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野菜が高い理由・買えない時の対処法・節約レシピ・コスパが高い野菜

更新日:2022年04月11日

近年、異常気象によって「野菜が高い!」と悩む1人暮らしの学生や主婦を悩ませています。そんな時、どんな対処法をとっていますか?人が生きていくうえで必要不可欠な野菜ですが、少しでも安く抑えたいですよね。そのための工夫をご紹介します。

野菜が高い理由・買えない時の対処法・節約レシピ・コスパが高い野菜

野菜が高い理由

最近、異常気象が原因で野菜が高いというニュースをよく耳にします。そのたびに「野菜が高いから買えない」「今夜何にしようか」と悩む人も多いでしょう。

もともと日本で栽培されている野菜の価格は高いと感じることもありますが、何かの災害が起こるとさらに野菜の値段に影響してしまいます。

しかし、なぜ普段何もない時も「日本の野菜が高い」と思うことがあるのでしょう。少しその原因を探ってみましょう。

日本の野菜が高いのはどうして?

スーパーマーケットで見かける野菜は、大きさもそろっていて、傷も少なく綺麗なものが多いです。畑で実っている野菜が、全部同じように綺麗だとは限りません。

美味しい野菜は虫も好んで食べます。そのため虫食いになっている野菜だってあるのです。キュウリだって曲がって実っているものもあれば、ナスだって天狗のような形のものもあります。そのような野菜をスーパーマーケットで見かけることは少ないでしょう。それでも、綺麗な野菜と同じ味なのです。

では、この野菜たちを仕分けしている人は誰なのでしょう。それは生産者の方たちです。作ることも大変ですが、この仕訳ける作業も作ること以上に大変な作業です。見た目が悪いだけで出荷できない商品がある分、それを見越して価格が高い状態になることもあるでしょう。

もう1つ高くなってしまう原因が?

野菜が農家で作られ、私たちの食卓に並ぶまでにどれだけの人たちが関わっているのでしょう。それを考えてみると、野菜の高い原因が見えてきます。

私たちは野菜をスーパーマーケットや小売店で購入しています。生産者からその小売店に並ぶまでの間に、2つの流通が関わっています。

まず最初に、生産者が収穫した野菜を、JAや生産団体など集荷場に持っていきます。その後、2つ目の流通業者である仲卸業者に運ばれます。仲卸業者では、いろいろな所から届いた野菜を、その商品に見合った単価に調整し仕訳けて最終的には小売店などに販売をしています。この卸と仲卸の2つの流通業者を通すだけで、なんと約50%もかかってしまっている現状があります。

確かにこれだけの人が関われば、野菜が高い状態になることは仕方のないことです。ですが、この状況は昔から続いてきたものですので、これを覆すシステムを開発する以外に野菜を安くする方法は今のところ見当たりません。

野菜が高い時の対処法

冷凍野菜や缶詰を代用!

野菜が高い時に意外と頼りになるのが冷凍野菜です。ほうれん草、カボチャ、ブロッコリー、ミックスベジタブルなど、思い当たるだけでもこれだけの野菜が出てきます。缶詰もトマト缶はよく聞きますが、人参やジャガイモの缶詰もあります。

こういった野菜は時間がない時に重宝しますが、異常気象で野菜が高い時に利用するのも便利です。

道の駅や路上販売を活用!

もし自宅の近くに道の駅があれば、ぜひ足を運んでみてください。先ほど少し物流の話に触れましたが、道の駅は間に挟まれている物流はありません。生産者から直接道の駅に運ばれるので、スーパーマーケットより少し割安で野菜が手に入ることもあります。

また、自宅の近くに路上販売をしている所があればもっとおススメです。なぜなら、そこは生産者が直接販売している所なので、新鮮な美味しい野菜が安く手に入るのです。

家の中でも簡単にできる野菜作り!?

野菜は外でしか作れないと思っていませんか?それが、野菜によっては室内で作れてしまうのです。さすがに人参やジャガイモは作れませんが、葉物野菜やハーブなどをちょっとオシャレに部屋やキッチンで作ることができます。

最近ではネット通販や100円均一でプランターも手に入ります。また、少し割高になりますがプランターや栽培用の土、種などがセットになっているものがネットで販売されています。

自分で作るので無農薬の美味しい葉物野菜が食べられます。

コスパが高い野菜

もやし

いつスーパーマーケットに行っても、価格の変動があまりないもやしは、野菜不足の時になくてはならない存在です。その価格も数十円で買える主婦にとっては大きな味方です。

しかし気を付けなければいけないのは、賞味期限が短いため買ったらすぐ使うことを心がけましょう。もやしを買いだめするときは冷凍保存もできます。ただし、食感や栄養素も変化してしまうので早めに召し上がることをお勧めします。

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初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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