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牡丹の花言葉|白/赤/桜牡丹/怖い【色別】

Author nopic icon尾芭子
カテゴリ:花言葉

初回公開日:2017年08月31日

更新日:2020年06月24日

記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

牡丹の花言葉|白/赤/桜牡丹/怖い【色別】

牡丹の花言葉

昔から多くの人を魅了してきた牡丹には、その美しさに相応しい花言葉が授けられています。その言葉には、どのようなメッセージが隠されているのでしょうか。その花言葉の意味を紐解いてゆきます。

まずは、みなさんは牡丹の花をご存知ですか?牡丹は中国で原産されたもので、名前は音読みにして「ボタン」と呼ばれるようになりました。そんな牡丹の花は、昔から中国でも日本でも愛されてきた花です。その理由は、そのゴージャスな花姿にあります。大粒の花弁が何重にも重なる姿は、人々の心を豊かにしてきました。そんな、誰もが魅了されてきた、美しい牡丹の花言葉をご紹介していきます。

王者の風格という花言葉の意味

まず、他の花を圧倒する存在感の牡丹に相応しいとされる花言葉は、『王者の風格』ではないです。牡丹の花弁は大きく、絹のような見た目ですが、触れるととても分厚いことが分かります。その花片が幾重にも重なり、そこに存在していてくれます。

そこに姿を見せてくれるだけで、人々は歓喜に溢れることでしょう。また、その存在があることだけで、安心感を得られますので、そんな佇まいこそが、『王者の風格』という言葉を連想されたのでしょう。

富貴という花言葉の意味

『富貴』という花言葉は、美しさと人気を兼ね揃えた牡丹だからこそ、委ねられた言葉なのでしょう。まず、『富貴』とはどのような意味を持つ言葉なのかりになるところですが。辞書では「富と地位を持っている様子」と書かれています。

人間から見た花の富とは、その美しさにあるでしょう。そして、花の地位とは人気から付けられることではないでしょうか。このように美しくも、親しみを持ち人気が高い牡丹には『富貴』という花言葉が似合っていると考えられます。

恥じらいという花言葉の意味

『恥じらい』という花言葉は、ギャップを感じる牡丹だからこそ、しっくりくる言葉なのではないでしょうか。人でいうと、牡丹のような圧倒する存在感があり、富と地位を手にしているものは「カリスマ」と呼ばれます。カリスマは一つの時代を築きあげます。しかし、その多様性からいつか飽きられてしまうことも多いでしょう。

では、牡丹は何故、飽きられることなく長い間愛されているのでしょう。それは、人々がその美しさの中に、隠れる恥じらいを見つけたからでしょう。そのギャップに、人々は長年惹きつけられているのではないでしょうか。

人見知りという花言葉の意味

一説では、西洋の人から見たアジア人のイメージとして『人見知り』という花言葉が、牡丹に授けられたとされています。牡丹は西洋の方でも栽培されています。そんな西洋から見た牡丹は、アジアの人を思い出す花だったのでしょう。

その牡丹にアジアの人の「奥ゆかしい美学」を感じ取り、付けた花言葉と感じます。また、牡丹は植え替えをした際に、しばらく花を咲かせないことがあるようです。その様子が『人見知り』に映ったのではないでしょうか。

誠実という花言葉の意味

牡丹には、その凛とした佇まいからくる『誠実』という花言葉があります。牡丹と似ている花に芍薬という花がありますが、芍薬と牡丹の違いを表す時に芍薬は「若々しい」牡丹は「凛々しい」というイメージでの違いを表す人がいます。

その凛々しさにより、昔には家紋の絵にもデザインされていたようです。血筋や家系を表す家紋。その家紋を付けていれば、すぐにどこの者か分かったでしょう。その家紋に恥じぬよう人々は『誠実』さを心がけたんではないでしょうか。

牡丹の色別の花言葉

牡丹には、沢山の色がありますが、その色別に特別な花言葉がある訳ではありません。ですが、色により牡丹のイメージは大きく変わるでしょう。牡丹の色別にどのような雰囲気をかもしだしているのか、考えて行きたいと思います。

白色の牡丹のイメージ

真っ白な花弁が何枚も重なった白色の牡丹は、どこか清楚な雰囲気を醸し出しています。色が付いている牡丹は、その姿にプラスされとても豪華で圧巻されます。ですが、白色になった牡丹は、神聖なものに映ります。花言葉でいうと『誠実』を思い起こさせるイメージです。

赤色の牡丹のイメージ

赤色の牡丹は、王道を走る王者のようなイメージです。牡丹といえば、赤を連想する人は多いと思います。その何にも汚されることのない赤は、見るものを圧巻します。花言葉を使えば『王者の風格』がピッタリくるでしょう。

