声がこもる人に特徴はある?
声がこもるとは、会話をしていても何を言っているのか聞き取れない・聞こえない声のことを言います。声がこもる人の悩みの中に「いつも聞き返される」ので、話すことが苦手になってしまう人もいます。
そのため、声がこもる人の特徴というと「じぶんから話さない・自信がない」などの暗いイメージを周りに与えてしまっている場合があります。
低い声と小さい声はこもる確率が大きい
しかし、低い声は声が通りにくいので、比較的近い距離までしか届きません。また、低い声量は小さいくなりやすいので、その結果、声がこもっていると思われてしまいます。声がこもる人は基本的に声が低く小さいと言えます。
声がこもるのは遺伝と関係があるの?
体格や骨格は遺伝すると言いますが、声が遺伝するというのはあまり聞きません。しかし、体格や骨格が似ていることで声帯も似ている可能性は高いので、必然的に声も両親に似ていると考えられます。
しかし、声がこもるというのは、遺伝では起こりません。話し方・声の大きさなどの原因で声はこもるので、遺伝子で遺伝したわけではありません。
声がこもるのには原因がある
声がこもるのは「舌・喉・鼻」の使い方が正しくなかったり、きちんとできていないことで起こっていると考えられます。下記で声がこもる時にどんな使い方をしているのか説明しますので、じぶんも同じようになっていないかチェックしてみてください。
声がこもる時の舌の使い方
しかし、声がこもっている人の舌は、スムーズに位置を変えることができずに固まってしまっています。
また、言葉のキレも舌の動きでコントロールしているのですが、声がこもっている人の舌は、動きが遅いため言葉のキレがなく聞き取りにくくなってしまっています。
声がこもる時の喉の使い方
喉があいている状態というのは、アクビをしている時の喉の状態がそうです。アクビをした時に喉が開いた間隔を覚えておくようにしましょう。
声がこもる時の鼻の使い方
鼻のつまりが常時感じている人は、一度耳鼻科で診てもらい、治療した後に鼻から吸って声に出すようにすると、遠くまで声が通るようになります。
声がこもる症状の治し方
1つ目が「口の大きさ」です。声がこもる人の多くの人が会話をする時に口を大きく開けていないことです。口があまり開いていない状態で話しをしても口の中で声がくぐもってしまうため、声がこもってしまいます。口を大きく開ける練習をするようにしましょう。
2つ目は「「姿勢の悪さ」です。最近ではパソコンやスマホをする人が増えているため猫背になっている人が多いです。背中が丸くなっていると声もでにくくなります。また、出した声も下に向かっているので、声は相手に伝わりません。話す時は、姿勢を正しくして、相手を見るようにすると声も真っ直ぐに届くので相手に伝わりやすくなります。
声がこもるのは改善できます
声のこもりをトレーニングで解消
舌のトレーニング法
やり方は、口の中で舌を回すだけです。舌の筋肉が衰えることで動きも遅くなります。滑舌が悪いのも声がこもってしまう原因の1つになるので、このやり方を習慣づけることで舌も過敏に動くようになり、声がこもるのも少なくなります。
まずは口をしっかり閉じます。そして舌を上の歯の外側の歯茎につけます。そこから右回りにゆっくり歯茎を触りながらも5~10回舌を回します。次のに左周りもおなじように行います。
口のトレーニング法
「あ・え・い・う・え・お」と繰り返すだけです。やり方は、声を出して行います。あで大きく口を開け、えは口を横に広げます。いも口を横にグーッと広げます。うは口を尖らせ前に突出します。おは少し口を尖らせ頬の筋肉も意識します。あえいうえおと大きな声を出して10回程度行ってください。最初は頬の筋肉が突っ張る感じがしますが、習慣づけるようにしましょう。
歌で声がこもる時に気を付ける点
舌がスムーズの動いているか・喉が開いているか・口が大きく開けているか、この3つに気を付けるようにしてください。トレーニングを日常的にすることで改善できます。
録音した声が違うのはなぜ?
この違いは、じぶんが出した声は、頭蓋骨を通って鼓膜に届いたのと空気中を通って鼓膜に届いた2つがありますが、録音された声は空気中を通って鼓膜に届いた声だけなので、録音した声は変に感じてしまいます。