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【男女別】責任感のない人の特徴と特徴別の対処方法・付き合い方

男女別責任感のない人の特徴

「責任感のない人」に共通する特徴はいくつかあります。あなたの周りにいる「責任感のない人」はどれに当てはまっているでしょうか。またそういう人とはどのように付き合っていけばよいでしょうか。

性格の特徴

男性

■自己中心的
自分の行動によって、誰かが迷惑を被る可能性があるという想像をしません。また他人に迷惑をかけたら申し訳ないという気持ちがないのが特徴です。

■お調子者
誰にでも深い考えなしに適当なことを言うので、職場ではムードメーカー的な存在だったりします。

■細かいことは気にしない
何についてもあまり深く考えることを好みません。心の底で「なんとかなるさ」と考えています。

女性

■ぼんやりタイプ
特に何も困らない家庭環境で育った女性に多いのが特徴です。どんなことも親や周りがフォローし、それなりに済んできたため、周囲のことに疎く危機感がありません。

見た目の特徴

男性

■顔に緊張感がない・しまりがない
へらへらしていて軟派系であるという特徴があります。

■身だしなみがだらしない
汚れた靴やスーツを着ている、机の上がぐちゃぐちゃであるなどの特徴があります。

女性

■一見お嬢様タイプ
男性の場合と違って、責任感のない女性は外見にばかり気を使うタイプに多く見られます。

■常に外見を気にする
仕事に打ち込むよりは、勤務時間中に化粧直しをしたり、爪や髪が始終気になってよく触るのが特徴です。

行動の特徴(男女共通)

時間にルーズ

責任感のない人の典型的な特徴の有数のひとつに、時間にルーズという点が挙げられます。「多少の遅れは見逃してくれるだろう」「1分や2分の遅れは遅刻とは言わないだろう」というあくまでも自分に都合の良い考え方をします。

お金にもルーズ

責任感のある人は、たとえ小銭でも人から借りるのは極力避けて何とかしようとするものですが、責任感のない人は人からお金を借りるのに抵抗がありません。お金の持ち合わせがないとすぐに人から借ります。

成人して就職してからでも通帳の管理を親に任せている人もいますが、これも責任感のない人の特徴です。

心にないことでも言える

責任感のない人は深く考えないため深刻に悩むこともあまりなく、「褒めておけば人は喜ぶだろう」くらいに考えているので、お世辞を言うのも得意で人付き合いがさほど苦手でないことが特徴です。

質問しない

責任感のない人は基本的に「何とかなるだろう」という気持ちが根本にあるので、人の話も適当に聞く傾向があります。話を聞かないから疑問も質問も浮かびません。「はいはい」と相槌だけは立派なのが特徴です。

同じミスを繰り返す

責任感のない人は、自分が関わっていることを少しでも良くしていきたいという向上心がないので、失敗をしても反省して次に生かすことをせず、同じ間違いを何度も繰り返すのが特徴です。

「聞いてないよ」が口癖

責任感のない人は「聞いてないよ」「知らないよ」が口癖です。ちゃんと伝えられていることでも自分の非は認めず、飽くまで相手の非にしようとします。言い訳が多く何でも人のせいにするのが特徴です。

安請け合いする

自分の能力の範囲中で処理できることなら安請け合いも親切になりますが、「いい人だと思われたい」「デキる奴だと思われたい」という気持ちが強く、できる保証もないのに何でも引き受けてしまう人がいます。

万一できなかった場合にどれだけ周囲に迷惑をかけるかという視点がありません。これは責任感のない人の典型的な特徴の一つです。できないことは最初にできないと断るほうが誠実です。確固とした態度が取れないのは、責任感がない人が臆病であることの証でもあります。

日によって言うことが違う

責任感のない人は信念を持たず先々のことまで考えていないため、行動がその時しのぎのことが多く、言うことも日によって、あるいは気分によってまちまちになるのが特徴です。

自分ならやらない解決策を人に提示する

人から何かを相談されたとしても「もしもこうなった場合は」というさまざまなケースを想像をせず、楽観的に「これでいいっしょ」的に済ませるのも、責任感のない人の特徴です。また責任感のない人は何に対しても他人事で、自分だったらしないだろうと思う解決策を提示して人にアドバイスします。

(例)
A:「子供が学校でいじめっ子に殴られてあざまでできちゃって。先生に相談すべきかしら」
B:「それはひどい。そんな舐めたガキは、家まで押しかけてボコボコに殴り返してくるべきだ」

