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何もしたくない時の対処法・原因・心理|仕事/休日/眠い

何もしたくない時の対処法

仕事

仕事がある日なのに何もしたくない、体が動かないという人は、原因が一時的なものか慢性的なものの2つに分かれます。

一時的なものは、今やっている仕事内容で何かトラブルが起きていたり、ミスをしてしまって何も考えたくない時など、現実と向き合いたくない場合です。慢性的なものは、今の仕事が向いていない、対人関係でストレスを溜めているなど、今の仕事の条件があっていない場合です。

どちらにしても、責任感の強い人ほど体が不調を訴えても無理に頑張ろうとしてしまいます。何もしたくないと感じた時は、体が限界だと訴えているサインです。可能なら有休をとり、思い切って休むことも必要です。どうしても大切な用事があって休めない日は、後日代わりに休みを取ってまで休む必要があります。

簡単なことから始める

仕事もしたくないけど、どうしても出勤しなければいけない日は、簡単なことから始めると億劫ではなくなります。もしくはノルマがあれば、少しゆるめてみましょう。簡単な仕事でも達成できた事が増えると、自分への自身が取り戻せるので、再び仕事に対して熱心に取り組むことができます。

普段頑張っていれば頑張っているほど、何もしたくなくなる無気力感に襲われやすいです。自分自身に厳しくなるのは素晴らしいことですが、厳しくなりすぎるとその反動が大きく、何もしたくなくなってしまいます。

休日

仕事がない時は、自分が叶えたい欲求に忠実になりましょう。何もせず1日中寝たい、1日中ゲームがしたい、おいしいものをたくさん食べたいなど、自分の心の赴くままに行動するのが1番です。特にやりたいことがないという人は、それでも良いです。人の休日の過ごし方に口出しsする権利はありません。

普段頑張っている人ほど休日に何もしないことへ罪悪感を抱く傾向がありますが、そのような場合は趣味に打ち込むのがです。元々やっている趣味があればそれをやったり、あるいは今までにやったことのない趣味を新たに始めるのもリフレッシュになります。

紙に書きだしてみる

何もしたくないほど無気力な時は、自分がやりたいことを満足にできていない場合にもあります。そこで、今の自分の気持ちを紙に書き出したり、日記につけてみましょう。最初は「だるい」「もう何もしたくない」といった、簡単なキーワードで構いません。自分の気持ちを吐き出す事で気持ちも落ち着きます。

しかしそれだけでなく、そこから「仕事が嫌なのは本当はやりたくない仕事内容だからだ」「今やりたいことはこれじゃない」というように、根本的な原因が判明することがあります。ストレス発散にとどまらず、悩んでいる原因がわかれば前よりもさらに成長することもできます。

何もしたくないというのは甘えなのか

何もしたくないのはいけないことではないか、何もしたくないというだけで休むことは甘えではないかと罪悪感に責められる人が多いですが、そんなことはありません。職場で有休を取ると冷たい目で見られるのではないか、仕事が進まないのではないかという心配がありますが、休むことは労働者に与えられた正当な権利です。

こんなに頑張りすぎているのは日本人だけ

そのような恐れを感じるのは、仕事をすればするほど努力をしている証だという、日本独特の精神から来ています。そのためなら、残業をいとわず夜中まで仕事をするのも良いことだと捉える悪い風潮です。動物は365日24時間頑張れるようにできていません。こんなに仕事をしているのも人間、それも日本人だけです。

いつだって会社のために仕事をすることだけが大切なわけではありません。そこで働く人間のことも大切にしなければ、その会社は回りません。しかし、それでも休むことに罪悪感を抱き、休みづらいと感じている人もいます。

そこで、「何もしたくない」という状態を認めたうえで、「休むことも仕事のうち」だと考えるようにしましょう。仕事と休みのメリハリをつけると、次の仕事の効率アップに繋がるのは事実です。あるいは、休むことは自分のメンテナンスだと考えても良いでしょう。

とにかく、休むことは甘えではありません。そんなことを言ってくるような人がいる職場は、明らかにブラックです。

何もしたくない原因

眠い時は生活習慣にも原因が

寝ても寝てもひたすら眠く何もしたくない時は、眠りの質が悪くなっている可能性があります。睡眠時間は長くとればよいというわけではありません。寝る前にパソコンやスマートフォンをやったり、夜中によく目が覚めるような生活を送っていると、眠りの質は良い状態ではありません。

この場合は生活習慣を見直す必要があります。何か体にとって悪い習慣を続けている人は、すぐにやめましょう。たくさんお酒を飲んだり、1日に何本もタバコを吸うとストレス解消になるという人もいますが、それは一時的な効果です。

それが習慣になってしまうと、体の不調の原因になり、何もしたくない状態になってしまいます。ストレス解消のためにやっていることが何もしたくない原因になっているのでは、本末転倒です。

