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【男女別】結婚式のハンカチの折り方・おすすめの色・マナー

Author nopic iconしゃムゾー
冠婚葬祭 / 2018年04月19日
【男女別】結婚式のハンカチの折り方・おすすめの色・マナー

結婚式にハンカチを意識してみましょう!

結婚式というのは一般的に、人生のなかで最も素敵な晴れ舞台のひとつとされています。自分が新郎として結婚式を挙げたり、上司・友人・後輩などの結婚式に招待されるなんていうこともあるでしょう。

結婚式に参列するとき、あなたはどのようなファッションで参加しますか。フォーマルな服装、無難な服装、ちょっとおしゃれな服装といろいろな選択肢があります。しかし、今回はハンカチに目を向けてみましょう。結婚式に参加するとき、胸元を美しくハンカチで彩れば、周りと差をつけることができます。

ぜひ、ハンカチでいつもと違う時間を楽しんでみましょう。

ハンカチとハンカチーフとポケットチーフ

結婚式でのハンカチを述べるまえに少し寄り道をしましょう。まず、言葉についてです。ハンカチーフやポケットチーフといった言葉を目にしまいすが、これら違いについてまずは説明させていただきます。

ハンカチーフというのはハンカチの正式名称です。ハンカチーフを略して、いまのわたしたちはハンカチと呼んでいます。

対してポケットチーフというのは、ハンカチの一種ですが、素材や用途によってポケットチーフと呼ばれています。ハンカチの素材は綿が主流で、手を拭いたりする用途につかわれます。

しかしポケットチーフの材質は絹や麻です。しかも用途は、拭くことではなく飾る、つまり胸元のポケットにさして飾るためにあります。大きさも、装飾的な折りかたに対応するために、一般的なハンカチよりも大きめにつくられています。

この記事ではハンカチに統一します

しかしポケットチーフもハンカチーフの一種であるため、今回はハンカチ呼びで統一させていただきます。

ではつぎに、ハンカチの歴史をみて、ハンカチというものがどのようなものなのかを理解しましょう。

ハンカチの歴史


ハンカチがいつ生まれたのか。それは定かではありません。

紀元前3000年のころ、エジプトのダシュール王女の墓から麻の布切れが発見されており、それがハンカチの役割をしていたのではないかといわれています。紀元前700年頃のペルシャでは、ハンカチを持てるのは王族の男性だけでしたハンカチは気高さの象徴とされ、使われる素材も最高級のものばかりでした。

中世にハンカチが一般化

中世にはいるとハンカチは、ヨーロッパのあちらこちらで婚約のしるしとしての役割を担うようになりました。中世ヨーロッパの時代になると、ハンカチは結婚のしるしとしての役割をもつことになりました。現在の婚約指輪に似ています。

また、この時代になるとハンカチはヨーロッパを中心にして一般に普及しはじめます。もちろん男性だけでなく女性もつかうようになりました。一般に普及するのと同時に、ハンカチの素材にもさまざまなものがつかわれるようになりました。装飾を施された可愛らしいハンカチも登場するのもこの時代です。

エチケットとしてのハンカチ

17世紀には、ますますハンカチが愛というものと密接に関係するものとなりました。贈り物や愛の証や、こっそりと会うときの約束など、ハンカチの用途はさまざまです。

さらに、このあたりになるとエチケットとしてのハンカチという認識も出現しはじめました。

18世紀にハンカチは正方形へ

18世紀末、かの有名なマリー・アントワネットが、ハンカチを正方形のかたちに統一しました。なのでマリー・アントワネットの誕生日である11月3日は「ハンカチの日」とされています。

19世紀に綿の時代へ

19世紀より、綿が世界を駆け回ります。綿は麻よりも加工しやすく安価なので、ファッション色が強くなったハンカチの素材として広くつかわれることになりました。

日本への普及

1880年あたりのいわゆる鹿鳴館外交の時代より、日本人のハンカチの普及率は急激に上昇しました。1886年ごろには、女学生のあいだで首にハンカチを巻くのが流行しています。

