【メーカー別】カーボンヒーターの電気代の比較・安いのか

Author nopic iconhinata
家事 / 2018年01月20日
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さまざまな暖房器具

冬の寒い時期になると暖房器具が手放せなくなります。速暖性のあるものや電気代の安いもの、燃料を買い足す必要がないものなど、それぞれメリットとデメリットがあります。使用したい場面に合わせて上手に使用することで、電気代を節約しながら効率的に体を温めることができます。

今回はカーボンヒーターの電気代を他暖房器具と比較しました。電気代だけでなくカーボンヒーターのメリットやデメリットも紹介しています。使用シーンに合わせて購入するといいでしょう。まずは主なヒーターの種類をみていきましょう。

カーボンヒーター

「カーボンヒーターの名前は聞いたことはあるけどどんなヒーターを指すのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。ここでがカーボンヒーターがどのような器具なのかをご説明します。

カーボンヒーターとは、炭素繊維を発熱体に使用した暖房器具で、燃料ではなく電気を使用する暖房器具です。排気がないため空気を汚さずに使用できます。遠赤外線をたくさん放出しており、速暖性に優れた製品です。

シーズヒーター

カーボンヒーターによく似た見た目のシーズヒーターという商品もありますが、カーボンヒーターと比較して知名度は低いです。かかる電気代はカーボンヒーターと同じくらいですが、実は安全性ではカーボンヒーターよりも優れています。

カーボンヒーターは炭素繊維を発熱体に使用しているのに対し、シーズヒーターは金属管に入ったニクロム線を発熱体に使用しています。金属管に入っているため衝撃に強く、万が一水がかかってしまっても温度変化で割れてしまうことがないため、安全性に優れています。

しかし、カーボンヒーターは速暖性が高いことに対し、シーズヒーターは暖かくなるまでに5分ほど時間がかかります。遠赤外線の暖房器具はエアコンなどで部屋が暖まるまでの繋ぎとして使用されることが多いため、速暖性の低さが致命的な欠点となっています。価格もカーボンヒーターよりも高い傾向にあるため、安全性を取る人にはおすすめの製品です。

メーカー別カーボンヒーターの電気代の比較

ここでは各メーカー別にカーボンヒーターの電気代を比較します。メーカーによっても多少異なるため、ランニングコストを抑えたい場合は電気代の少ないカーボンヒーターを選びましょう。

山善

住宅事業や家電の販売をメインに行う日本の企業です。ヒーターの販売にも力を入れており、セラミックヒーターやオイルヒーターなどさまざまな商品を販売しています。山善から販売されているカーボンヒーターはサイズの大きいもの、一人暮らしにぴったりな小型のものが販売されています。機種別にワット数を見ていきましょう。

小さなものは600Wの消費電力です。1時間あたり約16円の電気代が発生します。大きいものは900Wの消費電力で、弱なら1時間あたり約12円、強では1時間あたり約24円です。強弱を上手に使用すれば、大きいものの方がランニングコストを抑えて使用することもできるでしょう。

コロナ

暖房事業や空調事業など、人の生活を豊かにする事業を行なっている企業です。寒冷地用の大型ヒーターなども扱っている暖房器具では有名なメーカーです。

カーボンヒーターは床置き小型のものと、エアコンのように壁に設置する大きなものの2種類が販売されています。小型のものの使用電力は弱で450W1時間あたり約9円、強で900W1時間あたり約17円です。壁に設置する「ウォールヒート」は弱で600W1時間あたり約12円、強で1200W1時間あたり約23円です。

小泉

各種家電や家庭用品の製造販売を行なっている日本の企業です。旬の商品をしっかりと捉え、お客様のニーズに答える商品を提供しています。デザイン性にもこだわっており、可愛い商品が欲しい人にもおすすめのメーカーです。

小泉から販売されているカーボンヒーターは弱で450W1時間あたり約9円、強は消費電力が高めの900Wですが、1時間あたり約17円です。3時間連続使用すると自動で電源が切れる仕様になっているため、暖房の消し忘れが心配な人におすすめのヒーターです。

体の芯から温めてくれるので、3時間も使用すれば体はポカポカに温まっているでしょう。上手に使用して節電したい人にもおすすめです。

テクノス

simple is bestをコンセプトに生活必需品の製造販売を行う国内の企業です。カーボンヒーターの種類がとても豊富ですので、購入を検討している人は一度確認してみるといいでしょう。

仕様電力の少ない省エネ設計のものを販売しており、小さいものでは300W、大きいものでも450Wととてもエコなヒーターばかりです。300Wのものであれば1時間あたり約8.1円、450Wのもので約900W1時間あたり24.1円ほどです。

木目調のものなどデザインに凝ったものも販売されています。ナチュラルテイストの家具で揃えている人などにはとてもおすすめの可愛い商品です。

カーボンヒーターの電気代は安いのか

カーボンヒーターの電気代は他の暖房器具と比較すれば割と安い物が多いです。電気はものを温めることがあまり得意ではないため、消費電力が1000W以上の暖房器具がほとんどです。

