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自制心がない人の特徴・チェックできる項目・鍛える方法

自制心を鍛える方法

自制心とは自分の感情や欲望をおさえようとする心のことで、社会で暮らすためには必要な心です。人間に自制心がなく、皆が自分の感情や欲望のままに動いてしまったら、この世界は成り立ちません。我々は自制心を持っていたから、このような立派な社会を築き上げることができたといっても過言ではないでしょう。

その自制心は強く持っている人、あまりない人など人によってさまざまです。自制心がないと自堕落な生活を送ってしまったり、欲しいと思ったものを我慢できずに購入して散在してしまったり、自分自身が苦しくなってしまいます。

自制心を鍛えようとする時、どんなことをすれば鍛えることができるのでしょうか。さまざまな方法をご紹介します。

一日の予定を決めて規則正しく過ごす

一日の予定を細かく考えておくことで自制心は強くなります。自制心が働かなくなるのは選択肢がいろいろとある時なので、予定を決めておくことではじめから選択肢を減らしてしまいましょう。一日の予定を決めておくことで、次に何をするか考えなくてよくなるために自制心が強くなります。

そして規則正しく毎日を送ることも自制心を鍛えます。自分の時間ではなく世間の時間に合わせて規則正しく時間どおりの生活を送ることは、慣れてしまえば楽に行えることです。規則正しい生活を送って自制心を鍛えましょう。

迷ったら30分待つ

何かをしようと思いついて実行する前に迷った時は30分待ってみましょう。これを買いたいなどと思った時です。一旦そのことについて考えるのをやめて30分経ったらまた考えてみましょう。

30分待つことで、落ち着いて考えることができるようになり、自制心をもった考えができるようになります。迷った時には30分待ってみることは、自制心を働かせることのできる有効な手段です。

周囲に宣言する

自分が何かをしようと決めた時には周りに宣言してしまうことで自制心をもつことができるようになります。たとえば禁煙をしようというような時です。周囲に宣言することで、あなたがそれをしていなかった時には周囲からも指摘される状況を作り出しましょう。

周囲から指摘されることで、自制心を取り戻すことができますし、周囲に宣言したことで周囲の目が気になり自ずと自制心が保たれるという効果もあります。何かしようと思う時には周囲の人に宣言してしまいましょう。

理性を持って我慢する

我慢をするということは自制心を鍛えます。特に人間の三大欲求である食欲、睡眠欲、性欲に理性で立ち向かい我慢することは自制心を大きく鍛える行為です。自分の意志でこれらの欲求と立ち向かい、何事も適切な量にとどめるということを試してみましょう。

新しいことを始めて続けてみる

生活の中に新しい習慣を作ってみましょう。毎日決まった時間に散歩するなど、これまでやっていなかった新しい習慣を作り、実行してさらに続けていくことであなたの自制心は鍛えられます。一度決めたら、多少の事情があっても続けることであなたの自制心を鍛えることができます。

自制心があるかチェックできる項目

自制心があるかどうかをチェックするには、自制心がある人が行っていることができているかをチェックすることで分かります。自制心がある人には以下のような特徴があります。

・食べ過ぎたり飲み過ぎたりしない
・朝寝坊、二度寝をしない
・浪費家でない
・遅刻しない
・酔いつぶれない
・ダイエット・受験に成功している

自制心のある人は欲求に立ち向かうことができるため、このような特徴が見られます。以上のような項目に当てはまる人は十分に自制心が強い人だといえるでしょう。

自制心がない人の特徴

自制心がない人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。自制心がないと思われる人には自制心がある人とは真逆の特徴があります。その特徴は以下になります。

・食べ放題が好き
・いつもダイエットと言っているが成功しているのを見たことがない
・衝動買いをよくしている
・自慢話をよくしている
・酔いつぶれることがよくある
・感情の起伏が激しい

このような特徴が自制心がない人には見られます。あなたはどうでしょうか、当てはまりますか。人はたまになら羽目を外すことが誰にだってあります。当てはまったからといって自制心がないと言い切ることはできません。しかししょっちゅうこのようなことがある人は自制心のない人だといえます。

恋愛での自制心の重要性

恋愛において自制心はとても重要です。自制心のない人が恋愛をしたと考えると、自分が好きだからと相手に付き合いを強要し、相手の気持ちなどおかまいなしになることが考えられます。ストーカーなどをしてしまう人も自制心がはたらいていないといえるでしょう。

相手からの好意や同意があって、きちんとしたお付き合いに至ったとしても、自制心がないと自分の欲望のままに会いたがったり、連絡がとれないと言われている時間に電話を求めたりとなってしまうことが考えられます。

恋愛において重要なのはお互いを思いやるということ。我慢することができない自制心のない人では、お互いを思いやるということが難しいので、付き合いがうまくいくことは少なく長続きしないでしょう。自制心をもってお互いを思いやるということが恋愛では重要です。

自制心の欠如によるデメリット

自制心が欠如しているとどんなデメリットがあるのでしょうか。自制心がないことにはさまざまなデメリットが考えられます。自制心がないということは我慢ができないということですから、周りから信頼されないことが考えられます。

