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子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

Author nopic icon星森けい
動物・ペット / 2017年11月29日
子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

人気猫種の子猫の育て方と注意

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

メインクーン

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

メインクーンは温厚で協調性に優れた猫種です。別名ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)とも呼ばれ、成長するとメスで4~6キロ、オスでは6~8キロ、大きくなると10キロを超える子もいます。そのため、メインクーンの子猫を育てるにはそれなりの広い飼育スペースが必要です。

最も大きい猫種なので、子猫時代の十分な栄養摂取が育て方の大切なポイントになります。1歳未満では体重100gに対して200kcalを目安に、食事を1日3~4回に分けて与えます。知能が高いので育て方はそれほど大変ではありませんが、体が大きくなるので爪とぎやトイレ、キャリーケースなどは他の猫より大型のものを用意しましょう。

子猫時代に注意すべき病気には、脊髄性筋萎縮症があります。脊髄の神経がなくなってしまう病気で、生後3~4か月で発症します。普段と様子が違うと思ったら、すぐに動物病院を受診しましょう。

マンチカン

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

マンチカンの特徴は、ダックスフンドのような短い足です。見かけによらず運動好きでやんちゃ、簡単な芸をできるようになる子もいるくらい知能が高い猫なので、正しい育て方をすれば家族との絆もさらに深まるでしょう。

マンチカンの子猫の育て方で大切なのは、生後3か月間の成長が著しく、この間に体がほとんどでき上がってしまうため、栄養をたっぷり摂取させることです。また、体型を考慮した食器やトイレ、キャットタワーなど、生活しやすい環境に配慮しましょう。

マンチカンの子猫は、コロナウイルスによる腹膜炎を起こしやすいと言われています。生後6か月~3歳の間に発症することが多いので、食欲がなくなったり、熱っぽいと感じた時は動物病院を受診しましょう。

ラグドール

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

「ぬいぐるみ」を意味するラグドールは、名前のとおり、おっとりした性格でふさふさな被毛を持つ猫種です。重さははメスなら4~5キロ、オスは5~7キロと大きくなり、10キロ超えのオスも珍しくありません。

ラグドールは完全な成猫になるまで2~3年を要します。育て方で大切なのは、この成長期に高カロリー・高たんぱくの食事を心がけることです。生れた直後は真っ白だった被毛は、成長につれて顔や体に色が出てきます。

子猫の育て方で注意したいのは、被毛が長く密集しているため、毛繕いで舐めた毛を飲み込んで起こる毛球症、体の熱を逃がしにくいため熱中症になりやすいことです。毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。

成長過程ごとの子猫の育て方

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

子猫は成長によって育て方が異なります。それぞれの課程の育て方を説明します。

生後すぐの子猫

出生直後の子猫の体重は80g~100gです。四六時中母猫や兄弟猫と体を寄せ合って暖を取り、お腹が減れば母乳を飲んで満足して眠り、母猫がお尻の周りを舐めて刺激することで排泄します。

この時期の子猫の育て方は、とても大変です。生後1週間くらいまでの子猫は、自分で体温調節ができません。室温が25℃を下回る場合、ペット用カーペットやぬるめの湯たんぽで寝床を温め、毛布などで保温します。乾燥による脱水が起こりやすく、湿度は55%以上に保ちます。

この時期に母猫からは初乳と呼ばれる抗体を含んだ栄養価の高い母乳が出ているので、生後16時間以内に飲ませることで子猫を6~8週間病気から守ることができます。母猫がいない場合、子猫用の哺乳瓶と、子猫用のミルクを用意し、一回1ccを2,3時間おきに与えます。

栄養が十分であれば、一週間で100g弱体重が増加します。生後2週間を過ぎれば、1日5回くらいに分けて、子猫が欲しがるだけミルクを与えるようにします。

ペット用哺乳瓶 哺乳器

煮沸消毒ができ、クリーニングブラシもついているので衛生面でも安心です。

ワンラック (ONE LAC) キャットミルク

猫の母乳に近い成分で、産まれたばかりの子猫の健やかな成長のために作られた特殊調製粉乳(総合栄養食)です。

生後1週間から数週間

1週間~10日で目が開き、2週間頃には乳歯がのぞき始めます。目やにのようなものが固まって瞼がなかなか開かないようなら、動物病院で抗生物質の目薬を処方してもらって下さい。放置しておくと失明することがあります。また、フラッシュのような強い光は子猫の失明の原因になりますので、写真を撮るときは控えて下さい。

