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ダニは洗濯で死ぬのか・どれくらいいるのか|シーツ/ぬいぐるみ

更新日:2020年08月28日

ダニは洗濯で死ぬのでしょうか。ダニを死滅させるには洗濯だけでは無理?ダニを徹底的に撃退するにはどうしたらいいのでしょうか。また、ダニを繁殖させないためにはどのような対策をすればいいのでしょう。洗濯以外の対処法もご紹介します。

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ダニは洗濯で死ぬのか

布団やシーツ、ラグにはダニが多くいる場所と言われています。ダニを死滅させるには、洗濯すればいいのではないかと考える方も多くいることでしょう。洗濯すればダニもいなくなり、しっかりダニ対策ができそうですが、実際ダニは洗濯で死ぬのでしょうか。

「ダニは洗濯して死ぬのか?」実際に実験を行った結果、洗濯をしてもダニは死なないそうです。実験の例として、毛布に3000匹のダニをつけて洗濯をした結果、81%のダニが生存していました。また、水に浸している状態で1週間以上も生きていたそうです。

洗濯によりダニの死骸などは落とすことができても、生きているダニ自体を完全に取り除くのは難しいということです。

マダニ

マダニは、家の中にいるダニの種類とは違ったダニです。マダニの栄養源は、動物の血液です。野生動物が多く生息している場所に、マダニは生息しています。また、畑やあぜ道などにも生息いているので、山や畑に行く際には、肌を露出しない服装をしていくことが大切です。

猫や犬などのペットにマダニがついてることも多くあるので、注意が必要です。マダニに噛まれている猫が、人の手を噛んでしまい死亡したというニュースもあります。それほどマダニは恐ろしいダニということです。ですから、マダニに噛まれないように、マダニが付かないようにする対策がとても大切です。

死なない

それでも家の中に持ち込んでしまう可能性があるので、上着などガムテープで取るなど対策をしましょう。マダニは洗濯では死なない可能性が高いため、マダニを持ち込まない対策が重要ということになってきます。

先ほどもご紹介したように、肌を露出しない、虫除けをする、ナイロン製の服を着る、ガムテープで取り除く、できればお風呂に入りキレイにする。こうすることで、マダニを家に持ち込む可能性が低くなります。マダニは噛まれると感染症になる場合があるので、対策をしっかり行いましょう。

マダニは洗濯物にどれくらいいるのか

マダニは、家の中にいるダニとは違って比較的大きなダニです。動物の血液を吸って生きるダニです。吸血中は10倍以上にも体が膨らむので、はっきりと肉眼でも確認できるダニです。そんなマダニですが、洗濯物にはどのぐらいいるのでしょうか。

マダニの生息場所は家の裏庭や畑、あぜ道や山などの場所ですから、あまり洗濯物にはいないのでは?マダニは洗濯物に付いたりする可能性もあるのでしょうか。マダニが洗濯物にどれぐらいいるのか、またマダニ以外のダニもどのぐらいいるのか気になります。早速ダニがいそうな洗濯物についてご紹介します。

シーツ

マダニが洗濯物につく可能性としては、洗濯物を干す場所が重要になってくるのではないでしょうか。マンションなどであれば、マダニが洗濯物に付く可能性は低いと感じますが、裏庭や畑の近い場所などで洗濯を干している場合は、注意が必要です。

では、マダニ以外のダニはどのぐらいいるのでしょうか。お布団やシーツ寝具にいるダニは、ヒョウダニと言われるダニです。人が使用することでダニが増えていきます。ダニが繁殖する条件は、湿度や温度、人の垢などエサにして繁殖していきます。

さてシーツにはダニはどのぐらいいるのかと言うと、環境によって違ってきますが、文科省が出している基準が、1平方メートルあたり100匹が基準です。ダニを増やさないためにも、繁殖させないことが大切です。こまめにシーツを洗濯してあげましょう。

ぬいぐるみ

ぬいぐるみにもダニは潜んでいます。ぬいぐるみには、マダニではなくチリダニやコナヒョウダニが生息しています。定期的にケアをしていれば、そこまでダニは繁殖しませんが、ケアをしないぬいぐるみは、ダニが多く潜んでいる可能性が大です。