何でも後回しにする

責任感のない人は、失敗をしても「まぁ何とかなるだろう」「誰かが後始末してくれるだろう」と人任せにして、自分が解決するのだという意識が致命的に欠如しています。だから問題が起きても、後回しにしたり放置したりするのが特徴です。

誰かがやらなくてはいけないことをごねてやらない

例えば当番決めで、指名されても推薦されても断固拒否する人がいます。これも責任感のない人の特徴のひとつです。「誰かがやってくれるでしょ」「自分でなくてもよい」という意識の表れです。

捨て犬・捨て猫を拾ってくる

一見動物好きで親切な人に見えますが、もちろん自分が世話して飼えるのなら問題はありません。問題は、自分が世話できるわけでもないのに拾ってくる場合です。ここでも動物の命に責任を持つよりは「誰かが世話するだろう」「だって捨てられたままだったらかわいそうだ」という気持ちが勝ってしまっています。

「応援しているよ」と軽々しく言う

「わたしはあなたの味方だからね」「応援しているからがんばって」などの漠然とした言葉を投げかけたり、具体策や根拠を示さず「きっとあなたは大丈夫」と言ったりします。でも実際に助けるための行動を一切取らないのも責任感のない人の特徴です。

責任感のない人の職場での特徴

■上司やお局さんからは嫌われている
常に厳しく社員をチェックしているような上司やお局さんは社員の人となりをよく見ているため、こういった人たちからの評価が低いのが特徴です。

■仕事が溜まる
責任を持って仕事を仕上げない、期日を守ろうとしないので、仕事が溜まって整理整頓ができず机の上もごちゃごちゃなのが特徴です。

責任感のない人の対処方法

教育でできること

【話を聞いていないタイプには】
メモを取らせましょう。

【適当なことを言うタイプには】
発言を繰り返して確認しましょう。「今、君はこう言ったよ」と。

【何でも後回しにするタイプには】
期日を設け、期日を守らなかった場合の対処の仕方も明言しておきましょう。

責任感のない人の付き合い方

あなたの周りに「責任感のない人」の典型のような人がいて対処に困っていたら、解決策はいくつかあります。

できなかった場合の対応をあらかじめ伝えておく

できれば口頭よりも、簡単な文書で良いので活字にしたもので伝えておきましょう。活字は頭にも残りやすく、言った言わないの水掛け論になることも避けられます。

仕事・役割分担を具体化して与える

例えば学校で先生が「自分の周りを綺麗にしましょう」と言っても、責任感のない子供は言うとおりにやりません。ところが「ごみを3個拾いましょう」と指示すると、3個拾う子供がほとんどだそうです。

成功したときは褒める

子供扱いのようですが、責任感のない人は小さい頃から何かをして褒められたり、あるいはフィードバックをもらったという経験が少ないために、責任を持つということとはどういうことなのか自体を理解していない場合があります。実際精神的に幼いことが多いので、子供に接するように接しても特に問題はありません。

過度な期待をしない

身も蓋もない言い方になりますが、責任感のない人のために仕事が滞ったり、周囲がいつも迷惑を被っているような状況であるならば、最初から期待をするのはやめましょう。特に大事な用事を任せたり信頼することを避け、最低限の人間関係だけ保つつもりで接しましょう。

責任感は身に着く

もしあなた自身が責任感のない人だとしても、諦めたり「どうせ責任感ないですよ」と開き直る必要はありません。心がけ、努力次第で責任感を身に着けることは可能です。

目的意識を持とう

ただ何となく仕事をする、頼まれたことをやるのではなく、「この仕事が一区切り付いたら、一泊旅行に出かけよう」「この仕事が終わったら、今まで挑戦できなかった次の仕事に手を付けてみよう」などの目的を定めてみましょう。

心にも無いことは言わないようにしよう

人は誰しも他人から良く思われたいですし、お世辞の一つも言って他人を良い気持ちにさせてあげたくなるでしょう。しかし、そのひとことが後で事態を大きく変える可能性のある大事なことについては、適当なことを言うくらいなら発言を控えましょう。

失敗を恐れず経験を積もう

責任感のない人は、社会経験の不足から原因と結果の因果関係について理解できていないことがありますので、とにかくいろんな経験を積んでいろんな場面に正しく対応できる力を身に着けましょう。上司から叱られても、そのたび学習していく姿勢があれば十分です。

誰かと意見がぶつかることがあっても恐れる必要はありません。それは真剣に取り組んでいることの証明です。責任感を身に着けることは、あなたの評価、生きざまにつながります。

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