胸ポケットにハンカチというスタイル

結婚式などの晴れ舞台でハンカチをいれるのは胸ポケットがかっこいいです。しかし胸ポケットというのは、実は最近までその存在がなかったものです。それまで人々が着ていたフロックコートや燕尾服のジャケットには、胸ポケットなんてありませんでした。

胸ポケットが出現しはじめたのは、19世紀半ばのチェスターフィールドコートからといわれています。しかもこのころ、ジャケットやコートの胸ポケットにいれていたのはハンカチではなく、手袋でした。

1920年代になると、やっとハンカチをいれるための胸ポケットが取り入れられるようになります。これにより紳士たちのあいだで、装飾として胸ポケットにハンカチをさすという風習が定着します。

結婚式のハンカチの折り方・たたみかた

さて、ハンカチについてざっと説明したところでここからが本題です。結婚式を挙げる、または参加するというときに、胸ポケットにハンカチ(※ポケットチーフ)をさすと、胸元が華やかになります。またとない結婚式という祝いの席に、ぜひハンカチのさしかたを学んでください。

TVホールド(スクエア)

基本となるTVホールド(スクエア)を紹介します。

ハンカチの折りかたで、最もベーシックで絶対に覚えておかなければならない折りかたがTVホールドです。単純にスクエアとも呼ばれます。結婚式はもちろん、パーティーやビジネスシーンにまで使える折りかたです。

➀縦に半分に折る。

➁横に折る。これで四つ折りになります。

③ポケットの幅に合わせるように、両端を折りながら調整して三つ折りの状態にします。

④ポケットからポケットチーフが2cmくらいがでるように、下端を折って調整します。

トライアングラー(トライアングル)

つぎはトライアングラー(トライアングル)という折りかたを紹介します

トライアングラー(トライアングル)はTVホールド同様、結婚式を含めさまざまなシーンでつかうことができます。また、三角形の頭が顔をだすトライアングラーは、TVホールド(スクエア)よりもカジュアルな、スリーピークスよりもフォーマルな印象が与えられるという凡庸さがあります。結婚式にはもってこいです。

➀縦に半分に折ります。

➁横に半分折ります。これで四つ折りの状態です。

③ポケットチーフをひし形に置いて、ポケットの幅に合うように調整しながら対角線上の角の2か所を折ります。

④ポケットチーフの三角形の部分が外から見えるように、下端を調整しながら折ります。

スリーピークス

つぎはスリーピークスという折りかたを紹介します。

おもしろい形でありながら、胸元に飾るとフォーマルな印象を持たせることができる折りかたです。礼装にはよくつかわれています。スリーピークスとは3つの山頂(Peak)という意味から由来しています。胸ポケットからでるポケットチーフのかたちがそっくりです。

フォーマルですが、見た目の華やかさもあるので結婚式などの祝いの席でもピッタリな折りかたです。

➀ポケットチーフをひし形に置きます。

➁三角になるように対角線で折ります。

③もう一度、こんどは垂直二等分線で折って、ひとまわり小さな三角形をつくります。

④三角形の重なった頂点をすこしずらして、2つの山頂(Peak)をつくります。

⑤2つの山頂の反対側の頂点を2つの山頂のところにいくように折って、3つの山頂をつくります。

⑥ポケットに合うように、出っ張りを折って調整します。

パフ

つづいては、パフの折りかたを紹介します。

胸元にあると柔らかな印象を与えることができる、とてもカジュアルな折りかたがパフです。結婚式の2次会など、カジュアルな場ではとてもおすすめです。スリムなスーツに合わせると全体的にちょうどよくなります。

