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話が噛み合わない人の特徴|話が噛み合わない原因と対処法

あの人と話が噛み合わない!原因は何?

友人や職場の人と話をしている内に「あれ?話が噛み合っていない?」と感じたことはないでしょうか?話が噛み合わないと自分の言いたいことが伝わらなかったり、逆に相手の言いたいことが分からなかったりします。しっかりとした意思疎通を図るために、話が噛み合わない人の特徴や話が噛み合わない原因を知り、対策を練っていきましょう。まずは話がよく噛み合わない人の特徴を紹介します。

話がよく噛み合わない人の特徴とは?

話が噛み合わない人には様々な特徴があり、それが会話の中で現れることによって話が噛み合わなくなっていきます。自分やよく話が噛み合わない相手に当てはまっていないかどうか確かめてみましょう。

話をすることが好き

話が噛み合わない人によく見られるものとして、とにかく話をすること自体が好きであるという特徴があります。話の内容はなんでもよく、とにかく自分の口が動いていればそれで良いといった人が当てはまるタイプでしょう。相手に口を出させる隙を与えないほど話を続けるため、話が噛み合わなくなる原因となりえます。

自分が正しいと思いこんでいる

話が噛み合わない人の特徴として、常に自分の考えや発言が正しいと思い込んでいることが挙げられます。その思い込みのため、自分の意見は絶対であり、他者の意見は二の次です。独りよがりな話になってしまうため、相手に受け入れてもらいづらくなってしまいます。

また自分の言っていることが正論と信じて疑わないので、話を一方的に進めがちであることもこのタイプの特徴です。

価値観が違う

話が噛み合わない人は、普通の人と少し違う価値観を持っている傾向があります。世の中には一定の常識というものがありますが、価値感が違う人が話す内容は若干常識から外れたものになりがちです。

その価値観の違いは話題を共有出来ないことに繋がってまうため、会話において齟齬を生み出しやすくなっています。またこの特徴を持っている人は自分の価値感をベースに会話を進めてしまうので、相手の理解を得られないことも多いです。

相手の立場にたって話を聞けない

上のように一方的に話すタイプの人は、自分の話を聞いてもらうことが第一であるため、話を聞くことも苦手としています。仮に話を聞いていても相手の立場に立って聞いていないことが多く、適当に相槌を打って済ませてしまっているケースも見受けられます。

こうして相手の話した内容を理解していないことが繰り返し起きてしまうため、話が噛み合わないという結果を生み出してしまうのです。

話している相手の様子を見ていない

よく話が噛み合わない場合、その相手を観察してみましょう。自分の話を熱心にしていますが、こちらと目線が合っているでしょうか?またこちらを気にしている素振りをみせているでしょうか?

話が噛み合わない人は相手の話を聞いていないことが多いですが、相手の顏や動きといったものも見ていないことがよくあります。そのため相手が自分をどう思っているか察することが出来ないので、話が噛み合っていないことにも気づかないまま話を続ける傾向があるのです。

話が噛み合わない時の原因は何?

話が噛み合わない人の特徴を解説しましたが、自分や会話の相手と照らし合わせて思い当たる点はあったでしょうか?話が噛み合わない原因はどちらか片方にだけあるわけではなく、会話をしている双方にあるといえるでしょう。先に挙げた原因を元に、今度は話が噛み合わない時の原因について紹介していきます。

お互いの言いたいことしか言っていない

話が噛み合わない人は、とにかく自分の言いたいことを言うという特徴があります。そのためお互いが同じタイプであると、どちらも自分の主張のみを述べ続けるため会話の接点がなく、話が噛み合わないという結果をもたらします。

自分の話を理解して貰えていると思い込んでいる

これも自分の言いたいことしか言わないタイプの人や、自分が正しいと思い込んでいる人が陥りやすい原因です。自分が話していることは正しい内容だから、当然相手も理解しているだろう、という思い込みが話が噛み合わない状態にしてしまいます。

更にその思い込みに自分自身ではなかなか気がつかないので、話が噛み合っていないことにも気づきません。会話が成立しない悪循環を生み出す原因の一つです。

相手の話が理解出来ていない

今度は逆に聞き手側の問題となります。相手の話が理解できていないと、どう話を返して良いのか分からなくなってしまいます。そのため返答をしたとしても的を射たものにならず、会話が続かなかったり、上手く成立しなかったりします。このように話す側にも問題は多くありますが、聞く側にも話が噛み合わない原因が潜んでいるのです。

質問に質問で返す

話が噛み合わない原因に、質問に対して質問で返すという現象があります。例えば「この間行ったライブどうだった?」に対して「そっちも映画に行くって言ってたけど、面白かった?」という会話を見てどう感じるでしょうか?

一方の質問に対して、もう一方も質問をしています。もしこの質問の応酬に対しそれぞれが感想を述べたとしても、話がちぐはぐになってしまい会話としては成立しないでしょう。このように質問に質問で返すことも、話が噛み合わない原因となっています。

話が噛み合わない時の対策法は?

