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シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

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花言葉 / 2017年09月01日
シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

心を癒す植物が持つ不思議な言葉たち

香りやたたずまいで私たちの心を癒してくれる植物ですが、それらの植物にも歴史やストーリーがあります。その歴史やストーリーで成り立っているのが花言葉です。地球創世の時代、一番最初の生物として陸に上がった植物は原始の姿を保ちながら進化を重ねてきました。

古くは聖書に出てきた花もあり、代表的な古典書物である旧約聖書には「ソロモンの野の花」と呼ばれたステルンべルキアは今も同じ姿でこの地上に咲き誇っています。数千年前の時代の人が美しいと思ったそのままの姿を見ることが出来るのも、この植物の魅力の一つです。

そんな植物にまつわる花言葉は元来人間が付けたものであり、いわば花言葉は人間が植物と共に命の物語を紡いできた副産物とも言えます。花言葉の成り立ちには19世紀の西側諸国の社会が一役を買っています。

その時代、西欧州は貴族社会が最盛を極めた時期でもありシェイクスピアをはじめ多くの詩人や作家が活躍した時代でもありました。いまある数多くの花言葉はそんなきらびやかな時代に誕生しました。

大輪も野草も花であることにかわりはない

花言葉で有名な花と言えば薔薇ですが薔薇の花言葉は『愛』です。色によっても意味合いは変わってきますが花の女王にふさわしい情熱的な花言葉です。その他にも結婚式のブーケにも人気の花・百合の花言葉は聖母マリアを表す『純潔』、春に薄紅の満開の花を咲かせる桜は『精神の美』・『優美な女性』です。

百合は聖母マリアがイエス・キリストを身ごもったことを天使ガブリエルから告げられた受胎告知の絵画にも描かれている通り、聖母マリアが処女で神の子を身ごもった謂れからの花言葉です。

桜の花言葉はジョージ・ワシントンが子どもの頃桜の木の枝を誤って折ってしまったことを正直に父親に話した名前が由来です。アメリカ合衆国初代大統領の人柄をそのまま表した花言葉になっています。

美しく見栄えが良い、人気の花や木に人の心を惹きつける花言葉があると、やはり派手な方が良いと思いがちですが、実は地味な草花にも思わず手に取ってしまいたくなる花言葉があります。野原やあぜ道で見かけ、誰もが一度は見たことがある野草の一つ、シロツメクサもまたそんな花の一つです。

シロツメクサとは

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

別名をクローバーと呼ばれており、主にハート型の葉っぱが三つ重なって成っているのが特徴です。珍しい四つ葉を見つけると幸運になれるとも言われています。花は白い親指大の球体型をしています。

江戸~明治にかけて外国からの貿易で使われた梱包材がシロツメクサです。和名は白詰草、ガラス製品や陶器製品などを木箱に詰める際に一緒に日本にやってきたと言われています。現在は公園などでもよく見られる慣れ親しんだ植物ですが、実は海外の花だったのです。

シロツメクサは牧草にも用いられることが多く、繁殖に手間もかからないことから放牧地などにも使われるほか、マメ科の植物であるシロツメクサは土壌に根粒菌という栄養素を与えるため、畑を休ませたい時などの緑肥としても用いられます。緑肥としてシロツメクサを使用する場合は最後に葉を土に鋤き込むことにより堆肥としての効果も得ることが出来ます。

花の時期は春から初夏にかけて、冬は枯れますが地面の下に根が残っている場合は春にまた芽吹きます。子どもの自然の遊び道具として、園芸花材としても身近にあるシロツメクサですがどんな花言葉を持っているかご存知でしょうか?

よく知られた花言葉もありますが、知りたくないような怖い花言葉もあり、シロツメクサを巡る花言葉は奥が深いです。知りたい方は、ぜひ続けて読んでみてください。

シロツメクサの花言葉

私を思い出して

シロツメクサの花言葉の一つに『私を思い出して』または『私を思って』があります。ご夫婦や恋人、または片思いの相手に用いる花言葉です。とてもロマンチックな花言葉なのでプレゼントのモチーフなどに選ぶのもクローバーはおすすめです。

