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【シーン別】ご芳名の消し方|葬儀/ビジネス/結婚式招待状

Author nopic iconキッポ
カテゴリ:冠婚葬祭

初回公開日:2017年12月12日

更新日:2020年07月17日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【シーン別】ご芳名の消し方|葬儀/ビジネス/結婚式招待状

「ご芳名」ってどんな意味?

「ご芳名」(ごほうめい)とは、「お名前」を丁寧に言った言葉のことです。相手を敬った言い方の「芳名」に、さらに丁寧語の「ご」を付けたのが、「ご芳名」です。

本来は「ご芳名」は二重敬語となり誤った表現ですが、今では「ご芳名」は広く一般的に使われる語句となっています。

どうして「ご芳名」を消さなくてはいけないの?

「ご芳名」は、氏名のことを自分に対して相手が敬った言い方となっていますので、こちらから返信する際には消しておかなければ相手の方に失礼となってしまいます。必ず、「ご芳名」を消したかチェックをしてから返信を送るようにしましょう。

この記事では、シーン別での「ご芳名」の消し方についてご紹介していきます。

葬儀での「ご芳名」の消し方は?

葬儀に参加する際には、芳名帳や芳名カードに自分の氏名や住所などを記入することになります。その際「ご芳名」という欄があれば、「ご芳名」を消した方がより丁寧です。消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線で消して、「名」だけにします。

なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣には「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」も敬った丁寧な表現となっていますので、「ご芳名」と同じく消して良いでしょう。

「ご住所」の消し方は、「ご住所」の「ご」を斜めの二重線で消して、「住所」だけを残します。

葬儀の場合は「ご芳名」を消さなくても良い?

葬儀での芳名帳や芳名カードは、受付でスムーズに参列者の情報を記録するためのものですので、「ご芳名」を消さなくてもマナー違反とはされておりません。

消す場合の消し方の決まりもありませんが、結婚式の招待状などの「ご芳名」の消し方が二重線となっていますので、芳名帳や芳名カードも二重線で消した方が無難と言えるでしょう。

結婚式招待状の返信での「ご芳名」の消し方は?

結婚式の招待状が送られてきた時に、結婚式に出席する際には遅くとも1週間以内には相手の方へ返信をする必要があります。氏名を書く欄は多くの場合「ご芳名」と記載されておりますので、返信をする際には消しておかなければ失礼となってしまいます。返信をする前には必ず確認をしておきましょう。

消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線(定規を使いまっすぐ書きます)で消して、「名」だけを残します。なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣には「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」も敬った丁寧な表現となっていますので、ご芳名と同じく消す必要があります。

「ご住所」の消し方は、「ご住所」の「ご」を斜めの二重線で消して、「住所」だけを残します。

二重線ではなく「寿」の字で消す方法

結婚式の招待状の「ご芳名」を消す際に、二重線ではなく「寿」の字で消すという方法もあります。

消し方は、黒または赤(朱色)のボールペンか筆で「ご芳名」の「ご」と「芳」の字の上に一文字ずつ「寿」の字を重ねて書きます。なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣に「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」は敬った丁寧な表現なので、「ご芳名」と同じ方法で消す必要があります。

「ご住所」の消し方は、黒または赤(朱色)のボールペンか筆で「ご住所」の「ご」の上に「寿」の文字を重ねます。

「寿」で消した方が二重線で消すよりも丁寧な返信方法だといわれています。しかし「寿」という文字は書く際のバランスがとても難しいので、字に自信がない方は二重線で消した方がよいでしょう。

欠席の場合の「ご芳名」の消し方は?

結婚式などの招待状が届いた時にやむを得ず欠席する場合でも、出席する場合と同じく返信の際には「ご芳名」を消す事となります。

消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線(定規を使いまっすぐ書きます)で消し、「名」だけを残します。なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣には「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」も敬った丁寧な表現となっていますので、「ご芳名」と同じく消す必要があります。

「ご住所」の消し方は、「ご住所」の「ご」を斜めの二重線で消して、「住所」だけを残します。

ビジネスでの「ご芳名」の消し方は?

