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【男女別】言ってもやめない人の心理・対処法・やめない理由

言ってもやめない人とどう付き合えばいいの?

あなたの周りには言ってもやめない人はいますか?何度も同じことを注意、忠告しても改善してくれない人との付き合いは本当に疲れます。一度や二度ではなく、繰り返すことによって、あなたのストレスは徐々に蓄積されていきます。そのストレスが相手にも伝わり、話を聞いてくれなくなり、改善からどんどん離れていってしまいます。

今回はそんな「言ってもやめない人」とどのように付き合えばお互いにとって良い方向に向かうのかを考えていきましょう。

言ってもやめないのはやめられないから?

言ってもやめない人たちはなぜやめてくれないのでしょう。やめられないからでしょうか。そんなことはありません。自分の意志ではどうにもならない病気などの状況を除けば、言われてやめることは誰にでも可能です。彼らは自ら「やめない」ことを選択しているのです。

言ってもやめない3タイプの特徴と心理

言ってもやめない人は、頑固者、自信家、天邪鬼の3タイプのどれかに属すると言われています。順に見ていきましょう。

言ってもやめない頑固者

頑固な言ってもやめない人は、やめてほしいと言われた事柄について、自分の気に入らないものは初めから聞く耳を持っていません。

頑固な人というのは、自分の考えや行動を否定されるのが一番嫌いです。自分の経験や置かれた環境から導き出した答えを信念として持っており、例え、誰が見ても間違っていることだとしても、ずっと貫いているその信念を曲げられることを極端に嫌います。

話を聞こうともしていないので、言ってもやめないのはある意味当然でしょう。

言ってもやめない自信家

自信家の人も言ってもやめない傾向が強いです。彼らは文字通り自分に自信があり、自分が一番優れた人間なんだとなんの疑いもなく思い込んでいます。その上、多くの自信家はすべての人は自分より劣っていて、自分以外はできの悪い人間ばかりだと本気で思っています。要は人を見下しているということです。

自分の信念を曲げてくるのが気に入らない頑固者とは違い、自信家は自分の意見が絶対に正しく、他の人が間違っていると思っているから、言ってもやめません。自分が賢く素晴らしく特別だと思っていますので、人の意見は一切受け入れません。

受け入れないだけではなく、見下している人から注意されて、苛立ちを感じていることもあります。

言ってもやめない天邪鬼

言ってもやめない人の中でも、一筋縄ではいかないのが天邪鬼です。天邪鬼といえば、無邪気ないたずら好きで可愛らしいイメージもありますが、言うことを聞いてもらうのは大変です。

わざと人の嫌がることをしたいという天邪鬼は、言ってもやめないどころか、言ってしまったことによって状態が悪化する場合もあります。

怒ってる人や困ってる人を見て喜ぶようなところもありますので、あからさまにそういう態度を見せると調子に乗ってもっと手が付けられなくなる可能性もあります。

男女別嫌なことを言ってもやめない理由は?

言ってもやめない男

言ってもやめない男性の理由の一つに、恋愛感情の裏返しであることが挙げられます。

幼少の頃に女の子に意地悪して、怒られているのに嬉しそうにしている男の子を見たことがありませんか?あれは男性特有の心理状態で、女性と比べ、コミュニケーション能力の低い男性の愛情表現の一つだと言われています。男性は生涯、お気に入りの女性や好きな女性に対して子供っぽい意地悪をしてしまうものです。

同性が言っても聞かない場合は、言われた相手のことをナメている、コケにしていることが多いです。実力、能力がものをいう男性社会で、自分の方が上だということを拒否することによって、相手に知らしめているのです。

言ってもやめない女

女性が言ってもやめない場合は、指摘された人が男性であれ女性であれ、相手のことをあまり良く思っていないか、もしくは単純に嫌いな人であることが多いです。

女性はコミュニケーションが得意で、自分の気持ちを上手く言葉にして伝えることができますが、不満がたまってくると無口になり、行動で示すようになります。言われてもやめないことで、何かしらの蓄積された気持ちを伝えているのでしょう。

言ってもやめない人の対処法

最善策は縁を切ること

最善の対処法はその人と関わらないことです。言ってもやめない人というのは、そもそもあなたとは価値観や着眼点が違う、根本的に合わない人間である可能性が高いからです。言ってもやめないだけではなく、近くにいるとその他のことでも頻繁にぶつかるでしょうから、物理的に距離を置くのがお互いのためにも良いことです。

しかし、そう簡単に人間関係を断ち切ることはできません。言っても聞かない相手が家族にいた場合は、一生縁を切ることなどできません。

言ってもやめない人と関わっていくための現実的対処法をいくつか挙げてみます。

言い方を変えてみる

言い方を変えることによって伝わることもあります。

要望を伝えるとき、強い口調で相手の言動や行動をただ否定するような言い方をしてはいませんか?人間は命令されていると感じると、無意識のうちに拒否してしまいます。あなたも行動を強制されると拒絶したくなりませんか?

「~をやれ」「やるな」ではなく「やってくれてありがとう」「すごいね」など、感謝や良い評価を含む言葉に変えるだけで、行動に移してくれるようになることもあります。

また「~してくれると助かります」「~してくれると嬉しいです」など、お願いや好意を伝えることにも人を動かす力があります。

誰でも命令や強制によって支配されるのではなく、頼られたり褒められたりする方が言うことを聞きたくなるものです。

人に頼んでみる

言ってもやめない人はあなたの言うことは聞かなくても、別の人の言葉になら耳を傾ける可能性があります。

言ってもやめない人が一目置いている人に頼み、代わりに言ってもらいましょう。すると嘘のように行動に変化が現れることもあります。嫌々ではなく、本人も気持ちよく対応してくれるので、あなたがイライラしながら伝え続けるより話は早いです。

上司や目上の人など、その人が言い返せない、従うしかない相手に言ってもらうのも効果的ですが、あなたがそう仕向けたことがわかってしまうと、不満の矛先があなたの方に向いてしまいますので、あまりおすすめはしません。

本気だということをわからせる

言ってもやめない人に対して、本気で怒っていたり、嫌がっていたり、困っていたりすることがきちんと伝わっていない可能性もあります。

損事柄について本気でやめてほしいと思っていることを、相手にもわかるように正確に伝えることも大切です。笑いながら言ったり冗談ぽく流したしせずに、しっかり自分の意思を伝えましょう。

どうにもならなかったら割り切ろう

どんなことを試しても一切聞き入れてもらえない場合にはもう、精神的に距離を置くしかありません。そういう人なんだと心の底から割り切ることです。他人に多くを求めず、人は人、自分は自分と心底思えるようになると不思議と気にならなくなります。

あなたがイライラしていてもしていなくても、相手の態度が全く変わらないのであればイラつき損です。発散できないストレスをため込むのは精神衛生上よくありません。すっきりと割り切って、快適に過ごしましょう。

「あなたが言うなら」と一目置かれる存在を目指そう

いかがでしたか?あなたの周りの言ってもやめない人との付き合い方の参考になったでしょうか。

言ってもやめない人のような、自分と合わない人はどこに行っても一定数は存在します。相手にとってはあなたが「自分と合わない人」だということも忘れてはいけません。自分の価値観を押しつけない、柔軟さ、謙虚さを持ちましょう。

そうして人間的魅力を上げていくことによって「あなたが言うなら」と一目置かれるようになり、あなたの意見に賛同してくれる人も次第に増えていくでしょう。

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