Search

検索したいワードを入力してください

利害関係者とはどういう人?恋人や人間関係も利害関係を考えるか

Author nopic icon若松 利紀
性格 / 2018年01月19日
1df582d9 16ba 470d 98f6 b7ea2f5db067

利害関係とは?

トピック1012740/要素1750110

初めに利害関係の意味について解説しますが、それにあたって、まずは言葉を分解してみましょう。一般的に知られている言葉ですが、分解して理解することで、この後の理解が深まるでしょう。

利害とは「得することと損すること」という、漢字で見たままの言葉です。利害得失などと同じ意味を重ねて強調される時もあります。そして関係とは「複数の個人や団体などが同一の物事において互いにかかわりあうこと、またはそのかかわりあい」です。人と人の間柄を指したり、特定の領域(飲食関係など)をまとめる言葉としても使われます。

したがって、利害関係とは「同じ物事によって得したり損したりするかかわりあい」と言えるでしょう。

利害関係の一致とは?

次に、よく使われる表現として「利害関係が一致する」という言葉があります。これはどのような意味か解説しましょう。

一致とは「二つ以上の物が食い違いなく一緒になること」ですので、利害関係の一致とは「同じ物事によって得したり損したりするかかわりあいが、食い違いなく一緒であること」であると言えます。つまり「普段は別々に行動している複数の個人や団体が、同じ目的に向かって活動し(関係)、結果としてもたらされる利益や損失も同じであること(利害の一致)」と言えます。

利害関係の一致という言葉を誤って使用している媒体なども散見されます。目的と結果が一緒であることがポイントなので、使い方に注意しましょう。

仕事での利害関係とは?

トピック1012740/要素1750114

これまでの解説から、仕事での利害関係とは「仕事によって得したり損したりするかかわりあい」と言えるでしょう。つまり同じ会社の同僚など、後述する利害関係者同士の関係がこれに該当します。

ほとんどの仕事は損得勘定で成り立っており、仕事イコール利害関係と言えます。例えば職場での人間関係で悩んでいる人をよく見かけるのは、そこに利害関係が存在しているからで、悩んでいる人は、いわゆるビジネスライクになれない人です。

仮にメンタリング制度を設けて新人の精神的ケアを行っている会社でも、メンター手当を付けて給与に反映させることで成立している制度なので、奉仕の精神でメンティーを教えているとは考えにくいでしょう。

「取締役」で仕事上の利害関係を考えてみよう

仕事での利害関係を解説する上で、取締役は代表的な役職です。取締役とは会社の方針を提言したり、多くの施策に対し意思決定をする役職のことで、会社の経営に対して非常に大きな権限を持っています。

取締役は、利害関係者である株主の総会で選任され、どんな会社でも一人以上置くことが必要とされています。株主は会社の株式を購入する(お金を出す)ことで会社の経営に参画できますが、全株主が逐一話をすることは不可能ですので、代わりに代表者(取締役)を選任し代弁してもらいます。

株主によって会社は資本を形成でき、株主は会社の業績が上向くことで資産を増やすことができる、つまり利害関係が成り立っていると言えるでしょう。

利害関係者とはどういう人?

トピック1012740/要素1750116

主に会社に勤めている人などは、利害関係者という言葉を耳にすることがあるでしょう。または英語のステークホルダーという言葉で表現している企業もあり、こちらの言葉の方がなじみ深い方も多いでしょう。

利害関係者(またはステークホルダー)とは、主にビジネス用語として用いられることが多く、特に社会的影響力が大きい、規模の大きな企業の企業理念や活動方針によく見られます。

「~者」と聞くと人をイメージしがちで、実際に利害関係者という言葉が人を指すこともあります。しかし、単に人を指す言葉ではなく、企業活動の中心を担う、利害関係にある人や企業・集団などを表す広義の言葉として捉えておく方が的確でしょう。

利害関係者の定義とは?

