理不尽だと感じる気持ち
極端な話をすると人間は、生まれた瞬間から理不尽なことばかりです。どんな家庭に生まれたかによって経済的にも親から受ける愛情も変わってきます。
また、日常生活を何事も真面目に過ごしている人がいても真面目に過ごしているから、さまざまな面で必ず良く評価されるかというとそうではありません。意外と不真面目な人がたまたまチャンスをつかむことがあったりします。
理不尽ということは、本当に納得いかない物事ですが、自分の能力でなんとかできるかいうと簡単に解決できることでもありません。会社や日常生活で理不尽な人や物事に遭遇した時の対処や自分の気持ちをどのようにして上手にコントロールするのかをご紹介します。
理不尽にされると冷めるのはなぜか
男性は、女性と付き合う前までは、女性に対して気遣いやプレゼントを贈っていたのに付き合い始めたら、イベントごとになにもしてくれなくなったということはよくある話です。これは、男性の理不尽な行動で女性は納得できなく気持ちが冷めていってしまう原因のひとつとなってしまいます。
また、女性も付き合う男性の理想像として、スタイルや顔、年収や性格などを女性自身の条件にあった男性を選ぶという気持ちが男性からしたら、いくら真面目な性格で真面目に仕事をしていても年収は少なくては付き合うのは、無理なのかという理不尽さを感じてしまいます。
誰もが理不尽な経験をすることによって相手7から自分というものを否定されている感じがして気持ちが冷めてしまうことに繋がるのでしょう。
人から理不尽な態度や怒られた時の対処法
そんな身近にいる人に理不尽なことをされたら、どのように自分の気持ちをコントロールすれば自分の理不尽にされた冷めた気持ちを整理できるのでしょうか。
理不尽な上司
理不尽な上司から与えられた仕事は、こまめに確認をとり早めに仕事を終わらせましょう。また、上司の話を聞いて少し違うなと自分で感じてもスルーすることも大切です。理不尽な上司の行動や言動をすべて真に受けてしまっては、身が持ちませので表面上は、真面目に内面では、適当に自分をコントロールして上司と付き合をするようにしましょう。
親など
大人になって、親の理不尽な態度に我慢できなくなったら、自立することが手早く、親とも揉めることなく解決できる対策のひとつではないのでしょうか。親は、子どもが大人になっても子ども扱いをしてしまいがちです。子どもが大人になったからといって理不尽な親は、さほど変わらないでしょう。親を変えるというよりは、自分がしっかりと自立して親と少し距離をおくといいでしょう。
理不尽に対してのイライラ・ストレスの対処法
許せない気持ち
しかし、許せない気持ちをずっと持ち続けることは、理不尽な人のことを考え続けることに繋がることになるのではないでしょうか。理不尽な人のことを考えて日々を過ごしていくことはとても時間が無駄で勿体ないことなのではないでしょうか。
理不尽な人に許せないという気持ち続けてしまうと自分の精神状態も乱れてしまう可能性もあり、私生活でも理不尽な人に振り回される結果となってしまうこともあります。
そんなことになってしまっては、元も子もありません。上手に自分の理不尽な人のことを考え過ぎないように気持ちをコントロールして前向きな心を忘れないように自分というものをしっかりもって生活しましょう。
仕事での理不尽への対応方法
職場
理不尽なクレームなど
冷静さが見られるようになったら相手の意見を認められるところは、認めつつも自分のペースで会話をすることでやんわりと自分の意見を主張するといいでしょう。
理不尽な仕事を辞める・退職すべきか
辞めたいなど
職場のなかで自分と同じ感情を理不尽な人にもっている人は必ずいます。周りをよく見て気持ちを共有できる人を探して理不尽な人のことを相談したり、話したりしましょう。そうすることで会社を理不尽な人が原因で辞めたいという気持ちが薄れるのではないでしょうか。職場で自分ひとりが理不尽な人に振り回されているわけではないことを認識しましょう。
理不尽に関する本の紹介
この本は著者の平尾さんがラグビーでの理不尽な体験や、周囲の人物が体験した理不尽な事例を紹介しつつ、その状況と「折り合い」をつけ克服していった面白さ、大切さが描かれています。やはり一昔前のラグビーの体験談ですので、内容は過酷で自分の置かれている状況は大した事ないなと痛感させられました。また今は、「なんで認められないんだ。」から「認められるまでやってみよう。」と考えをワンステップ上げる事ができました。
自分を見失わないこと
理不尽な人なのだからと割りきり、人生で出会う理不尽な人に対処していくことがポイントです。理不尽な人のことを考える時間を自分にとってメリットのある楽しく過ごせる時間に変えていくことが大切です。理不尽な人に出会ったからといって本来の自分を見失わないようにしましょう。