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【髪型別】かんざしの付け方|ロング/ショート二股/ゴム

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カテゴリ:ヘアスタイル

初回公開日:2018年01月14日

更新日:2020年03月05日

記載されている内容は2018年01月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【髪型別】かんざしの付け方|ロング/ショート二股/ゴム

日常でも使えるかんざし

着物や和装を楽しむ時に、必ずといっていいほど登場するかんざし。このかんざし、女性なら一度はつけてみたいと思う人が多いはず。最近ではかんざしも和装だけではなく洋装にも合わせて楽しめるデザインのものが増えており、普段使いでも楽しめるようになりました。
 
そんなかんざしですが、棒一本だけで髪を飾るものであるため、使い方が難しそうというイメージが先行し、残念ながらまだまだ世の中に浸透はしていません。
 
今回は、そんなかんざしについて、どのような種類があるのか?使い方はどんなものなのか?を詳しく紹介します。かんざしの基本の使い方を見るとわかることですが、かんざしで髪をとめるのは意外と難しくありません。一見難しそうに思えるかんざしですが、今回の記事を参考に、ぜひともチャレンジしてみてください。きっと、かんざしが普段使いの素敵なヘアアクセサリーになるでしょう。

かんざしの種類

かんざしと言えば、一般的にはカラフルな玉が一つついた玉かんざしを思い浮かべる人がほとんどでしょう。あるいは、つまみ細工の花がついていてとても豪華なものを思い浮かべる人もいます。
 
実は、かんざしと一言で言っても種類がとても豊富で、一般的なたまかんざし、他にもひらうちかんざし、チリカン、松葉かんざしなど、さまざまな種類があり、一つ一つに意味や由来があります。かんざしは日本の伝統的なヘアアクセサリーですが、由来や意味などを知るとまた面白く、かんざしがよりいっそう楽しめるでしょう。

平打簪(ひらうちかんざし)

平打簪(ひらうちかんざし)は、形が薄い事がまず特徴的で、平たい丸い飾りに1本の足がついているものを指します。たまに足が2本のものもありますが、どちらも平打簪という名称で呼ばれます。
 
このかんざしは、武家の女性が主に身につけており、銀製や銀メッキされているのが一般的です。このことから、平打簪は「銀平(ぎんひら)」と呼ばれることもあります。
 
円形の他に亀甲型やひし形、花形などの形もあり、透かし彫りなどが施されていてシンプルながらにとても華やかです。現在でも、この平打簪は人気のかんざしで、プラスチック製や樹脂製などで作られるようにもなりました。これからかんざしを使いたい、という人に最初の一本としてもおすすめできるかんざしです。

玉簪(たまかんざし)

かんざしと言えば、この玉簪(たまかんざし)を思い浮かべる人がほとんどでしょう。このかんざしは本当にとてもシンプルで、飾りは玉一つだけです。
 
この玉簪には面白い由来があり、もともとは耳かきに玉を一つ刺したものでした。当初、髪に刺していた耳かきは実用もされていたようですが、現在では耳かきの部分はただの棒になっている場合がほとんどです。
 
この玉簪ですが、シンプルながらにとても汎用性の高いかんざしで、基本の付け方がとても簡単な事からかんざし初心者さんにもおすすめです。さらに、飾りが玉一つである事が特徴的な玉簪ですが、現在ではキラキラとしたビーズが揺れるタイプや華やかなデザインのものが増えてきています。ぜひとも、かんざし好きなら一本は持っておいて欲しい種類のかんざしです。

チリカン

チリカンかんざしは、あまり現在では馴染みのないかんざしの種類です。主にこのかんざしは昔、芸者が前差として使っていました。金属製のかんざしで、飾りの部分がゆらゆらと揺れてとても美しく輝くようになっています。主に銀のものが多く、金色よりも銀色のものが人気のようで一般的に出回っているのも銀のものがほとんどです。
 
ちなみに、このチリカンかんざしの名前の由来は、その揺れる部分が歩くたびに触れあってチリチリと小さな鈴のような音を立てる事が由来になっています。あまり一般的にはつける事のないチリカンかんざしですが、とても美しいのでぜひ一度くらいは付けて欲しいかんざしです。

ビラカン

こちらもチリカンかんざしと同じで一般的には金属でできています。扇のような形をしている場合や完全な円形になっているものなどさまざまな種類がありますが、その金属の部分には自分の家の家紋が掘られていたり、エンボスされていたりします。
 
このビラカンも同じく触れ合うことで綺麗な音がしますが、これを使用するのは舞妓さんでした。ビラカンを左に、右にはつまみ細工のきらびやかなかんざしを付けて頭を飾っていました。舞妓を卒業し芸者へとなった時に、ビラカンをはずし、チリカンをつけるのが習わしです。

松葉簪(まつばかんざし)

松葉簪(まつばかんざし)はかんざしの中でも特にシンプルな形のかんざしで、見たまま、全体の見た目が松の葉のように見える事から松葉簪と呼ばれるようになりました。
 
こちらは吉原の花魁達に人気のあったかんざしで、主に太夫と呼ばれる花魁が華やかなかんざしと一緒にセットで付けています。

吉丁(よしちょう)

吉丁(よしちょう)かんざしは、細長くシンプルで装飾のないかんざしの事を言います。現在はこのかんざし、プラスチック製や金属で作られている事がほとんどになり、少々カジュアルさが感じられる印象になってしまいましたが、元々はべっ甲でできていてとても上品な雰囲気のかんざしです。
 
この吉丁かんざしですが、昔のルールでは芸者は2本しか指してはいけない、既婚女性は左のこめかみに一本だけしか指してはいけない、遊女は数に制限がなく何本でも髪にさしていい、など色々と決まりがありました。
 
少しシンプルすぎるように見える吉丁かんざしですが、透かし彫りがされていたり美しい色彩の施されたものなどがあり、シンプルながらもとても素敵なものばかりです。飾りが取れてしまったりする心配がないので、初心者さんの最初の一本としておすすめできるかんざしです。

びらびら簪(びらびらかんざし)

このかんざしは、比較的歴史の浅いかんざしで江戸時代の後期に登場したかんざしです。未婚女性がつけるかんざしとして登場したものですが、鎖が何本もたされがっていてその先から鳥や蝶々などの装飾が揺れるデザインが特性です。
 
このかんざしの付け方は基本的には左側のこめかみあたりにさして使うようになっており、普通のかんざしと違って少し派手で華やかな事が特徴です。若い女性がお洒落を目一杯楽しむ、そんなかんざしになっています。

つまみ簪(つまみかんざし)

つまみかんざしは、つまみ細工がたくさん連なって飾られているかんざしで、花かんざしとも呼ばれます。つまみ細工は最近特に人気の和小物ですが、かんざしのモチーフとしても大変人気で昔から現在まで強い人気を誇っています。
 
つまみかんざしは花のイメージが強いものですが、千鳥などの鳥や色々な文様をモチーフにしたものなど、さまざまな形のものがあります。ハレの日に使うかんざしで、七五三や舞妓さんが使う他、成人式の晴れ着に合わせたりするのが一般的な使い方です。
 
最近では浴衣に合わせたりする少しカジュアルな印象のつまみかんざしも登場してきているので、ぜひとも一度は使ってみて欲しいかんざしです。