待ち望む」の花言葉がつけられています。

可憐なピンクだからこそ、花言葉には純粋な気持ちが表れているのでしょう。こちらも、青や紫のアネモネと同じように遠距離恋愛中の恋人にピッタリの花ではないでしょうか。留学などで遠くへ行ってしまう友人に贈るのもいいかも知れません。「待ち望む」と言う花言葉は、夢が叶うことを願っているという意味でも使えるでしょう。

オレンジや黄色のアネモネには花言葉がない

明るい色で元気を与えてくれるオレンジや黄色。アネモネにも、オレンジや黄色がありますが花言葉はまだつけられていません。贈り物には最適な色ですが、花言葉がないので全体の花言葉と同じになってしまいます。ですから、贈り物には向かない色と言えるでしょう。こちらの色にも、ポジティブな花言葉がつけられるのを待つしかありません。

アネモネが誕生花の日にちは他にも

紫やピンクなど、特定の日付がないアネモネは全体の日にちを参考にするといいでしょう。

・1月22日
・3月12日
・3月13日
・4月6日

以上の日にちは、アネモネが誕生花です。

花嫁たちに人気のアネモネ

上記の通り、色ごとに見るとアネモネの花言葉はどれも素敵なものばかりです。その為、結婚式会場に飾ったり、花嫁のブーケにしたりと花嫁からは人気があります。青のアネモネは「堅い誓い」ですから、結婚式にもピッタリだと言えるでしょう。

アネモネモナリザの花言葉

アネモスにはいろんな種類がありますが、その中でも人気の高い種類がアネモネモナリザです。アネモネモナリザには、どんな花言葉があるのでしょうか?

アネモネモナリザはどんな花?

切り花として人気の高いアネモネモナリザは、大きくて薄い花びらや淡い色合いが特徴です。八重咲をする品種に含まれますが、花びらの枚数はそこまで多くありません。花びらが大きいので、花瓶に差すとインパクト大です。切り花としてだけでなく、ガーデニング用としても人気があります。

見た目はとっても華やかなアネモネモナリザですが、花言葉はちょっと切ないものばかりです。「薄れゆく愛」「はかない恋」「孤独」などの花言葉がつけられています。

アネモネを贈るときは色に注意して

アネモネ全体を見ると、贈り物としてはふさわしくない花です。でも、色ごとに見れば贈り物としても最適な花だと言えます。

シチュエーションごとにふさわしい色があるので、アネモネを贈るときは色に注目してください。色ごとの花言葉を知らない人もいるはずですから、メッセージと共に花言葉を添えるといいでしょう。独自の花言葉を持たないオレンジや黄色のアネモネを贈るときは、他の色のアネモネと組み合わせて贈ってください。

アネモネは、初心者でも簡単に育てることが出来るお花です。お庭やベランダで育ててみるのもいいでしょう。春になると色とりどりの花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれます。