男女別一匹狼の人の性格・心理
まずは一匹狼の性格や心理を、男女別に考えてみましょう。
男性の一匹狼の性格・心理
しかし、いざという時にはとても頼りになり、困っている人を助けるような、心優しい一面を持ち合わせています。
さて、男性の一匹狼の性格や心理とは。
公私の切り替えがハッキリしている
仕事が終わり、上司から飲み会に誘われても、あまり気乗りがせず、進んで参加することはありません。もちろん自分から誘うことなど皆無に近いのです。
だからと言って、仕事上の人間関係を疎かにすることはありません。むしろ一匹狼の男性は、仕事に信念を持っています。彼はとても仕事ができて、尚且つその完成度もとても高いのです。従って、上司や同僚、部下達からの信頼度は厚く、とても頼りにされます。
的確な要点を掴んだ打ち合わせの中で、メンバーと今日1日の仕事の流れを共有し、それぞれがスムーズに仕事ができるように配慮します。その際、仕事以外の無駄な会話は一切ありません。
家庭を大切にする
一匹狼の男性は、仕事をできる喜びを感じています。仕事で自分が磨かれることや、仕事の達成感が、自分を成長させることを知っているからです。
しかし、一方でプライベートもとても大切にします。特に妻や子供たちを、こよなく大切にします。
一匹狼の男性は、仕事場などの公の場所で、大勢に群れることがないので、あまり親しい仲間を作ることがありません。彼にとって親しい仲間とは、妻であり子供たちです。公の場で、あまり心を開くことがなくても、気心が知れている妻には、自分の本音を打ち明けます。子供たちには、思わず笑顔を見せては、とても可愛がります。
一匹狼の男性にとっての家庭とは、唯一くつろげる場所であり、心を通じさせる仲間がいる場所です。だから、とても家庭を大切にします。
意外と頑固な面がある
そういう面が頑固という印象を人に与えます。しかし、一匹狼の男性の判断は、いつも冷静で適切な判断を下します。むしろその頑な態度は、彼なりの的確な判断をする上での態度であり、周りの人たちにとっては、一見頑固に見えても、的確な判断をする彼を、とても頼もしいと感じています。
ナルシストで傷つきやすい面もある
一匹狼の男性は、プライドが高く、自分の信念に自信を持っています。もしその信念を否定するものがあれば、外向的な性格の持ち主であれば、傷つけられた思いを覆すかのように、否定した人を論破することでしょう。
また、内向的な性格の持ち主であれば、自分の心を傷つけられることもありますが、心の中では自分の方が正しいと思い、自分の考えを曲げることはありません。
他人に対してとても優しい
例えば仕事で困っている部下や同僚を見かけると、適切なアドバイスを行い、仕事が順調に進む手助けをします。街で大きな荷物を抱えて、辛そうに階段を登るお年寄りを見つければ、階段の上まで荷物を持ってあげる心優しさがあります。
普段は他人との心の触れ合いを持つことがとても苦手なのですが、困っている人や弱い人を助けることで、彼の自尊心が満たされ、人間的な触れ合いができたと感じるのです。でも決してお礼を言われるためにやるのではなく、むしろお礼を言われることがとても苦手なので、手助けをした後はすぐさまその場を立ち去っていきます。
一匹狼だが慕う人をとことん可愛がる
逆に自分が気に入らなかったり、自分のことを悪く思う人は、話すらせず、むしろ話しかけられても、言葉一つ二つ交わすだけで、それ以上深く関わろうとはしません。
人の好き嫌いが激しいと言ってはそれまでですが、もともと人との関わりが苦手な方なので、あえて気に入らない人とは関わりを持ちたがらないのです。
一匹狼の男性は、決して孤独ではありません。人との関わりをあまり持たない一匹狼は、多くの人たちとは群れず、どこか孤独なイメージがありますが、気心の知れた親しい友人を何人か持ち、むしろ広く浅い人間関係を持つ人よりも、狭くはあるけれども、少数の人と深い人間関係を持っています。