ここまで話が噛み合わない人の特徴や、原因について紹介してきました。それぞれをよく見てみると改善出来る点があり、それによって話が噛み合わない状態に対策を打つことも出来るのです。ここからは話が噛み合わない時の対策方法について紹介していきます。

自分の話を止めてみる

話が噛み合わない原因の一つに、「お互いが言いたいことを言い続ける」というものがありました。「お互いが」ということは、どちらか片方が聞き手に回ることによって話の噛み合わなさを解消する一歩が踏み出せます。

相手の話を止めるということは少し難しいので、話が噛み合わないと感じたら、まずは自分の方から話を止める習慣を付けてみましょう。相手の話を一通り聞いて、少し間が空いたら自分の言いたいことを話すというやり方がです。

もしこちらが話す隙が全く見つからないようであれば、相手の話がちょうど良く区切れたところで、「あなたの話を聞いたから、今度は私の話を聞いてもらいたい」と伝えてみましょう。

そうしてお互いに他人の話を聞くという時間を作っていくと、話の噛み合わなさを改善することが出来てきます。そのためにもまず自分が相手の話を聞くという行動を起こしてみましょう。

相手に何が本題なのか聞いてみる

相手の話が理解できていないことも、話が噛み合わない原因となっています。これに対する対策としては、相手が言いたいことは何なのかを理解するために、話の本題を聞いてみることです。

相手の話が理解出来ない原因は様々ありますが、相手が一番話したいことが分かると、話が広がってきた時にも本題に立ち返ることが出来ます。

また本題が分かっていると、相手の話が脱線気味になって話が噛み合わなくなってきたと感じた時に、「今は○○の話をしているんだよね?」と本題に引き戻してあげることも可能です。本題を逸らさないようにすることが、会話を上手く続かせるコツとなります。

自分の話したいことは何だったのか思い返す

相手の話を上手く聞くことが出来るようになったら、今度は自分の言いたいことを上手く話せるようになりましょう。そのためには先ほど相手したように、自分に対しても何を相手に伝えたかったか思い返すことがです。

自分の中で話したい内容を一旦整理して、話す優先度を決めておきます。そしてそれを順序立てて相手に話すことによって、自分の話が相手に伝わりやすくなり、お互いの言いたいことが理解できるようになるでしょう。

上司と話が噛み合わないときの対策は?

話が噛み合わない人の代表格ともいえるのが職場の上司でしょう。上司と話が噛み合わない原因としては、今まで挙げたものの他に、職場における立場の差や年代差などがあります。ですが上司に対しては友人や家族といった人に比べ、人一倍気を使わなければならないでしょう。これから紹介する対策方法を上手に使って、上司と意思疎通を図っていきましょう。

上司の話をよく聞く

まず自分が上司の話に良く耳を傾けることからはじめてみましょう。上司の話というのは良くも悪くも長くなりがちですが、長くて聞くのが億劫になってきても話は遮らないよう気を付けましょう。話が余りにも長くなって、内容を覚えきれないと思ったらメモを取ることをします。

メモには上司の話の中で重要だと思った点を書くことも大切ですが、理解出来なかったこと書くことが更に大切です。一通り上司の話を聞き終わったら、次のステップに進みます。

分からない内容について質問をする

上司と話が噛み合わない原因として、上司の話の内容が分からないという点が挙げられます。ですので、話を聞いていて分からないということが出てきたら、正直にそれを伝えて質問をしてみましょう。分からないことが恥ずかしい、上司に対して失礼だ、と感じる人もいるでしょう。

ですが、話が分からないままに仕事を進めて失敗してしまう方が後々問題になります。質問をする際に役に立つのが先ほどのメモです。上司の話で理解出来なかったことをメモしておくことで、質問がスムーズに行えます。質問とそれに対する回答というやり取りは、話の噛み合わせを良くしてくれます。

自分の言いたいことを簡潔にまとめる

上司の話が分からないように、上司も自分の言っていることが理解できていない可能性があります。上司に質問や報告をする時、必要以上に話が回りくどくなっていないでしょうか?

上司であっても小難しすぎる表現を交えた話や、回りくどい言い回しは理解し辛いところがあります。上司に話をする際は要点を簡潔にまとめて、理解してもらいやすよう工夫をしてみましょう。

それでもまだ話が噛み合わない場合は、上司に自分の話のどこが分かりづらいのか直球で聞いてみるのも一つの手です。内容が伝わらなければ業務にも支障をきたすこともありえます。上司相手とはいえ、そこは仕事上必要なことだと割り切って、会話を成立させることが大切です。

会話は言葉のキャッチボール!上手に投げて受け止めよう

話が噛み合わない原因や、その対策について様々な観点から紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

会話は言葉のキャッチボールと言われています。こちらから上手に言葉を投げ、また相手からも上手に受け止めることで、上手くコミュニケーションを図っていきましょう。

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