➀ハンカチの真ん中がポケットから出るように、ポケットの幅と深さに調整しながらポケットにさします。

➁ポケットから出た真ん中のふくらみを少しだけつぶして、ちょうどいいシワが見えるようにします。

クラッシュ

最後にクラッシュという折りかたを紹介します。

クラッシュはパフと同様、とてもカジュアルな印象を与える折りかたです。こちらも、結婚式後の披露宴などのカジュアルな場には最適です。

➀パフをつくるように、ハンカチの真ん中をふくらませる感じにします。

➁パフに折られたポケットチーフを上下逆さまにして胸ポケットにさします。

③ポケットチーフの4つの角がふんわりとポケットから見えるように調節します。

男性・女性別!結婚式でのハンカチの色

さて、結婚式にゲストとして呼ばれました。さっそく、胸にハンカチをさして参加してみようとあなたは思い立ちます。しかし、色はいったいどう選べばよいのでしょうか。

男性

男性の胸元のハンカチでまず真っ先に思い浮かぶのは白色のハンカチでしょう。

たしかに白というのはハンカチの歴史で古くからある色ですし、基本というかんじがします。結婚式に参加する際に白色を選ぶひとはおおいはずです。

白色のハンカチ

なぜ白色のハンカチというイメージが強いのでしょうか。

また歴史に振り返ります。1920年代にジャケットの胸ポケットにハンカチという装飾のかたちが紳士たちのなかで定着しはじめます。このとき、胸ポケットにハンカチというかたちは、ブルジョワジーと呼ばれる富裕層にひろくつかわれました。

なかでも、燕尾服やフロックコートの胸ポケットにハンカチをさすときに、白色の麻のハンカチがつかわれることがおおかったのでだんだんと一般的に、胸ポケットに白ハンカチがフォーマルだという概念が生まれたとされています。

ですので、結婚式にはまず白色のハンカチを選んでおけば間違いはありません。また、素材はスーツなどにあうように光沢のある絹を選ぶのがよいです。

現代ではもっと色は自由に

しかし、結婚式のあとの披露宴や二次会でも白色じゃつまらないと思うひとも最近はおおいです。なぜなら、ハンカチの色もいろいろな色が揃っているし、また、スーツの色やシャツの色もさまざまですから、もっと自由に色を遊べるようになったからです。

~ハンカチの色選びの基本!~

結婚式、もしくは結婚式後の披露宴や二次会のときのハンカチの色を選ぶとき、服装の色味と合わないものをもってきては台無しです。胸元の一部分であれど、相手の視界にはいりやすい部分ですから、全体的な調和をみて判断しましょう。

基本的な選びかたは4パターンあります。

➀ネクタイとおなじ色
➁ワイシャツとおなじ色
③ネクタイ・ワイシャツとおなじ色で異なる柄
④ネクタイの色の補色

女性

女性の場合でも、結婚式では白色が基本とされています。とくに女性はドレスを着ることがおおいので素材も絹などの光沢のある生地を選ばれるひとがおおいです。レース付きでも構いません。

結婚式後の披露宴や二次会などでのハンカチは柄がはいっていたりしてももちろん大丈夫です。しかし、黒色は原則避けましょう。

色はドレスに合うように

ハンカチの色は、せっかくドレスを着ていますから、ドレスの色に合うような色を持っていきましょう。ドレスとおなじ色であったり、下記で説明している補色を選ぶとよいでしょう。

補色とは?

補色についてですが、補色というのは色のコーディネートにおいてとても重要かつ便利な色です。

色と色があわないときというのは、色同士が目立ちすぎてケンカしている状態です。そこで片方の色をもう一方の補色にすると、正反対の色に見えて実はおたがいを引き立たせてくれる良い関係が生まれます。

色のあわせかたに困ったときは、色相環をみて選んでみるのもよいでしょう。

結婚式で新郎におすすめのハンカチ

結婚式での新郎はハンカチをどのように用意すればよいのでしょうか。

新郎は参加者と違って、ハンカチの用途がおおいです。もちろん手を洗ったときや涙を拭くときにや口を拭くときにつかうのは変わりませんが、新郎のハンカチには結婚式ならではの特別な役目があります。

新郎のハンカチは新婦の涙のために

新郎のハンカチの特別な役目というのは、新婦の涙を拭くという役目です。どういうことかといいますと、結婚式で新婦がご両親に手紙を読むシーンにおいて、新婦は両手で手紙を持って読んでいます。そのとき、感情があふれて涙をながす新婦の涙を拭いてやるのは、新郎の、いや、新郎のハンカチの役目です。