女性の一匹狼の性格・心理
しかし、女性にも、一匹狼的な性格の持ち主の人がいます。一匹狼の女性の性格や心理とは、どういうものなのでしょうか。
他の女性から憧れの的になる
仕事においても、自分で判断し、自分で行動することを得意とします。彼女にとって、多くの人と群れることは、むしろ面倒臭いことでテキパキと仕事を進める上での弊害と感じているのです。
女性らしくないといえばそれまでですが、そんな一匹狼の女性は、他の女性からの憧れの的となることがあります。人は自分に持っていないものに憧れを抱くものです。他の女性にとって、人と群れることをせず、バリバリと仕事をこなす一匹狼の女性は、とてもカッコよく、頼りに存在です。
同じタイプの親友がいる
プライベートにおいても深い関わりを持ち、定期的に連絡を取り合っては、お互いの気持ちや悩みを打ち明け合い、語り合います。むしろ彼氏よりも心を通わせた、深い関係になることもあります。
女性同士の親友とは、彼女たちのことを言うのでしょう。お互いに切磋琢磨し合い、お互いを高め合っていきます。時には出会った頃のように本音をぶつけ合い、口論になることもありますが、それぞれが相手の気心を深くわかり合っているので、決して二人の仲に亀裂が入ることはありません。むしろその仲はより深まりを見せることになります。
包容力のある男性を好む
彼女が普段のように周りの人たちに見せる顔は、どちらかと言うと男勝りで気が強く、あまり自分の感情を表に出さないため、ミステリアスな印象を周りに与えます。その分、他の女性のように、気軽に男性に甘える顔を見せることが苦手で、何もかも一人でやってしまおうとするあまり、時にはうまくいかずに傷ついたりすることもあります。
そんな気の強い彼女の傷を癒すことができるのは、周りの人が気付くことのない彼女の本心を理解できる、彼女が尊敬できる心の大きな包容力のある男性です。
逆にそれ以外の男性には目をくれることがありません。プライドの高い一匹狼の女性にとって、心が狭く、包容力のない男性は、鼻であしらうほどの存在でしかありません。
そういう意味では、一匹狼の女性はとても一途でもあります。
一匹狼はイケメンが多いのか
内面の自信が顔に表れる
本当のイケメンとは、目鼻や顔立ちが、単に美しい形をしているだけではありません。もちろんそのことは、イケメンとしての重要な要素ではあります。しかしどんなに目鼻や顔立ちが美しくても、心の中の確固たる自信がなく、いつもおどおどとした素振りを見せる男性は、薄っぺらで中身のない、今にも崩れ落ちるような、「偽イケメン」です。
自分に自信を持ち、いつも前向きに物事を考える一匹狼は、その自信が顔に表れ、単に顔の形が美しいだけの「偽イケメン」を超越します。むしろ、あまりにも整いすぎた顔よりもその分味があり、深みのある表情を醸し出します。
表情のギャップがイケメンを引き立たせる
その表情は、決して負けを認めた、落胆の表情ではありません。その時の自分の思いや判断に対する間違いに気づき、次はどのような手を打ってやろうかと考える前向きの表情です。その目の奥の輝きは、失われるどころか、さらに輝きを増しています。彼の中では、すでに気持ちの切り替えができているのです。その顔はとてもイケメンであり、新たなる可能性を感じさせる、希望に満ちた表情です。
無邪気な表情
果たして彼の本音のあらわれた表情を見ることができるのは、何人いることでしょう。彼の日常の険しく、時にクールな表情と、プライベートで見せる無邪気で気取らない表情の、両方を見ることができる家族や恋人、極親しい友人は、彼をとてもイケメンだと感じ、さらに彼のことを好きになることでしょう。
人は色々な心の表情を持っています。その心の表情の数が多ければ多いほど、人は魅力的になります。イケメンとは、顔形だけではなく、心の表情を数多く持ち合わせている人のことです。
一匹狼の美人はモテる?
