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【男女別】体育座りの心理|癖/椅子の上/飲み会/しぐさ/寝る

体育座りが癖になっている人の心理とは?

膝を抱えるように座る体育座りは、義務教育の家庭で習う座り方の1つです。人の座り方はいろいろありますが、日常の中で体育座りの座り方をよくする人はその姿勢が癖になっている可能性があります。

体育座りが癖になっている人の心理状態は、どういった内容になっているのでしょうか。また、体育座りは癖ではなく、心理状態に影響を受けて体育座りになってしまうこともあります。

体育座りに限らず、寝転んだ時に手足を伸ばさない姿勢をすることや、スペースの隅を好む人も体育座りのような前かがみの姿勢と動揺の心理が働いていると考えられています。

それでは、さまざまな前かがみ姿勢も含め、体育座りが癖の人・体育座りをする人の心理をご紹介していきます。

自信がない

自分に自信がないために、不安を抱えている状態です。お腹には生命維持のために欠かせない内臓があり、弱点となるみぞおちが存在します。そのため精神的に弱っている時には、お腹を本能的に護ろうとします。その結果として、体育座りのようなお腹を隠す姿勢になるとされます。

精神的に弱っている時、もしくは継続的に精神的なもろさを抱えている人は、自信のなさから体育座りをよくする傾向にあります。自信がないと何を信じて良いのか分からなくなるため、希望や夢を見失います。

自信と見聞きすると容姿に対する自信をイメージされがちですが、自信は自分を信じると書くため、容姿に限らず精神的に自分を信じることも自信です。自分自身で善悪を判断する意識を持ちましょう。例として挙げるのであれば、正義感の強い人は精神的な自信があります。

寂しい

身体を丸めると、何かに包まれているような感覚を得ることができます。そのため、寂しいがゆえに体育座りをしている可能性がある人もいます。「寂しい」=「誰かに護ってもらいたい」心理が働いている人も多く、寂しさから体育座りにつながる様子は子どもにも多く見られます。

寂しい気持ちから体育座りをする人は、寂しいという思いを素直に言葉にできないタイプが少なくありません。寂しいけれど自分を護る意識も働いている、もしくは寂しいけれど言っても無駄な状況を経験したことがある場合には、素直に表現できない寂しがり屋の可能性があります。

寂しい気持ちは、気分の落ち込みから引き起こされていることもあります。「単に寂しいのか、不安を抱えている」=「誰かに頼りたいと思っているのか、警戒心も働いているのか、構わないでほしいのか」は、表情を見ることで大方察せられるでしょう。

安心したい

自信がないことや寂しい気持ちと関連がありますが、安心したい心理が働いている時には体育座りをしたがる傾向があると言われています。体育座りは弱点であるお腹を護る姿勢になるため、安心を得ようとしていることが考えられます。

また、人は母体にいる時、前かがみに丸まった姿勢をしています。このことから、体育座りのようにお腹を隠す姿勢は、本能的に安心するとされています。精神的に安心を得たい、何かから身を護りたいという心理が関係している可能性があります。

繊細な神経

些細なことでも傷付きやすい人は、自分を護る意識も働きやすいため、体育座りが癖になりやすいとされます。些細なことの程度は人それぞれですが、他人とっては些細でも、当人にとっては傷になることもあります。繊細さには理解を示すことが大事です。

また、繊細な人は傷付きやすいと共に、小さな幸せにも反応を示しやすいとされます。すなわち、良くも悪くも感性が敏感な人です。そのため、精神的に1人で忙しいという特徴を持っています。その繊細な感性を生かして、悲観的なことよりも小さな幸せに目を向けてみると良いでしょう。

考えごとをしている

人は自分の頭の中に集中したい時、オープンな姿勢をとらず、広々とした場所を選ばなくなるとされています。体育座りで縮こまったり、部屋の隅に移動したり、腕組みをする行為は、外部からの情報をシャットアウトしたい心理の証です。

自分の中に閉じこもり、自分の頭の中に集中したい時とされます。考えごとの内容はさまざまですが、とにかく外部からの刺激および情報を取り入れたくない・自分の考えたいことに意識を集めたいという心理は働いていると考えられます。

空想癖

場合によっては妄想とも言えますが、考えごとをしている場合と同様の心理状態です。つまり、自分の頭の中に集中したい時です。自分が頭の中に描くものに集中したい状態なので、邪魔をすると気分を害することもあります。

何を考えているかは人それぞれですが、自分のもろさを補ったり、自分の疲れを癒すために空想「妄想」をしている可能性があります。空想や妄想は悪いことと思われがちですが、前向きな内容であればむしろした方が良いとされています。

前向きな内容というのは、現実で他者を巻き込まないことが前提ですが、自分にとって気分が上がる・落ち着く内容です。ただし、パラノイア(現実と空想の混合)にならないよう注意してください。現実を忘れずに、イメージする力を前向きに活用しましょう。

体育座りが癖になっている人の恋愛傾向は?

