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礼服/スーツ/リクルートスーツの違い・葬式や面接時の使い分け

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フォーマル / 2019年01月09日
礼服/スーツ/リクルートスーツの違い・葬式や面接時の使い分け

誰も教えてくれない「礼服」の疑問

社会人になると結婚式やお葬式の機会も多くなります。これから急な結婚式や葬儀のために、きちんとした「礼服」を用意しておきたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、「結婚式、葬式用のスーツの選び方がわからない」という疑問はないでしょうか?
「礼服」と「喪服」の違いや、「正礼服」「略礼服」の違い、手持ちのスーツとの違いなど
社会に出ても特別誰かから教わる機会はありません。

礼服・スーツ・喪服の違いがわからない、という方も意外と多いでしょう。知らずに思わぬ場で恥をかいてしまうなんてことは何としても避けたいです。

ここでは礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服の違い、面接、葬儀、結婚式、卒業式のさまざまな場面でのふさわしい服装をご紹介します。礼服を買いたいけど何を買えばいいのかわからないという方、手持ちの礼服の違いがわからない方、こちらを参考にして下さい。

【男女別】礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服の違い

スーツと言ってもさまざまな種類があります。「礼服」「喪服」「ビジネススーツ」「リクルートスーツ」などの違いはご存知でしょうか。まずは、「礼服」「喪服」「ビジネススーツ」「リクルートスーツ」についてご説明します。

リクルートスーツには明確な定義がない

「リクルートスーツ」とはスーツの中でも就職活動期間中に着します。「リクルートスーツ」には明確な定義がなく、学生などへ向けて「リクルートスーツ」として販売されていて安価で購入できます。

礼服とは?スーツとの違い

では「ビジネススーツ」と「礼服」の違いはあるのでしょうか。「礼服」とは一体どういった意味があるかご存知ですか。

礼服とは、以下の意味があります。【冠婚葬祭など社会生活におい威儀を正したり敬意を表する場合に着用する衣服】「威儀=作法にならった立ち振る舞い」、「敬意=尊敬する気持」ということは、やはり礼服はきちんとしたものを着用しなければいけないとわかります。周囲から「この人は常識がない」や「失礼な人だ」と思われてしまうのはいやでしょう。

ビジネススーツの他に礼服を用意しましょう

社会人ともなれば、恐らく大半の人はスーツの1着は持っています。社会人なりたての頃は「礼服」がなく、フォーマルな場面(冠婚葬祭や式典など)に参列する際は「ビジネススーツ」を選ぶこともあるでしょう。

しかし、「ビジネススーツ」と「礼服」には明確な違いがあります。それは「礼服」はビジネスシーンでは着用しないという点です。冠婚葬祭の場で着用するものが礼服です。ビジネススーツには「見た目が好印象であること」や「動き易さや耐久性があること」が求められているので、フォーマルな場面では少しカジュアルすぎる印象になってしまいます。

ビジネスとフォーマルを使い分ける

ですので、「おしゃれさ」や「動きやすさ」「耐久性」を重視しビジネスシーンなど日常生活の場で着用するスーツとは異なり、冠婚葬祭などの「威儀」や「敬意」を表するフォーマルな場面で着用するためのスーツを「礼服」と呼びます。これが「礼服」と「ビジネススーツ」との違いになります。

礼服には種類がある

では次に、礼服について少し詳しくご説明します。礼服には種類があります。「正礼服」「準礼服」「略礼服」「平服」とに分けられています。

さらに、礼服の中で葬儀など弔事の場で着用するものを「喪服」と称しています。「礼服」といっても場面にふさわしいものを着用しなければなりません。また、礼服には男女でも違いがあります。

礼服・喪服の違い

それでは「正礼服」や「略礼服」の違いや、「喪服」の違い、男女の礼服の違いについてご説明します。

【男性編】礼服

男性の礼服には、「燕尾服(イブニングコート)」「モーニングコート」「タキシード」「ブラックスーツ」があります。それぞれに着用時間や格式が定められています。

燕尾服/イブニングコート

格式は、正礼服です。着用時間は夜で、結婚式や披露宴で着用します。
ジャケットの後ろの下の方が割れていてつばめの尾のように見えます。
白い蝶ネクタイをすることが多いことからホワイトタイとも呼ばれます。