そんな一匹狼の美人女性は、果たして男性にモテるのでしょうか。そして、彼女たちは男性たちの心に、どのように映っているのでしょうか。
日常的にはとっつきにくい
しかし、一匹狼の美人は、男性に対して愛想良くするとか、可愛いく振る舞うということはしません。男性から見ると、彼女はプライドが高く、下手に声をかけると、鼻であしらわれそうな雰囲気を持っています。
しかし、彼女の何処と無くミステリアスな部分は、男たちを引きつけます。中には、自分にだけには素顔を見せて欲しいと、彼女にアタックを仕掛ける男性もいます。しかし、一匹狼を好む美人女性の心を射止めることは、それほど容易いことではありません。
それでも、一匹狼の美人女性は、多くの男の気を引くという意味では、モテるといえるでしょう
男性の好みがはっきりと別れる
人には好みがあります。異性に対する好き嫌いの基準も人それぞれです。美人が好きな人もいれば、庶民的な女性が好きな人もいます。気の強い女性を好む男性もいれば、優しく笑顔を絶やさない女性が好きだという男性もいます。
特に一匹狼のような、多くの女性とは違った行動パターンを好む美人女性の場合は、彼女のようなタイプが好きという男性と、あまり好きではないという男性との、好みがはっきり分かれます。
しかし、美人であり、ミステリアスである一匹狼の美人女性は、多くの男性の心を惹きつけます。
一匹狼のタイプの人との恋愛・結婚
一匹狼の男性の場合
パートナーをこよなく愛する
ついついストレスも溜まりがちになり、気を許せる人と心を通わせて、時にはリラックスしたい。そんな時に彼が心を許せる相手は、彼にとってとても大切な彼女です。
彼は、パートナーをとても大切にします。何故なら、彼が唯一心を許せる相手は、自分の彼女と言っても過言ではないからです。もちろん数少ない、親友と呼べる友人がいます。でも彼女といるときは、ホッとして心が安らぎ、一緒にいることの幸せを噛み締めます。
また、一匹狼の男性は、彼の群れを組まない態度や、自信にあふれた表情、テキパキとこなす仕事ぶりで、多くの女性にモテます。その女性たちの中から選ばれた、彼女もとても幸せであり、彼のことを大切に見守ります。
このように一匹狼の男性の恋愛は、相思相愛でお互いを大切にしあう恋愛をします。
浮気はしない
もし浮気心が湧いてくるようなことがあっても、自分の心の中だけにとどめて、自分から相手の女性に声をかけるようなことはしません。
何故なら、声をかけることが苦手ということもありますが、ほかの女性と仲良くなることで、自分のパートナーに対する自責の念に駆られてしまうからです。彼はパートナーを大切にします。パートナーのことが大好きです。相手も自分のことが好きだということがわかっています。その彼女を裏切ることは到底できることではありません。万が一浮気をしたとしても、彼の正直な一面から、すぐに浮気がバレてしまうことを彼は自覚しています。
だから彼の心には他の女性に対する恋愛心へのブレーキが働き、浮気をすることはありません。
子供の可愛がり方が半端ない
一匹狼の男性にとって、自分の子供は、日常生活で疲れた心を癒してくれる、とても尊い存在なのです。特に子供が女の子の場合であれば、目に入れても痛くないほどの可愛がりようです。休日の日には、我を忘れて娘と遊び、欲しいものがあれば買ってあげ、行きたいところには連れていってあげます。ほとんど娘の言いなりのようです。
その様子を見る妻は、微笑ましくあり、時には叱って欲しいと、夫のことをいぶかしく思うこともあります。でもその光景は幸せな家庭の様子を絵に描いたようであり、とても微笑ましい光景であります。
一匹狼の男性は、子供をとても可愛がります。
時には一人になりたいことも
その場合、彼女の方は、彼のことが心配になり思わず声をかけたくなります。でもそれは心配に及ぶことではありません。彼には一人になる時間が必要なのです。一人になって、色々な思いを巡らしながら、自分と向き合っているのです。
彼女が思わず声をかけようものなら、彼が自分自身に向き合っている時間を邪魔することになります。
心の整理がつき、気持ちがすっきりと前向きになれば、また元の彼になって、彼女にだけ見せる愛くるしい笑顔が戻ります。それまではほっといてあげたほうが良いのです。
一匹狼の女性の場合
恋愛や結婚に興味が薄い
彼女にはそれなりの経済力があり、一人で暮らしていても、生活する上での不自由をあまり感じていません。美人であれば、なおさら結婚を焦る必要がないので、馴れ馴れしく言いよる男性の誘いにも簡単にのるようなことはありません。