体育座りが癖だからといって必ず当てはまるわけではありませんが、参考程度にしてください。

依存傾向の心配

自信がない上に寂しがりなので、相手に依存しやすいとされます。恋愛中は生活の何よりも恋愛を優先する傾向があり、気持ちの浮き沈みが激しいためにトラブルの心配もあります。それだけ心のよりどころを求めているということですが、恋愛に溺れては精神的な充実は上辺だけのものになります。自分を信じることが、依存性を薄めるために必要です。

嫉妬しやすい

自信がないために、ちょっとしたことで嫉妬しやすいとされます。嫉妬は相手を信じていない証ですが、自分を信じていないから相手も信じられていないことに気付きましょう。自分の不安に取りつかれるよりも、相手の真心を察するように意識すると良いです。そうすることで、気が軽い人なのか、間違いのない人なのかは、ある程度わかるでしょう。

ネガティブ傾向

傷付きたくない思いが強いため、良くないことが起きた時のためにネガティブな思想を頭に常に置き、耐性をつけている傾向が見られます。これは不安への自己防衛ですが、起きてないことに対するネガティブさは、相手を遠ざけてしまうでしょう。

人は不安になりやすい生き物です。それはどうしてかと言いますと、自己防衛をするためです。しかしながら、それだけではありません。不安を予測した後にすることは、その不安が現実化しないための工夫です。不安による自己防衛は留まることではなく、回避方法を考えることです。

ネガティブになりやすいことは、悪いことではありません。ですが、そこ(不安の気持ち)で立ち止まれば、不安になりやすい人の能力が悪い結果をもたらすものとなってしまいます。良い方向に活かすために、そうならないよう工夫する意識を大切にしましょう。

椅子の上で体育座りしてる!その心理は?

常識的な礼儀や作法としては、足を椅子の上に乗せることはダメです。特にお店の椅子など、自分以外の誰かも使用する椅子に足を乗せると周囲から冷たい視線が飛んできます。しかしながら、心理的に何か起きているとしたら理解を示す必要があります。

心理

椅子の座り方において前かがみになるのは、攻撃的な表れとされています。しかし体育座りは防衛的な姿勢になるため、自分を護るための攻撃性が発揮されている状態と考えられます。単にその姿勢が楽ということもありますので、姿勢だけでなく雰囲気や表情などの様子も含めて察しましょう。

飲み会で体育座りをしている人がいる!どんな心理?

これまでにお伝えした心理状態になっている可能性もありますが、単に体育座りの姿勢が楽だからと言う人もいます。その場合は姿勢が悪いことが原因です。
椅子の上で体育座りしている友達・恋人・家族など同伴者が気になる場合は、「ダメ・汚い、やめて」などキツい言い方をせずに、ちょっと笑いながら注意して見たり、優しく足を下ろすよう促してみると良いでしょう。

眠る姿勢が体育座りの心理とは?

眠る時に体育座りのようなお腹を抱える姿勢は、胎児型と言います。この姿勢で眠る人は、甘えん坊で繊細な心理が働きやすい心の持ち主です。甘えん坊は実際に誰かに甘えられている人もそうですが、甘えたいけど甘えられない心理状態を持つ人が胎児型で眠るとされています。

また、繊細さゆえに自分の中に閉じこもろうとしている心理がある可能性も考えられます。何かから重圧を感じていて、身を護りたい心理が胎児型にさせていることもあります。不安によって胎児型で眠る人は、何となくこの姿勢が落ち着くと感じている人が多いです。

体育座りが与える心身への影響は良くないもの?

体育座りは軍隊で誕生したという説もあり、体育座りでいるとイエスマン(何でもハイと言う人)の心理になりやすいと言われています。そして、体育座りを続けることで、何にもしたくない心理状態になる可能性が高くなります。

簡単に言えば体育座りは、心理状態(精神面)にとってネガティブなポーズということです。心理が蝕まれないようにするためには、体育座りを含む前傾姿勢になった後に全体を伸ばすと良いでしょう。ストレッチも効果的ですが、仰向けに寝転んで背伸びして背中、腕、足を伸ばしたり、立った状態で大の字のような形になり上に引っ張られるように伸びるだけでも違います。

体育座り?三角座り?

今は三角座りと言いますが、体育の時に教わる座り方だったので以前は体育座りと呼ばれていました。体育の時以外にもする座り方なのに体育座りの名称はおかしいということで、座った時に足の形が三角になることから三角座りの名称に統一されました。

体育座りの心理状態を自分で察して改善に生かそう!

体育座りが落ち着くと感じる時、自分はストレスを関しやすい状態になっていたり、精神的に弱っていたり、何かに重圧を感じていたり、不安があったり誰も信じられない気持や恐怖心などを抱えていると考えられます。自分も他人も、言動から精神状態を知ることは改善につながります。

体育座りはネガティブなポーズなので、この姿勢をした後は身体を伸ばすことは習慣にすると良いです。ストレッチも効果的です。また、姿勢の悪い人も体育座りを好みます。

精神面のためにも、体のためにも、前傾姿勢になりすぎないように気を付けましょう。伸びやストレッチを心がけ、心身のバランスを図りましょう。

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