芯が強い人とはどんな人?芯が強い人の特徴・長所・短所
周囲の人の目や評価、噂などを気にしてしまいがちな現代社会では、自分の考え方や意思を強く持ち、貫き通すことは、なかなか難しいことです。ですから、自分の考えを持ち続けていたり、芯が強かったりする人に憧れる方も多いと予想できます。
そこで今回は、「芯が強い人」をテーマにして、芯が強い人の特徴や長所・短所などについてご紹介していきます。
芯が強い人とは?芯が強い人の特徴
「芯が強い」という性格や人柄がどのようなものなのか、特徴や性格について細かく見ていくことで、理解できる可能性があります。ですから、「芯が強い」という性格がどのような性格なのかいまいちよく分からないという方は、以下の特徴や性格を参考にしてみて下さい。
芯が強い人の特徴【1】:流行に流されない
流行やトレンドの物は、その時期によってさまざまですが、テレビやメディアで取り上げられたり、多くの人が購入したりする為、経済や社会を動かす程の影響力が備わることもあります。
その為、多くの人は流行の物や人を理解したり、トレンドの商品を手に入れたりしたいと考えがちです。
しかし、芯が強い人の場合は、世の中の流行やトレンドといった概念に、流されにくいと言われています。流行となっている物やトレンドとされている商品が、自分の好みに合う物であれば、購入したり認めたりします。
一方で、どんなに流行っている物であっても、自分の好みではない物だった場合は、芯が強い人は無理に手に入れたり流行に乗ろうとしたりすることを、ほとんどしないと言われています。
芯が強い人の特徴【2】:目標や希望が明確
自分がやりたいことや成し遂げたい目標がはっきりしているからこそ、ブレずに自分の目標を達成する為の努力を続けたり、希望を見失うことなく生き続けたりできるのです。
つまり、芯が強い人は、目標や希望がはっきりしているからこそ、自分を持ち続け、芯が強い人で在り続けられると言えそうです。このような人は、就職や転職でも有利に進めることができることでしょう。
芯が強い人の長所
続いては、芯が強い人の長所について考察していきます。一般的に、「芯が強い」という言葉は、良い意味を持つ言葉と認識されがちですが、実際にはどのような良い面や長所があるのか気になる所です。
芯が強い人の長所【1】:物事を最後までやり抜く能力が高い
上記のような特徴から、芯が強い人は一時の感情や周囲の評判などに惑わされづらい為、自分が決めたことや目標などをやり抜く能力が高いと言えるでしょう。
芯が強い人の短所【2】:自分の言動に責任を持っている
自分の言動に対して自信を持っている芯が強い人は、自分の言動に対して責任も持っています。その為、自分で決断したことや判断したことについて、失敗したり思うようにいかなかったりしても、人のせいにすることは少ないと言われています。
芯が強い人の短所
そこで続いては、芯が強い性格の短所やデメリットについてご紹介していきます。
芯が強い人の短所【1】:頑固
話し合いやミーティングなどでも、自分の主張や意見ばかり通そうとすると、頑固だと思われたり、わがままだと感じられたりしてしまう可能性があるので、どの程度自分の意見や主張を優先するのか、バランスを考える必要があるのです。
いつも自分の意見ばかり主張し譲らないでいると、プライベートの人間関係においても、「付き合いづらい」「言いなりにならなければならない」などと周囲の人から思われてしまう危険性があります。
芯が強い人の短所【2】:視野が狭い
芯が強い人は、「絶対にこうする」「これなら間違いないはずだ」と思い込んでしまうことがあり、他人の意見やアドバイスを受け入れる柔軟さに欠けている場合があります。
また、従来の方法や規則を絶対だと思ってしまうと、新しい物や規則を受け入れられないこともあり、視野が狭くなりがちです。
「芯が強い」を自己PRで使う場合
そこで続いては、「芯が強い」という個性をテーマにして、自己PRの例文をご紹介していきます。
「芯が強い」を使った自己PRの例文【1】
学校や習い事、部活などで与えられた課題は、どんなに時間が掛かっても、必ず最後までやり通しました。そのような姿勢を周囲の人から評価して頂けることもあり、よく「芯が強い」と他人からも言われます。
貴社に入社することができましたら、これまでの経験で培ってきた芯の強さを活かして、どんな仕事も責任を持って最後までやり遂げるような働き方をしたいと思っております。
「芯が強い」を使った自己PRの例文【2】
周囲の人の意見や考え方に流され、後から後悔をしたり人のせいにしたりすることを、避けたい為です。そのような性格もあり、これまで自分自身の言動に責任を持った立ち振る舞いをしてきました。
しかし、他人から見れば、自分の意見を曲げない部分は、「頑固」だと思われている可能性もあると考えております。今後は、持ち前の芯の強さを活かしつつ、協調性や他人を受け入れる柔軟さも磨いていきたいと考えております。
周囲の人に「芯が強い」と言われた時の真理
上記でも触れたように、基本的には、「芯が強い」という言葉は良い意味の言葉として使われます。その為、褒められたと考えても問題ないでしょう。
ただし、口論をしていたり、自分に対する反対意見を述べていたりする相手から言われた場合は、遠まわしに「頑固」と言われている可能性も否定はできません。
明らかに自分のことを褒めるムードではない状況で相手から「芯が強い」と言われた場合は、自分の言動が頑なになり過ぎていないか、振り返ってみることをおすすめします。
芯が強い人は、自分で選択した人生を生きていける!
生きていく上で、他人の助言を聞き入れることは大切ですが、人の意見に流され続けると、選択や判断も他人の意見を参考にしたものばかりになってしまい、自分自身の人生を生きているとは言えないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
一方、芯が強い人は、自分の考えや意見を持って生きているので、物事の選択や判断も、自分の意思で決定することができます。ですから、自分で自分の人生に責任を取り、思ったように生きていくことができるとも言えます。
あまりにも頑なになり過ぎて、周囲の人に不快感を与えたり頑固だと思われたりしないよう、気を付ける必要はありますが、芯の強さを磨いていくことで、より充実した生き方をすることができるでしょう。