しかし、カーボンヒーターはすぐ近くにいる人をスポットとして温めるには最適ですが、空間を温める機能には優れていません。一人暮らしの人などは自分が暖まる分には充分ですが、家族で温まりたい場合には無難にエアコンを使用する方が電気代の節約になるでしょう。

カーボンヒーターは常に使用するのではなく、エアコンなどの空間を温める暖房器具と併用するといいでしょう。部屋が暖まるまでの間はカーボンヒーターを使用し、部屋が暖まるまでの繋ぎとして使用する分には使用時間も10分から20分程度です。

カーボンヒーターとエアコンの電気代の比較

最近のエアコンは消費電力が600Wから800Wほどのものが増えていますが、室外機も同時に使用するため、計算する場合には1000Wほどの消費電力から電気代を計算するといいでしょう。

エアコンが最大出力で使用している間は電気代が1時間あたり50円以上かかるものがほとんどです。しかし、部屋を一度温めてしまえば使用電力も抑えられるため、電気代もほとんどかかりません。

長い時間同じ部屋に滞在するのであればエアコンを使用して部屋全体を温めてしまった方が電気代は割安です。お手洗いや脱衣所などの狭くて使用する時間が短い場合にはカーボンヒーターでスポット暖房として使用した方が電気代はお得です。

どちらも向き不向きを考えて使用することで電気代を節約することができます。長く滞在することが多いリビングや寝室にはエアコン、すぐに退出する部屋にはカーボンヒーターの使用をおすすめします。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの電気代の比較

セラミックヒーターはカーボンヒーター同様に速暖性に優れており、空気を汚さずに温めることができます。カーボンヒーターは遠赤外線効果により体の内側から温めますが、セラミックヒーターは体の表面と狭い空間を温めることができます。

セラミックヒーターの消費電力は1000W強でエアコンと同じくらいです。エアコンは部屋が温まれば電気代が抑えられますが、セラミックヒーターは常に全力の状態で電気を使用し続けるため、エアコンよりも電気代がかかります。

カーボンヒーターも全力で電気を使用し続けますが、そもそも消費電力がセラミックヒーターの半分ほどです。カーボンヒーターの方がセラミックヒーターよりも電気代が安いと言えるでしょう。ただし、狭い部屋で使用し続けるならいずれは部屋全体を温めてくれるセラミックヒーターの方が電気代が節約できます。

1時間のカーボンヒーターの電気代

カーボンヒーターは常に一定の消費電力で作動し続けます。そのため、消費電力から計算すればそのままの金額を1時間あたりの電気代と考えていただいて問題ありません。先ほど紹介した機種別のワット数と電気代の金額を1日に使用する時間に合わせて計算すれば電気代が計算できます。

山善の小さいタイプのセラミックヒーターを使用する場合、消費電力が600W、1時間あたりの電気代が16円です。もし1日あたり5時間使用するのであれば1日の電気代は80円、一ヶ月の電気代は約2400円ということになります。

他の暖房器具と比較すればとても電気代が安いため、スポットでの使用はとてもおすすめです。ただし、電気代が安いからといって常に付けっ放しにすると一ヶ月の電気代はカーボンヒーターのみでも一万円を超えることになりますので、体が温まったらこまめに電源を切るように気をつけて使用しましょう。

カーボンヒーターの上手な使い方

脱衣所やトイレなど、人が留まらない場所であればカーボンヒーターのみでも充分暖かいでしょう。しかし、カーボンヒーターには空間を温める能力はありません。長く使用していても部屋は暖かくならないため、基本的にはエアコンやファンヒーターと併用します。

エアコンのつけ始めは部屋が暖まるまでに時間がかかるため、エアコンのスイッチを入れてからしばらくは寒い状態が続きます。そのようなタイミングでカーボンヒーターを使用すれば、部屋が暖まるまでの間も暖かく過ごすことができます。

また、エアコンで部屋が温まった後も体が冷えてしまう場合があります。そういった場合にはカーボンヒーターの出番です。冷えた体を芯から温めてくれるため、エアコンだけでは寒かった体もポカポカに温めることができます。体の芯から温まったらカーボンヒーターは消してしまいましょう。電気代の節約に繋がります。

カーボンヒーターで体の芯から温まろう!

いかがでしたか。カーボンヒーターと他のヒーターの違いをお分りいただけたでしょうか。カーボンヒーターは速暖性と遠赤外線効果で体の芯から暖まることができる、寒い冬には手放せない暖房器具です。電気代も高くはありませんので、外から帰宅したらカーボンヒーターでしっかりと体の中から温まりましょう。

帰宅直後は体の芯から冷えてしまっていることも多く、エアコンで部屋が暖まるまでの間はとても寒い思いをする人が多いでしょう。風邪の予防のためにも、カーボンヒーターを上手に活用し、寒い冬も暖かく過ごしましょう。

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