ラブレター
LINEでは、手軽に遠く離れた人に考えや気持ちを伝えることができるので、好きな人に告白する際に「ラブレター」を書こうと考える人は少ないでしょう。なかには「そんな古臭い方法は嫌だ」と感じていらっしゃる方もいるでしょう。
確かに古典的な方法ではありますが、「ラブレター」は自分の気持ちを文字にのせて伝えることができるため、相手にも「どれだけ想ってくれているのか」ということがよく伝わります。書き方により、伝えたいという一生懸命な気持ちが伝わるため、「ラブレター」は、気持ちを伝えるのにとても有効な手段です。
男女別ラブレターの書き方のコツ
固定観念にとらわれず、ラブレターを書いてみませんか。好きな人に想いを伝えたいということに性別など関係ありません。書き方に決まりはありませんが、ラブレターの書き方がわからないという方はこれから紹介する例文を参考にしてください。
男
「こんな手紙を急に渡してごめん。どうしても伝えたいことがあるんだ。出会った頃は友達として見ていたけど、どんどん惹かれていって、今は〇〇のことが好きだってはっきり言える。もしよかったら付き合ってほしい。急にこんなこと言われて困惑してるだろうし、返事は急かさないよ。」
男性は長文を書くことが苦手な方が多く見受けられます。短文でも想いさえ伝わればかまわないので、凝った文章を考える必要はありません。大切なのは相手に「好き」と伝えることです。
そして、相手に返事を急かさないことも大切です。気遣いに長けた文章を入れることにより、好感度はアップします。また、相手によって、タメ口で書くか、丁寧語で書くか、書き方を変えましょう。
女
・相手の好きなところをずらずらあげない
・曖昧な表現をしない
・まとまりがなく結局何を伝えたいのかわからない長文は避ける
・気持ちを簡潔にまとめる
学年別ラブレターの書き方・例文
小学生向けのラブレターの書き方
「〇〇さんが好きです。 あなたは私のことをどう思っていますか」
「好きです。付き合ってください。このことは二人だけの秘密にしてください」
直接渡すのが恥ずかしいなら、下駄箱か、机のなかに、こっそりいれましょう。また、男性は長文が苦手なので、小学生の男の子が相手となるとなおのこと長文は避けるのがベストです。
恋愛において興味のある年頃なので、好奇心から周りに冷やかされたりするケースがあるので「二人だけの秘密だよ」という言葉を添えると良いでしょう。
中学生向けのラブレターの書き方
「あなたのことが好きです。もしあなたもの私のことが好きなら付き合ってください。返事は直接でも手紙でもオッケーです。」
「返事すらもらえない」といったケースを回避するために、あまりかしこまらずに、気軽な雰囲気をかもしだす書き方にしましょう。ストレートに「好き」と伝えるのが一番良いでしょう。
高校生向けのラブレターの書き方
まず出だしは挨拶から書きましょう。「初めまして」でも「こんにちは」でもなんでも良いです。挨拶は大事です。そして、挨拶が済んだら「突然の手紙、びっくりしたよね。ごめんね」「突然のお手紙失礼します」などと、突然の手紙についてのお詫びの文章を書きましょう。
そして、自己紹介を軽くはさみましょう。仲の良い相手なら必要ありませんが、冒頭に自分の名前を書くことにより、名前の書き忘れで返事がもらえないというケースを回避できます。あとは、自分の想いを伝えるだけです。
一連のラブレターの書き方としては、挨拶、お詫び、自己紹介、想いを伝える、という流れが読みやすくてベストです。気持ちを本気で伝えたい場合は、顔を合わせ、直接渡すと良いでしょう。あなたの表情や仕草から、相手にも本気度が伝わります。
状況別でのラブレターの書き方
片思い
片思いの場合、あまり話した事のない相手への手紙は、書き方がわからない方は多いのではないのではないでしょうか。接点がないけれど好きになってしまった場合は、まずは好意を伝えるラブレターを送りましょう。
「こんにちは。いきなりのお手紙ごめんなさい。私は◯◯と言います。(自己紹介)あなたを初めて見た時から、ずっと気になっていました。もしよかったら、お友達になってくれませんか? 私の連絡先を書いておきます。連絡待っています。」
お友達から始めて恋愛に発展することは、よくある話です。連絡先を書くことを忘れないようにしましょう。
年上
書き方としては挨拶とお詫びと自己紹介は基本です。そして想いを伝えることも大切です。丁寧な言葉遣いと気遣いに長けた文章が好まれます。
例えば、ただ単に「好き」と伝えるよりも、「あなたの〇〇に惹かれた」という理由づけをすると、「ちゃんと見ていてくれたのだ」という印象を与えることができるため良いでしょう。
恋人
ラブレターといえば「愛の告白」というイメージが強いですが、恋人へ「感謝の気持ちを伝える手段」でもあります。ですので、恋人間でのラブレターも、お互いに想いを伝えるという面ではとても有効的な手段です。
恋人間ということで、どういった書き方がベストだというものはありませんが、日頃の感謝や、いつもは照れくさくてなかなか言えない言葉を素直に伝えられるのではないでしょうか。
返事
お付き合いを開始する場合
「手紙をくれてありがとう」というワードと、「お付き合いしましょう」という言葉を添えればオッケーです。
お断りする場合
感謝の気持ちを添えることにより、「ごめんなさい」と、断る言葉のダメージを軽減してくれます。
トランプラブレター
日本では、トランプラブレターが西野カナさんの「あなたの好きなところ」のPVで使われたことで話題になり、恋人へ想いを届けたいということから、トランプラブレターを恋人にプレゼントすることが爆発的な人気になっています。
トランプラブレターを作成するにあたり必要なものを紹介します。
・トランプ
・穴あけパンチ
・リボン
・油性ペン
最低限必要なものはこの四つです。もっと可愛くお洒落にしたい方は、マスキングテープやシールを用意しましょう。可愛くラッピングしてサプライズとしてプレゼントしていらっしゃる方が多く見受けられます。
52枚のトランプに「好きな理由」をつづる斬新で新たなラブレター。1枚1枚に好きなところをピックアップして書いていくだけなので、書き方に決まりはありません。文章を書くことが苦手な方にはもってこいの方法です。
文字に想いのせて届けよう
廃れた方法、古典的な手段などマイナスなイメージもありますが、LINEの機械的な文字で想いを伝えるよりあなたの文字で想いを伝えたほうが数十倍良いです。「恥ずかしいから顔を見て直接は伝えることができない」とお悩みのあなた。ラブレターは文字からその人の人柄も見て取れるのでとても有効な手段です。あなたなりの書き方でぜひラブレターで想いを届けましょう。