紫色の牡丹のイメージ

紫に染められた牡丹は、知性を持ち合わせたイメージになります。紫は気品を表す色です。その紫色と牡丹が組み合わさると、気品のある奥様のようです。やはり花言葉は、富と地位という意味で『富貴』が当てはまるようです。

牡丹の花言葉の由来

牡丹の花言葉が堂々としたイメージの言葉『王者の風格』や『富貴』とどちらかといえば控え目な言葉『恥じらい』や『人見知り』があります。それは、牡丹の美しさと、女性の美しさを、重ねることにあるのではないでしょうか。

牡丹はその美しさにより艶々しい女性を表すことが多くあります。その代表的な言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があります。美しい女性が立っている姿は、芍薬のようで、座っている姿は牡丹のよう、そして歩いている姿は百合のようだという意味です。牡丹は葉の上にちょこんと座っているような様子をイメージで捉えたのでしょう。

そんな『王者の風格』や『富貴』を兼ね揃えながら、『恥じらい』や『人見知り』、『誠実さ』もあることが女性の美とされていることで、女性を表すことの多い牡丹にもやそのイメージの花言葉が授けられたのでしょう。

桜牡丹の花言葉

みなさんは、桜牡丹という花をご存知ですか?桜牡丹とは、八重桜の別名です。その何重にも花弁が重なる姿が、牡丹に似ていることから別名で『桜牡丹』と呼ばれることもあるようです。そんな桜牡丹の花言葉はどのようなものがあるのでしょうか。牡丹の花言葉との関係もあるのか、ご紹介していきます。

豊かな教養という花言葉の意味

そのゴージャスな見た目が知的な空気を作りだし、『豊かな教養』という花言葉を授けられたのではないでしょうか。

本来桜は、可愛らしさが優っていることが多いように思います。それに比べ、桜牡丹は、牡丹に似ていて華やかで大人っぽいイメージです。その大人な部分が、知性を感じされるのでしょう。また、その知性を思わせる花弁が幾つも満開に咲き誇った時、その豊かさに大きな衝撃を受けたのではないでしょうか。

善良な教育という花言葉の意味

牡丹の容姿に誠実さを感じるように、桜牡丹にも善良さを感じ取ったのではないでしょうか。牡丹の花言葉には『誠実』という花言葉があります。

艶々しい色気に、どうして誠実さを感じたのでしょうか。それは、牡丹の花がどんな状況であろうと毎年咲き誇り、人々の慰めになってきたからでしょう。その姿は『誠実』であると人々は感じたのです。

桜もまた、毎年春のシンボルとして、私達に姿を見せてくれます。その姿は、今年がやってきたことを正確に人々に届けてくれます。その姿が「善良」ととられることは、牡丹が「誠実」に見えることと似ているようです。

しとやかという花言葉の意味

その豪華な見た目とは裏腹に、散りゆく姿は奥ゆかしく『しとやか』という花言葉が、産まれたのではないでしょうか。桜はどんな品種でも散るのが早く、そして儚げに映ります。どんなに満開だろうと、どんなに綺麗に咲き誇ろうと、長く留まることをせず去ってゆく姿に『しとやか』という言葉はぴったりです。

桜牡丹の花言葉の由来

桜牡丹の花言葉は、何重にも重なり合った花弁から連想されたものです。幾つも積み重ねられた象徴として『豊かな教育』『善良の教育』という言葉が授けられました。

そして、その他の桜と同様に、どんなに美しくとも短い時間で、散りゆく姿に『しとやか』さを感じ、その言葉も同時に授けられたとされています。

怖い・悪い意味の牡丹の花言葉

牡丹の花自体には、怖く悪い花言葉は存在しません。なので、人にプレゼントする際には気にすることなく贈ることの出来る花です。しかし、『恥じらい』や『人見知り』という言葉は受け取る人にとってネガティブに感じる人もいるでしょう。この二つの言葉は、その奥ゆかしさから素敵だとされることを伝えた方がよいです。

また、花というのは枯れます。その時の姿に不吉さを覚える人います。牡丹の花が枯れる様は『崩れる』と表現されることが多いです。恋や愛などの関係のある祝福の時には念のため違う花を検討してみましょう。

恋の悲しみという花言葉とは?

