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学校に行きなくない時の対処方法・親や教師の対応方法|反抗期

年齢別学校に行きたくない時の対処方法

どんな大人でも一度は学校に行きたくない時期があります。単に眠くて学校に行きたくないだけか、お友達とうまくいかなくて学校に行きたくないのか人それぞれの理由があります。しかし、だいたいの理由は人間関係であると考えます。

そんな時、どう対処すれば良いのでしょうか。世代ごとに対処方法を紹介していきます。

中学生

中学生が学校に行きたくない理由は、はやり友人との人間関係でしょう。部活やクラスでの人間関係がうまく行かずに、学校に行きたくないと考えてしまいがちです。行きたくないと考えれば考えるほど、余計に行きたくなくなります。

親や先生に相談する

そんな時は、まず親もしくは先生に相談してみましょう。最近では、カウンセラーの先生が常駐している学校も少なくありません。もし学校にそのような先生がいる場合は、我慢せずに相談しましょう。教室に行かなくても、保健室に行くだけでも良いです。保健室の先生に相談してみましょう。

人間関係の不安は、本人にしかわかりません。ですが、この中学生という大事な時期での体験や経験は、必ず将来の自分の糧になりますので頑張って学校に通ってほしいです。

高校生

高校生の学校に行きたくない理由は、中学生からあまり変わらないですが、やはり人間関係です。もしくは受験へのストレスや将来への不安が原因です。

人間関係が理由で学校に行きたくない高校生は、無理に行く必要はないです。義務教育ではないからです。ですが、もちろん学費がかかっていますので、なぜ行きたくないのか親に相談してみることが一番です。親に相談できない場合は、学校の先生もしくはバイト先などの大人に相談してみましょう。

相談するのも良いが、自分で考えることも必要

中学生と同じく高校生での経験は将来必ず役にたちますし、人生の基盤です。就職するためにはせめて高校を卒業しておかないと後悔しますし、就職先が見つかりません。

また、受験などへの不安で学校に行きたくない場合は塾などの友人や先生に相談してみましょう。

どうして行きたくないのか、自分で改めて考えるのも良いです。高校生といえど、立派な大人です。判断する能力が必ずありますから、学校に行くべきかどうかの決断は自分で決められます。焦らずじっくり考えましょう。辞めたりするのはいつでもできます。まずは辞めずにどうするべきか考えましょう。

大学

大学生にもなると、学校に行きたくない理由は増えていきます。人間関係なんて二の次です。それよりも将来への不安が勝るでしょう。将来どんな仕事に就きたいか、就職活動をしなければならないが、決められない、やりたいことがないなどの理由で学校に行きたくないと考え始めます。ですがそれは、学校に行きたくないのではなく行く必要がないのでは、と考えてしまいがちです。

将来へのやりたい仕事が決まらない場合は、辞めるのもありですが、辞めてしまって後悔する可能性もあります。もし就職しなくても、大学を卒業しておけばやりたいことへの幅が広がります。

留学という手段もある

どうしてもやりたいことが見つからない場合の大学生は、海外などへの短期留学もです。人間関係で学校に行きたくない人にもですが、いつもと違う環境で生活することによって視野が広がり考え方や、自分という人間性が変わってきます。

大学は決して安い学費ではありませんので、よく考えてなんのために大学にきたのか改めて考え直しましょう。

専門学生など

専門学生の学校に行きたくない理由は、人間関係もあるますが、それよりも今勉強している事への不安です。専門学生は、大学生などと違い、専門的にその知識を学びに学校に通っています。それしか勉強していないことにもなります。

例えば、美容師の専門学校に通った場合は、ほぼ美容師になるために通っている生徒です。もしその状況で、自分があまり向いていないと感じてしまった場合、行く意味が見出せず、学校に行きたくなくなってしまいます。

別の道を探すのもあり

専門学生の場合は、辞めて良いですが簡単に決めてはいけません。本当にこの仕事を将来やりたいのか、実際に勉強してみて自分が働いているのが想像つくか、改めて考えてみましょう。

それでもその仕事への興味がないようであれば、時間もお金ももったいないので辞めて良いです。そのかわり、将来他にどんな仕事がしたいかをよく考えて興味があり、自分に向いている職業を調べましょう。