利害関係者を改めて定義付けすると、「同じ物事によって得したり損したりするかかわりあいがある、人や企業・集団など」のことです。

細かく解説すると、中心となる企業の活動(利害が発生する同じ物事)においてかかわりあっている(関係)、消費者や顧客・従業員・株主・債権者・仕入れ先・地域社会・行政といった利害関係にある人や企業・集団(者)、を表す言葉と言えます。

どこまでを利害関係者とするかの判断は、企業の活動や考え方によって若干の違いが出るので確認が必要です。しかし、利害関係の無い相手とはビジネスの話にほとんどならないので、利害関係者を関係各所全般と考えても、おおむね差し支え無いでしょう。

利害関係者という言葉の用例

先ほど定義付けしたように、利害関係者という言葉は大きな括りで用いられることが多いです。活用される場面は、企業が理念や活動方針を、従業員やそれこそ利害関係者に説明する時などが多いでしょう。また、ステークホルダーと、カタカナ用語で表現されていることも、近年の会社では珍しくありません。ここで一つ用例を挙げます。

「弊社は~業界のリーディングカンパニーとして、普段の営業活動だけでなくボランティアのような地域貢献活動にも積極的に参加し、利害関係者(ステークホルダー)とより親密な関係を築いて参ります。」

ここで言う利害関係者は地域社会です。広義の言葉ですので、用いる際は対象を正確にイメージしましょう。

人間関係における利害関係とは?

トピック1012740/要素1750118

ここまでは主にビジネス関連の話題に沿った利害関係について解説しましたが、ここからはビジネスを離れた、人同士の関係に主眼を置いて解説します。

社会情勢の不安が増し、以前よりも人同士の繋がりがクローズアップされ、人同士の本当の付き合いに利害関係があってはならない、という視点の話題を目にすることも多いでしょう。しかし、人間関係で利害関係を考えるのは、はたして良くないことなのでしょうか?また、利害関係を全く考えない人間関係は存在するのでしょうか。

先ほど、職場における人間関係には利害関係がある、と解説しましたが、以下ではその理由と、職場以外の人間関係における利害関係についても解説しましょう。

仕事上の人間関係における利害関係の必然性とは?

職場の業務は、個人が業務に対し高い能力を持っていたとしても、一人では規模が大きく対応しきれないためチームで行います。しかしそのチームは、役職・経験年数・個々の能力・性別などが違う、様々な人で構成されているため、業務の成果は個々の働きに左右されるでしょう。

したがって、Aさんとはスムーズに仕事ができるが、Bさんとは上手く行かない、と考えるようになり、自分に利があるAさんと組みたいと思うようになります。成果を上げることが仕事なので、これは自然なことです。

そして職場を土台として成立した人間関係なので、いかに職場を離れたところでさらに親交を深めたとしても、そこには利害関係があると言えるでしょう。

学生生活上の人間関係における利害関係とは?

学生生活上の人間関係では、特に義務教育中の生徒は自我が完全に確立していないため、互いの利害関係は少ないでしょう。しかし、学年が上がるにつれ、多くの場面で利害関係が生まれる可能性が高まります。

また、大人になるための準備段階である義務教育中でも、特に大人が介入している部分で利害関係は発生しています。先生同士の場合、受け持つクラスに差が生まれないよう綿密な生徒の振り分けが行われますが、そこには生徒だけでなく親との相性を考慮する場合もあり、利害が平均的になるように設定されます。

義務教育が終わると生徒の間でも、成績の差に応じた学校選び・他者との競争・就活など、利害関係に晒されると言えるでしょう。

家族間の利害関係はある?

トピック1012740/要素1750119

職場や学校と併せて、特に解説する必要がある人同士関係が「家族」というコミュニティです。色々な事情が重なった多くの人が、家族というコミュニティを形成しているので、家族と一口に言っても様々な形があります。

多くの人にとって家族とは、数ある社会生活の中でも唯一心を許せる場と言えるでしょう。子供の存在が厳しい仕事を乗り切る原動力になっている人は、子供がいてくれるだけで幸せと、無償の愛を注ぎます。逆に子供は誰かに甘えたい気持ちを出せる唯一の場所でしょう。

しかし一方で、家族の利害関係について考える必要があることも多いです。以下では、家族の様々な形をもとに、その利害関係について解説します。

結婚

人生の伴侶を決定するのが結婚です。これから先何十年という年月を共にするので、出会いから結婚までに長短はあるものの、一時の感情で決定せずに厳しく見極める必要があります。少し悪い言い方をすれば品定めです。お互いに品定めをするのですから利害関係が発生します。

お互いに、容姿は好みに合っているか、性格は一緒にいても心地よいか、年齢は適切か、職業は将来性を感じるか、経済力はあるか、両親はあまり介入してこないか、など様々なことを判断します。全てを満たす相手を探すのは大変ですから、時には妥協も必要でしょう。

