みなさんは自分がどのような性格と考えますか?
今回の記事で扱うのは、「依存体質」な人です。みなさんは、依存体質と聞くとどのような人を思い浮かべますか。一般的には、「面倒な人」や、「異性に頼って生きている人」と考えている人が多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、依存体質の人の特徴や、自分が依存体質なのかどうかを見極めるためのチェックポイントを用意しました。自分が依存体質なのかどうか気になっている方や、みなさんの身の回りの人が当てはまるかどうかをぜひ確認してみてください。
依存体質の特徴と原因
女性の依存体質
特徴
まず、女性の依存体質の特徴として挙げられるのが、「恋愛依存」でしょう。恋愛依存は、付き合っている相手や、気になっている相手、気に入っている相手に対して、外から見ると以上とも取れるほど執着し、自分のことには気が回らなくなってしまうことです。
その人以外が目に入らなくなってしまうため、周りの友達から指摘されても気づかず、友達を失ってしまうケースもあります。
その男性を好きという気持ちだけが先行してしまい、心と体のバランスが悪くなってしまいます。精神状態が安定しないことが多いため、些細なことで乱れてしまい、毎日の生活にも大きな負担をかけてしまうのです。
それだけ執着した相手にもかかわらず、男性との恋がなかなか成就しないことも特徴の一つです。執着だけで、本物の愛情ではないということでしょう。
依存体質の女性は、基本的に自立できていない人が多いです。自分の価値を勝手に低く判断してしまい、自信を持つことができないでいます。そのため、恋人や男性に依存してしまうのでしょう。自分の存在価値を他人にゆだねてしまうということです。
・言い訳が多い
また、依存体質の女性は言い訳が多いのも特徴の一つです。「でも」や「だって」という言葉を多用し、言い訳の言葉を並べます。そうすることで、何か問題が起こったとしても、自分の一人の責任ではないと考えることができるからです。
・都合の良い解釈をする
また、自分にとって都合の良い解釈をしがちなのも依存体質の女性の特徴です。怒られたりしても、自分にとって都合の良いように解釈し、責任から逃れようとする傾向にあります。
男性の依存体質
特徴
最近男性にも増えているのが、恋愛依存です。女性が陥りそうなイメージですが、男性にもかなり増えています。すべての行動の基準が、彼女や好きな女性基準になってしまい、時にはお金を貢いでしまうケースもあります。
さらに多いのが、女性に対する束縛です。女性を自分の支配下に置き、ケータイのチェックはもちろんのこと、SNSやそもそも男性と連絡や会うことを制限してしまったりします。
それくらい女性中心の生活になってしまうにもかかわらず、なかなか彼女と長続きはせず、付き合っては別れを繰り返してしまいます。
依存体質になってしまう男性の多くが、なかなか自分に自信を持てないことことが多いです。自分自身から目をそらし続けてしまうことから、他人である女性に自分の存在価値を求めようとします。
・自己承認欲求が高い
自分に自信がないことの裏返しとして、「自分を認めてほしい」と考える自己承認欲求が高い男性が、依存体質の人には多いです。これは、何も彼女や女性だけに限らず、家族や職場の仲間、上司などとにかく多くの人に自分のことを認めてもらいたいと思っていることが多いです。男性に求められる、懐の深さというのがなかなかないのが特徴となります。
・感情の起伏が激しい
男性の中で感情の起伏が激しい人は、依存体質であることが多いです。数分前には饒舌にしゃべっていた男性が、少し別の男性の話をしただけで不機嫌になりケンカに発展した、そんな経験のある方もいるのではないでしょうか。
特に気分が落ち込みやすい、テンションが下がりやすい男性というのは注意が必要です。
原因
・ストレス
多くの依存体質の人の原因として考えられるのが、ストレスや孤独といった心理的な原因です。学校や職場などでストレスを感じたり、ふとしたことがきっかけで孤独を感じてしまうと、人はだれかに頼りたくなります。そのようなことが積み重なってしまい、依存体質の人間になります。
つらいことがあったときに、それらの原因を取り除いてくれるような友人や家族がいてくれると良いのですが、なかなかそうもいかな場合が多いのも現状です。
依存体質の人は、現実と向き合おうとせず、嫌なことがあると逃げ出そうとする傾向にあります。嫌なことから逃げ出したい、と思う気持ちはだれの心にもある感情ですが、多くの人は逃げ出そうとした結果失敗を経験していることが多いです。
しかし、依存体質の人はこれまで逃げ続け、運良く失敗せずに大人になってしまっています。その結果、自分自身で困難にどう向き合えば良いのか分からず、結局誰かに頼ることになります。このような負の連鎖が、依存体質の人を生み出しているのです。
依存体質診断チェックリスト
うまくいかないことでもしがみついてしまう
多少ダメなことがあったとしても、それにしがみついて成功するまであきらめずにがんばる、ということは大事です。自分にとって嫌なことがあったからといって、すぐに諦めてしまっては、何事もやり遂げることはできないでしょう。
しかし、人生において絶対に乗り越えられないことや、できないこと、諦めてもいいことが出てきます。そのようなことにもしがみついて、時間を無駄にしてしまうことが多いのが依存体質の人です。
必要とされなければ人を好きになることができない
見捨てられないか不安だ
まだ付き合ったばかりで、お互いが大好きなはずなのに、不安に感じることなんかないはずなのに、なぜか自分が見捨てられてしまうと思い込んでいます。それくらい自分に自信がない人が多いです。
熱しやすく冷めやすい
依存体質の人にとって、好きな人は「自分を好きになってくれる人」ですから、自分のことを向いていない人に興味はないということです。それくらい熱しやすく冷めやすいため、恋愛もなかなか長続きしません。
人の意見に左右されやすい
例えば、好きな人に右と言われれば右を向いていたのに、次に付き合った人が左なら左を向きます。それくらい自分の意思がなく、その時々に合わせて人の意見を頼りにしているのです。
同じものを飽きずに食べることができる
さらに、嫌いなものでなければ同じものを毎日のように飽きずに食べることができます。これも食に興味がないことからきているのでしょう。
恋人に関して、友達に「別れた方がいいよ」と言われたことがある
その結果、周りの友達や家族から「別れた方がいい」と忠告をもらったことのある人もいます。みなさんは、そのような経験はありませんか。
感情表現が苦手
計算することなく散在してしまう
内容別での依存体質の改善方法
恋愛
そのような場合は、遠距離恋愛はどうでしょうか。身の回りに彼氏や彼女がいなければ、なかなか依存はできませんので、遠距離恋愛をします。なお、もちろんしっかりと自分が好きになった人と付き合うようにしましょう。
物
しかし、今まで集めていたものをいきなり捨てるということはできない人が大多いでしょう。そのような場合は、実家などにその物を預けてしまうのではどうでしょうか。目に入らないところに置くことで、執着はなくなるでしょう。
アルコール
そこまでのレベルではない、ということであれば奥さんや彼女、友達などに管理してもらうことも良いでしょう。同時に運動などをすることも良いです。
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