もちろん彼女は今でもモテますが、特に学生時代や社会人に成り立ての若い頃などは、それなりに結構モテて、その当時の男性経験も豊富に積んでいるので、むしろ男性を見る目もしっかりとしたものがあります。
だから一匹狼の女性を口説き落とすことは、男性にとっては難しいことで、思い通りに恋愛に発展することは困難を極めます。
包容力のある男性を求める
彼女は仕事上においても、生活上においても自立しています。それでも、時には人恋しくなり、男性に癒しを求めることがあります。その強い彼女の、悩みや苦しみをしっかりと受け止め、解消させてあげられる、包容力のある男性には、思わず心を許して、素顔の自分を晒します。
心を癒やされた彼女は、彼のことを尊敬できる存在だと認め、さらに彼に対する愛情を深めます。普段見せることのない、彼女の素顔を見ることができた彼は、彼女のことを心から愛おしいと感じ、もっと彼女のことを好きになります。
二人の関係は、まさに大人同士の恋。他人も羨むほどの、お似合いの二人です。
仕事と家庭を両立できる
彼女には、自信があります。高いプライドがあります。仕事場においては、無駄な作業を嫌い、どうしたらスムーズに仕事が進むかを計画します。そして、その計画にのっとり効率的に行います。無駄な時間や、無駄な話は一切嫌います。
家庭においては、仕事同様に家事を効率的にこなします。料理も上手であり、夫や子供も彼女の料理の腕には、感心させられます。
一生懸命仕事と家庭を両立させる、彼女の姿を見る夫は、彼女への協力を惜しみません。彼女が頑張り、その姿を見守る夫のサポート。二人の相乗効果により、さらに仕事と家庭の両立がうまくできます。
躾もしっかり行う
また、厳しい躾の反面、子供への優しさも持ち合わせています。躾たことができれば、子供を褒めることも忘れません。褒められた子供は、自分ができたことが間違っていなかったことを確信し、また褒めてもらえるように、次もちゃんとできるようにします。
躾だけではなく、子供たちとの触れ合いも大切にします。遊びなどを通して心を通わせ、子供の成長を喜び、子供は、母親と遊べる喜びを享受します。
一匹狼のタイプの人に向いている仕事
職人
例えば、大工。ちょっとした日曜大工が好きなお父さんのレベルでは、それを職業にすることはとても難しいことです。しかしその好きが高じて、もっとうまく作りたい、もっと完璧に完成させたい気持ちが強くなれば、専門的な大工の勉強をして、技術を自分のものとして、日曜大工から、職業としての大工へと技術の質を高めることができます。
さらに腕が上がれば、特殊な技術が要求される宮大工の道を目指すこともあるでしょう。
もともと一匹狼は、多くの人が望まない、ある種特別な人だけができる職業を望む傾向があるので、特別な技術を身につけた、職人の仕事には向いています。
プロスポーツ選手
しかし、個人競技に限らず、団体競技でもその力を発揮することができます。例えば、サッカー。一見、一匹狼には不向きに思える団体競技です。その中でも、ストライカーと言われるフォワードのポジションの選手には、一匹狼的な名選手が多いものです。
例えば、日本人ストライカーでは大久保嘉人さん。彼は多くのチームを渡り歩きながら、それぞれのチームで成績を残しています。その一匹狼ぶりは、半端ではありません。
彼のチームメイトへの要求は高く、仲間のポジション取りや、パスの出しどころについて、自分が点を取るための要求を強くします。もちろん自分のストライカーとしての技術向上のための努力も惜しみません。
その結果、各クラブでは高得点をマークし、日本代表にも選出されました。このように、結果さえ残せれば、一匹狼でも団体競技で成功することができます。
戦場カメラマン
彼らは、徒党を組んで戦地に乗り込むことを嫌います。何故なら、彼らは自分の判断で、より戦地の奥深くに潜入して、他の人が撮ることができない、決定的な瞬間を撮影したいと考えているからです。
例えば複数の人で行ったとしても、戦地へのルート取りの意見が分かれたり、戦況の読みの違いによりプラン変更をしいられ、自分の思うような仕事ができなくなるのをとても嫌います。
一人であれば、誰にも邪魔されず自分の思うような行動ができるので、一匹狼には向いている職業だと言えます。
作家
自分自身の才能を開花させて、それを職業とすることを、この上なく喜びとする一匹狼にとって、作家は打ってつけの職業です。
その他、特別な才能と言えば画家や彫刻家といった芸術家も、その範疇に入ります。彼らは人に邪魔されることを嫌い、自分のペースで心の赴くままに、その才能を表現することに、無常の喜びを感じます。
その作品に対して、多くの人が感動し、賞賛します。時には一般人ではわかりにくい作品もありますが、芸術には志向があります。より多くの人の志向に沿った作品を作れる人には、これらの職業が向いています。
