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菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

Author nopic iconチルヲ
花言葉 / 2017年10月18日
菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

菖蒲・しょうぶ・あやめの特徴

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

「菖蒲」と書いて「しょうぶ」とも「あやめ」とも読みます。「しょうぶ」も「あやめ」も同じアヤメ科アヤメ属の多年草で、見た目にはとてもよく似ています。そして「菖蒲」と「しょうぶ」は呼び方は同じでも、別の植物であることをご存知でしょうか。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

菖蒲

菖蒲は、川や池などに生える細長い葉と茎だけのように見える植物です。しょうぶやあやめがアヤメ科の植物なのに対し、菖蒲はサトイモ科の植物です。前者の2つの植物と大きく違うところは、菖蒲は小さくて地味な緑色のヤングコーンのような形の花を咲かせ、香りが強いところです。昔は「あやめ」と呼ばれていました。

菖蒲は、古くから薬草や漢方薬として用いられています。男子にとって縁起の良い植物と言われ、男の子の節句である5月5日にお風呂に入れて邪気払いをする菖蒲湯に使います。

しょうぶ

あやめを基本として、園芸化を目的に品種改良されたものがしょうぶです。菖蒲に似た細長い葉や茎を持ち、白や黄色や青やピンクなどのいろいろな色の花を咲かせるため「花菖蒲」と言われています。その花は香りがなく大きいのが特徴です。菖蒲園などの観賞用に植えられているものは、この花菖蒲です。

しょうぶは、江戸時代に積極的に改良され、その種類は地域にちなんで大きく3つに分かれています。

江戸系

最初に現れ、数が最も多い品種です。主に、三英咲から六英咲(花びらの数)で、草丈が高く丈夫なのが特徴です。菖蒲園などでの鑑賞を目的に改良されました。

肥後系

江戸系の系統です。肥後藩主であった細川氏が松平菖翁から譲り受け、武士豪商階級に奨励したのが始まりです。六英咲が多く、大輪の花を咲かせます。主に室内での鑑賞が対象です。

伊勢系

徳川紀州藩士の吉井定五郎によって栽培が始められました。三英咲で花弁が垂れています。縮れたりウェーブする花弁のものがあるのも特徴です。

あやめ

見た目にはしょうぶとそっくりですが、しょうぶがいろいろな色の花を咲かせるのに対し、あやめが咲かせるのはほとんどが紫色の花です。まれに白い花が咲くものがある程度です。しょうぶは1m弱と背が高いですが、あやめは30cmからせいぜい60cmと草丈が低いのが特徴です。

そして、他の2つの植物と大きく違う点は、あやめは水はけの良い乾燥した草原に自生するところです。花が咲き始めるのは6月上旬頃と一番遅いのも特徴です。

菖蒲・しょうぶ・あやめの花言葉とは?

菖蒲の花言葉、見分け方をご紹介いたします。

菖蒲・しょうぶ・あやめの見分け方

菖蒲の、しょうぶやあやめとの違いは歴然です。サトイモ科とアヤメ科と種類が違いますので、見た目からはっきりと違いが分かります。では、見た目が瓜二つのしょうぶとあやめはどうやって見分けたら良いのでしょうか。

それぞれの特徴でも触れましたが、しょうぶは湿地に植えられています。あやめは乾いた草原に生えます。花の根元部分を見比べることでも見分けがつきます。しょうぶは花の根元にはっきりとした黄色のもようがあります。あやめは網目状になっています。あやめは花びらも網目もようになっており、そこから本来は「文目」と書きます。

菖蒲の花言葉

菖蒲の花言葉は、「勇気」「嬉しい知らせ」「適合」です。

しょうぶの花言葉

しょうぶの花言葉は、「信頼」「情熱」「嬉しい知らせ」「あなたを信じる」「優しい心」「優しさ」「伝言」「心意気」「優雅」です。

あやめの花言葉

あやめの花言葉は、「良い便り」「メッセージ」「希望」です。

花菖蒲(しょうぶ)の花言葉の由来とは?

