指を組む心理と指を組む癖がある人の心理・性格・心理テスト
人の本心や性格というものは、隠そうとしても隠せるものではありません。普段、無意識にとっている仕草からその人の心理がわかります。今回は、指を組む心理と指を組む癖がある人の心理と性格をご紹介します。
指を組む心理
指を組む仕草は、精神的に不安定な状態の現れです。例えば緊張して落ち着かないとか、どうしようかと悩んでいる、よく考えたいなどの状態を示します。そして、そのような不安定な状態の自分を、指を組むという仕草によってバランスをとっています。自分の感情をコントロールしている、あるいはしようとしている状態です。
机の上で指を組むという仕草をする場合があります。これは今から聞く話や話す相手に対して何かしら期待をしている、つまり好意的な心理が働いている仕草です。また何か考え事をしている時にも指を組む仕草をします。
寝てるとき
寝てるときに指(腕)を組んで寝ている人は、日頃の不満を抱え込んでいると考えられます。その不満を胸の上で指(腕)を組み胸の緊張を和らげることで不満を逃がしているのでしょう。そして不満を逃し、深い眠りを得ようとしています。
寝相・寝方
起きている時は、人に自分を良く見せようと装ったりするものですが、寝ている間は違います。寝ている間はまさに無意識の状態です。寝相・寝方には、その人本来の性格があらわれます。
寝ている間は隠された本当の自分が現れますが、それを自分の目で見て確認することはできません。自分がどのような寝相・寝方をしているのか、家族や身近な人に頼んでチェックしてもらいましょう。それによってあなたの知らないあなたの深層心理がわかります。
祈るように指を組む
神さまに祈りをささげる時のように指を組む場合は、何かをお願いしたい時、何か相手に対して期待をしている時の仕草です。
手を後ろで組む
人の話を聞くときなどに頭の後ろで指を組む人がいます。これは、リラックスしていることを現しています。なぜなら、後ろに両手の指を組む姿勢でいる間は突然のトラブルが起きても対応できません。つまりこの場では、突然のトラブルなどは起きるはずがないと思っているからです。
腰の後ろで両手の指を組む
腰の後ろで指を組む場合があります。これは、相手を警戒している現れです。仕草は、話す以上にその人の心理を読み取ることができます。手の仕草から自分の心理を読まれないよう無意識のうちに隠しています。
手を握らず指は緩めて
手の指を組むときに力を入れず、指を緩めて脱力しているようにしている場合は、リラックスしています。相手も話をスンナリと聞いてくれるでしょう。特に女性が話しながら手を握らずに指を緩めているようなら、自分のペースで話せていると感じています。
指を組む以外の寝相が教える性格
人は、いろんな形で眠りにつきます。寝ている時は、誰もが無防備です。人に良く見せようなどと考え装う事などできない無意識の状態です。寝相によってその人の性格がわかります。さまざまな寝相からわかる性格をご紹介します。
横向き
横向きに眠るという方は左右どちらを向いて寝ているでしょう。横になる方向は、利き手が関係しています。右利きの人は右が下になり、左利きの人は左が下になって眠ります。
横向きになって眠る人は常識的な人です。社会との適応が上手くいっている人に多く見れる寝相です。
うつ伏せ
うつ伏せで眠る人は保守的な人です。大切な何かを身体で守っているのでしょう。どちらかというと消極的で神経質タイプです。また時間に正確な面を持っています。
仰向け
仰向けの寝相は、王様型とも呼ばれています。仰向けに寝る人は、自分に注目を集めたい人です。子供や芸能人に多く見受けられる寝相です。自己中心的な性格で、積極的、開放的、行動的な面が特徴です。
胎児のように丸くなって眠る
横向きにまるで胎児のように丸くなって眠る人は、防御的で抑制の強い人に多い傾向にある寝相です。この寝相は、眠っていても自分を解放できない現われと言えるでしょう。
寝相と健康の関係は深く、普段、仰向けや横向き、そしてうつ伏せなどの寝相をして眠っていた人が、急にこのような胎児のように丸くなって眠るようになったら注意が必要です。
布団に潜り込む
顔が隠れるほど布団に潜り込んで眠る方は、深い洞察力をもった人です。物事を慎重に考え行動します。それ故に些細なことで考え込み不満を抱えやすい傾向があります。
膝まづいて背中を丸めて寝る
小さな子供がよくする寝相です。眠りが浅かったり、よく眠れない人がとる寝相です。この寝相をとる人は、日常の生活に思考がとらわれており、起きている昼間の世界に戻ろうとしているのだと言われています。
足を交差させる
伸ばした足をくるぶしの辺りで交差させて寝る寝相は、不安や悩み事がある時に現れます。もしかしたら仕事や人間関係に問題を抱えている可能性があります。
枕に抱き着く
抱き枕などに抱き着いて寝る寝相は、理想が高く高望みをするタイプです。そして理想が高い割には努力を嫌う人が多いのもこの寝相の特徴です。
膝を立てる
仰向けで膝を立てて寝る寝相は、嫌なことを思い出すなど、クヨクヨしている状態を現しています。過去に起こした自分の失敗や他人からの言葉に傷ついている時に見られる寝相です。
指を組む癖がある人の心理・性格
指を組む人の心理としては、防御の形の現れで、緊張していたり、何か悩みやお願い事がある時などによくみられる仕草の一つです。
また、指を組むときに右手の親指が下にくる人は現実的で理論派で、左の親指が下に来る人は発想力のある人が多いです。
心理学的な指を組む行動の意味
指を組むのは、防衛の現われです。緊張している、どうしたらよいのかわからない、よく考えたいことがある、頼みたいことがあると指を組むことがあります。指を組むことが癖になっている人は、何か守りたいものがあり、それを崩されてしまわないように常に緊張した状態でいるのでしょう。
または集中したい時にも、指を組むことがあります。指を組んでいる人がいたら、その人は何か集中して考えたい時なのでしょう。
指を組む組み方で分かる右脳人間・左脳人間心理テスト
指を組むときに、左右の親指のどちらかが上になっているかで利き脳が分かります。自然に指を組んでみてください。この時、右の親指が上になっていますか、それとも左の親指が上でしょうか。
人間の脳は、右脳左脳と脳の領域が半分に分かれています。右脳は左半身を司り、左脳は右半身を司っています。またそれぞれに得意分野があります。右脳は、イメージ力などの芸術面に長けており、左脳は論理力など計算に長けています。普段の仕草や動作にはもちろん脳が働いています。
右が上
右親指が上に来た場合は、左脳が利き脳ということになります。左脳が優先的に働いている人は、論理的に優れており、積極性にも優れた人が多いです。左脳優位の人は、現実的ですが理論的に物事を捉えられるので職場ではリーダー的な役割が向いています。
左が上
左親指が上に来た場合は、右脳が利き脳ということになります。右脳が優先的に働いている人は、イメージ力に優れており、発想力にも恵まれた直感的なタイプの人です。積極性に欠けていて感覚的に物事をとらえ考えるのでコミュニケーションにの力はやや弱く、個性が生かせるクリエイティブな仕事が向いているでしょう。
仕草から相手の心理をしりコミュニケーションに役立てよう!
いかがだったでしょうか。今回は、指を組む心理と指を組む癖がある人の心理と性格をご紹介しました。無意識に出てしまう何気ない普段の仕草から相手の心理を読み解き、円滑な人間関係を築いていきましょう。また、ご紹介した方法で自分自身の利き脳を調べたり、また自分の普段の仕草の癖から自分自身の内面と向き合うことも大切です。