結婚は、結婚という同じ物事で損したり得したりするかかわりあい、なので利害関係と言えるでしょう。

親子関係

子は鎹(かすがい)という言葉があるように、親は子を愛します。子供に不自由させまいと衣食住を提供し、時には洋服やゲームを買ってあげたり旅行に連れて行ったりと、親は子に尽くします。

一方で、親が叶えられなかった夢を託したり、他の家族への見栄を気にして、無理矢理子供に受験や習い事をさせている親がいるのも事実です。常套句は「子供のためを思って」ですが、無意識に自分の満足を優先させている場合が多いでしょう。

子供は無意識の内に親を利用して成長していますし、成長できない家庭だと判断すれば、ある程度で離れます。

つまり親子関係は、家族という同じ物事で得したり損したりするかかわりあい、と言えるでしょう。

老後の生活

夫婦が定年退職後から平均寿命を全うするまでに必要なお金は、およそ三千万円と言われています。しかしそこには、持ち家か賃貸か・ローンは残っているか・年金額はどの程度か、子供世代は同居しているか、仕送りがあるか、などによって大きく変わります。老後の生活は、家族における利害関係の結果のようなものと言えるでしょう。

自分たちが安心した老後を送るために、節約を家族に課したり、子供を一流企業に勤めさせて、将来の面倒を確約させたりしている人も少なからずいます。親に育ててもらったのだからと、子供が二世帯住宅を建てたり、老人ホームのお金を出したりしているのは、恩返しと言えますが、ギブアンドテイクとも言えます。

恋人関係も利害関係があると言える?

トピック1012740/要素1750121

恋人関係を家族関係の前段階と考えると、結婚のところで解説したように、利害関係があると言えるでしょう。もちろん小中学生の頃の恋愛と成人後の恋愛では、生活環境や考え方は全く違いますし、幼い頃の方がより感情に忠実であると言えます。

しかし、いかに幼い頃であっても、周囲の評価を気にすることで利害関係が鮮明になります。誰よりも早く彼氏彼女を作りたい、クラス一の可愛い女の子と付き合って自慢したい、スポーツ万能な彼と付き合って羨まれたい、などの意識から競争が生まれるからです。

クラスの中で勝った人と負けた人、それぞれ得たものと失ったものがあります。利害関係は恋人関係でも発生していると言えるでしょう。

人間関係で利害関係を考えることは良くない?

トピック1012740/要素1968513

ここまで利害関係について解説してきましたが、利害関係には裏側の駆け引きやビジネスを感じるので馴染めない、という意見や、利害関係がある人間関係なんて本当の人間関係じゃない、という意見もあるでしょう。では、利害関係が全く無い人間関係は存在するのでしょうか。

例えば「AさんとBさんは常に一緒に行動している唯一無二の親友です。お互いに利害関係が無いので、一緒にいて心地良いからだそうです。」という状態は、心地良いという利害が一致しているから一緒にいる、と言えるでしょう。

そう考えると、人間関係で利害関係を考えることが良いか悪いかと言うより、善悪ではなく自然なこと、と捉える方が理解しやすいでしょう。

利害関係があることを前向きに捉えよう

トピック1012740/要素1968257

多くの人は人生における課題と対抗しようとします。他者との競争に勝ち、より快適な人生を送りたいと願うのは自然なことです。

しかしその競争過程においてストレスを受け、時には本当の自分の居場所はここではないと疑問に感じ、進む道を変えることもあるでしょう。負けた・逃げたと周囲から蔑まれることもあり、ストレスの無い環境こそが、本当のあるべき姿だと思う人もいます。

一方で、一定の負荷がかかると人はこれを超えようとして成長するので、今までと同じ環境にいながら、成長したことで次の世界へ足を踏み出した人も数知れません。多くの人間関係に利害関係は付き物だとすれば、これを成長の糧と考えてみてはいかがでしょうか。

恋愛したいけど、出会いがないあなたへ

人の性格は「十人十色」、色んな人がいるから面白いのです!
恋愛も同じようにそれぞれ楽しんでいますか??

恋愛したいけど、出会いがないあなたへ
とっておきの出会い方をお教えしちゃいます!

関連記事

Related