牡丹自体に悪い花言葉はありませんが、牡丹と付いた植物に、ネガティブな花言葉が付いていることがあります。その植物とは「牡丹浮き草」という、水に浮かんでいる草のことです。

どうして牡丹が付くのかというと、牡丹浮き草の葉は、楕円形で花形の葉が多数密集しています。その姿が牡丹に似ていることから名付けられました。その浮き草に授けられた花言葉が『恋の悲しみ』という悲しい言葉なのです。その牡丹浮き草の花言葉が、牡丹自体にも影響を及ぼしたこともあるでしょう。

怪談話『牡丹燈籠』からのイメージ

牡丹と聞くと、何故か怖いイメージが沸く人もいるのではないでしょうか。その多くの人は怪談話で聞く「牡丹燈籠」を思い出しネガティブな感情を持つ人もいるのでしょう。その「牡丹燈籠」とは、中国からの物語が元となり、日本の落語での怪談噺で作られたとされています。

あらすじは、若い女が男と逢瀬を重ねたが、幽霊だとバレて幽霊封じをしようとした男を恨み殺生するという話です。その男に会いに行く時に女が牡丹燈籠を持っているという設定です。その恐ろしい噺に、綺麗な牡丹の絵は何故か人離れしたものを演出するのに一役かっています。また、綺麗な牡丹をみるたびに、この世のモノとは思えない美しさを感じることが恐怖に繋がっているのかもしれません。

牡丹の季節ごとの花言葉

牡丹の花は、季節ごとに異なる花言葉はありません。牡丹の花は春に咲くことが多いですが、品種によっては違う季節に咲く牡丹もあります。ですが、その品種ごとに違う花言葉は授けられているという情報は得ることができませんでした。どんな季節に咲く牡丹も、全て一緒の言葉は授けられています。

なので、プレゼントをする際などは、季節が違うからと気にすることなく贈ることができるでしょう。ですが、せっかくですので、季節ごとに咲く牡丹の品種や、その牡丹を用いて作られた詩をご紹介したいと思います。

春に咲く牡丹

春に咲く牡丹は「春牡丹」と呼ばれ、みなさんが目にすることが多い品種だと思います。寒さが去り、暖かい空気が流れ込んでくる季節に目を出します。その姿は、新年度を迎え、新たなスタートを踏み出す私達を見守るようです。「王者の風格」という花言葉をイメージさせられます。

そんな春牡丹ですが、俳句などでの季語に用いられることをご存知でしょうか。「牡丹の目」は初春、「狐の牡丹」は晩春の季語として使われます。是非、目にすることがあったらそのイメージを膨らませて見てください。

夏と牡丹の関連性

夏に咲くとされる牡丹の品種は、今のところ存在していないようです。ですが、句の場合、夏を表すのに、牡丹を用いることが多くあります。

有名な句では、与謝蕪村の「牡丹散(ちり)て打かさなりぬ二三片」というものがあります。綺麗に咲いていた牡丹が、ゆるやかに散っていき、その落ちた花弁が重なっている様子が描かれています。とても素敵で想像を掻き立てる句です。

この句では牡丹が散る季節ということで、夏の季語として用いられています。「牡丹」というと春に咲くイメージですが、句としては初夏の季語として多く用いられるのです。

春と秋に咲く牡丹

秋に咲く牡丹といえば「寒牡丹」という品種になります。寒牡丹は二季咲きの花とされていて、春と秋に花を付けます。春にできる蕾は摘み取り、秋まで蕾ができ花が咲くのを待ちます。その少し遅れて顔出す秋の蕾たちは、恥ずかしがっているのでしょうか。その様子は、どこか奥ゆかしさを感じさせます。『恥じらい』や『人見知り』の花言葉を連想させられます。

句の季語でいうと、冬を表します。句に入っているだけで、冬の閑散とした世界に、色をつけてくれる花です。

手間をかける冬の牡丹

冬に咲く牡丹は『冬牡丹』と呼ばれます。冬牡丹は、他の牡丹と違い、1月2月に咲くように手間をかけて調整します。そのため、放っておくと春咲きになってしまうのです。その、人がしっかりと手を掛ける様子は『誠実』という花言葉と重なります。また、しっかりと手間をかければ、牡丹もまた『誠実』に答えてくれます。

句では、「冬牡丹」の季語は冬です。また、「牡丹焚火」とくると初冬の季語になります。有名な句で松尾芭蕉の「冬牡丹 千鳥よ雪の ほととぎす」というものがあります。その風景が牡丹を通して見える気がします。

色んな角度から見れる牡丹の花言葉

牡丹の花言葉というのは、視点を一つ変えてみると様々な解釈をできます。それは、牡丹の花に沢山の魅力が詰まっているからでしょう。凛々しく見えるのに、どこか奥ゆかしさや色気を感じます。そして、その色気にも誠実な気品をみることもできる不思議な魅力がある花です。

その魅力は、日本人だけでなく世界の人々が追い求める理想ではないでしょうか。そんな理想を牡丹の花に重ねながら、花言葉を託しているのでしょう。是非、牡丹の花言葉に似合う人物になりたいものです。