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ビブリオバトルのコツ|本選び/質問/話し方/あらすじ/3分

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カテゴリ:趣味

初回公開日:2017年11月27日

更新日:2020年02月23日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビブリオバトルのコツ|本選び/質問/話し方/あらすじ/3分

話題の「ビブリオバトル」

近年本好きの間で話題となっているのが「ビブリオバトル」というゲームです。おすすめの本を持ち寄って、観客の前で紹介をするというゲームですが、ビブリオバトルはゲーム性を楽しむ他にもさまざまな魅力があり、参加するユーザーが増えています。

ビブリオバトルは小学生から参加できますが、勝つためにはコツがあります。コツを掴めば、準備もスムーズに進めることができ、ビブリオバトルでチャンプ本に選ばれる可能性も高くなります。

今回は、ビブリオバトルにおける本選びのコツや、本番で発表する際の話し方のコツなどをご紹介します。

ビブリオバトルとは

「ビブリオバトル」とは、「ビブリオバトラー(発表者)」たちがおすすめの本を持ち寄って、5分間で本の紹介をします。その後、観客は読みたくなった本に投票し、「チャンプ本」を決定するという、ゲーム要素を取り入れた新しいスタイルの書評合戦です。

立命館大学准教授・谷口忠大によって考案され、全国的に広まりました。現在では、大学生・大学院生を対象とした全国大会が開催されたり、中高生の間でもビブリオバトルがおこなわれています。

ビブリオバトル公式ルール

ビブリオバトルは、公式ルールが定められており、ルールに則っておこなわれます。

ビブリオバトルにおいて重要なのが、5分間で観客に本の紹介をする「発表」をおこなうことです。レジュメや資料、映像やパワーポイントなどを使用せず、ライブ感をもって発表をおこないます。

5分間で本の面白さや魅力を観客にうまく伝えることができるかが、ビブリオバトルにおいて勝敗を分けるカギとなります。

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1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。

ビブリオバトルの効果

ビブリオバトルは、おすすめの本を持ち寄って紹介し、チャンプ本を選ぶゲームです。ゲームとしての楽しみはもちろん、ビブリオバトルには他にもさまざまな利点があります。

本の内容を共有できる

ビブリオバトルのメリットは、参加することで読んだことのない本と出会えることです。普段なじみのないジャンルの本の魅力や内容を知ることができ、新しい発見が得られます。

読書量が上がる

チャンプ本に選ばれるためには、多くの観客が興味を持ち、読みたいと思う本を選ぶ必要があります。また、本の魅力をしっかり伝えるために、本の内容をきちんと把握する必要があります。そのため、良い本を探すためにたくさん本を読むようになり、読書量が増えます。

スピーチ、プレゼンテーション能力の向上

ビブリオバトルは、レジュメや資料、映像やパワーポイントなどを使わずにライブ形式で発表をおこないます。スピーチ能力の向上につながるので、小中高生の授業で取り入れる学校も増えてきています。

大学生や社会人も、上下関係や利害関係のない公平な投票によって結果が決まるので、スピーチ能力の見直しやプレゼンテーションの仕方の改善にもつながります。

中学生・高校生におすすめのビブリオバトルの準備のコツ

ビブリオバトルは大勢の前で発表をおこなうので、スピーチ能力の向上につながります。そのため、授業の一環として取り入れる学校も増えています。

しかし、本の内容を紹介すると言っても、個人の感想を発表する読書感想文とビブリオバトルは違うため、初めてビブリオバトルをおこなう中高生にとっては、どのような準備をし、何をすればすればいいのかわからず困ってしまう生徒も多いでしょう。

一見難しく思えますが、コツを掴んでしっかり準備すれば、ビブリオバトルを優位に進めることができます。では、初めてビブリオバトルをおこなう中高生におすすめの準備のコツをご紹介します。

本選び

ビブリオバトルにおいて一番大事なのが、紹介する本選びです。ビブリオバトルは、多くの観客に「読みたい」と思わせるかどうかが勝敗を決定します。有名な本やベストセラーの本は、他の人と発表内容が重複してしまう可能性があるので避けた方が無難です。

ビブリオバトルで発表するのに適した本は、「一見しただけで興味を引くタイトルと表紙の本」を選ぶのがコツです。発表をおこなう前にパッと表紙を見せるだけで観客の興味を引くことができます。

「突拍子のないジャンルの本」を選ぶのも、観客の興味を引くという点において有効的です。また「図や写真が多い本」を選ぶと、パッと見て内容が把握できるので、どのような本なのか観客に伝わりやすくなります。

ワークシート

紹介する本が決まったら、実際にどのように本の発表をするのか内容をまとめるために、まずはワークシートに必要な情報を全て書き出しましょう。

ワークシートには、「いつこの本と出会ったのか」「この本を選んだ理由」「本の印象的な部分」「本のキーワード」「この本から何を感じたのか」「他の人にこの本のどんな部分を伝えたいのか」「最後のまとめ」など、要点を全て書き出しましょう。