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

「嬉しい知らせ」「伝言」「あなたを信じる」「信頼」

花菖蒲はアイリス(あやめ、カキツバタなどの総称)と近い種であることから、共通の花言葉がつけられています。アイリスの花言葉の由来は、ギリシャ神話に登場する虹の女神・イリスの物語です。

全能の神・ゼウスは、妻のヘラの部下であった女官・イリスに言い寄ります。彼女は困ってしまい、ヘラに「自分を別の場所に移して欲しい」と願い出ます。そこでヘラは、神酒で彼女の頭を清めて、虹のように7色に光るネックレスを授けます。

するとイリスは世界中を駆け回る伝令、さらに知恵を司る虹の神となりました。その時に地面にこぼれ落ちた神酒がアイリスになったと言われています。

「優しい心」「優しさ」「優雅」

大きめの花びらを垂れ下げて咲く優美な佇まいをイメージしています。

「情熱」「心意気」

勇ましい五月人形に合わせて飾ることができる凛とした雰囲気からつけられています。

白い花菖蒲の花言葉とは?

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

花菖蒲の中でも白い花を咲かせるものには、特別な花言葉がつけられています。「純粋」「優しさ」「あなたを大事にします」です。白い花によく似合う清楚な花言葉です。

黄色の花菖蒲の花言葉とは?

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

黄色の花を咲かせる花菖蒲の花言葉は、「幸せ」「幸福」「わたしは燃えている」です。黄色は幸せを象徴する色です。そのため、幸せに関連する花言葉がつけられています。

紫色の花菖蒲の花言葉と誕生花

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

あやめの花の色は紫色が主です。そのあやめが起源となっている花菖蒲は、花言葉もあやめと共通したものがつけられています。あやめの花言葉は「良い便り」「メッセージ」「希望」です。花菖蒲の花言葉の中にも「嬉しい知らせ」「伝言」など、メッセージに関連するものがあります。

花菖蒲を誕生花としている日は、5月5日と6月8日です。この誕生日の方に何か特別なお知らせがある時、紫色の花菖蒲を添えて伝えると大変喜ばれるのではないでしょうか。

花菖蒲の花言葉を英語では?

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

花菖蒲の学名は「Iris ensanta」です。「ensanta」とは「剣のように」という意味ですので、「剣の葉を持つアイリス」ということになります。そして、英語名では「Japanese Iris」と言います。

アイリス全般の花言葉は先にご紹介しましたが「良い便り」「メッセージ」「希望」です。花菖蒲の西洋での花言葉はこれに共通するものが多く「message(伝言、メッセージ)」「hope(希望)」「faith(信頼)」「friendship(友情)」「wisdom(知恵、賢さ)」です。

菖蒲とカキツバタの花言葉の関係

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

カキツバタは水辺の湿地に生息する、あやめによく似た紫色の花を咲かせる植物です。スラッと立った葉をしており、50cmほどの草丈で、5月から6月の梅雨前の時期に花を咲かせます。花の中心部が目型網目になっているのが特徴です。

「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」という言葉があります。どちらも優れていて選択に迷ってしまうという意味のことわざです。女性の美しさを例える場合によく使われます。そういう使われ方をされるくらい、カキツバタとあやめはとてもよく似た植物です。

それゆえ、カキツバタの花言葉には「幸運は必ず来る」「幸せはあなたのもの」「贈り物」と、あやめの花言葉と共通した花言葉がつけられています。

しかし似ているのは見た目だけで、両者は花が咲く時期が違いますし、あやめは乾いた草原に自生しますが、カキツバタは水中や水際などの湿地に生息します。

菖蒲は大切な人への贈り物に最適です

菖蒲の花言葉と由来・色別花言葉(白/紫)・英語での花言葉

いかがでしたでしょうか。漢字で書けばすべて「菖蒲」ですが、それが意味する菖蒲・しょうぶ・あやめがそれぞれ異なる植物であることがお分かりいただけたでしょう。

毎年梅雨の時期になると美しい花を咲かせて、あやめ祭りなどでわたしたちの目を楽しませてくれるのは、あやめではなく花菖蒲(しょうぶ)です。花菖蒲は3日間しか花を咲かせません。その儚さがまたわたしたちの心を捕らえて離さないのでしょう。

菖蒲・しょうぶ・あやめ、そしてカキツバタの花言葉をご紹介しました。それぞれ、とても素敵な花言葉です。健やかに育って欲しい友人の男のお子さまに、嬉しいお知らせがあった大切な方に、大輪の花菖蒲を贈ってみてはいかがでしょうか。その花言葉に込められた優しい想いに気づいた時、大切な方々は大変喜んでくれるでしょう。

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