モーニングコート

非常に格式高い正礼服です。着用時間は昼、慶事、弔事両方着用できます。新郎や喪主の場面で着用します。

タキシード

格式は準礼服です。昼、夜着用可能、パーティなどもOKです。タキシードは燕尾服の代用品として着用されます。生地には光沢感があり、色は黒が主流です。

ブラックスーツ

格式は略礼服です。モーニング同様、冠婚葬祭着用可能です。モーニングのように格式が高すぎず、参列者でも着用することができます。着用機会が多いことから最も一般的な礼服です。

喪服

男性の場合の喪服は、ブラックスーツを着用するのが一般的です。喪主や遺族として参列する場合、モーニングコートや紋付羽織袴を着用する場合もあります。

【女性編】礼服・喪服の違い

礼服

女性の礼服には、「ブラックフォーマル」「セレモニースーツ」「パーティドレス」があります。

男性の礼服ほど堅苦しい印象がありません。また、ネット通販でも簡単に購入できるものも多いです。「ブラックフォーマル」「セレモニースーツ」「パーティドレス」などのワードで探すと見つかりやすいです。

ブラックフォーマル

葬式、法事など弔事の席で着用します。

セレモニースーツ

卒入園式、七五三や結婚式ま幅広く着用できます。

パーティドレス

結婚式の披露宴や二次会、祝賀会などで着用できます。

喪服

喪主や遺族として参列する場合は女性は黒紋付など着物を着用する場合もありますが、一般的にはブラックフォーマルで、黒のワンピースやアンサンブルを着用します。ストッキングや靴も黒を着用します。スカート丈や袖丈には注意が必要で、肌の露出が少ないように心がけなければなりません。

礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服の見た目の違いは?

では、今度は見た目に違いがあるのかご説明します。スーツといっても、カジュアルなものから重厚感のあるものなど、特徴の違いはさまざまです。

その中でも襟、形、ボタン、生地には大きな違いがあります。それらの特徴の違いについて知っておけば、スーツ選びの際にも役立つでしょう。

ジャケットの襟の部分は「ラペル」と呼びます。ラペルのデザインにはスーツの格式によって違いがあります。まずはステッチです。

ラペルに沿って施されたステッチのことをAMFステッチと言います。AMFステッチがあるとフォーマルさが少なく、カジュアルな印象になってしまいます。略礼服のブラックスーツにはステッチが入っている場合もあります。

正礼服のタキシードやモーニングにはAMFステッチが入っていません。ですので、AMFステッチの有無がビジネススーツと礼服を見分けるポイントの一つと言えます。

また、ラペルの形状にも違いがあります。下襟の先が鋭角で先が上に向いたデザインはフォーマル度が高く礼服に用いられています。

スーツを着こなす上で重要な形ですが、こちらも礼服とビジネススーツに違いがあります。最近のビジネススーツは細身が流行しています。しかしこれはカジュアルなイメージとなってしまい、フォーマルには向いていません。

礼服はビジネススーツに比べゆったりとしたシルエットです。一見どちらでもよいかと思われがちですが、はっきりとした見た目の違いです。葬儀などの場面で細身のスーツを着てしまうと失礼になってしまいます。

ゆったりとしすぎていてもだらしない印象になっていまいますので、礼服を選ぶ際はきちんと試着をしてから購入しましょう。

ボタン

スーツには縦に一列並んだ「シングルボタン」、縦に二列並んだ「ダブルボタン」があります。見た目の印象がかなり違います。シングルはすっきりとした印象、ダブルはどこか貫禄のある印象を受けます。

ボタンによって格式の違いはありません。どちらが格式高いということはなく、どちらを選んでも構いません。ちなみに礼服の場合のボタン数はシングルでは2つ、ダブルでは6つが一般的です。

生地

生地は大きな違いが出るポイントです。色と光沢に違いがあります。喪服には無地に深い黒で光沢なしの重厚感がある生地が使用されています。

ブラックのビジネススーツですと、喪服よりも薄い黒で光沢のあるポリエステルが使用されています。リクルートスーツも安価なポリエステルが使用されていることが多いです。

重厚感に関しては礼服にはウールなどの上質な素材が使われていることが多いためそのような印象となります。

【シーン別】礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服を使い分け

それでは、具体的なシーン別の礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服の使い分けについてはご存知でしょうか。

