年齢別学校に行きたくない時の対処方法
そんな時、どう対処すれば良いのでしょうか。世代ごとに対処方法を紹介していきます。
中学生
親や先生に相談する
人間関係の不安は、本人にしかわかりません。ですが、この中学生という大事な時期での体験や経験は、必ず将来の自分の糧になりますので頑張って学校に通ってほしいです。
高校生
人間関係が理由で学校に行きたくない高校生は、無理に行く必要はないです。義務教育ではないからです。ですが、もちろん学費がかかっていますので、なぜ行きたくないのか親に相談してみることが一番です。親に相談できない場合は、学校の先生もしくはバイト先などの大人に相談してみましょう。
相談するのも良いが、自分で考えることも必要
また、受験などへの不安で学校に行きたくない場合は塾などの友人や先生に相談してみましょう。
どうして行きたくないのか、自分で改めて考えるのも良いです。高校生といえど、立派な大人です。判断する能力が必ずありますから、学校に行くべきかどうかの決断は自分で決められます。焦らずじっくり考えましょう。辞めたりするのはいつでもできます。まずは辞めずにどうするべきか考えましょう。
大学
将来へのやりたい仕事が決まらない場合は、辞めるのもありですが、辞めてしまって後悔する可能性もあります。もし就職しなくても、大学を卒業しておけばやりたいことへの幅が広がります。
留学という手段もある
大学は決して安い学費ではありませんので、よく考えてなんのために大学にきたのか改めて考え直しましょう。
専門学生など
例えば、美容師の専門学校に通った場合は、ほぼ美容師になるために通っている生徒です。もしその状況で、自分があまり向いていないと感じてしまった場合、行く意味が見出せず、学校に行きたくなくなってしまいます。
別の道を探すのもあり
それでもその仕事への興味がないようであれば、時間もお金ももったいないので辞めて良いです。そのかわり、将来他にどんな仕事がしたいかをよく考えて興味があり、自分に向いている職業を調べましょう。
親の学校に行きたくない子供への対処方法
子供ながらに色んな考えをもっていますのでじっくり子供と向き合う時間が必要です。
小1
このように子供が小さい場合は、本人を説得するよりも担任の先生に相談しましょう。学校でどのように過ごしているのかを聞いて、もし楽しそうにしているのであれば、本当に行きたくないわけではない可能性があります。
行ってしまえば楽しい事が多い小学校ですので、もし朝だけ学校に行きたくないと駄々をこねるような事があれば、お母さんの優しさで学校に行く気になるようにしてあげてください。行けば楽しい事などを話して、そんなに不安になる事はないと感じさせてあげてください。
小6
まずは担任の先生に相談し、学校ではどのように過ごしているか聞いてみます。もし友達とうまくいかずに一人でいる事が多い場合は、なるべく気にするように先生にお願いをし、本人が行きたくなるまで見守ってあげましょう。
卒業してしまえば、環境が変わり中学校で新しい友達ができます。たくさん色んな人と出会えるから楽しみだね、などとこれからの人間関係は怖いものではないと安心させてあげましょう。いつでも親は子供の味方だと感じさせてあげてください。子供はとても純粋です。
中学生
まずは無理に行かせるような事はせずに、子供に寄り添い行きたくない理由を本人から教えてくれるまで辛抱強く待ちましょう。学校に行きたくない子供に対して学校以外の話をしてあげてください。何か夢中になれる趣味をやらせてあげても良いです。
行きたくない理由を話してくれる時がきたら、何が子供にとって一番なのかを共に考えましょう。学校に行かなくてもスクールカウンセリングや、登校拒否の子を対象とした施設などに足を運ぶのもいいです。無理に行く必要がない事を教えてあげましょう。中学生は非常に難しい年頃です。親も焦らずにゆっくり対処していきましょう。
反抗期など
反抗して悪い道へ進んでしまう場合がありますので、あまり干渉しすぎず、程よい距離を置く事が大事です。
放っておいて、もし子供から助けを求められたらすぐに対応できるように気を向かせておきましょう。学校の先生に相談しておくのも大事です。もし学校で問題を起こした時には、決して怒らずに一番の味方になることです。
子供にとって、いくら反抗期とはいえ親へ甘えたいのは当然です。味方であるはずの親に否定されたら、もっと子供は反抗してしまいます。いつでもどんな時も味方になってあげましょう。
学校に行きたくない生徒への教師の対処方法
無理にこさせるような事は決して言わず、どうしたいか、どう考えているのかを本人が納得するまで聞いてあげるだけでいいです。
生徒の親御さんと話をする機会を作るのも忘れてはいけません。その場合は、生徒を否定するような事がないように気をつけ、スクールカウンセラーなどを紹介してください。
生徒が安心できるような態度を心がけましょう。