人生観が変わる本・映画
ジブリ作品だけでも『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』など衝撃的な感動を与える傑作が何本もあります。
邦画でも『ALWAYS三丁目の夕日』『時をかける少女』『Wの悲劇』など感涙押さえ難い名作がたくさんあります。心が洗われる作品に出会い、涙を流しながら生き方を見つめ直すのは、本当に素晴らしい時間です。映画には人生観を変える力が確かにあります。
メル・ギブソン主演『ブレイブハート』
メル・ギブソン主演の『ブレイブハート』は、1995年公開の映画です。監督もメル・ギブソンが務めました。主人公のウィリアム・ウォレスは実在の人物です。スコットランドの英雄として今も語り継がれています。ウィリアム・ウォレスの一挙一動は、人生観を変えるほどの衝撃があります。
敵からは野蛮人と言われるほど勇猛で、しかし何ヶ国語も話せるほど語学に堪能なウォレスは、まさに知勇兼備の闘将です。恐れる味方の兵士を鼓舞し、勇敢にさせてしまうほど雄弁で、戦となれば常に先頭に立って敵陣に突入する獅子のごとき猛将です。王女とのラブストーリーも感動的です。
ロバート・デ・ニーロ主演『ミッドナイト・ラン』
映画は時に、主人公に影響を受けて、人生観をも変えてしまうほどの衝撃的感動に出会うことがあります。この『ミッドナイト・ラン』のデ・ニーロは本当にカッコイイです。これぞ男の生き様、これが本当にカッコイイ男と痛感してしまうシーンの連続です。
ストーリーの面白さも大切ですが、主人公の魅力は映画の生命線です。主人公に魅了されて人生観を見つめ直してしまうのも映画の醍醐味です。カッコイイ男といえば『リーサル・ウェポン』のメル・ギブソンや『レオン』のジャン・レノも本当にカッコイイです。
シルヴェスター・スタローン主演『ランボー』
1作目の『ランボー』では、サバイバルナイフを使っての接近戦が本当に凄味があります。鍛え抜かれた肉体と無駄のない動きのゲリラ戦は、瞬き禁止でスリル満点です。コンピューターをM16で破壊するシーンには、痛烈なメッセージを感じます。
『ランボー』シリーズは、激しいアクションと共に、常に強烈なメッセージが込められています。たった一人で闘う姿にも、人生観を揺さ振る生き様を感じます。ジョン・ランボーの一挙一動は、プロの仕事のお手本にもなり、人生観を変える映画として欠かせない一本です。
ランボーのもっている哀愁と人間離れした戦闘能力。
そしてそのバックグランドにあるベトナム戦争の悲劇。
普通人間離れした戦闘能力をもった人間が出てきた時点でドラマとしてはリアル感が薄れるのですが、この作品の場合に限ってはどれもがうまく調和してとても人間味のあるドラマになっています。
もちろんアクションとしても1流の出来で劇中の怪我のシーンは本物で本当に自分で針で縫っていると知った時はランボーやっぱスゲーと改めて感心しました。
吉川英治著『三国志』
張飛と関羽は、若き無名時代から「俺が世の中を変えてみせる」という情熱に燃えていました。この自信が素晴らしいです。武勇最強の呂布も、智謀の将・曹操も、そして人徳有数の劉備玄徳も、高い志を抱いていました。『三国志』を読むと自然にスケールが大きくなります。
物語が少し進んでから大軍師・諸葛孔明が登場しますが、本当に衝撃的なインパクトです。孔明、曹操、張飛、関羽、趙雲など好きな武将を追いながら、人生観を見つめ直す読書は至福の時間です。吉川英治著『三国志』は本当に素晴らしい傑作です。
司馬遼太郎著『竜馬がゆく』
坂本龍馬の生涯を描いた物語ですが、剣術の腕は日本で有数にも関わらず、竜馬は刀を抜きません。竜馬が刀に手をかけるだけで皆飛び退きます。その凄味が劇的です。抜群の行動力と交渉という非暴力闘争が竜馬の魅力です。斬り捨て御免の時代だからこそ竜馬の戦い方が光ります。
水面下で世の中の底辺を変え、歴史を動かした竜馬の生き様を見て、読者の多くが我も我もと大志を抱きました。最後は暗殺というのもドラマチックです。大袈裟ではなく確実に人生観が変わるほど影響力のある物語です。勝海舟や西郷隆盛など他の重要人物も魅力的に描かれています。
司馬 遼太郎氏の小説によって 坂本竜馬の人間性や時代に引き込まれてゆくのですが、
これは 本当に竜馬自身の人間性の魅力なのか、作者 司馬氏が創りあげた人間性の
魅力なのかと判らなくなるほど。 竜馬の生きた時代の日本も想像できて おもしろい。
人生観が変わる場所・旅
ポーランドへ行き「アウシュヴィッツ強制収容所」を見学して、激怒と共に人生観を変えた人もいます。アイスランドで光のカーテン・オーロラなど大自然に触れて、広大な心で日本に帰国した人もいます。トルコのイスタンブールで洋の東西の融合を目の当たりにして、異文化を学んだ人もいます。
芸術の都・パリの街並みは、まさに芸術的です。中国の万里の長城は、悠久の歴史の流れを感じさせます。6000キロメートルの長城は圧巻です。世界で有数の大都会・アメリカ・ニューヨークは時間の速度が違うと感じます。人生観を揺さぶる感動的な場所は世界中にあるでしょう。
精神の大国・インド