それぞれシーンごとにふさわしい礼服があります。いつでも正礼服を着ていれば間違いないと思っていても、実はそれが相手の方の気分を害してしまうこともあります。シーンごとに対する心構えの違いがふさわしい礼服を選ぶ上で大変重要になります。

【葬式】

参列する側は略礼服(ブラックスーツ)が一般的です。喪主や遺族側は正喪服を着用することもありますが、急な不幸があったという意味で略礼服で参列しましょう。

ただし仮通夜は地味な平服でかまいません。突然の不幸にも慌てずに対応できるように、上の喪服とブラックスーツの違いにも書いていますが、深い黒で重厚感のあるブラックスーツを用意しておきましょう。

【面接】

黒や濃紺グレーのスーツを選びましょう。就職活動中の学生へ向けた商品なので、ビジネススーツや礼服とは違い、安価で購入することも可能です。

特に形や色の定義はありませんが、派手なストライプなどは避けたほうが無難です。また、ネクタイは明るい色を使用しても構いません。

ただし派手な柄や大きなドットは避けましょう。シャツも薄い色やストライプは問題ありません。あくまでも爽やかで清潔感のある印象が出るよう心がけましょう。

【結婚式】

男性は白など明るい色のスーツはNGです。男女共に言えることですが、新郎より目立ってしまうからです。タキシードやブラックスーツが相応しいでしょう。

女性はパーティドレスを着用し、男性同様目立ちすぎる白はNGです。また黒いドレスは会場の雰囲気を暗くしてしまうのでボレロやアクセサリーで刺し色を加え、華やかさを演出しましょう

あくまでも新婦に花を添える役割だと心得ておきます。また、女性だとワンピースを着る方も多いです。その場合は挙式では昼夜問わず肩が出る服はNGなので、ボレロなどを羽織りましょう。夜の披露宴では肩の出るデザインでも構いません。

【卒業式】

正装である礼服、略礼服、セミフォーマルな服装を心がけます。ワンピースでもジャケットを羽織るなどして正装をします。ジャケットは襟がなくても構いません。

礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服のクリーニング代は?

久しぶりに礼服を着る際に変色や虫食いがあったなんてこともあります。礼服は少ない機会でしか着用しないからこそ、変色、虫食いなどを防止するためにも一回着たらクリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングすることで防カビ・防虫加工もできるためです。

費用ですが、礼服・喪服をクリーニングに出すと、他のスーツよりも高い料金になる場合がほとんどです。これは他のスーツとは別のクリーニング工程を施しているためです。

礼服には上質な素材が使用されている場合が多いので、丁寧な工程がされていたり、喪服の場合は深い黒で何度も染色されているので個別にクリーニングする必要があるためです。

相場はスーツが1,000円前後なのに対して、礼服は少し割高な1500~2500円くらいです。礼服は長く大切に着られるようこまめな手入れを心がげ大切に取り扱いましょう。

礼服を用意して大人の余裕を持ちましょう

マナーに配慮した服装を心がげる

礼服・スーツ・リクルートスーツの違いはお分かり頂けたでしょうか。TPOを弁えるのは社会人のマナーです。見た目で判断されてしまう事もあります。「自分さえよければいい」「個性を主張したい」などの思いは違います。

ビジネスでは見た目のおしゃれさやかっこよさが、好印象を与えることができますが、あまりにも派手なデザインやカジュアルな印象だと信頼感がないと思われてしまいます。

余裕のある素敵な社会人になるには?

日常生活では自分が良ければどんな服装でもできます。しかしフォーマルな場面では違います。マナーというものが求められます。マナーのある人は常に相手の立場に立てる人という印象を与え、大人な余裕が感じられます。

今回は礼服・スーツ・リクルートスーツ・喪服の違いについてご説明しましたが、シーン別に一式用意することは難しいです。

急な不幸や結婚式があった場合などは慌てて用意することができないこともあります。間に合わせの服装で対応しなければならなかった場合、失礼な印象を与えてしまうことにもなりかねません。

ブラックスーツがあれば安心!

もしものときに備えておくのであれば、礼服としてブラックスーツを用意しておけば安心です。冠婚葬祭、さまざまな場面で着まわすことができます。社会人としての常識、マナーに配慮した服装をすることはフォーマルシーンでも大人の余裕が生れます。どんな時でも余裕がある素敵な社会人を目指しましょう。

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