生後2週間を過ぎるころからよたよたと立ち上がったり、体温調節も徐々にできるようになってきます。このころから猫の「社会化期」という、今後の猫の性格を形成する最も大切な時期に入ります。

この時期の育て方で大切なのは、脳の発育に十分な栄養を摂取しながら、母猫に守られる安心感や、兄弟猫とのじゃれあい、人間とのふれあいをなるべくたくさん経験させることです。猫の社会性は、この頃から生後7週目までのごく限られた時期にほとんど決まってしまいます。

子猫の排泄のさせ方

生れたばかりの子猫は自力で排泄ができません。授乳のたびに温かいお湯で湿らせたコットンやティッシュなどで優しくお尻の周りを刺激し、排泄させてあげます。排泄後はきれいにふき取り、清潔を保ってください。

生後1カ月の子猫

生後一か月を過ぎると、体重は500g前後になり、乳歯も生えそろい爪の出し入れや体温維持、排泄も自分でできるようになります。おぼつかない足取りでよちよちと動きまわり、何にでも興味を示すので誤飲や誤食の危険も出てきます。室内に子猫にとって危険なものがないよう、育て方にも細心の注意が必要です。

ミルクは、子猫が欲しがるだけ授乳してかまいません。乳歯が生えそろった頃から、少しずつ離乳食を与え始めます。柔らかく茹でたささみや白身魚をフードプロセッサで半固形状にしたり、市販の猫用離乳食をミルクと共に与えて赤ちゃん猫の食生活から子猫用の食生活に切り替える準備をします。

この時期はまさに子猫の「社会化期」です。母猫や兄弟猫がいない時は、できる限り替りになる存在の猫を探すか、人間がその役割を果たさなければなりません。猫じゃらしなどを使ってたくさん遊んであげながら、猫の狩猟本能を目覚めさせることも大切です。

子猫が噛んできたら、飼い主さんが耳などを甘噛みして「噛まれると痛い」ことを教えます。そうしなければ、噛み癖が身に付いて終生治すことが難しくなります。

生後6週目くらいから母猫の初乳の免疫が切れてくるので、1か月半頃に子猫の健康診断を兼ねて、1回目のワクチンを接種します。

生後2カ月の子猫

生後2か月に近づいてくると、体重は1000g前後になり、離乳食から子猫用フードに切り替える時期に入ります。柔らかくふやかした子猫用フードを1日3~4回、おやつにミルクを与えます。猫の嗜好はこの時期に決まるので、肉や魚などを柔らかく茹でて与え、色々な味に親しむような育て方を心がけましょう。

総合栄養食であるドライフードはメインの食事として重要ですが、缶詰(ウエットフード)は猫が苦手な水分補給を効果的にできることから、偏食にならないよう、どちらも慣れさせておく必要があります。

この頃になると体つきもずいぶんしっかりしてきて、走ったり兄弟でプロレスごっこをしたりとずいぶん活動的になってきます。

生後3か月の子猫

3か月で体重はおよそ1.3kgになり、乳歯は永久歯に生え変わり始めます。また、オスは睾丸が膨らんで見た目もはっきりわかるようになります。乳歯が永久歯に完全に生え変わり、あごもしっかりしてきた生後5か月目くらいから、子猫用フードから成猫用フードに切り替えます。

最初のワクチン接種から3~4週間経過したら、2度目のワクチン接種を行います。この時に動物病院で子猫の健康状態のチェックと、今後の育て方のアドバイスをしてもらいましょう。

野良猫の子猫の育て方と注意点

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野良猫だからといって、特に普通の子猫と違う育て方をすることはありません。野良猫の子猫の育て方が難しいのは、これまで子猫や親猫が置かれていた衛生環境や栄養状態、現在の健康状態が、素人には全く把握できないからです。

野良猫の子猫を保護したら

すぐに家に連れて帰るのは控え、動物病院でノミやマダニの処置や健康状態をチェックしてもらい、育て方で注意すべきことを聞いておきましょう。

里親を探すつもりなら、このタイミングで獣医師さんに相談しておけば地域のボランティアさんや愛護団体を紹介してもらったり、病院がポスターなどで里親募集に協力してくれることもあります。

野良猫の子猫がかかりやすい病気と注意点

感染症

野良猫の母親が何らかのウイルスに感染していた場合、出産時に血液や胎盤を通して子猫に感染します。猫HIV(猫エイズ)、猫風邪、猫白血病などです。成猫は体力や免疫力があるので感染していても発症しなかったり、症状が軽い場合もありますが、体力のない子猫には命取りになります。