だるい時は低血圧かも

何もしたくない、そしてだるい時に考えられる1番の理由は、仕事や学校などで疲れてしまった時ですが、ストレスを感じていないはずの時でもだるくなる時があります。そんな時は、低血圧が関係している可能性があります。低血圧だと朝が弱いというのは有名な話です。

心身の疲れ、ストレスではなく、低血圧によって何もしたくない無気力状態を伴うだるさを患っている可能性です。心当たりがあれば、すぐにお医者さんに受診してもらうべきです。低血圧が原因じゃなかったとしても、不調の原因がわかることもあります。

更年期

中年女性にとっては悩みの種である更年期も、何もしたくない理由と大きく関係しています。セロトニンという感情の起伏を調整する脳内物質が、更年期の時期になると減ってしまうことが原因とされています。しかし、まずはこの何もしたくない状態が更年期によるものなのか、そうではないものなのかを見極める必要があります。

内科を受診して、貧血や白血病などの症状が認められない場合は、更年期によるものといえます。更年期が原因だった場合は、婦人科に行くと生活習慣の改善を提案されたり、漢方治療が処方されることもあります。

主婦だから休むと家族に申し訳ないと罪悪感を抱くこともありますが、何もしたくないのは更年期だから仕方ないんだと認めて、手を抜くことも大切です。家族であるあなたの体調や精神の不調に対して、家族は協力したいと考えるでしょう。

何もしたくないときにご飯

何もしたくないけど家族のためにご飯は作らなければいけない、あるいはお腹は空いているけど何もしたくないと感じる時もあります。そんな時は外食をしに外に出る気力もないでしょう。そんな時にメニューをご紹介します。

手軽に作れるメニュー

まずは、自分で手作りできる範囲で手軽にできるメニューを作るという手です。普段はご飯、おかず、副菜、お味噌汁までしっかりと献立を考えて作っているでしょう。しかし、何もしたくない時はそこまで手が回りません。

そこで、ご飯の上に具をのせるだけの丼もの、具を煮込むだけで完成する鍋料理、茹でてレトルトの具を加えるだけの麺類など、手間がかからずお腹いっぱいになれるメニューで済ませてしまいましょう。

具も作りたくない場合は、カット済みの野菜を使ったり、冷凍の肉団子を使うといった加工済みのものを使うのも良いです。何もしたくない時は栄養状態など考えず、お腹いっぱいになることだけを考えて作りましょう。

作らなくても良い

ひと煮込みする手間すらかけたくない、つまり本当に何もしたくない時は、自分で作らずに買って食べましょう。レンチンするだけの冷凍食品か、電話一本で配達してくれる出前がです。外に食べに行かなくても調理済みの料理が食べられるなんて便利な時代になりました。

出前を毎日とることはないでしょうから、家族がいる場合は、あなたが何もしたくない状態を心配するだけでなく、出前を取ることを喜んでくれるでしょう。何もしたくない時こそ、無理をせず便利なものはどんどん活用すべきです。

何もしたくない人の心理

何もしたくない時は自分がどんな心理状態に陥っているかもわからなくなります。さらに、この何もしたくない状態が一時的な場合と慢性的な場合では、その人の心理状態が異なります。どちらの場合も無理をせず、休んで自分が何をしたいのか、どんな状態なのかを見直すチャンスです。

一時的なもの

一時的に何もしたくない状態になっている時は、落ち込んでしまう傾向が高いです。いつもの自分とは違う状態をまだ受け入れられていないからです。そして、早くどうにかしなければいけないという焦りを強く感じています。

そんな時は、一時的なものであることを認め、きっとなんとかなると信じることが大切です。あやふやで建設的ではないと考えられますが、焦って無理やりやるべきことをやろうとすると、かえって効率が落ちてしまい、さらに落ち込んでしまいます。

何もしたくない状態は仕方がないもので、誰でもそうなります。自力ではどうにもならないことを認め、時の流れがどうにかしてくれることを信じる時も必要です。

慢性的な状態

常に何もしたくないと感じている人は一見するとだらしない印象を持ってしまいますが、本人はそれをわかっていて苦しんでいます。やらなければいけないことがあるのに何もしたくないと感じているギャップから、自分へのいら立ちを感じています。そのため、周りから見ると余裕がなく、いらついているように見えます。

慢性的に何もしたくない無気力感に襲われている場合は、仕事や家の環境を変えなければ解決しません。今感じている何もしたくないという状態は一時的なものか、それともずっと前からそうだったのかを見極める必要があります。

あなたの人生は長い

何もしたくない時は自分が無能だと感じてしまったり、落ち込んでしまう時もあるでしょう。しかし、それはあなたの長い人生においてはとても短い期間です。今だけがあなたの人生ではありません。過去、現在、そして未来があなたの人生です。

一時的に無理をして、この先楽しめるはずだった人生で後悔するのはとても勿体ないことです。何かをしたくてたまらない時もありますから、何もしたくない時があって当たり前です。そんな時は、自分が何もしたくないと感じている状態を認め、心の赴くままに行動しましょう。そこから新しい発見や転機へつながる可能性もあります。

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