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パイナップルのカロリー・ダイエットに向いているか|ケーキ

更新日:2020年08月28日

フルーツダイエットのひとつとしてものパイナップル。でお、本当にダイエットにパイナップルは向いているのでしょうか?ここでは、パイナップルのカロリーや他の製品のカロリー、パイナップルがどうしてダイエットに向いているか、ご紹介します。

パイナップルのカロリー・ダイエットに向いているか|ケーキ

パイナップルのカロリーは?

フルーツを食べるダイエットは、さまざまな種類があります。バナナ、キウイ、いちごなど様々です。その中でも、有名なフルーツダイエットのひとつに、パイナップルダイエットがあります。

パイナップルのカロリーと栄養素

文部科学省の食品成分データベースによると、生のパイナップルのカロリーは、100gで 53kcalです。この中には、 45%の廃棄分、つまり皮を含んでいます。一般的には、パイナップル100gといえば、よく見るパナップルの一口大カットで5切れほどになります。パイナップルの皮を除き、1個分の食べられる部分だけで言えば、だいたい250kcalくらいになるでしょう。

カロリー以外の成分データとしては、パイナップル100gあたり、たんぱく質が0.6g、脂質は0.1g、炭水化物は13.4gです。数字だけみると、パイナップルは炭水化物が多いですが、水分率も85%と多めです。つまり、重量あたりのカロリーで考えると、そこまでカロリーの高いフルーツとは言えないでしょう。

他のフルーツとの比較は?

そこで少し気になるのが、他のフルーツのカロリーです。それぞれ100gあたりのカロリーは、バナナが86kcal、グリーンの一般的なキウイフルーツで53kcal、いちご34kcal、桃40kcal、みかん45kcal、りんご54kcalです。

これらと比べても、やはりパイナップルはそうカロリーは高くないのがわかります。

パイナップルのカロリーはダイエットにむいている?

パイナップルダイエットが有名になったのは、1987年と、結構むかしの話です。ハリウッド女優のジュディ・マゼルが考案したダイエット法で、「1週間でやせるパイナップルダイエット」という本も出版されています。

この本で紹介されているダイエット方法は、かなり細かくメニューが決められていて、そのストイックさに驚くのではないでしょうか。気になる方は読んでみてください。

しかし、カロリーがそう高くないパイナップルは部分的にダイエットに取り入れるのに向いています。それは、パイナップルのカロリーだけでなく、パイナップルに含まれる2つの酵素にもダイエット効果が期待できるからです。

ダイエットにいいパイナップルの酵素:クエン酸

クエン酸は、フルーツなどに含まれる酸味成分です。スポーツドリンクなどにも加えられている成分ですし、お掃除などにも使えるクエン酸入りの洗剤、また化粧品などにも加えられている成分でもあります。使い回しができる酵素とも言えます。

パイナップルからクエン酸を摂取することで、疲労回復、血流改善、美肌などの効果が期待できます。誰でも、キレイになりつつダイエットしたいので、美肌は嬉しい効果です。また、血流が良くなることは、基礎的な消費カロリーのアップも望めるので、これも嬉しい効果です。

ダイエットにいいパイナップルの酵:ブロメリン

パイナップルには、耳慣れない酵素ブロメリンも含まれています。これこそが、パイナップルがそう高くないカロリーだけでなく、ダイエットにいいフルーツだと言われる理由です。

完熟したパイナップルを食べた時に、舌や口の中にピリピリした刺激を経験したことがありませんか。この刺激は、パイナップルの酵素ブロメリンからきています。

ブロメリンは、パイナップル特有の消化酵素で、たんぱく質を分解する働きがあります。60度程度で効力を失ってしまう加熱には弱いブロメリンですが、たんぱく質を分解するこの性質をポークなどのお肉の下準備に使われます。

ブロメリンは、体内でもたんぱく質を分解してくれます。腸内で働いて、下痢などの消化器系の問題を改善する整腸作用があります。また、関節痛などにも効果があります。

パイナップルはカロリーより酵素に注目!

このような理由から、パイナップルはカロリーよりも、独特な酵素にダイエット効果を期待すべきでしょう。ただし、ブロメリンは加熱には弱いのをお忘れなく。

健康的なダイエットでは、低カロリーだけにこだわるのではなく、カラダの中からキレイになるような食品を選ぶことも大切です。だからこそ、パイナップルは部分的にでもダイエットに取り入れるのに最適です。

フレッシュなカットパイナップル以外のもののカロリーは?

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初回公開日:2017年12月06日

記載されている内容は2017年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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