彼らは、自分の職業を仕事とは思っていません。自分の心の中の表現が、多くの人たちから支持を受け、結果的に職業になっていると感じているものです。
個人事業主
ただし、個人事業主とはいえ、外部との取引、営業、顧客管理など人との関わりなしに仕事を進めることはできません。ただし、サラリーマンのように、会社から給料をもらうために、やりたくない仕事を嫌々することはありません。
例え個人事業主で、人間関係が苦手であっても、サラリーマンのように月給制ではないので、やればやるだけお金になるメリットが個人事業主にはあります。それが励みになり苦痛であった人間関係を克服する場合もあります。
ただし、一匹狼の人は、多少人間関係が苦手でも、きっちりとした仕事をして、取引先からの信頼も厚いので、仕事が軌道に乗れば割とうまくやっていけるものです。
農業
各自治体においても、農業の後継者不足が深刻化し、都会からの農業希望者を募っては、支援指導をしています。それにより、以前から農業に興味のある人にとっては、農業を始めるにはとても良い環境が整いつつあります。
農業は、場所柄にもよりますが、自分で作りたい作物の種類を選択し、日々作物が成長する姿を見ながら、天気や気候に気を揉みながら、自分の力でやり抜く仕事です。
作物が完成した時の達成感は、ハンパないものがあります。まさに農業をやっていて良かったと思える瞬間です。
自分の力を信じ、作物と会話しながら進める農家という職業は、一匹狼には向いているといえます。
デイトレーダー
大きな収入を得られる反面、一方で大きなリスクもあります。一つ判断を誤れば命取りになりかねないデイトレーダー。そうならないためにも、日頃からの相場の動きに目を光らせ、リスクマネジメントを怠ることができません。その判断は全て自分の判断に任せられます。一分一秒の判断の遅れが、大変な結果を招くこともあります。
このように、全てを自己判断により進められる仕事は、一匹狼に向いています。
職場で一匹狼のタイプの人との付き合い方・対処法
ここでは、職場における一匹狼タイプの人との付き合い方を考えてみましょう。
上司が一匹狼のタイプの場合
もし上司が一匹狼タイプの人ならば、まずは彼もしくは彼女の、仕事上の好みを把握することから始めましょう。どういう仕事を好むのか、どういう仕事をすれば納得してもらえるかを考えましょう。
そのためには、日頃からの上司の仕事内容に目を光らせている必要があります。他の人がやらない、大胆で革新的な仕事を好むのか、もしくはマニュアルに沿ったルール通りの仕事を好むのか。
一匹狼のタイプの上司は、事細かく指示をすることはありません。要点を絞って簡潔な指示を出してきます。あらかじめ上司の好みを理解していないと、即座に指示内容を理解するのはとても難しいことです。
そのためにも、日頃から上司の仕事上の志向を把握するよう心がけましょう。
部下が一匹狼のタイプの場合
そのため、上司としては、ある程度要点をついた簡潔な指示を与えれば、ほぼ満足のできる仕事をしてくれるものです。
逆に事細かく、細部に渡り指示をすることは、一匹狼タイプの部下のやる気を削ぐ形になります。できれば、彼の思いを取り入れつつ、アドバイスをしてあげる方が彼のやる気をアップさせます。その際には、彼の習熟度を無視してはいけません。あらかじめヒヤリングを行い、仕事の習熟度を確認した上で、簡潔な指示を与えます。
あまりにも習熟度が低い場合は、一からこと細かく指示をする必要がありますが、彼は理解度も良いので、進捗状況を見守りながら適時アドバイスする形が良いでしょう。
同僚が一匹狼のタイプの場合
仕事とプライベートをキッチリと分けたがる一匹狼は、たとえ同僚からの誘いでも、あまり気が進まず、出来ることなら、いっときも早く会社を離れて、自分の時間を持ちたいと考えます。決して同僚のことが嫌いなのではありません。彼の性分がそうさせるのです。
一匹狼の同僚と接する時は、彼のそういった性分を考慮し、少し距離を置いた付き合い方をする方が、どちらにとっても、快適な付き合い方ができます。
一匹狼のタイプか診断できるチェック項目
我が道を行く、一匹狼?「アウトロー度チェック」
もしかしたらあなたも一匹狼?
一見取っつきにくくても、気心が知れればきっと良い関係になれます。あなたの人生にとって、多くの変化をもたらしてくれることでしょう。
また自分が一匹狼タイプと気付いたのなら、もしかしたら周りから冷たい印象を持たれているかも知れません。ちょっと心の窓を開けることで、多くの人たちの心を惹きつけることができるはずです。