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羨ましいと思う人の心理・羨ましがられる人の特徴・妬みとの違い

羨ましいとは

羨ましいとは人の能力や状態、またよ容姿などを見て自分もそうなりたいと思う気持ちを指します。この羨ましいと思う気持ちは多くの人が抱く感情ではないでしょうか?

何かに秀でた能力をもっている人に対して自分そうなりたいと思う気持ち、美人でスタイルのいい女性に対して自分もをそうなりたいと思う気持ちなど羨ましいという感情がわいてくることは数多くあります。

羨ましい限りの使い方

羨ましい限りとは、とっても羨ましい、羨ましいとしか言いようがないといった意味で使われることが多くあります。実際にはどんな場面でどのように用いられているか紹介していきます。

「こんな素敵な女性を奥さんに出来るなんて、羨ましい限りです。」

結婚式のスピーチなどによく用いられる文言です。自分も奥さんにしたいと思うほど素敵な女性だと、花嫁さんを褒めたたえる気持ちも込められていますので新郎の友人や上司などがスピーチの場面でよく使う言葉です。

逆に新郎を褒めたたえる気持ちを込めて「こんなかっこいい男性を旦那さんに出来るなんて、羨ましい限りです。」など新婦の友人のスピーチに使ってもいいでしょう。本人はもちろん新郎新婦のご両親も喜ばれるスピーチになります。

「こんな素敵なマイホームを手に入れた君は、羨ましい限りだ。」

新築の家を購入した友人などに対しても、素敵な家、立派な家と購入した家を羨ましい限りで表現することで、マイホームを建てた本人も人が羨むほどの家が出来たと満足することが出来るでしょう。

羨ましいと思う人の心理

他人と自分を比べる

常に自分と他人を比較してしまう人は、羨ましいという気持ちが多くの場面で湧いてくるでしょう。自分より勝っているものをもっていたり、秀でる才能をもっている人はたくさんいます。

例えば自分のもっているバッグより高価なバッグをもっている人がいれば羨ましいと感じてしまいますし、その人がもっていた高価なバッグを手に入れても、それ以上に高価なバッグをもっている人が羨ましくなるなどとどまることがありません。

隣の芝生は青く見える

隣の芝生は青く見えるというように、他人の持っているものがよく見えて羨ましいという気持ちを抱いてしまうこともあります。これはその物が決して優れているものではなくても人のもっているものがよく見えてしまいます。

よくレストランで別の人が注文した料理の方が美味しそうに見えて、そっちを注文しておけばよかったという気持ちを抱くことがありますがその気持ちとよく似ている感情かもしれません。

また幼いころは友達の持っているものは何でも羨ましくなってしまうことも多くあります。そのため人の物がよく見えて羨ましいと感じてしまう人は、精神的に大人になり切れていないと捉えることもできます。

人に負けたくない心理

何に関しても人に負けたくないと思う人も羨ましい気持ちがわいてきます。例えば部活動などでレギュラー入りした人に羨ましいと思ったり、自分より給与が高い人を羨ましいと感じてしまいます。

しかしこの場合の羨ましい気持ちはその位置に自分を置くための活力になることもあります。
レギュラー入りするために日々の自己練習を増やしたり、給与を上げるために仕事の成果を出そうと頑張るなど羨ましい気持ちがプラスに働いて、自身の成長につながる場合もあります。

羨ましがられる人の特徴

容姿が優れている

顔が可愛かったり、美人であったり、足が長くスタイルが良かったり、色白だったりと生まれつき優れた容姿を持っている人は羨ましがられます。本人の努力により勝ち得たものでしたらその努力の賜物と納得しますが、努力なく生まれ持って優れた容姿の人は始まりから同じ条件ではないので、自分の容姿は悪いと思っている人からは特に羨ましがられる傾向があります。

またいくら食べても太らず、スタイルをキープできる人も羨ましがられてしまいます。多くの女性が太りたくないと食べたいものを制限したり、ジムに通ったりとその体系を維持するために日々努力を重ねています。

そのため自分もそんな体質に生まれたかったと羨ましがられてしまいます。

運がいい人

これも、本人の努力なく運で何かを得た人は羨ましがられる傾向があります。例えば宝くじで当選した人がいたら「羨ましい」という気持ちがわいてきませんか?これは当然宝くじは購入していますが、それ以外の努力はなく大金をつかむことができます。その運だけで一日にして億万長者になることができた人は、他人から自分も運が良ければお金持ちになれたのにと羨ましがられてしまいます。

自分と真逆の人

自分と真逆の人は案外羨ましいとお互いに思っていることも多くあります。例えば一重の人はパッチリとした二重の人を羨ましいと思い、二重の人はすっきりとした一重の人が羨ましいと思うこともあります。

また家庭を持っている人は独身生活の人を自由で羨ましいと思い、独身の人は優しい奥さんや可愛い子供のいる家庭を持った人を羨ましいと言います。これは自分と全く違う容姿や環境のいい部分に対して羨ましいと感じるでしょう。

秀でた成果を上げた人

秀でた成果を上げた人は、多くの人に羨ましがられます。これは天性の才能だけではなく、努力を惜しまず行った人でしか得ることができませんが、いくら努力を惜しまず行ったとしても才能がなければ成しえないことも多くあります。

例えば同じ時間同じだけ努力を重ねても、秀でた成果を上げることが出来る人もいれば、どうしてもそこまで達成できない人もいます。精一杯の努力をしても成しえなかった成果を得ている人を他人は羨ましいと感じます。

妬みとの違い

妬みとは人を羨ましく思う気持ちに加えて、その人に対して憎たらしいという感情が加わってきます。自分が得ていないものを得ている人に対して憎いという感情を持つことは本来お門違いもいいところです。しかし、羨ましいではとどまらず相手に妬みの感情を抱く人は多くいます。

この妬みの感情はやきもちの感情に似ているかもしれません。ではどんな時に人は妬みの感情を抱いてしまうのでしょうか?

自己中心的

妬む人は、他人が幸せなのに自分が幸せでないのはおかしい、他人が得ているものは自分も得て当然だといった他人と自分との境目がないことが多くあります。そのためその幸せや成果を得るために努力を重ねたことも、我慢や試練に耐えたことも想像できません。全て自分中心に物事を判断してしまいます。

羨ましいという感情はその結果や容姿などその状態に対して湧いてきますが、妬みは一つの事から始まったとしてもだんだんその人物が対象になってしまうこともあります。その場合その人の生活環境に妬み、人間関係に妬み、家柄を妬みと全てが妬みの対象になってしまいます。

しかしこの妬みは一方的な場合が多く、妬まれている側はなぜ自分に対して憎いといった感情を抱いているのか全く分からないといった状況が多くみられます。

羨ましいを活力に!

いかがでしたか?人は少なからず羨ましいといった感情を持ったことがあるのではないでしょうか?しかし羨ましいという感情は、自分もそうなりたいと思う気持ちです。この羨ましい気持ちが活力となって、いつしか自分が羨ましがられる人間になることも十分にあり得ます。

もし羨ましいという感情がわいたときは、マイナスに考えるのではなく同じ位置まで自分もたどり着くんだという決意に変えて、第一歩を踏み出してみてはどうでしょうか?いつの間にか周囲から羨ましがられる人になっていることでしょう。

今回の記事が合うからのあなたの日々の生活の参考になれば幸いです。

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