でもぬいぐるみって、ガシガシ洗えないし、型崩れの心配もあります。しっかりダニを死滅させるのは難しいのでしょうか。まずは、洗濯できる大きさであるか、洗濯できる素材なのかを確認しましょう。

ぬいぐるみの洗濯をする注意点

洗濯できるぬいぐるみであれば、手洗いコース、ドライコースで洗ってあげましょう。型崩れが心配な方は、手洗いで洗ってあげるのがです。とはいえ、表面はキレイになったとしてもダニがいなくなったわけではありません。

やはりダニを完全に死滅させるのは難しいです。手洗いであれば、しっかり脱水することも大切です。乾かなくてカビを繁殖させてしまうこともあるので、注意しましょう。洗えないぬいぐるみもありますし、乾燥機が使えないぬいぐるみもあります。

そんな場合は、プロの手を借りてクリーニングに定期的に出してあげることをします。お家に放置気味のぬいぐるみがないかチェックしてみてください。

衣替え

衣替えをした服を着たら、かゆい、刺されたなんて経験をしたことはありませんか?ダニの繁殖期は夏ですが、秋にはダニの子供が生まれます。ですから衣替えの秋には、ダニに刺されたなんてことが起きます。ダニの種類はチリダニで、マダニではありません。

タンスやクローゼットに収納している衣類は、洗濯することが大切です。洗濯によりダニの死骸やフンは洗い流せることはできます。しっかり天日干しをして衣類を乾燥させてあげましょう。乾かない状態が続くと、ジメジメとしたダニが好む状態を作り出してしまいます。

ダニの繁殖を防ぐためにも、マメに掃除をすることが大切です。湿気があるところだ大好きなダニ、換気や掃除でしっかりダニ対策をしてあげましょう。衣替えをしたら、1度洗濯することをお忘れなく。

普段着ている服にはダニは、お布団や絨毯にいるダニの比べると量は少ないのではないでしょうか。とはいえ、衣装ケースにダニが潜んでいては、意味がありません。ダニが1匹でもいれば、繁殖することは間違いありません。

普段着とあまり着ない服を一緒に収納するのは、避けたほうがいいでしょう。あまり着ない服についているダニが、普段着に付いてしまう可能性が高いです。また、絨毯やソファーなどにも、なるべく服をおかないことが大切です。ダニが多く潜んでいる場所には、服を脱ぎ捨てないようにしましょう。

ダニは洗濯後乾燥機で死ぬのか

ダニは洗濯で死なないということが分かりました。ダニアレルギーで悩む人は、4人に1人とも言われています。洗濯や掃除をしてもダニが死なないなら、ダニを死滅させるのは無理なのでしょうか。

ところが、ダニを死滅させる方法があるんです。ダニは、50度以上の熱に弱いと言われているので、乾燥機を上手に活用すればダニを死滅させることができます。50度以上であれば20〜30分で死滅、60度以上であれば一瞬で死滅します。それでは、ダニ対策として有効な乾燥機についてご紹介していきます。

寝具のダニ対策

上記でもご紹介したように、ダニは50度以上の熱に効果的です。ダニが多いと言われているお布団のダニ対策には、布団乾燥機が有効です。布団乾燥機を1時間ほど行えば、ダニは死滅してくれます。

他にも炎天下の車中も有効です。真夏の車中は50度以上にもなります。フロントガラスの下にお布団を置いて、日に当てることでダニは死滅します。表裏ともに2時間ほど行えば、バッチリです。

洗濯衣類乾燥機

家庭用または、コインランドリーの洗濯乾燥機もダニに効果的です。衣類乾燥機は50度以上になるものがほとんどで、毛布やタオルについているダニをしっかり死滅させることが可能です。現在では、乾燥機がついている洗濯機が多く販売されています。上手に活用してダニ対策を行いましょう。

ダニは洗濯だけでは死なない

ダニは洗濯をすればいなくなるイメージでしたが、それはダニの死骸やフンを落とすということでした。ダニを死滅させるためには、50度以上の熱を加えてあげるということが分かりました。もちろん、ダニを繁殖させないことも重要です。こまめな掃除や換気、ダニが繁殖しない環境づくりを行ってあげましょう。

初回公開日:2017年12月14日

記載されている内容は2017年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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