実際にインド旅行から日本に帰国した人が「世界の見方が変わった」「カルチャーショックを受けた」「住む世界が違う」と内面を揺さ振る経験をしています。日本人の感覚では付いていけないことがある国なので、人生観を変えるほどの刺激を求めている人には最適な旅先でしょう。治安は決して良くありません。
人生観についての作文の書き方・例
人生観とは、どういう人生を歩むのかという生き方なので正解はありません。人生観は十人十色です。ありきたりな優等生発言の作文よりも、他の誰も書くことがない独創的な内容の方が斬新に映るし、読み手にとっても面白い作文になるでしょう。
人生観についての作文の例文
以前は「見返してやる」「人を蹴落としてでも上へ」という野心が旺盛でした。人生の急坂を駆け上がる時には、そういう闘争心が必要だと考えていました。しかし今は「人の不幸を土台にして自身の幸福を築くことは絶対にできない」という人生観をつかみました。
我が家が皆健康で裕福でも、隣人が不幸のどん底ならば我が家の安全も保障されません。我が家だけの幸福も、我が国だけの平和もあり得ません。人のために行動する時の生命の躍動は新しい発見でした。自他共の幸福に生きるという人生観を確立してからは、充実した日々を送っています。
人生観についての名言・言葉
「束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。逆境があるからこそ、私は走れるのだ。涙があるからこそ、私は前に進めるのだ」
フランスの大詩人・ヴィクトル・ユゴーも示唆に富んだ名言を残しています。「用心は英知の長男である」「笑い声は太陽。人々の表情から冬を追い払ってくれる」「労働は生命なり。思想は光明なり」
「海よりも雄大な光景がある。それは天だ。天よりも雄大な光景がある。それは良心だ」「第一歩は何でもない。困難なのは、最後の一歩だ」「友よ、逆境にあっては常にこう叫ばねばならない。希望、希望、また希望と」
坂本龍馬の名言
「藩じゃとか大殿様じゃとかの御意向をいちいち気にしていては、世の中の大事は成らぬ」「相手を説得する場合、激しい言葉を使ってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない」「人として生まれたからには太平洋のようにでっかい夢を持つべきだ」
人生観が変わる体験
最初は何度挑戦しても波に乗れずに、海に落ちる経験を繰り返します。それでも挑戦を続けながら「どうすれば波に乗れるか」を考え、忍耐力と集中力が鍛えられます。苦労すればするほど、初めて波に乗れた時の感動が大きくなります。この経験は人生観にも繋がります。
一つ目の波はパスして、次の波を待ち「よしこの波だ」という見極める判断力と眼力を養えます。サーファーには、お互いに助け合い、応援し合うという暗黙の了解があります。海の上は競争社会ではなく思いやり社会です。譲り合いのどんまい精神という人生観を形勢します。
高度4000メートルからのスカイダイビング
いざ飛ぶとなると恐怖心から躊躇しましたが「飛ばない豚はただの豚だ」という紅の豚の渋い声が脳内に響き渡り、背中を押してくれました。飛行機から大空へダイブしましたが、風の抵抗の凄さと息苦しさで景色を楽しむ余裕などありません。
いよいよパラシュートが開き、上空から見る青い海は最高です。落下する時は飛行石の光を見ながらゆっくり降りていくパズーとシータのイメージを予想していましたが、実際は富士急ハイランドのドドンパです。地上に着地してからのハイテンションと飛んだという自信は格別です。
面接で人生観についての答え方
面接をする会社のことをよく調べ、どういう人材を求めている会社なのか企業研究することが大事です。斬新な発想をする個性的な人材を求めている会社なら「人の役に立ちたい」というありきたりな優等生発言はマイナスになります。
他の人が言わない独創的な人生観を披露するのも手です。入社後に活躍できる人材か否かを見ているのは確かです。面接用に準備したような答えではなく、自信満々に確固たる信念や理想の人生を堂々と語るのは印象として残るでしょう。
「人生観」と「仕事観」の違い
職場の第一人者を目指すのも仕事観です。誰よりも早く出社し、自発的に清掃し、時間前から仕事の準備をする人もいます。妥協なく高いクオリティを追求し、常に創意工夫を心がけ、徹底的に没頭することに喜びを感じる人もいます。仕事観で仕事への取り組み方が変わります。
「人生観」と「価値観」の違い
人生観を人に押しつけないのも人生観です。価値観が異なる人とも友好を結ぼうと努力するのも人生観です。そして、人生観も価値観も、新しい出会いや経験によって変わることがあります。
人生観を変える感動を追い求める生き方
人生観は変わります。10代の時と30代の時と人生観が変わっているのは珍しいことではありません。人は、劇的な出会いや経験で人生観が変わることがあります。一冊の本でも、一本の映画でも、人生観を変えるほどの感動と巡り会う時があります。
「不惑の40」と言われるように、40歳が自己完成の目安です。しかし、50代になっても「今が成長期」と言える生涯青春の生き方も素晴らしいです。常に人生観を変えるほどの感動を追い求めるのも、素敵な生き方です。