主役はハンカチにも注目がいく

新郎新婦は結婚式では主役ですから、かならず全員の注目がそそがれます。ハンカチひとつでさえも、参加者は見ています。

そこで、やはり、基本となる白色のハンカチがベストとなります。また、新郎新婦はライトにあたることがおおいので、光沢感のある絹のハンカチを選べば、キリッと映えてくれます。

おすすめのハンカチ

ハンカチはいろいろなところで売られています。紳士服のお店にはだいたい置いてあるでしょう。白色の雰囲気や光沢感などを自分の目でみて、また、ライトにあててみて選んでみるのもおもしろいです。レースはついてないほうが良いでしょう。

結婚式のハンカチの入れ方

結婚式の主役、新郎のハンカチですが、先ほど紹介した5つの折りかたのなかでもフォーマルな折りかたのTVホールド・トライアングラー・スリーピークスを選択しましょう。

また、ライトに照らされたり、涙を流したり、緊張で汗をかいたりというようなことに備えて、胸の1枚だけでなく、もう2枚くらいを用意しておくと便利です。

胸にはフォーマルな折りかたで

上記のとおり、結婚式の主役の新郎はフォーマルな折りかたでハンカチを胸ポケットにいれます。

➀TVホールド

➁トライアングラー

③スリーピークス

これらのフォーマルな折りかたのうちのどれかを選びましょう。また、結婚式本番で手こずらないように事前に折りかたを練習しておきましょう。

結婚式の花嫁のハンカチ

結婚式の主役のもうひとり、新婦である花嫁のハンカチはそうすればよいのでしょうか。

新婦の場合も、新郎と同じく基本的な白色の絹のハンカチを選んでおきましょう。新郎は装飾のないものが好ましいですが、新婦の場合は華やかなウエディングドレスに身をつつんでいるので、レースなどの装飾にあうようにレース付きのハンカチを選ぶのが良いです。また、結婚式という晴れ舞台の涙を拭くために、新婦も2、3枚は用意しておきましょう。

ちなみに新婦の涙は、海外では涙は Happy tearsや Last tears と、人生最後の幸せの涙と呼ばれています。

結婚式のハンカチのマナー

結婚式でのハンカチのマナーをまとめます。

まずは結婚式の参加者からです。

参加者のハンカチのマナー

男性の場合は、まず胸ポケットにハンカチをいれるときの折りかたに注意します。結婚式の場ではフォーマルな折りかたである、TVホールド・トライアングラー・スリーピークスを基本的に選びます。崩し過ぎなければパフでも良いですが、フォーマルな場なのであくまでもフォーマルに行きましょう。

色は、結婚式には基本となる白色や控えめな色をさしていき、結婚式後の披露宴などには、ワイシャツやネクタイとおなじ色や補色をさしていくという使いわけをしても構いません。

女性の場合も、結婚式には基本の白色か控えめな色を選んで、披露宴で違う色にしても良いです。ハンカチの色変えはメリハリがつくのでおすすめです。

ハンカチの素材ですが、タオル生地はおすすめしません。やはり絹や麻やなめらかな綿が良いです。女性はレース付きでも大丈夫です。

新郎新婦のハンカチのマナー

結婚式の主役、新郎新婦はさきほど述べたように、参加者全員の視線をあつめる存在です。また、ライトにも照らされるため、ハンカチは白色の光沢のある絹のほうが映えます。

また、新郎はカジュアルさよりもフォーマルさを重視します。ですから、折りかたもフォーマルなタイプを変えないというのも良いです。

そして、新郎は新婦の美しい涙をハンカチでそっと拭ってやることをを忘れないようにしましょう。

ハンカチは超万能アイテム

ハンカチの装飾効果について今回はまとめさせていただきました。

ハンカチは普段の生活では、ポケットにしまっておいて、トイレで手を洗うときに出して拭いてポケットにつっこむといったあまり他人の目には触れない存在ですが、結婚式のような晴れ舞台ではその存在がとびきりおおきくなります。

また、自分の服装に合った色・素材・折りかたのハンカチによって、印象をガラッと変えることもできます。

ハンカチで美しく時間を彩って、最高の瞬間を味わいましょう。