ワークシートなの最初からきれいに文章をまとめるのではなく、メモを取るように思いついたことや重要だと感じたことを全て書き出すのがコツです。

原稿

ワークシートに必要な情報を全て書き出し、発表内容がまとまったら、実際にビブリオバトルで発表するための原稿を書きましょう。最初から上手に内容をまとめようとせず、まずは実際に文章を書き出します。原稿を書き終えたら、後から読み返して文章を修正するのがコツです。

また、原稿を書いているうちに「こっちのキーワードをメインにまとめた方がいいな」と感じたら、別の内容でもうひとつ原稿を書いて見ましょう。手間がかかりますが、何パターンか原稿を書き、読み比べて良い方を選ぶのもおすすめです。

練習する

原稿が書き終わったら、本番と同じように発表の練習をおこないましょう。大勢の前で話すのが苦手な人は、何度も練習することによって緊張を和らげることができます。

失敗してもいいので、何度も発表の練習をおこないましょう。ビブリオバトルをおこなう場所か、同じくらいの広さの部屋で練習をおこなうと、本番に生かすことができます。

ビブリオバトルの発表のコツ

ビブリオバトルで重要なのが、実際に発表する場面です。一部の例外を除き、ビブリオバトルは一人当たり5分間の持ち時間内に、レジュメや資料、映像やパワーポイントを使用せず、ライブ方式で発表をおこないます。

限られた時間内で、観客の興味を引き、本の魅力や面白さを伝えることができるかが勝利のカギとなります。

ビブリオバトルに初めて参加する人や経験が少ない人にとって、観客に本の魅力や面白さを5分間で伝えることは、とても難しく感じるでしょう。

しかし、コツを掴めば最大限に本の魅力を伝えることができる発表をおこなうことができます。では、観客の興味を引き、本の魅力を上手く伝える発表のコツをご紹介します。

話し方のコツ

普段から仕事や学校などで発表する機会がない人は、大勢の前で話すことに慣れていないため、緊張してしまう人も多いでしょう。

発表の内容が良くても、うつむき加減で顔が下を向いており、小さな声で自信なさそうに発表すると、観客に本の魅力が充分伝わらなくなってしまいます。

顔を上げて、抑揚のある大きな声で、堂々と発表をおこなうようにしましょう。普段よりもオーバーリアクション気味に、身振り手振りを入れると観客の目を引きつけます。

観客の目線が気になり、顔がうつむき加減になってしまう場合は、会場を広く見渡すようにすると自然と目線が上がります。コツは、観客と目を合わせず、ゆっくりと視線を動かすようにしましょう。

あらすじ

発表の持ち時間は一人当たり5分間です。5分間の間で、観客を飽きさせないよう、メリハリをつけて発表の内容を組み立てるようにしましょう。

一般的には最初の1分で自己紹介や本のタイトルや著者名などの基本情報を紹介、中盤の3分で本の具体的な内容やエピソードなどを紹介、最後の1分で全体のまとめ、という流れで組み立てていきます。

ビブリオバトルでよく見られるのが、最初にいきなり本のあらすじを説明し始める、というパターンの発表です。最初の1分は、観客が集中している時間ですが、いきなり込み入った話をすると、難しそうな印象を与えてしまい、興味が失われてしまいます。

最初の1分は、観客を発表の内容へ向かわせるための準備体操の時間と捉え、自己紹介や本の基本情報などを簡潔に話すのがコツです。

中盤の3分間

発表開始から1分が経過し、中盤部分に当たる3分間にどのような内容を話すのかは重要なポイントとなります。

最初の1分で興味を持っていた観客も、中盤になると注意が散漫になる傾向があります。インパクトのある面白いエピソードを盛り込むなど、観客を飽きさせない要素を盛り込むのがコツです。

最後の1分間のコツ

最後の1分間は、発表の内容を総括する話をすることになります。先の4分で話した内容をおさらいしたり、一歩引いた目線で本に関連するコメントを付け加えるのも、印象深いまとめの1分間を演出するコツです。

熟練した発表者の場合、最後の1分間で驚くようなどんでん返しをするケースもあり、観客に非常に強いインパクトを与えます。発表の内容をまとめるコツがつかめてきたら、このような変わった方法を取り入れてもよいでしょう。

質問

発表が終わった後、観客から質問の時間があります。投票に大きく関わるので、観客からどんな質問が来るのか、ある程度予測して回答を準備しておくのがコツです。

よくある質問が、「本を手に取ったきっかけ」「キーワードの意味」「本を読んだ後の心境の変化」などが挙げられます。

質問に回答する形で、発表の内容に組み込めなかったエピソードなどを伝えられる可能性もあるので、質問の時間も有効的に使えるように準備しておくと良いでしょう。

ビブリオバトルを楽しもう

今回は、ビブリオバトルに勝つための本選びのコツや、発表のコツなどをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

ビブリオバトルに一番大切なのは、「本の魅力や面白さを観客に伝えたい」という強い気持ちです。

初心者や経験が浅くても、準備をしっかりおこない、観客の興味を引く発表のコツを掴めば、ビブリオバトルでチャンプ本に選ばれる可能性が高くなります。発表に向けてしっかり準備をして、ビブリオバトルを楽しみましょう。