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田んぼ・稲作でのトラクターで代掻きをするコツ|回り方/深さ

Author nopic iconwakaba
カテゴリ:車・バイク

初回公開日:2017年12月25日

更新日:2020年07月17日

記載されている内容は2017年12月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

田んぼ・稲作でのトラクターで代掻きをするコツ|回り方/深さ

田んぼの代掻きのコツって?

代掻きの準備のコツとは?

代掻きのための耕起

大事なことは安全な作業をすることです。トラクターを作業する前に、必ず安全点検を確認してください。また、安全な服装に気をつけます。

代掻きは、田んぼの耕起した後で、田んぼの表面を平らにならすことを目的にして行いします。土を軟らかくするために、まずしておくべきことは田んぼの耕起です。田んぼ表面を水平に代掻きするためには、耕起が大切です。

耕起する際は、深さを一定に保つことです。耕起によって、硬い下地面とやわらかい上層部を作ります。そのときに固い下地面を平らにすることで、その後の作業が平らな状態できるようになります。

同じところを二度耕起するとその部分だけ深くなるので、一度耕起したところを二度耕起しないようにすることが耕起のコツです。これが、下地の基盤作ることになります。耕起については、深度15センチくらいは確保すべきです。そして、トラクター本体にロータリーを接続します。耕起後には田んぼをよく乾燥させます。

稲作での代掻きのコツ

水の量は?

田んぼの代掻きの水の量のコツについてですが、耕起後に田んぼに水を入れて貯めることが大切です。代掻きといえば、田んぼに満杯に水をためた状態をイメージするでしょう。しかし実は、田んぼ全体に水がたまって鏡のように見えるのは代掻き作業の後の風景です。

田んぼに水を入れる時には、土の塊よりも下に水面がなるように入れます。くれぐれも田んぼに水を入れすぎてはいけません。水を入れすぎると、代掻きの時にドロドロの状態の土と分離して、混ざらなくなってしまいます。

田んぼの水は入れすぎず、土の塊が見えて水がほとんど見えなくても大丈夫です。全体にうっすらと水面が見える程度がコツです。この水の量がポイントになります。トラクターで代掻き作業することで、非常に状態良い田面に仕上げることができます。代掻きは、この水の加減が重要で大切なコツです。

トラクターでの代掻きのコツ

準備は?

さて、トラクターで代掻きを始める前に、トラクターとハローを準備しなければなりません。まず、トラクターにハローを接続します。水平な地面上で、水平器を使って水平に取り付けるようにすることがコツです。

トラクターによっては金車輪をタイヤにつけます。トラクターの前に取り付ける重りにもコツがあります。トラクターでの代掻き作業はゆっくりと焦らずに、集中を切らさずに作業を続けることです。トラクターの進行速度も方向転換もゆっくりとします。

トラクターの方向転換の時は、ハローをあげることを忘れないことが大切です。クローラ式のトラクターで方向転換する時は、一気に回転するとゴムのクローラがはずれてしまう危険があるので、独自のに回転の仕方で回転します。これは、代掻きの回転でも同じことが言えます。何度も同じ所を代掻きしすぎると、土が流動的になり過ぎてしまいます。

速度は?

それでは、いよいよトラクターで田んぼにはいって代掻きをします。代掻きの目的は、水平な田んぼの表面を作ることです。トラクターで何度も繰り返し代掻きをしないことがコツです。注意してください。

田んぼの土の状態を柔らかくしすぎないためには、ハローの回転速度はゆっくり回転させることがコツです。水平な田んぼの表面を作るためには、トラクターの速度も大事です。トラクターの速度を早くてはいけません。ゆっくりと進むことと、周囲に余計な波を立てずに代掻きすることがコツです。

トラクターの速度も、ハローの回転速度もゆっくりと代掻きすることがコツです。トラクターの速度は「L-1」にします。PTOミクロンの回転速度は1で、ハローの速度で作業することがコツです。田んぼの表面の高いところと、低いところを調整して平らにならすためには、トラクターで土を運んで調整します。あまり何度もやり過ぎないようにするのがコツです。

回り方は?

外回り

田んぼでトラクターの回転の仕方は一筆書きです。これは耕起作業でも同じです。外側から内側に代掻きしていく回転の作業の進め方です。田んぼの外側からトラクターの幅三台分くらい残して、外側のはじから代掻きを始めるのがコツです。

代掻きした隣を隙間なくトラクターを寄せて進行させます。直進して向こう側の畦畔についたらトラクターを停止させて、ハローをあげるのがコツです。トラクターを回転させるときには、ハローをあげてから回転することが回転のコツです。回転したら代掻きをした隣にトラクターを位置取りします。

外側からこの作業を繰り返して、反対側のトラクターの幅三台分くらい空いたところで、トラクターを外側に移動するのがコツです。ハローを畦畔の角に合わせるのがコツです。一番外側を代掻きします。次に、その内側に合わせて2回目の代掻きします。3回目も2回目と同じように代掻すると、むらなく代掻きできます。これで出口から出ると終わりです。

中割の回り方

別の代掻き方法として、真ん中から外側に回る代掻き方法です。のの字のように回る方法です。のの字に代掻きする場合も、方向転換するときはハローをあげて回転します。クローラタイプのトラクターでの代掻き作業の場合、この作業順が用いられます。

真ん中から代掻きをして畦畔に近づいたらハローをあげて右に、または左のどちらかに回転して隣を隙間隙間を空けないように代掻きします。クローラタイプのトラクターで回転する時は、段階的にに回転するのではなく、はじめに右に回転したら、続けて右に右にと回転していきます。

そして最後は、一番外側を代掻きして終わります。これが回転のコツです。さらに、真ん中から半分づつ代掻きする方法もあります。外側から順番に内側に代掻きしていき、真ん中で一旦終わりにします。その後、反対側を代掻きし全体を代掻きします。このような方法で代掻きができます。

深さは?

次にトラクターの代掻きの深さのコツを紹介しますが、トラクターが何度も同じところを代掻きしてしまいますと下地面が深くなり、その後の田植機が深みにはまって動けなくなるので、作業に影響を与える可能性があり下地面が深くなりすぎないようにした方が良いです。

代掻きは耕起した深さが15センチであると、その深さよりもよりも浅く代掻き15センチ以下でハローを作業するのがコツです。田んぼの深さは、常に全体が一定に保つようにします。表面は田んぼ全体に水平になるようにします。代掻きの柔らかい土の深さは、稲の根が地中に伸ばすときの深さで決めます。

代掻きと稲作

代掻き作業という丁寧な作業をしたきれいな田面に苗を植えることによって、苗の植え深さも株間の間隔も一定にそろえて、整然ときれいに植えることができます。その後の水の管理もしやすくなります。田んぼ全体の風通しも良くなります。風通しが良いことで、稲の病気の発生などを抑えることできます。

ほとんどの除草剤は、田んぼの表面を水で覆うことで効果を発揮しますので、雑草の発生も防ぎ、健康な稲を作るのに大きな効果を現します。また、中干しをするときにも溝きりをして排水しやすくなります。その後に水を入れる時にも、速やかにむらなく入れることができます。

そして、秋の収穫作業も安全にできるようになります。実り豊かな秋の収穫をもたらすことでしょう。代掻き作業を上手に行うことは、稲作の全体の作業と稲の健康な生育に重要な作業です。