約束

シロツメクサのもう一つの花言葉に『約束』があります。これは男女が将来を誓い合うという意味の約束で前述した『私を思って』の花言葉の延長線上に存在します。

シロツメクサのクローバーの花言葉

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

シロツメクサの葉の部分であるクローバーにも花言葉が存在します。それぞれの枚数に花言葉が決まってお五つ葉は『財運』、六つ葉は『名誉』、七つ葉は『無限の幸福』と葉が増えるごとに花言葉も変わっていきます。

七つ葉は中々見つかりませんが実は発見例があるので近所にクローバーが生えている人は散歩のついでに探してみるのもいい運動になるのではないでしょうか。適度な運動と自然との触れ合いは心身ともにリラックスできます。まさに小さな幸運です。

シロツメクサの花言葉 四葉のクローバーの意味

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

見つけると良いことが訪れるという四つ葉のクローバーですが、その花言葉はそのものズバリ『幸運』です。アクセサリーやクローバーをモチーフにした商品もその花言葉にあやかり四つ葉タイプの製品が多くなっています。

シロツメクサの幸運という花言葉は様々な由来があり、その昔ナポレオンが珍しい四つ葉のクローバーを見つけて摘み取ろうとしたところその頭の上を銃弾が飛んで行ったという話が残っています。

四つ葉のクローバーがなければあの名言「吾輩の辞書に不可能の文字はない」もこの世に生まれてこなかったかと思うとナポレオンが四つ葉のクローバーを見つけたのはまさに『幸運』と言えますね。

怖いシロツメクサの花言葉

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

風揺れる仕草が可憐で優しいシロツメクサ、楚々とした花姿からは先にもご紹介した花言葉である『約束』や『幸運』などが似合う植物ですが実は怖い花言葉も持っていることはご存知でしたか?その怖い花言葉は『復讐』。シロツメクサの姿からは想像できないおそろしい花言葉ですが実はシロツメクサの一連の花言葉はちゃんとつながっているのです。

シロツメクサの最初の花言葉である『私を思って』というのは相手に対してのお願いであり、続く『約束』の花言葉はあなたの願いをかなえますよ、という返答となっています。その後約束をかなえることにより『幸運』へと成るのですが、この約束を守らないと『復讐』する、という意味につながります。

シロツメクサの花冠の花言葉

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

女の子なら一度はチャレンジしたことがあるヒトも多いシロツメクサの花かんむり。でき合ったものを頭に載せたり首に飾ったりすると気分はお姫様でとても幸せな心地になれますが、実はシロツメクサの花かんむりには一連の花言葉の意味がそのまま込められています。

シロツメクサの花かんむりの意味は『私を思ってくだい(結婚してください)、約束ですよ、幸せになりましょう。もし破ったら復讐します』という意味になります。なんとも恐ろしいように聞こえますが、要するに浮気をしないでね。嫌いにならないでね、というシンプルな恋心の思いが詰まったのがシロツメクサの花言葉にあらわれています。

女の子なら一度は作りたいシロツメクサの花かんむり

シロツメクサを2~3本、茎を長めにして取ります。左手で2~3本のシロツメクサをもち、花のすぐ下に新しくとったシロツメクサをぐるっと巻き付けます。巻いた茎は緩まないように強く巻きましょう。

すべての茎を左手で持ち、先ほど巻き付けた花のすぐ横にまたぐるっと新しい花を巻き付けます。これを好きな大きさになるまで繰り返していきます。コツは茎を束にして放さない、巻く際にはぎゅっと巻き付けることです。

好みの長さになったら輪にします。輪にする方法は先っぽと最後の茎の部分を合わせます。先っぽと最後の茎を新しいシロツメクサでぐるっと巻きます。強度が心配な場合は何度か巻いてください。その後、飛び出ている茎を巻いていた輪の中に押し込んでいきます。丁寧に押し込むことでさらに頑丈になります。

シロツメクサの花言葉の由来

『私を思って』『約束』『幸運』『復讐』と花言葉をご紹介してきましたが、実はそれらの花言葉は一つの物語が由来となっています。北海道のアイヌ民族に伝わる物語です。

赤いシロツメクサの花言葉

アイヌの物語を花言葉にしたシロツメクサですがシロツメクサは他にもアカツメクサという種類があり、この花は花部分の赤紫色に染まる美しい花です。白いシロツメクサが可憐な花だとしたら赤ツメクサは品を漂わせる花です。そんな赤ツメクサの花言葉は『勤勉』を意味しています。