自分の欲求のままに夜更かしをし、朝起きられずに欠勤をするというような人は信頼を得ることはできません。また、自制心のない人は食べ過ぎ飲み過ぎの傾向があるので肥満であることも多いです。肥満は多くの病気の原因となります。

また、自制心がないと浪費もしてしまうので、貯蓄ができずにいつも金欠だということも多いです。自制心がないということは、周囲からの信頼を得られない、肥満になる、浪費による金欠を引き起こすといったデメリットがあります。

自制心を鍛えることができる本

自制心を鍛えるためには、自分自身の考えを変えなければなりませんから本を読むということも有効です。自制心を鍛えるための本をいくつかご紹介します。自制心を鍛えたいと思う人はぜひ読んでみてください。
自制心を高める上で役立つ最も貴重かつ有益な科学的発見を教えてくれる本です。科学的な面から自制心を養う方法を知ることができる本です。

「ニューロマーケティングの父」とも呼ばれる著者が、最新の心理学と神経科学から「衝動=突発的行動」の謎を解き明かした本、 衝動にあらがう「自制心」の鍛え方も紹介されています。
【前向きな「ため息」で、もう感情にふり回されない】心を整える呼吸メソッド「マイブレス式呼吸法」の書籍化されたものです。呼吸で感情をコントロールできるようになる本です
いかがでしょうか。読んでみたいと思える本はあったでしょうか。自制心を鍛えるとうたっている本やあなたの考えをがらりと変えている本に出会うことは、あなたの自制心を鍛える手助けにきっとなってくれます。

本を読むだけで自制心を鍛えられるはずがないと毛嫌いせずに、本が苦手だとしても自分を変えたい、自制心を鍛えたいと考えるなら気になった本を手に取ってみましょう。

子供の自制心の鍛え方

子供の自制心を鍛えるためにまず重要なのは、親自身が自制心を持っている様子を子供にきちんと見せてあげるということです。親が自制心のない自堕落な生活を送っているのに、子供は自制心を持って暮らせるということは絶対にありません。そのことは念頭に置いておきましょう。

その上で子供に自制心を持たせるためには、口うるさくせずに子供の自主性を重んじてあげることが有効です。親が導くのではなく、子供自身に問題を解決できるように導いてあげることで自制心を持った子供に育てることができます。

口うるさい親の元で育つと子供の自制心は育ちにくいです。子供を心配するあまり口うるさくなってしまうのも親の愛なのですが、子供自身で考えられる自制心のある子供を育てるためには、親は見守り自分で問題解決できるように仕向けることが必要です。

自制心が強い人の特徴

自制心が強い人は自分を上手にコントロールできている人です。欲望に負けずに自分を律することができている人だといえるでしょう。このような人は毎日規則正しい生活を送っており、食事の量も適量を食べて、お酒も自分の適量を分かっていてそれを守ることのできるという特徴をもつ人です。

浪費家ではないし、きちんと計画された暮らしをしている人で、こういった自制心が強い人の特徴を見ると、欠点のないとても素晴らしい人に見えます。しかし自制というのは自分を抑えるということです。

強すぎる自制心は自分の感情を抑え過ぎているということであり、行き過ぎた自制心は時に不健康であることもあります。次に自制心が強すぎる場合に起きることについてみていきましょう。

自制心が強すぎる人

自制心が強すぎることは浪費もせず酔いつぶれることもせず肥満にもならず、きっちりと規則正しい生活を送れるいいことづくめのように見えるのですが、時にそうではないこともあります。

人間は誰しもたまに衝動買いをしてしまったり、べろんべろんに酔いつぶれることもあったり、食べ過ぎてしまったりということがあるかとおもいます。そういう失敗をするのが人間らしいといえるでしょう。

そういった失敗を全くしないほどの自制心を持っている人は自制心が強すぎるのではないでしょうか。たまに発散してあげないと抑え込まれ過ぎた欲求は、たまりにたまった時に爆発をおこしてしまいます。

たまりすぎた欲求は身体の不調を起こしたり、がくっと落ち込んでしまうことを引き起こします。時に感情を抑え込まずに、上手に発散しながら、適度な自制心を持ち合わせて暮らしていきましょう。

自制心は必要

自制心は人と関わって暮らしていくのに必ず必要です。また、よりよく暮らすためにも必要なもので、ないことのデメリットはたくさんあるので、自制心のない人は鍛えていきましょう。

自制心のある人は規則正しい生活を送り、周囲からの信頼を得られ、適度な量を食べるので肥満にもならず、浪費もしません。自制心を持つということはとてもいいことです。

しかし人間は時に失敗する生き物です。強すぎる自制心をもつことで感情を抑え込みすぎるのもよくありません。何か欲求に負けてしまうことがあっても、落ち込みすぎることはありません。人間なのだから失敗もするさと軽く捉えましょう。

そうやって適度な自制心を身に着けることは、あなたの暮らしや人付き合いをきっと豊かなものにしてくれます。

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