ビジネスにおいても、メールや書類で氏名を書く欄に「ご芳名」と記載してあれば、返信の際に消しておかなければ相手の方に失礼となってしまいます。必ず忘れずに消すようにしましょう。

紙媒体での消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線(定規を使いまっすぐ書きます)で消し、「名」だけを残します。メールの場合は「ご芳名」の「ご芳」を削除し、「氏名」や「名前」と書き換えます。

「貴社名」の消し方は?

メールや書類に「貴社名」と記載してあった場合も、敬った言い方となっておりますので「ご芳名」と同じように返信する際には消す必要があります。

紙媒体での「貴社名」の消し方は、「貴社名」の「貴」を斜めの二重線で消し、「社名」だけを残します。メールの場合は「貴社名」の「貴」を削除し、「社名」だけを残します。

メールでの「ご芳名」の消し方は?

主にビジネスシーンで見られるメールでの「ご芳名」ですが、メールで来た場合でも「ご芳名」は相手を敬った言い方ですので返信の際には消しておかなければ失礼となってしまいます。

メールでの「ご芳名」の消し方は、紙媒体での二重線を使った消し方とは違い、「ご芳名」の「ご芳」を削除し「氏名」または「名前」に書き換えます。

「ご芳名」の他に「ご住所」や「貴社名」などがあった場合は、「ご芳名」と同じく丁寧語の部分を消す必要があります。その場合、「ご」や「貴」を削除し「住所」や「社名」を残したり、書き換えるなどして、相手の方への失礼のない言い回しに直します。

横書きでの「ご芳名」の消し方は?

近年、結婚式の招待状などで増えつつある横書きでのはがきですが、横書きで「ご芳名」と書かれてあった場合でも、縦書きの「ご芳名」と同じく消す必要があります。消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線(定規を使いまっすぐ書きます)で消して、「名」だけを残します。

なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣には「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」も敬った丁寧な表現となっていますので、「ご芳名」と同じく消す必要があります。

「ご住所」の消し方は、「ご住所」の「ご」を斜めの二重線で消して、「住所」だけを残します。

はがきでの「ご芳名」の消し方は?

結婚式や懇親会などの招待状は、多くの場合はがきで届きます。その際、正しく「ご芳名」を消さなければ相手の方に失礼となってしまいますので、返信する前に必ずチェックをしてから送るようにしましょう。

消し方は、「ご芳名」の「ご芳」を二重線で消して、「名」だけを残します。なお、多くの場合「ご芳名」の欄の隣には「ご住所」という欄が用意されています。「ご住所」も敬った丁寧な表現となっていますので、「ご芳名」と同じく消す必要があります。

「ご住所」の消し方は、「ご住所」の「ご」を斜めの二重線で消して、「住所」だけを残します。

ご芳名を二重線で消すときは定規を使う

「ご芳名」の「ご芳」を消して「名」だけを残す時には二重線を使いますが、その際には必ず定規を使ってまっすぐな線を引くようにしましょう。フリーハンドで曲がった二重線では、相手の方にぞんざいな印象を与えてしまい失礼となってしまいます。

結婚式の招待状の場合は二重線の代わりに「寿」で消すことも!

結婚式の招待状の「ご芳名」を消す際に「寿」の字で消す方法があります。消し方は、黒または赤(朱色)のボールペンか筆で「ご芳名」の「ご」と「芳」の字の上に一文字ずつ「寿」の字を重ねます。

「寿」で消した方が二重線で消すよりも丁寧な返信方法ですが、「寿」という文字はバランスがとても難しく、見た目が汚くなる場合があります。字を書く腕に自信がない方は、二重線で消した方が無難と言えるでしょう。

なお、「寿」が使えるのは結婚式の招待状の返信のみです。その他では使えませんので注意してください。

「ご芳名」を消すのは大事なマナーの一つです

「ご芳名」は「お名前」を敬った丁寧な言い方です。相手の方から自分への、心のこもった言い回しです。そのため、返信をする際に「ご芳名」を消さないのは大変失礼な行為にあたります。「ご芳名」を正しい方法で消すことで、相手の方の丁寧な心遣いを敬うことができます。

返信をする際には必ず「ご芳名」や「ご住所」などの丁寧語の部分を消してください。そして、正しく消されているかをもう一度チェックしてから、返信するようにしましょう。