寄生虫

野良猫は多くの場合体内に寄生虫を持っていて、母猫の寄生虫は出産時に子猫にも移ります。動物病院で薬をもらって飲ませれば駆除できます。

子猫の社会性

子猫の社会性は生後2週目~1か月半頃にできあがるので、この時期人に接する機会がなかった子猫は、人間に慣れるまでに時間がかかるでしょう。こうなった場合の育て方は、猫のペースに合わせて根気よく人慣れさせる以外にありません。

子猫のタイプ別育て方やしつけの方法

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

子猫も人間の赤ちゃんと同じように、おっとりしていたり神経質だったりと個性があります。ミルクを飲んでくれない、しつけがうまくいかない時は、育て方が間違っているのではと心配になりますが、、あまり神経質にならず子猫の行動をよく観察し、その子に合った育て方をすることが大切です。

ミルクをあまり飲まない子猫の育て方は?

体重の増加が1日に5~10gあれば、ミルクは十分に足りています。生後間もない頃は必ず毎日体重を量り、増加を確認するのが育て方のポイントです。ミルクをなかなか飲まず、体重が増えない子猫の場合、ミルクのあげ方に問題がないかチェックしましょう。

ミルクは人肌に温めて

ミルクが冷たかったりぬるすぎると、子猫は飲んでくれません。湯煎などで人肌程度に温めたものをあげましょう。

ミルクは子猫が飲みやすい姿勢で

吸い口を無理に子猫の口に押し込むのはNGです。座った状態で子猫を膝にのせ、吸い口を口の近くに持っていくと自然に吸い付こうとします。仰向けに寝かせて飲ませると、吐いた時に気管に詰まらせる危険があるのでやめましょう。

ミルクをうまく飲ませられないときは?

どうしても哺乳瓶でうまく飲めない時は、動物用の注入器やスポイドで口の中にたらしてあげます。また、ミルクのメーカーを変えれば飲むようになることもあります。

子猫にストレスを与えないしつけ方は?

トイレのしつけ

3週間~1カ月頃になると自力排泄ができるようになるので、この時期の大切な育て方の一つにトイレのしつけがあります。子猫が急に動きを止めて、床のにおいを嗅いだりその場でそわそわしていたら、トイレに連れて行き排泄させます。

体が小さいので、最初のうちは浅めの容器に猫用の砂を入れ、自分の排泄物の臭いを覚えさせます。上手くできるようになって体も成長したら、市販の猫トイレに新しい砂を入れ、これまで使っていたトイレの砂を混ぜます。

最初の頃は失敗もしますが、大きい声で怒ると子猫はストレスを受けたり飼い主さんやトイレに対する恐怖心が生れてしまいます。心に余裕を持った育て方をしましょう。

爪とぎ

子猫は3週間くらいで爪の出し入れができるようになります。この頃の育て方で大切なのは、壁や家具を傷だらけにされないよう爪とぎの対策を始めることです。また、子猫の爪はこまめに切るようにしましょう。

猫は自分のテリトリーが高いほど優越感を感じるので、立体的な爪とぎを喜びます。

子猫をケージで育てても大丈夫?

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

最近、ペットホテルの猫のお預かり条件として「ケージに慣れていること」という提示をよく見ます。

猫を狭いケージに閉じ込めておくのは可哀そうという声も多いですが、飼い主さんの事情でやむなくペットホテルのお世話になる場合や、病気で入院する可能性などを考えると、普段自由に行動している猫をいきなりケージに閉じ込めるほうが、もっと可哀そうではないでしょうか。

猫は育て方によって、十分ケージに対応できるようになります。子猫時代から慣れ親しんだケージは、成長と共に安心して過ごせる空間と認識するようになるので、一日5,6時間をケージで過ごす育て方をしていれば、いざという時に猫と飼い主さんの両方が安心です。

また、いたずら盛りの子猫を残して外出するときは、ケージに入れておくことで不慮の事故を防ぐことができます。

タンスのゲン 3段キャットケージ キャスター付き

猫は平面より高さで行動することが多いので、できるだけ高さのある広めのケージが望ましいでしょう。子猫を迎える時はまずケージを準備し、その中に基本的な生活道具を揃えておきます。異動が楽なキャスター付のものがおすすめです。

子猫には愛情をたっぷりと

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

今回は猫の種類や成長過程に応じた子猫の育て方をご紹介しました。子猫の育て方に関する情報が豊かになった現在、母猫のような愛情を持った育て方をすることで、猫との暮らしがさらにハッピーなものになると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。子猫時代はあっという間に過ぎ去ります。たっぷりの愛情をかけて、素敵なパートナーを育てて下さい。

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