親の学校に行きたくない子供への対処方法

親は自分の子供が学校に行きたくないと言った場合、心配します。どうしていきたくないのか、いじめられているのか不安になります。

子供ながらに色んな考えをもっていますのでじっくり子供と向き合う時間が必要です。

小1

幼稚園から小学生になって環境が変わり、変化にストレスを感じて学校に行きたくない子供がいます。小1ですと、まだまだ小さい子供です。

このように子供が小さい場合は、本人を説得するよりも担任の先生に相談しましょう。学校でどのように過ごしているのかを聞いて、もし楽しそうにしているのであれば、本当に行きたくないわけではない可能性があります。

行ってしまえば楽しい事が多い小学校ですので、もし朝だけ学校に行きたくないと駄々をこねるような事があれば、お母さんの優しさで学校に行く気になるようにしてあげてください。行けば楽しい事などを話して、そんなに不安になる事はないと感じさせてあげてください。

小6

小6だと、学校に行きたくない理由はほぼ人間関係と言えます。だんだんと大人になり始め、友達との喧嘩やいじめ、いじめまでいかなくとも無視したり仲間はずれにしたり悪口が増えてきます。必ずしも通る道ですが、この場合無理に子供に学校に行かせなくて良いです。

まずは担任の先生に相談し、学校ではどのように過ごしているか聞いてみます。もし友達とうまくいかずに一人でいる事が多い場合は、なるべく気にするように先生にお願いをし、本人が行きたくなるまで見守ってあげましょう。

卒業してしまえば、環境が変わり中学校で新しい友達ができます。たくさん色んな人と出会えるから楽しみだね、などとこれからの人間関係は怖いものではないと安心させてあげましょう。いつでも親は子供の味方だと感じさせてあげてください。子供はとても純粋です。

中学生

中学生にもなると学校に行きたくない理由はほぼ人間関係と言えます。部活仲間との関係や、先輩後輩との関係も全て人間関係です。中学生は、大人になろうとしている子供なのでとても繊細な心を持っています。

まずは無理に行かせるような事はせずに、子供に寄り添い行きたくない理由を本人から教えてくれるまで辛抱強く待ちましょう。学校に行きたくない子供に対して学校以外の話をしてあげてください。何か夢中になれる趣味をやらせてあげても良いです。

行きたくない理由を話してくれる時がきたら、何が子供にとって一番なのかを共に考えましょう。学校に行かなくてもスクールカウンセリングや、登校拒否の子を対象とした施設などに足を運ぶのもいいです。無理に行く必要がない事を教えてあげましょう。中学生は非常に難しい年頃です。親も焦らずにゆっくり対処していきましょう。

反抗期など

反抗期の子供の学校に行きたくない場合は、無理に行かせる必要はありませんが、反抗期なので学校に対する事以外に、家族での問題にもなります。

反抗して悪い道へ進んでしまう場合がありますので、あまり干渉しすぎず、程よい距離を置く事が大事です。

放っておいて、もし子供から助けを求められたらすぐに対応できるように気を向かせておきましょう。学校の先生に相談しておくのも大事です。もし学校で問題を起こした時には、決して怒らずに一番の味方になることです。

子供にとって、いくら反抗期とはいえ親へ甘えたいのは当然です。味方であるはずの親に否定されたら、もっと子供は反抗してしまいます。いつでもどんな時も味方になってあげましょう。

学校に行きたくない生徒への教師の対処方法

学校に行きたくない生徒への対処方法ですが、教師は家族ではありません。ある程度の距離をもつのが鉄則です。ですが、距離をおきすぎても生徒は信用してくれないだけです。一番難しいのが教師という立場ですが、その生徒を一人の人間として認め、どんな可能性があるか心の中を覗いてあげる気持ちで接してください。

無理にこさせるような事は決して言わず、どうしたいか、どう考えているのかを本人が納得するまで聞いてあげるだけでいいです。

生徒の親御さんと話をする機会を作るのも忘れてはいけません。その場合は、生徒を否定するような事がないように気をつけ、スクールカウンセラーなどを紹介してください。

生徒が安心できるような態度を心がけましょう。

学校に行きたくない理由や世代により考えましょう

親と子供、教師と生徒、どの場合も人間と人間です。心が通っているわけなので、信頼できる態度と言葉で学校に行きたくない子供の将来の可能性を一番に考えましょう。焦ってはいけません。
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