信仰のシンボル

花言葉ではありませんが、シロツメクサそのものを信仰の対象に見立てている考え方も存在します。キリスト教では三つ葉のシロツメクサの葉を三位一体とあらわしています。三位一体とは「父」「子」「聖霊」のことです。

キリスト教で言う父とは一つ神、子とは神の子たるイエス・キリスト、そして聖霊とはキリスト教で洗礼を受けた魂、または肉眼では見えない活動のエネルギーのことを言います。この聖霊は日本人の八百万の神々とも結びつきがある精霊とは別のものを示します。

キリスト教には多くの宗派がありますがそれらのほとんどがこの三位一体で信仰を掲げています。キリスト教徒は三つ葉のシロツメクサを精神的なシンボルとし、四つ葉のシロツメクサを十字架に見立てる考え方も存在しています。

キリスト教の流れであるユダヤの教えは元々偶像崇拝を禁止していました。奥深い教義ゆえ日本人にはあまりなじみがない考え方もありますが、古代の敬虔なユダヤの民であり、キリスト教を信仰する人々が神が作ったとされる世界に芽吹く葉に神の姿をみたというのもロマンあふれる話です。

アイルランドのシンボル シャムロック

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

英国・イギリスの隣にある国アイルランド、名前は聞いたことがあるけどどんな国かはよく知らないという方も多いヨーロッパの島国は、日本の四国と同じほどの大きさです。人口約400万人で、アイルランドに住んでいる人はなんと福岡県に住んでいる人の人数よりも少ない小さな国です。

古くは紀元前8000年前から存在していたとされ有名なケルト民族はアイルランドの人々のことをさしています。あの有名なアーサー王の伝説もケルトの流れを汲んでいると言われています。

ケルト音楽や羊毛、乳製品などが有名なアイルランドですがそのシンボルはシャムロック。シャムロックとは若いシロツメクサのことでアイルランドでは国花にもなっています。アイルランドの人々はシロツメクサをとても愛しており、スポーツチームのロゴや大手企業のマークなどによく使われています。

ちょうど日本でいうところの桜のような立ち位置であるアイルランドのシロツメクサ、実はキリスト教の伝来とともにアイルランド各地に伝わりました。

聖パトリキウスがもたらした幸運

アイルランドの守護聖人である聖パトリキウスがケルトの地に宣教の為に降り立ったのが西暦432年、その時ケルトの民にキリストの三位一体の教義を広めるために持っていたのがシロツメクサであったと言われています。

現在はなくなってしまったドルイド教がケルト人の宗教であったとされていますが、聖パトリックの功績によりキリスト教がアイルランド各地に広まりました。神と幸運のシンボルであるシャムロックへのアイルランド人の愛情はとても強く、アイルランドでは婚約の際にシャムロックを交換する風習も存在します。

シロツメクサは食べられる?

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

ドクダミ・ヨモギ・シソ、日本人は山野や野原に茂っている野草を昔から食べてきました。それらは大昔からの植物で滋養にも良いことで知られています。

では2000年ほど前から存在していたシロツメクサは食べられるのでしょうか?実際に牧草として広く定着し牛や羊が食べています。我々人間は牛や羊の獣肉を食用としていますから間接的にシロツメクサを摂取しているとみてもいいでしょう。

実際おいしく食べれるでしょうか。シロツメクサ、もとい葉の部分であるクローバーは食べることが出来ます。しかし生では腹痛を起こしてしまうので加熱し、少量を摂るようにしてください。

食べるのであれば種から発芽したての若いクローバー(シャムロック)が一番食べやすいとされています。

さあ、幸運を探しにいこう

シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー

さまざまな逸話を背景に持つシロツメクサの花言葉ですが、それらはみな、人の誠実さを求める心から来ています。もしあなたがいまとても疲れていて、誰も信頼できず、ずっと苦しい思いをしているならばまずは天気の良い日に外に出て四つ葉のクローバーを探してみてください。

太陽の光は幸せ物質セロトニンを分泌させます。四つ葉のクローバーは中々見つかりませんが、心地よい風に吹かれながら植物と触れ合うことによりヒーリングの効果も期待できます。四つ葉のクローバーを見つけたころには身体の中エネルギーは充電完了、小さいけれど確かな幸運が身体の中に入ってきます。

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